「きらりの旅日記」

PR

カレンダー

プロフィール

ほしのきらり。

ほしのきらり。

2023.04.09
XML
カテゴリ: 歌舞伎
相生獅子の内容を昨日理解した上で、歌詞を読んで見ましょう

中村勘九郎 中村七之助 春暁特別公演2023



 あいおいじし
​『 相生獅子』​の歌詞

享保19年(1734年)春、

江戸中村座にて初世瀬川菊之丞が初演。

作詞:不詳

作曲:七世杵屋喜三郎と伝えられる。


花飛び蝶驚けども人知らず

​​​​​​我も迷うや様々の

蝶や胡蝶のせめて暫しは手に止まれ

見返れば花に紛れて

見えつ隠れつ色々の

姿やさし夏木立

花に戯れ枝に臥し

男獅子女獅子の彼方へひらり

此方へひらり

ひらり

ひらりひらりと舞い遊ぶ

八識九識 (はしきくしき) の奮迅の乱拍子は

それで我々も心乱れて足もたまらず

滝の音の下は泥犂 (ないり) も白波の

虚空を渡るが如くなり


夏の夕暮れに

山々を見渡せば折しも松風に

青空涼しく吹き誘う

はらはらはらと鳥の群れ居るは

時もこそあれ一入 (ひとしほ) (さて) も面白や


人目忍べは怨みはせまじ

為に沈みし恋の淵

心がらなる身の憂さをやんそれそれはそれはえ

誠憂やつらや

思いまわせば昔なり


牡丹に戯れ獅子の曲

げに石橋の有様は

笙笛琴箜篌 (せうちゃくきんくご)

夕日の雲に聞ゆべき

目前の奇特あらたなり


獅子団乱施 (とらでん) の舞楽のみぎん

牡丹の英香い満々

大巾利巾の獅子頭

打てや囃せや牡丹芳
​​
​​ ​​​橤 (ずい) あらわれて​

花に戯れ枝に臥し転び

げにも上なき

獅子王の勢い


演じるのは・・・

「藤姫」のちに獅子の精になる

二代目中村七之助


「鶴姫」のちに獅子の精になる

二代目中村鶴松


後見は・・・

中村小三郎

澤村國久

中村仲之助

中村仲四郎

長唄獅子連中


2023年3月11日(土)東京「ティアラこうとう大ホール」にて


世界遺産にぽち にほんブログ村 旅行ブログ 世界遺産へ ​​​​​






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023.04.09 00:10:09
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: