午前5時起床。晴れ。蒸し暑かったです。
終日会議。午後遅く、船に乗りました。弊社所有の航路です。利用客の減少により、某港への寄港を取りやめにする日が今日でした。その最終便に乗船しました。最後を見届けるためでした。この仕儀、弊社の方針とはいえ、私が先頭に立ってそう仕向けたのでした。夕方、岸壁に地区の人たちが集まっていました。KのSが気を利かせ、紙テープを用意していました。「蛍の光」の流れる中、手を振って船を見送ってくれました。感慨もありましたが、忸怩たる思いになりました。心情的な弁解ですが、なんとしてもバス路線だけは維持しなければ。
今日は凪でした。佐伯港への帰り、いつもは塩飛沫をかぶる天井デッキに出ました。屋上に3人かけのベンチが2つあります。越しかけました。カモメが空に舞いました。時折、本船を追いかけてくる如し。名を知らぬ海鳥が潮目に浮いていました。高いところにはトビ。小型底曳の出漁していく姿は、夜漁だけに哀しいです。西の空はこんな感じでした。
大島に回りました。帰りの便に、市の保健師4人が乗り込みました。健康相談に来ていたのでしょう。航跡の向こうは佐伯湾沖に浮かぶ大島です。
帰宅が遅くなりました。妻と食卓を囲みました。当てはアジの刺身と煮付け。父が鶴見のSさんに頂いたとのこと。最近、この手の頂き物、料理は妻の役目です。魚の始末が上手になりました。獺祭で流しました。その彼女、今夜は体育協会の集まりでした。地区の運動会に向けての選手集め。私は総監督に任命されました。それが今日になって、その日に出張が入りました。ごめんなさいです。午後9時、帰宅した彼女曰く、運動会、地域の人は皆歳を取ったわ、足が痛い腰が悪いと言うのよ、種目の内容を変えるか、お楽しみ会のようなものにするか、考えものだわ。寂しい限りです。
夜の更けて、音楽を聴きました。山田貢のラウテンクラヴィーアでBWV996~998。静寂に染み入りました。
今日の一句
航跡を辿るが如く鴎舞う
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