「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

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2023.08.14
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カテゴリ: 美術館・博物館
マティスのオダリスクについて思い出してみましょう特に印象的な赤いキュロット。

アンリ・マティスの「オダリスク」​

Henri Matisse

​​ ​​Odalisque a la Culotte rouge,[automene 1921]

『赤いキュロットのオダリスク 』 1921年​




【初期ニース時代の作品】です。

パリ・ポンピドゥー・センター「国立近代美術館」所蔵。

アンリ・マティス
​Henri Matisse​

1869年12月31日〜1954年11月3日(84歳没)


マティスにとって・・・


​『赤いキュロットのオダリスク 』​


はじめてパリの美術館に公式に購入された作品となった。


この時期マティスは、それまでのホテル住まいから、


ニースに部屋を借りて本格的に制作を始める。


1927年までマティスのお気に入りのモデルとなる


アンリット・ダリカレールが、


模様のある衝立などで設えられた室内に、


オリエントの衣装を着て横たわる。


半裸の上半身には、


比較的オーソドックスな陰影や肉付けが用いられている


「オダリスク 」に代表される


マティスの初期ニース時代の作風は・・・


伝統の復権を求めると同時に、


高まる植民地主義を背景に ​エキゾティックな趣味​ が流行する


第一次世界大戦のフランスの公衆に歓迎された。


「オダリスク 」の最初の重要な作品である


​『赤いキュロットのオダリスク 』​ は、


オリエンタリスム絵画を支持し、


「国立リュクサンブール美術館」の館長であった


レオンス・ベネディットにより美術館に買い上げられる。


オリエントのハーレムの女性を描く「オダリスク 」は、


西欧の欲望を幻想としてのオリエントに託す、


19世紀以来のオリエンタリズム絵画の主要なテーマであった。

Henri Matisse

Odalisque bleue ou L'Esclave blanche(1921)

​『 青いオダリスク   あるいは 白い女奴隷』1921年​

油彩 カンヴァス 82.0cmx54.0cm

パリ「オランジュリー美術館」所蔵。

マティスは、オダリスクを何度も描いています












(参考資料:BSSギャラリー世界の巨匠MATISSEより)
(写真撮影:ほしのきらり。)

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最終更新日  2023.08.14 00:10:11
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