1
リュウグウハゼ(Pterogobius zacalles)。半成魚ぐらいから飼育を始めてすでに6年以上が経過している。全体的にハゼの寿命って、一部を除いて短い印象があったが、ヨミノハゼにしろ、このリュウグウハゼにしろ、かなり長生き!実際に飼育してみないとわからないことって多いな。さてこのリュウグウハゼだが、途中までリフジウム水槽で飼育していたのだが、とび出すことが多くなり、現在は低温のジャンボタライで飼育している。ジャンボタライには水槽に入れることができなかった深海生体を多数入れている。ここで飼育している深海生体の大半は摂餌スピードが遅い。このためリュウグウハゼのエサの横取りが横行している。困ったもんだと思いつつ、ほかに飼育場所がないためずっとこのまま。食べ放題のこの場所はリュウグウハゼにとってまさに竜宮城かもしれないな(笑)。
2021年07月07日
閲覧総数 326
2
Honeycomb Frogfish(Histiophryne sp.1)。最高っす。この芸術的な"honeycombing~"。美しすぎるっす。医学ではUIP patternの間質性肺炎をあらわす用語ではあるが、これがカエルアンコウだとこうなるのだ~。とまぁ、どうでもいいことを言っているけれど、要するに蜂巣状の模様が美しいクリプティックアングラーフィッシュの仲間と言っているわけっす。クリプティックアングラーフィッシュとしてもいいのかもしれないが、ホムラspのお気に入りサイトではHistiophryne sp.1としているので、とりあえずこれに従って記載っす。パプアニューギニア、台湾、フィリピンなどから見つかっているらしい。あと側面から見て、エスカとイリシウムがものすごく小さいのがわかると思う。いや小さすぎてわからないか…。こんなので役に立っているのだろうか?
2023年05月31日
閲覧総数 51
3
4月20日のブログに掲載したベラさんが☆になってしまいました。このときのとび出し事故が☆の原因であると断定はできませんが、とび出し事故で内出血をきたしてから、あまり餌を食べなくなりました。また、泳ぎはするものの、静止していることが多くなりました。そしてある日から全く食べなくなり、とうとう☆に…。(反省…。)
2010年05月11日
閲覧総数 121
4
2018年8月上旬に行った串本磯採集の回顧録。ミスガイ(Hydatina physis)。この場所では頭楯目のなかでエンビキセワタに次いでよく見つかるウミウシだと思う。でも磯採集シーズン限定で…。シーズンが異なれば違うだろうな。軟体部の青白いrimはかなり美しいと思う。でも個人的にはこの眼が…。So cute~!クロヘリアメフラシ(Aplysia parvula)。アメフラシやタツナミガイもたくさんいるけれど、アメフラシ目のなかではこの子が圧倒的に多い気がする。メリベウミウシ属の一種(Melibe sp.)。飼育しようとは思わないけれどとりあえず気になるウミウシ。シロハナガサウミウシ(Tritoniopsis elegans)。ユビノウトサカなどを食害するウミウシ。周囲にソフトコーラル、あったかなぁ?かなり前のことなのでまったく覚えていない…。なんやねんこれ?なんでこんなの撮影したんだろ。ユムシやホシムシの仲間かな?砂茶碗だな。ツメタガイ属(Glossaulax)やタマツメタ属(Euspira)の仲間の巻貝はこのような卵塊を作る。つづく。
2021年11月27日
閲覧総数 755
5
タイトル通り、ちょっとだけ海水魚の採集~♪トビウオ科のお魚さんの幼魚。波打ち際に浮かんでいたところを採集しました。上から見るとこんな感じです。この後リリース。ハリセンボンさん。(危ないので真似をしないようにしてくださいな~。)雌相のハラスジベラさん。たまたまタモに入りました。上:カゴカキダイさんの幼魚。下:クモギンポさん。ヘビギンポさんの仲間もたくさんいました。今回は沖縄らしくないお魚さんばっかりです。目的としていたお魚さんはいませんでした。次回、別の場所を探してみようと思います。では~。
2010年05月14日
閲覧総数 205
6
最近、少しだけ忙しいホムラspです。いろいろ調べ物があって、論文を読んでいます。英語はあまり好きじゃないから、まぁ~大変なこと…(汗)。やっぱり日本語のほうがいいです。前から思っていたのですが、ジェネリック薬品がたくさんありすぎて、覚えるのがちょっと大変…(汗)。まぁ~仕方がないことなんですが。
2010年05月09日
閲覧総数 107
7
