梅林庵

平成28年2月21日(日)

　午前4時起床。曇りのち晴れ。雨上がりでした。地下足袋を履かず。朝餉は石鯛の吸い物でした。このところこの魚が続きます。椀に入りません。どんぶりにつがれて出てきました。

　妻は農協に肥料の買いだし。なんでも今日が売り出しとのこと。帰ってきて曰く｢農家の人の買う量は半端でなかったわ｣牛糞や化成肥料を数袋ずつの拙宅とは大違いでした。何十という単位だったそうです。

　未明から昼過ぎまで、トラと薪ストーブの番をしました。頁を捲る時間は至福です。紅茶の香り、といってもティーパックですが、いい感じでした。正午を廻り、インスタントラーメンを食べました。重い腰を上げました。ハンディーチェーンソーで梅の枝を切ろうと思いました。油を入れて、さあやるぞ。しかし、切るまでもないなと思い返し、やめました。

　「あなた、実家の母がマッサージチェアをくれるというの、取りに行ってちょうだい」そうしました。こういう折、軽トラのあるのは便利です。現物は重かったです。積む際は義母が、降ろす折は妻が、ああしろ、こうしたら、と口を出しました。やかましい、素人があれこれ口を出すな、コチトラ、考えてやっているんだ、コンチクショウ。しかし口をついて出た言葉は｢お母さん、大丈夫です,上手くやりますから｣ニッコリ手出し無用を伝えました。

　帰りにスーパーへ寄りました。今日も魚が少なかったです。小鰺は隅に1パックあっただけでした。それを買いました。帰宅してチャチャッ。トラが喜びました。彼も久しぶりでしたから。

　夕刻、走りに出かけました。林道を6km。汗をかきました。身体が重かったです。帰宅して風呂へ。頭を拭いた後はプシュッ。今日はキリンの首を切りました。

　当ては勿論これ。ポン酢をかけました。悪くない。これが0.3ラーです。

　録りだめたビデオの中からスピルバーグ監督｢戦火の馬｣を見ました。第1次世界大戦が舞台でした。一頭の馬が戦争に翻弄されるストーリーでした。昨日、ボーア戦争のことを書きましたが、主人公の父がそれに従軍したという話が出て、あっ！と思いました。何たる偶然。こういうのがよいです。一見の価値あり。90点。写真は映画の後に食べた夕食です。ワインを抜栓。

　夜も録画ビデオ、山田陽希の200名山一筆書きを見ました。最終回でした。大分の由布岳と隣まち延岡の秀峰大崩（おおくえ）山が登場。ワクワクしました。マッサージ機にかかってバタンキュー。

今日の一句

堆肥買い憎らしい茄子やってくる

今日の写真は馬酔木です。林道の入り口に咲いていました。満開。春です。