「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

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2023.07.13
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カテゴリ: 歌舞伎
歌舞伎座にも多くの外国人が押し寄せるようになりましたね〜さてお話は、二幕目です。

東京・東銀座『歌舞伎座』

歌舞伎座七月大歌舞伎​


​  
きくのえんつきのしろなみ​
​​ 菊宴月白浪 ​​

四世:鶴屋南北作

二幕目

第一場 浅草新鳥越借家の場
・・・ここから

第二場 三囲堤の場

第三場 小名木川隠れ家の場

第四場 両国柳橋の場




​二幕目  第一場 浅草新鳥越借家の場


斧家に仕えていた与五郎は、

定九郎の妻で、

今は、

病床に伏している加古川( ​笑也​ )の世話をしながら、

浅草新鳥超の借家に住んでいた。


そこへ、

浮橋が加古川の見舞いに訪れる。

そんな浮橋に向かい、

縫之助のことを思い切ってほしいと願う加古川。


それというのも、

紛失した花筐の短刀の詮議もままならぬ

縫之助に対する「放 ​​埒​者」という

世間の誹 (そし) りを免れたい​

という考えからであった。


​しかし、

浮橋が容易に納得するはずがなく、

傍らの与五郎が差した刀を抜いて

自害しようとする。


ところが、

その刀が行方の知れぬ

花筐の短刀であることが明らかになり、


与五郎は、

禅覚寺で六太夫が、

自分の刀と宝の刀を掏り替えたのであろうと推測する。


折からここへ、

与五郎が洗濯物を頼んでいた

おとらがやって来る。


そして、

与五郎から預かった洗濯物の袂( たもと) の中に

桐唐草の錦で出来た守り袋があったことから、

与五郎は、

高野師直の御落胤であると告げ、

盗まれた菅家の正筆を探し出し、

御家再興をするように促す。


おとらの話を聞いても、

初めは取り合わぬ与五郎であったが、

忠義を尽くして世を送るのも、

大名になって暮らすのも同じ一生と思案し、

花筐の短刀を携えて家を出ようとする。


そして、

これを見咎めた加古川を手に掛け、

その死骸を川へ流そうと布団にくるむところへ、

門口へとやって来たのは、

仏権兵衛( ​猿弥​

そして、

提灯の火を借りようとする権兵衛の声を聞いた

与五郎が行燈の火を吹き消すので、

辺りは暗闇に包まれる。


これを不審に思う権兵衛は、

すれ違いざまに、

与五郎の腰の守り袋を抜き取るのであった。


・・・ 二幕目 第二場 三囲堤の場 ・・・につづく



(写真撮影:ほしのきらり。)



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最終更新日  2023.07.13 00:10:10
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