シュノーケリングを行いながら採集する場合、採集するたびに生体の保管場所に戻るのは非常に面倒です。その際、手持ちにケースがあると、一時的な保管場所として便利です。水通しのある首からかけられるケースがおすすめです。ただし虫カゴは海水の貯まりがないのでおすすめできません。ホムラspはシュノーケリングを行いながら、採集した個体を首からかけたケースに入れながら、長時間、海に入っていることが多いです。ただし、大切と思われる生体を採集した場合はいったん戻って保管することが多いです。あと、魚食性の生体や非常に小さい生体などを採集した場合はケース内に入れた小さなケースに分けて保管するようにしています。
2010年05月25日
閲覧総数 281
8
モーリシアンラス(Thalassoma genivittatum)さん。ハコベラ(Thalassoma quinquevittatum)さん。彼らの同居生活から少し経ちました。ハコベラさんがモーリシアンラスさんをたまに威嚇することがありますが、それ以外は今のところ問題ないようです。ただ、同じThalassoma属のノロンハラス(Thalassoma noronhanum)さんだけはかなりaggressiveなので隔離しています。現在隔離中のノロンハラスさんです。
2010年05月29日
閲覧総数 143
9
恩師の手術は人工心肺を用いた大手術だっただけにかなり心配でしたが、術後の経過は順調で、もうすぐ退院なされるようです。よかった~。
2010年06月10日
閲覧総数 73
10
キヌハダウミウシ(Gymnodoris inornata)さん。ほかの後鰓類を専食します。こんなの飼育できるのかな…。餌が大変そうです。モンジャウミウシ(Glossodoris cincta)さん。イロウミウシ科です。クチナシイロウミウシ(Hypselodoris whitei)さん。これもイロウミウシ科のウミウシさんです。最後にニシキツバメガイ(Chelidonura hirundinina)さん。いつものことですが、砂地に非常にたくさんいます。
2010年05月21日
閲覧総数 191
11
しばらくの間、シュノーケリングを楽しみました。なんとなくワクワクするような珊瑚礁です。でもこんなところでは採集できないので、観察だけを行いました。いろいろサンゴを眺めました。ちなみに最後の右下の写真はサンゴじゃなくてコウキケヤリです。なかなか美しいと思うルリメイシガキスズメダイさん。左:チクビイソギンチャクに共生していたクマノミさんの幼魚。右:ヒトヅラハリセンボンさん。こっちを見ているような気がします。左:サザナミヤッコさん。右:ペアのミナミハタタテダイさん。続く。
2010年06月13日
閲覧総数 97
12
沖縄採集のベニハゼ(Trimma caesiura)さんです。第1背鰭第2棘が伸長しないことなどでよく似ているチゴベニハゼ(Trimma naudei)さんと識別できます。沖縄では岩穴によくいますが、採集時にはベニハゼさんか、チゴベニハゼさんかどっちかよくわからないことが多いです。場所によっては採集に苦労します。(言いかえれば場所によっては採集しやすいということです。)
2010年05月18日
閲覧総数 86
13
素早く逃げるヤドカリさん~。かなり小さいので岩の隙間に入られるとちょっと厄介…。でも何とか採集しました。たぶんPagurixus haigaeさん。たくさんいるですが、今回は1匹だけ採集。たくさんいるツノヤドカリ属のヤドカリさんたち。浅瀬のヤドカリさん~。マダラヨコバサミさん。イモガイヨコバサミさん。スベスベサンゴヤドカリさん。シロサンゴヤドカリさん。雨天の時は潮溜りのヤドカリさんの観察がやりにくい~(汗)。しかも写真撮影も大変…。一部は車内で撮影しました。
2010年05月30日
閲覧総数 112
14
以前のスダレカワハギさんの写真。それから別の場所に引越し~。 いい感じで太りました♪よっぽど前の場所がダメだったんでしょう。この場所の水流は弱く、餌は流されにくいので、食べやすいみたいです。しかも他のお魚さんと隔離されているので食べ放題~。あと、なぜかほんのりと青っぽくなってきたような気がします。
2010年05月16日
閲覧総数 116
15
