梅林庵

平成28年9月15日(木)

　午前4時起床。雨のち曇り。台風16号の進路が気になります。逸れてくれるといいんですが。

　終日、設備投資関連のヒアリング。来週も会議を縫って続きます。夕刻、開かれていた会議を傍聴。午後8時、会社を後にしました。帰宅途中、日本酒を飲みたくなりました。拙宅酒保は蜘蛛の巣が出来ています。ハードリカーと少しのワイン。後は焼酎だけです。セブンに寄りました。晩酌スタートは午後9時前。口を切って失敗に気付きました。純米吟醸にすればよかった。当てはタマスラ(玉葱スライス)。

　チビリやりながら、今日も酒飲みの王道、鯖缶を開けようかと思いました。「あなた、やめてよ、今夜のおかずは餃子よ」それが出てきました。ワインを抜栓しようかと思いましたが止めました。今夜はこれで打ち止め。

　このところ、書くことに事欠いています。何か面白いことはないかな。あたりを見回しても、何もありません。新聞を読んでも、dマガジンを捲っても事件や不祥事、ゴシップばかり。鶴田浩二の歌「傷だらけの人生」の歌詞そのままです。「～筋の通らぬことばかり～右を向いても左を見ても馬鹿と阿呆絡み合い～好いた惚れたとけだものごっこが罷（まか）り通る世の中～」本当に面白くない。

　ということであれこれ考え、明日から思い出すまま、築地のことを辿ることにしました。私、前にも書きましたが、大学を卒業後、築地の水産物卸会社に勤務しました。魚を競る仕事でした。もう30年以上前のことです。やがて観光地化し、今は外国人向け東京ガイドブックのトップに掲載される、東京一の名所になっています。一方、豊洲移転に絡むドタバタは目を覆うばかり。ということで振り返るによい機会、書き留めておくのも悪くないなという思いからです。今日の一句、今日の写真に合わせ、不定期で「河岸の思い出」と題して書こうと思います。当時の写真がないので、文章だけでの回想となります。

今日の一句

週刊紙彼も彼女も秋の空