梅林庵

Sunday, September 4, 2022

　曇り時々雨　南東の風平均風速1.5　30.1℃　23.5℃

　午前4時起床。午前は断続的に雨。強い降りようでした。雨音をぼんやり聞きながらの未明、毎日、吉村を読んだら飽きます。詮なしということで、これを手に取りました。松原泰道「禅語百選」祥伝社黄金文庫。一気に読了する類いではなく、この手はつまみ読み、手元に置いてチョコチョコッとが杣夫の流儀です。中身は碧巌録、臨済録、無門関、寒山詩などからのものが多いですが、菜根譚からの引用もありました。読み進めて、マルクス・アウレーリウスの「自省録」が頭を過りました。似たところがあるな。

　午前8時を過ぎての朝ご飯は、これがおかずでした昨日の鰯煮付け。いい味でした。

　午前はひっくり返ってNHKFM「名演奏ライブラリー」を聴きました。ヨハンナ・マルティのヴァイオリンがいい感じでした。若い頃のバッハ演奏、キリリと締まっていました。

　夕刻、着替えて走りました。写真は小中尾集落の外れに咲いた仙人草です。清楚な白がいい感じです。

　こちらは夏水仙。曼珠沙華に先んじての開花です。いいぞいいぞ。

　これは特定出来ずの花。葛の先に下がってゆらりゆらり。

　走り終え、クールダウンをしていて、Rさんの姿を認めました。一緒に散歩。近場を来る日一回り。途中、ガードレールのバーにコガネグモが網を張っていました。背中の黄色と黒は阪神タイガースです。

　帰宅してシャワー。プシュッ、プシュッ。午後4時過ぎの半昼ビー。サキイカとギョニソがお供でした。書斎に本を持ってウトウトしていたら、妻が戻ってきました。これを抜栓。スペインのブリュットです。今、ブエルタたけなわ。

　昨日も今日も雨模様。ツール・ド・佐伯が来月に迫りましたが、練習できず。

　ということでネタ切れ。こんな折は新聞記事から。先月28日、ブロック紙西日本新聞のコラム「新聞ななめ読み」に「戦争絶滅の法案があった」と題した文章がありました。長谷川如是閑が昭和4年に発表した「戦争絶滅受合法案」を紹介しています。これを制定すれば、世界中から戦争がなくなること請け合い、という内容です。その概略を以下に。

　開戦後10時間以内に次の者を最下級の兵として最前線に送り、敵の放火の下に実戦に従わせる。国家元首およびその親族で16歳以上の男性、総理、閣僚、次官、立法府の代議士（戦争に反対の者を除く）、宗教家で公然と戦争に反対しなかった者。上記者は兵卒として招集されるべき、年齢健康状態を考慮しない。上記者の妻、娘、姉妹等は戦争継続中、看護婦などとして招集、最も放火に近い野戦病院に勤務させる。

　筆者である西日本新聞特別論説委員・永田健氏は時代背景と法案の意義をコラムに説明。如是閑を讃えています。写真がそれです。興味ある方はご一読を。

今日の一句

術無しの二百十日や閑居して

今日のラン

6km

今日の酒

プレモル、黒ラベル、ゴールドスター各レギュラー缶1　ブリュット1／2

今日の音楽

バッハ　無伴奏ヴァイオリン　ヨハンナ・マルティ

今日の写真は大分・佐伯産ふくふくえだまめです。