4月29日のブログで掲載したウエスタンクレステッドモルウォングさんの目の白濁を経過観察していましたが、ゴールデンウィークに入り時間にゆとりができたので淡水浴を行いました。淡水浴を行ったケース内にパラパラと沈下する白い米粒状のものがたくさん確認できました。この白い米粒状のものはお魚さんの体表からはがれるようにして落ちていきました。一部をシャーレにスポイトで吸い取りました。白い米粒状のものを拡大した写真です。これは”ハダムシ”と呼ばれる寄生虫です。生きている時は透明ですが、淡水浴による浸透圧の変化で死滅するとこのように白っぽくなります。”ハダムシ症”は扁形動物の単生綱の単後吸盤類の一部が寄生して生じるベネデニア症、ネオベネデニア症のことです。写真のハダムシの下方(後端部)の白い結節状の部分は固着盤で、この固着盤と上方(前端部)の吸盤で体表にへばりつき、上皮を食べています。治療法として淡水浴が有効です。このお魚さんのいる水槽とリフジウムにいるすべてのお魚さんを1匹ずつ取り出し、2~5回の淡水浴を行いました。予想通りほかのお魚さんの一部にもハダムシが見つかりました。組織固定用のホルマリンがあったので薬浴をしても良かったのですが、今回は使用しませんでした。ただし、水槽壁面やライブロックなどに付着した卵はそのまま残っています。水槽のリセットも少し考えました。でも、すべてのお魚さんを取り出し淡水浴を行う労力で力尽きてしまいました。あと、この水槽に連結していない他の水槽のお魚さんも、試験的に何匹か淡水浴を行いましたが、ハダムシは見つかりませんでした。(ちょっと安心。)これらの作業は午後7時から始めて夜中の3時までかかりました(汗)。次の日から定期的なラクトフェリンの投与を行います。それとプラジカンテル(プラジクアンテル)を混ぜたエサの投与も考えています。プラジカンテルは肝吸虫症、肺吸虫症、横川吸虫症の吸虫駆除剤で、製品名はビルトリシド。そう言えば、ホムラspは肝吸虫症、肺吸虫症、横川吸虫症の患者さんを診察したことがありません。もちろんビルトリシドを投薬したこともありません。それはさておき、お魚さんのエサに混ぜるプラジカンテルの量はどれくらいがいいんでしょう?お魚さんの副作用の有無や排便中のプラジカンテルの量とこれによる無脊椎動物への影響は?う~ん、わからないです。それと、後日再び淡水浴をしないといけませんね。※いつの間にかハダムシを水槽へ持ち込んでしまいました。 もっときちんとお魚さんのトリートメントを行ってから水槽へ入れるべきでした。 反省です。
2009年05月02日
閲覧総数 5736
16
アカオビシマハゼ(Tridentiger trigonocephalus)。最近、紀北の磯にて採集した個体。よく見つかるハゼである。写真は飼育場所を変えるときに取り出して撮影したもの。腹部が膨らんでいるのはエサを食べたため。このとき縦帯がよく出ていた。しかし撮影しているといつの間にかこんな色彩に…。地味になってしまった。最初の写真同様、名前のアカオビ(赤帯)ははっきりしない。しかし確認できるときもあった。こちらはお持ち帰りしたときのアカオビハゼ。アカオビ(赤帯)が確認できた。腰に巻くような横帯模様。それが飼育しているとわからなくなった。胸鰭の遊離軟条(最上軟条)の写真。よく似たシモフリシマハゼ(Tridentiger bifasciatus)との鑑別点のひとつである。
2017年02月15日
閲覧総数 968
17
このお魚さんなんですが、ほかの脱皮をするお魚さんと比較して、脱皮の回数が多いような気がします。それと脱皮の期間も長いような気がします。そのためリフジウム水槽内には脱皮した皮のようなものがよく散在しています(青矢印)。”どうきれいになった?”どうでもいいことですがこのお魚さんの経過について~。以前と比べて、体色がだんだんと茶褐色に変化しつつあります。あと一時期、鰓の動きが少しはやいような時がありました。このとき食べ過ぎのためか、腹部の膨らみが強かったです。また排便も確認できていませんでした。それで餌を与えず、しばらく様子を見ていました。その後、排便が確認でき、鰓の動きが元に戻っていました。便秘と鰓の動きは関連するんでしょうか???よくわからないです。
2010年06月22日
閲覧総数 151
18
いつもはヤライイシモチさんの幼魚がたくさんいるのですが、このときは成魚がちらほらといる程度でした。写真のヤライイシモチさんの口は膨らんでいます。ひょっとしたら口の中で卵を保育しているのかもしれません。そういう時期なのでしょう。ちなみにテンジクダイ亜科のお魚さんは雄の成魚が卵を口の中で保育する習性があります。
2010年05月23日
閲覧総数 133
19
オキナワアカシマホンヤドカリ属のヤドカリさん。この場所での採集は初めてでした。探せば結構たくさんいるようです。ユビナガホンヤドカリさん。ケブカヒメヨコバサミさん。まだかなり小さいサイズ。眼柄のラインが特徴的ですね。ニホンクモヒトデさん。ミドリヒモムシさんでいいのかな?こちらは。ヒモムシの仲間?ホシムシの仲間?それとも…。キヌハダウミウシさんですね。よく見かけるかわいいウミウシさんです♪つづく。
