「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

ほしのきらり。

2022.11.24
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カテゴリ: 美術館・博物館
ピカソは小柄だったらしいですが、好みの女性は大柄の金髪の女性だったそうですよ

PABLO PICASSO
Spanish,1881-1973

Le Goarnet 

oil on canvas,1901

​『曲芸師の一家』​

油彩 カンヴァス 212.8cmx229.6cm

ピカソ「青の時代」の作品。

ワシントン「ナショナル・ギャラリー」所蔵。

Pablo Picasso


20世紀美術における最大の巨人ピカソ。

作品点数は、

美術史上最多で、

ギネスブックにも登録されている。


その活動は・・・

絵画のみにとどまらず、

彫刻や陶器などの立体作品も膨大な数を残している。



作品の様式が、

次々と変化することでも知られており、

青の時代、

バラ色の時代、

キュビスム、

新古典主義、

シュルレアリスム

と、現代美術史のさまざまな流れをひとりで駆け抜けた、

まさに怪物である。

Pabulo Picasso

​​ 『アヴィニヨンの娘たち』 1907年​
(ヴアヴィニヨンの女たち)

油彩 カンヴァス 243.9cmx233.7cm

ニューヨーク「近代美術館」所蔵。



『アヴィニヨンの娘たち』
​​
は・・・

世界初のキュビスム作品として知られている。

​キュビスム・・・とは?​

「立体主義」 と訳されるが、

立体を立体として描くという発想ではなく、

二次元の画面に前関係を無視して、

立体の要素を押し込もうとすることを意味している。


『アヴィニヨンの娘たち』 でも、

たとえば・・・

人物の顔が横向きであるのに、

目は正面を向き、

前後にあるはずの両耳や、

顔と臀部が同時に見えている。


『人生』 1903年​ は、

ピカソの 「青の時代」 を代表する傑作で、

子供を抱く母親を、

若い男女が怯えたような背線で見すえている。

これは、

人生の無情を寓意するもので、

画題としては伝統的な

「メメント・モリ(死を想え)」である。



『芸人の一家』 もまた 青の時代の作品 で、

登場人物の陰鬱な表情に、人生の悲嘆が表れている。


・・・初期の作品。おまけに・・・

PABLO PICASSO
Spanish,1881-1973

​​​Le Gournet

oil on canvas,1901

ワシントン「ナショナル・ギャラリー」所蔵。

PABLO PICASSO
Spanish,1881-1973

Two Youths

oil on canvas,1904

ワシントン「ナショナル・ギャラリー」所蔵。

・・・・おまけ作品おわり・・・


実験精神が旺盛なピカソは・・・

常に新奇な手法に挑戦し続けた。

たとえば、

カメラの露出時間を長くし、

ペンライトでケンタウロスの絵を描く姿が、

「LIFE」誌で紹介されている。


ピカソがあまりにも、

さまざまな試みに先鞭をつけたため、

以降の美術家たちは、

新機軸を打ち出すのに苦労することとなった。

Pablo Picasso


ピカソは・・・

生涯にわたって精力的で、

何歳になっても

​「僕ピカソだから」​

という必殺の口説き文句で、

女子画学生をはじめ多数の女性を虜にした。

まさに「英雄色を好む」である。



大柄で豊満な金髪の北方形美女が好みだったというが、

ピカソの節操のなさにより、

多くの人が不幸になったのも事実である。

そういう面でも、

常人とはかけ離れた存在であった。


(参考文献:GAKKEN/西洋美術を知りたいより)
(写真撮影:ほしのきらり)

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最終更新日  2022.11.24 00:10:08
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