梅林庵

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2019年08月30日

鳥取からお客様　久しぶりのつね三

(6)

カテゴリ：人

Friday,August 30,2019
　午前6時起床。雨の降ったり止んだり。鬱陶しい天気が続きます。昨夜、午前零時過ぎに目が覚めてしばらくぼんやり。そのせいで昼前に眠気。読書の後に昼寝をしました。午後はU-18野球W杯を観戦。日本、勝つには勝ちましたが、試合内容は負けに等しい。選手の顔つきに少し高を括っているような表情が見て取れました。対戦したスペインは内外野の守備がよく、足も早い。8回まで0対2とリードされ、敗色濃いところをたった一つの一塁悪送球が祟り、逆転を許しました。勝利を目前、勝ち星をスルリ逃がしてしまいました。このチーム、次の試合が楽しみです。
　見終えて、襤褸を着ました。雨の中、野菜畑の片付けをしました。蚊に纏わり付かれました。蚊遣りを腰に下げると効果覿面。トマト、オクラ、隠元、南瓜なんぞを始末のあと、草を引きました。写真は一輪車にそれらを満載の図。汗びっしょり。

　南瓜の蔓が枯れ、取り残しの玉は大きくならず終い。

　夏野菜、此奴だけはまだどんどん実を付けます。夕方、妻が収穫のもの。コーラスの仲間に配るんでしょう、今夜の練習に持って出かけました。

　前後します。午後4時、シャワーを浴びてプシュッ。リーマン時代、酔い子の時間は午後5時からでした。サンデー毎日となってからは24時間全部が酔い子の時間です。鯖缶を当てに楽しみました。

　次いで焼酎ロックを嘗め終え、今日はこの辺で堪えてやろう。箸を置きました。さてと、寝るか。とその時、TELあり。鳥取県に引っ越したYさんからでした。転勤前の職場に挨拶なのか、今佐伯にいるとのこと。つね三で一献如何、という内容でした。勿論二つ返事。コーラスの練習に出かける妻の車に便乗、突っ込みました。ン？店の前にごまだしうどんのキャラ、ごまだし大将を飾ってある。そうなんです、つね三は第1回ごまだし選手権に優勝の店です。味は折り紙付き。

　引き戸に張り紙がしてあるぞ。なになに、番匠川天然鮎塩焼き？楽しみだな。

　御免、大将、久しぶり。ご無沙汰ですみません。リーマンの葦鎖から解放後、つね三といわず盛り場から足が遠のいていました。ずっと家飲みばかりだったので、通い慣れた河岸が新鮮に感じます。店内に入ると、おっ、鱧だ。鱧シャブの季節です。そういえば1年前、ここにモモさんを迎えたんだった。彼女、今頃は釧路・赤横を練り歩き、樽を振っているんだろうな。

　次の写真、右が誘ってくれたYさん。左の2人は若手の研究員。手前がKさん、中がAさん。YさんとKさんは私の卒業した大学の、しかも酔散学部の後輩です。

　こちら側はYさんの元上司。手前はJさん。ウィークデーは研究施設に働き、夜と週末はマタギ、川漁もこなすスーパーマンです。最近、ジビエの加工販売所を開いたとのこと。世のレストラン経営者のみなさん、安定供給を求めるのであれば紹介しますよ。髭のおっさんはMさん、隣まちの出身、広島の大学で酔散関連を学んだあと、幾つかの大学院を梯子の研究者です。

　Yさん自身は鳥取の水産会社に出向。或る魚の養殖を支援しているそうな。次の写真は彼が土産に持ってきた山陰の銘酒2本。出羽桜は大将のサービスでした。杯が進みました。

　おっ、鮎だ。ただし、これはJさんが種苗から大きくした養殖物。谷筋に池をこさえ、底面に苔を生やして育てたとのこと。いい形です。

　こちらは寿司。定番の鰺と雲丹のセット。

　他にスマカツオの刺身や出汁巻き玉子なんぞもありましたが、話しに夢中、撮影できませんでした。次の当てが出て来ました。うっ、茄子だ。

　おーい、酒がなくなったぞ～。誰がということもなく焼酎に代わりました。カパカパやりました。忽ち空に。大将も飲んでデロデロリン。

　午後10時過ぎ、お開きになりました。みんなで記念写真を撮ることを失念。行きつけのスナックがある、もう1軒、というYさんに若い二人とついていきました。店の名前、なんだったっけなぁ。思い出せません。カメラに1枚、写真が残っていました。カウンター向こうの棚は半分が焼酎です。黒霧ロックを飲んでいたら、元同僚たちがなだれ込んできて、カラオケを始めました。皆、歌が上手だなぁ。

　午後11時前、コーラス帰りの妻が迎えに来てくれました。みなさん、ごちそうさまでした。楽しかった。
　以下は今日聞いた話です。メモ的に。
　Kさん曰く、鰻が専門、マスターを卒業して某大学の浜松にある研究施設に学んだ。稚魚の鰻を育てると雄ばかりになる。どうしてそうなるのかを研究。原因は人が飼っている池に近づくのが悪いらしい。極力それを避ける投餌を続けたら雌雄の比が1対1になった、とのこと。ふーん、大きな影が近づくとストレスになるんだな。鰻は緊張すると皆雄になってしまうのか。翻って人間はどうなんだろう。鰻と一緒、受精したあと、妊娠期間に女性が不安の気持ちになったり、興奮、はたまたテンションの上がったりすると、男の子が生まれるのかもしれない(未確認)。うーん、妙なことではあります。
　Mさん曰く、青森県の水族館でマグロの稚魚が死んだニュースに関連して、原因がどこにあるかを解説してくれました。その道に詳しいだけに穿った内容。詳しくは書くこと能わずですが、人的要因に重きがあるようです。

今日の一句
鳥取の甘露に震う葉月かな

今日のラン
なし

今日の酒
缶ビールレギュラー缶2　日向木挽きブルーロック1　キリンラガー中瓶1本　冷酒3合　白波ロック2　黒霧ロック1　あー飲んだ飲んだ。

今日の写真は野菜の種です。妻が買ってきました。植えるところの地ごしらえ、雨続きで、することができません。