2014年05月10日
閲覧総数 1620
20
5月後半の沖縄磯採集の記録です。いつものように関西国際空港から出発しました。この日の大阪の天候は曇りです。那覇空港も曇りでしたが、時折小雨が降っていました。その後採集場所へ移動…。到着時はすでに干潮時でした。いつものように波打ち際を散策しました。イソアワモチを発見。見た目は少し…だけれど食用です。続く。~~~~~沖縄の梅雨…、結構雨が降ります。でも水温はそんなに低くないようで、長時間海に入っていても寒くなかったです。
2010年06月11日
閲覧総数 89
21
久々に木々の香りの中に行きました。それにしても暑いですね。カタツムリさんがいました。いつもは海ばかりなのでなんだか新鮮な感じです。ナメクジさんもいました。いつも見るナメクジさんよりも大きい気がします。ヤマナメクジさん???まだ小さいカマキリさん。これから狩りを続けて大きくなっていくんでしょうね。クモの巣の模様が面白いです。緑色のクモさん。海じゃなくて山も面白いと感じたホムラspです。
2010年07月20日
閲覧総数 92
22
インド洋に生息するスズメダイ、Chromis nigruraさんです。Chromis lineataによく似ていますが、尾鰭の上縁と下縁の縁取りが黒っぽいことで区別ができるのかな~?~~~~~さて、最近自由な時間があまりない毎日の生活において、どのように時間を有効に使おうかということを考えています。スキマ時間の使い方とか…。いろいろ考えてみるとちょっと面白いかも。ただし、磯採集の時間だけはこれに当てはまらない、また別の時間です。
2010年05月22日
閲覧総数 112
23
バケツのこと。もちろん採集した生体を入れておくためですが、これはお持ち帰り用です。帰路の前に新鮮な海水と生体を入れるためで、決して採集時の生体を保持するためではないです。ちなみに帰るまで生体をなるべく元気な状態で維持するためには、2009年12月26日のブログに記載したようにケースを使用して、タイドプールなどの流されない場所につけておくのがいいと思います。それはさておきバケツに話を戻しますが、車でお持ち帰りするとして、海水がこぼれないようにするためには、蓋付きのバケツがベストです。蓋には携帯用エアーポンプのホースを差しむ穴とエアーを排出する穴のあるものがよいです。(穴がない場合はホースの径に見合った穴を開けます。)本当はクーラーボックスのほうがいいのですが、ホースを差し込む穴とエアーを排出する穴のあるものが少ないような気がします。あと、お持ち帰り時には水温に気を配っています。特に夏場は、車内冷房をつけて水温上昇を回避しています。ただし、氷を使用するのはあまりお勧めできないです。袋に入れた氷をバケツの海水につけていたことがありましたが、非常に低温になってしまい、生体を☆にしてしまった経験があります。
2010年06月14日
閲覧総数 124
24
オーロラゴビーさんたちです(Fig.1)。Fig.1たぶん仲良し…。でも時折喧嘩しています。そんなお二人さんですが、これらのうちの1匹のお腹はやや膨れていました(Fig.2)。Fig.2さらにこのオーロラゴビーさんの肛門付近から暗赤色のものが飛び出していました(Fig.3)。Fig.3ひょっとして、人でいう直腸脱もしくは直腸粘膜脱…。脱腸やヘルニアって言ってもいいのかな。直腸の一部が肛門から脱出しているんだと思います。お腹が膨らんだ状態からして、原因は排便が不十分な状態での食べ過ぎなのかもしれません。とりあえず食事制限をしながら、脱出部分が自然に還納することを期待しようと思います。それと脱出部分の粘膜が水槽底面に擦れて、傷や感染をきたしていないかどうかに留意し、万一異常があった場合には早期対応したいと思います。
2011年06月12日
閲覧総数 1921
25
手袋の上のPagurixus haigaeさんたち~。今回たくさんいました。ちなみに大きさはかなり小さいです。ホムラspの手袋の指の太さと比較くださいなぁ~。そのほかのヤドカリさんたち~。この扱いの差は何だぁ~!というわけではないんですが、何度も掲載しているヤドカリさんたちなので詳細は省略。(でもPagurixus haigaeさんもよく掲載しているような気が…。)~~~~~本日少し時間があったので屋内でトレーニングを行いました。これも磯採集のためです。
2010年05月12日
閲覧総数 124
26
