環境汚染や健康被害をもたらす企業を標的に過激な報復活動を重ねる環境テロリスト集団「イースト」からクライアント企業を守るため、正体を偽ってイーストへ潜入した元FBI捜査官のサラ。当初は彼らのやり方に反発を覚えるが、次第にその理念に正当性を感じるようになり、カリスマ性をもつリーダーのベンジーにも心ひかれていく。やがてイースト過去最大のテロ計画が実行されることになり、サラは当初の目的と自らの本心との間で揺れ動くが。 サラ「Please give me the strength to do well. To not be arrogant. But to not be weak. Amen.うまくやる力を与えてください。傲慢にならないように。でも、弱気にならないように。アーメン。」 テロリストも時として傲慢になる。それは他人を思い通りにする力を振るえるようになるからだ。絶対見つからない潜伏先を配置し、事を起こす時だけ集まる。抜けていった仲間も大勢いるだろうが、それなりに情報がばれていないのは、嫌な別れ方をしてなかったからか。