いねむりひめ123のCafe ぐぅぐぅ

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April 28, 2020
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新型コロナウィルスの猛威、お医者様でもわからないことも多いようですが、手洗いやソーシャルディスタンシングなど、個人のこころがけで予防できる部分については、かなり広報活動が行き届いてきた感じがします。

ここで、ある校長先生の働きかけを思い出しました。香川県の三豊市仁尾の仁尾小学校では、食育によって子どもの力、家庭の教育力、さらには地域の力を引き上げる取り組みが、かなり効果を上げているのだそうです。赴任したばかりの校長先生は、児童の中にインフルエンザにかかる子どもがたくさんいたのを心配されたそうです。原因は「低体温」ではないかと、職員の先生方と話し合い、筋肉量の増量、睡眠時間の確保、朝食の充実に全校あげて取り組んだのだそうです。その甲斐あって、わずか1年で、正常体温児童の割合が24%から68%へと、大幅に増加。さらには家庭も啓発するためいくつかの取り組みをはじめたそうです。

そのひとつは給食の改善。味覚が発達する、十代になる前のこどもたちが、化学調味料や添加物で育ってしまうと、正しい味がわからなくなるから・・・と、とびうお(あご)、いりこ(煮干し)、昆布、シイタケを、栄養が摂れるようにと粉末にして給食に使用。また、発酵食品を意識して使い、野菜の皮や芯も捨てずに使うことを心掛け、さらに、こういった料理の料理教室をひらいて、家庭への普及もはかるという取り組み。

もうひとつ、わたしが注目したいのが「あいうべ」体操。
「あ~い~う~べ~(あかんべえをする)」と言うのを繰り返すことで、唾液の量を増やし、口呼吸でなく鼻呼吸が出来るようはに訓練するという取り組み。

そのほかにもいくつかの取り込みがあって、それらが功を奏し、やがて、正常体温のこどもは82%に増加し、インフルエンザにかかる子どもが激減したのだそうです。

香川県は、数年前、糖尿病で通院する人の数が全国一位でした。そのことに危機感を抱いた香川県庁でも、小学4年生の血糖値測定を始めたそうです。ただ、他県では行われていないため、比較検討はできないようですが、それでも、子どもたちが「けっとうち」という言葉を知り、意識して食事をするならば、将来の成人病の予防にもつながるはずです。なにしろ、今度の新型コロナウィルスは、基礎疾患のある人のほうが危険らしいので成人病予防にも関心を高めるべき時です。

それにしても、3月から給食はずっとお休み。家庭でお昼を用意する親御さんたちは大変です。先日はご近所の小学生のところに、担任の先生が家庭訪問に見えていました。この地域の新一年生は、校庭で行われた入学式の後に桜の木の前で、おめかししたパパ、ママと各ご家庭ごとに写真撮影をしたきり。まだ学校の勉強の勉強が始まっていないのです。


↑香川県三豊市の父母が浜。満月🌕️の日の干潮時の夕日です。





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Last updated  August 10, 2020 07:43:26 PM
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