以前に産卵したホタテツノハゼsp.のペアですが、その後産卵する気配はありません。ちなみに右がオス、左がメスです。奥にいるのがメスです。メスは引越ししてからこの場所が気に入らないのか、ジャンプして仕切り板を越えて、となりの部屋にいることがあります。また引越ししたほうがいいのかな…。その前に気に入らない原因を探らないと…。
2010年06月03日
閲覧総数 104
27
天候が悪いので、海はちょっと暗めです。せっかくの沖縄なのに…。いくでぇ~、カニさんとエビさんをちょっとだけ~♪すぐに終わります。はい、終わりです。こんな感じです。今回、カニさんとエビさんの採集は控えめです。(ヤドカリさんはちょっとだけ多めかな…。)続く。~~~~~定期的に磯採集へ行っているのに、なぜか現在、磯採集へ行きたい気持ちでいっぱい…。気温上昇とともに磯採集病が再燃です。(ほとんど寛解しない厄介な病気です。(汗)。)
2010年06月17日
閲覧総数 91
28
2013年9月13日のブログに掲載したロケットカエルアンコウ。Antennarius(カエルアンコウ属)からAbantennariusへ属名の変更があったので掲載。こちらは以前飼育していたときの写真。通常カエルアンコウの仲間は胸鰭基底の後下方に鰓孔が開くが、ロケットカエルアンコウではご覧のように臀鰭基底上方に開く。飼育時には、胴部下方の体壁に胸鰭基底から臀鰭基底におよぶ管腔状構造物が確認され、これが鰓孔につながっており、鰓呼吸とともに拡張・収縮を繰り返していた。その写真のリンクを以下に掲載。1.2008年4月16日の写真2.2008年4月17日の写真
2021年06月25日
閲覧総数 1058
29
最近、串本で採集したメシマウバウオ属の一種(Pherallodichthys sp.)。クリングフィッシュ(clingfish)である。ちなみにclingとは引っ付くという意味。海の中では、吸盤のような腹鰭で岩などによく引っ付いている。個人的には好きな海水魚なのだが、クリングフィッシュの仲間は刺激によりグラミスチン類似の粘液毒を出すことが知られており、これが魚毒性を持つため、取扱いには注意が必要である。ただ写真の種がどうなのかはわからないけれど…。
2023年05月22日
閲覧総数 55
30
最近の磯採集で捕まえたシロヒゲセジロハゼ(Clariger sp.)。うれしすぎ~♪個人的に好きなハゼなので。でも場所を変えればたくさんいるけれど…。ちなみに眼下の白いヒゲはシモフリセジロハゼとの違いのひとつである。
2023年05月30日
閲覧総数 51
31
小さなヤドカリさん。逃げるのがはやいこと(汗)。たくさんいるツマジロサンゴヤドカリさん。殻口ではなくて、貝殻に空いた穴から出ています。面白いね~。小さなツマジロサンゴヤドカリさん達~♪でも一番左のヤドカリさんだけは違うようです。右鋏脚が大きい…。ホンヤドカリ科のヤドカリさんのようです。 スベスベサンゴヤドカリさん。その名通り、”スベスベ”です。 シロサンゴヤドカリさん。結構好きかもしれないヤドカリさんです。数はツマジロやスベスベより少なめです。ものすごく小さなヤドカリさん。かわいい~。先程よりもちょっと大きなヤドカリさんたち。それでもペットボトルの蓋と比較すると、かなり小さいです。Pagurixus haigaeさん。これもかなり小さいです。定番のベニワモンヤドカリさん。オキナワホンヤドカリさんたち~。では~♪
2010年07月14日
閲覧総数 99
32
ずいぶん前から冷蔵庫を用いて、低温の海水魚を飼育しています。ディスプレイになっており、ガラス越しに水槽を観察できるのがいいです。ちなみに上段のペットボトルには水換え用に冷却している海水が入っています。この冷蔵庫を使用した水槽の設置のためには、ちょっとだけ加工が必要です。ライトはもともとついてあったので、最低でもエアレーション用の穴が必要です。そのエアレーション用の穴を開けた時の写真がこちら~。ライトカバーを外し、穴をあけてチューブを挿入し、冷蔵庫内に出したところ。冷媒管の位置がわからなかったので、穴をあける際はかなり不安でした。上部のライトの近くなら大丈夫かなぁ~と思い、安易な考えで穴をあけました。でも推奨はできないです。穴をあけるときは自己責任でお願いします。こちらは冷蔵庫内のチューブが引っ張られて抜けてしまわないように、黒いテープをストッパーとして巻きつけたところ。そして冷蔵庫の裏のチューブの出ているところの写真。チューブは2本。1本はエアレーション用の送気のため。もう1本の短い方は排気のため。空気を入れた分、空気を出さないといけないはず…。でも実際は排気用のチューブから空気が出ている感じはないです。他の部位から漏れ出ているような気がします。あらかじめ大きさを考えて購入しておいた小型のアクリル水槽を入れてみました。簡易ですが、とりあえずはこれで低温を維持できるでしょう。水質維持のための器具の設置は考えていません。いまのところ水換えを行うことで対処しようと思っています。水換え量は少なくてそれほど手間はかからないと思うのですが…。水温はこんな感じ。もうちょっと高くてもいいかなぁ~。でも実際、冷蔵庫の温度設定を用いて、水槽の水温を設定することは難しいです。
2012年04月29日
閲覧総数 1175
33
もう潮も満ちてきました。磯採集も終わりです。天気のよくない沖縄の海。ここにはホムラspひとりだけ…。夏を感じさせながらも少し寂しげに感じる海をしばしの間眺めていました。翌日の那覇空港。雨上がりです。帰りはANA便を利用しました。機内食をおいしくいただいたあとはもちろん熟睡です。長々とすみません。これで5月の磯採集報告は終わりです。~~~~~今回の磯採集は新たな発見がありました。次、また行きたいと思いました。
2010年07月15日
閲覧総数 73
34
以前に購入した生体に”おまけ”としてついていた海藻の付着生物を観察した時の写真です。海藻に付着していた有孔虫です。いわゆるお土産で有名な”星の砂”です。遺骸かもしれません。これも同じく有孔虫です。形状が面白いです♪ウミウシの仲間?這うように動いていました。ほかには小さな巻貝やヨコエビなど、たくさんの生物がいました。なかなか興味深い~♪~~~~~寝坊と雨のため、本日の磯採集は中止しました。ちなみに寝坊はちょっとだけですよ。でも、気持ちが収まらず、目を閉じて頭の中で”磯採集シュミレーション”なるものをやってみました。シュミレーションでは豆チョウが1匹採れました。でも、ずいぶんと願望が入ったシュミレーションですが…。
2010年06月19日
閲覧総数 121
35
2012年2月15日に掲載した写真のベラさん、シマキツネベラ(Bodianus masudai)さんです。写真は以前のものです。よくペパーミントラスがシマキツネベラとして売られていますが、違うお魚さんです。袋の輪ゴムを外した時の写真。ちなみに腹鰭は黒いです。最初は粒餌を吐き出して食べないことが多かったのですが、最近はかなり貪欲に食べています。しかもだんだんと暴れん坊さんになってきたような気がします(汗)。
2012年02月18日
閲覧総数 1533
36
以前のブログに掲載したエサ用のゴカイ(商品名イシゴカイ)だが、その後試行錯誤することで保存できる期間が延びた。現在進行中で40日以上保存している方法を2つ。1つ目がパックにバーミキュライト、海水(比重1.023)を入れて保冷庫で保存。以前のブログに記載したときには、1週間+数日ぐらい保存できればいいほうと考えていたが、パック内のゴカイの数を減らすことで、保存できる期間が格段に延びた。ダメになるゴカイも1週間に1匹いるかいないか程度。もちろん水換えは必須だが、使用する海水の量はバーミキュライトが随時浸かる程度のごく少量なので、それほど苦にはならない。ただ悪臭がする場合は要注意。ダメになっているゴカイを除去し、その後臭いがなくなるまで海水で何度も洗う、もしくはバーミキュライトの交換を行うようにしている。2つ目が以前のブログ同様に、エアレーションを行いながら、海水中で保存。もちろん水換え、掃除が必要である。きちんとした水槽設備を用意して行おうと思っていたが、意外と単純な方法で保存できているので、このまま継続している。上記はいずれもあくまで保存。飼育ではないということをもう一度最後に記載しておく。
2021年09月16日
閲覧総数 1029
37
深海生体を飼育している低温水槽からいったん集めたセイタカカワリギンチャク(Synhalcurias elegans)の一部。いくつかの水槽に分けて入れていたもの。水槽内にはもう少しだけ残っている。深海生体を整理して、低温水槽を減らすのが目的ではあるが、ここにきて悩んでしまった…。一か所で飼育するには多すぎ…。悩んだ末に友人に電話したが、「いらない」とのこと。一番の問題は水温…。やっぱりなぁ~。ということで余剰分はいったん隔離ケースでキープ。さてこのセイタカカワリギンチャクだが、飼育に関してちょっと困ったことが…。そのひとつが足盤周囲に見られる付着に関与するであろう分泌物。写真中央あたりの足盤周囲の茶褐色のもの。これが溜まり、汚れの原因となる。数が増えるとかなりの量になる。さらに仕切り板などを使用していると、目詰まりを起こしてしまう。厄介っす…。次に思った以上に弱い。これは個人的な感想だが、ほかのカワリギンチャク類と比較すると傷などから腐敗が進行しやすい印象がある。これには何らかの感染症が関与しているのだと思うが、詳細はわからない。またもともとやわらく、傷つきやすいのかもしれない。(あくまで推測っす。)とはいうものの、きちんと飼育すれば美しいので、個人的には好きなイソギンチャクっす。現在、低温水槽の整理、停滞中~。
2021年09月21日
閲覧総数 654
38
時折雨がやむことがありました。その合間に波打ち際を少し散策~♪マングローブの種を発見。流されてきたのでしょう。立派に育つんだよ~。さて、シュノーケリングを開始。ぷかぷかと浮かんでいろいろ観察しました。何かにかじられた(?)ような跡がたくさんありました。小さなサンゴ。なんだか応援したくなります。
2010年05月19日
閲覧総数 97
39
かなり前にいろいろと試してみたいことがあり、お魚さんの引越しを行っていました。そのとき設置したある水槽の比重を少しずつ下げていきました。そして現在1.009になりました。この水槽の住人のひとりPseudocheilinus dispilusというベラさん。塩ビ管の中でお休み中のところを撮影いたしました。もともと丈夫(?)なのかもしれませんが、これまで全く問題ないように感じます。ちなみの他の水槽の比重はだいたい1.019~1.021です。
2010年05月31日
閲覧総数 195
40
採集時に気になるヤドカリがいたので、お持ち帰りしたのだが、すべてホシゾラホンヤドカリ(Pagurus maculosus)だった。1匹ぐらいヒメケアシホンヤドカリ(Pagurus spina)が混じっていそうな気がしたのだが。Retrospectiveに採集時のことを考えると、以前採集したヒメケアシホンヤドカリと比べて、逃げ足の速さはそれほどでもなく、胸脚のsharpな感じも乏しかった。さらに採集直後にもある程度は観察しておくべきだろうな。せめて歩脚の長節遠位の白いバンドの有無ぐらいはチェックすべきだったか。
2017年04月23日
閲覧総数 394
41
エサ用のエビさんです。左右の眼の間の後方部分が赤茶色になっています。これは少し前に赤茶色の人工餌を食べたからです。食後はこのように胃の中のエサが透けて見えます。(すなわちこの部分が胃にあたります。)もし、金色の人工餌を食べれば、この部分が金色になるかも。(そんな色の餌はないとは思うが…。)~~~~~このあと彼らの中の1匹はお魚さんの餌になりました。
2010年06月15日
閲覧総数 210
42
海へ入る前にちょっとタイドプールを観察しました。ネズスズメダイさんの幼魚たちです。かわいいねぇ~。浅いタイドプールにたくさんいます。干潮のためほとんど海水がなくなった水溜まりにお魚さんたちがいました。あちこちで跳ねていました。これはアミアイゴさんの幼魚です。幼魚はスクガラスとして沖縄料理に利用されています。でも実はまだ食べたことはないんですが…。この幼魚たちは運悪く取り残されてしまったようです…。この後のシュノーケリングにおいてもたくさんのアミアイゴさんの幼魚を確認できました。ちなみにアイゴの仲間の鰭の棘には毒があり、刺されると危険なので注意が必要です。つづく。
2010年08月03日
閲覧総数 96
43
ヨスジハゼさん、何が変なのかと言うと…。これです。こっちにも…。変わっているでしょ~。海水が嫌い?そんなことはないと思いますが…。このヨスジハゼさんの習性みたいなものを2008年6月6日のブログにも掲載しました。だから今回はパート2です。さてこのあと、指を近づけてみました。すると一瞬で海水の中へ入ってしまいました。見えているのだろうと予想されますが、本当のところはどうなのかわかりません。写真を撮るためにデジカメを近づけたときはそのままだったので…。
2010年07月06日
閲覧総数 128
44
タイトル通り、スダレカワハギに見られた尾柄下部の潰瘍性病変(青矢印)のことです。ちょっと前になんとなくエサ食いが落ちてきているなぁと思い、見てみるとこのような潰瘍性病変がありました。(発見時はもうちょっと小さかったです。)嫌な予感…。すぐさま隔離しました。さて、このように潰瘍をきたす病気の中には人に感染する危険な病気も含まれています。ビブリオ感染症とか、非結核性抗酸菌症(NTM)とか…(汗)。経過が比較的長いので、後者の可能性がありそうと予想~。(自信はないですが…。)おっと、その前にホムラspも感染に留意しないといけません。手をすぐさま洗いました。非結核性抗酸菌症(NTM)として、海水魚飼育者が気をつけないといけない起因菌はMycobacterium marinumです。皮膚の外傷などから感染するケースが多いようです。感染すると2週間ほどの潜伏期のあと、膿疱などを伴う皮疹が出現いたします。(詳細は省略。興味のある方は調べて見てくださいなぁ~。)~~~~~残念なことにこのお魚さんはこのあとさらにエサを食べなくなり、1週間後に☆になってしまいました。
2010年06月27日
閲覧総数 314
45
少し前にやってきたルリハタ(Aulacocephalus temminckii)。熊野灘にて採集された個体。ショップにてすでにトリートメントされていたので、ホムラspのところでは短めの淡水浴を行っただけ。とはいってものちに観察水槽にて健康状態の再確認は行ったけれどね。
2021年04月10日
閲覧総数 459
46
2018年6月中旬に行った串本磯採集の備忘録。採集した海水魚の紹介。タカノハダイ(Goniistius zonatus)。なぜか今まであまり採集していない。よく見かける魚なのだが…。それほど興味がないというのが本音かもしれない。サツマカサゴ(Scorpaenopsis neglecta)。見つければ採集することが多いが、いつもリリースしている。下の写真は移しかえて裏面をチェックしているところ。フサカサゴ科の一種(Scorpaenidae sp.)。毎回小さいのがたくさんいる。キタマクラ(Canthigaster rivulata)。セジロハゼ属の一種(Clariger sp.)。普通のタモでは網目をすり抜けるため、目の細かいタモを使用して採集した。つづく。
2021年04月30日
閲覧総数 533
47
2021年8月2日のブログに掲載した深海性イソギンチャク、アバタカワリギンチャク(Halcurias japonicus)の足盤裂片の経過。こちらが現在のアバタカワリギンチャク。足盤の辺縁から分裂したたくさんの小さな個体。分裂した個体は親個体が移動する際にちぎれて残ったもの。よって、多くの個体が同じ方向に伸長しているのは親個体が移動する際にそれぞれ同様に引っ張られたためと推察される。こちらの個体にはすでに短い触手が確認された。しかも直立している。初期に分裂した個体なのだろうか。小さいながらも頼もしい姿に少しばかり感激なり~♪
2021年08月11日
閲覧総数 335
48
フチドリタナバタウオ(Acanthoplesiops psilogaster)。昨年串本で採集した小さな個体。全長は1.5cmほど。場所さえわかればたくさんいるものの、採集に手こずることがある。小さくて、隠れてしまう…。このあたりが厄介な理由かな。同時にトゲタナバタウオがよく見つかる。さてこの個体だが、お持ち帰りしたあと、ヨミノハゼを飼育している隔離ケースに入れておいた。でも最近見ていないので、少々心配っす…。今度探してみるかな。
2022年01月20日
閲覧総数 141
49
2021年7月下旬に行った串本磯採集の回顧録。採集した海水魚の紹介~♪チョウハン(Chaetodon lunula)。フウライなどと比べると数は少なめだが、それでも比較的よく見かける種類。個人的には好きな海水魚だが、お持ち帰りすることはないかな。チョウチョウウオ(Chaetodon auripes)。定番の海水魚。興味があるのは初夏に見られるトリクチス幼生ぐらい。でもお持ち帰りはしないけれど。カゴカキダイ(Microcanthus strigatus)。そこらじゅうにいる海水魚。カーリー対策として売られていることもある。サツキハゼ(Parioglossus dotui)。たくさんいるけれど局所的だな…。クラカケモンガラ(Rhinecanthus verrucosus)。久々に見た気がする。ここではタスキモンガラやムラサメモンガラよりも数は少ないと思う。トラウツボ(Muraena pardalis)。かっこいい海水魚。飼育したいと思うこともあるが、お持ち帰りすることはほとんどないかな。おわり。
2023年04月11日
閲覧総数 358
50
上からトゲチョウチョウウオさん、フウライチョウチョウウオさん、チョウチョウウオさん。豆チョウはかわいいなぁ~。コガシラベラさん。たくさんいるカミナリベラさん。ブダイさんかなぁ~。岩陰などの暗いところにたくさんいるツマグロハタンポさん。しかし採集後の管理が大変です。☆になりやすいお魚さんです。セダカスズメダイさん。スズメダイさん。エサ用です。つづく。
2010年07月30日
閲覧総数 150