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2009.09.15
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カテゴリ: 知的財産
10日の続きです。

前回は、新製品開発において、
自社の技術を使って何かを作ろうとした時に、
これまでと客層の違う商品になってしまい、
その客層はあなたの会社を知りませんよ!
という話をしました。

これは逆に見れば、
あなたの会社は、
その新しいお客様のことを知らない!
ということを意味しています。

当たり前のことのようですが、
このことを正しく認識している会社は少ないですね。

その対象となる客層のことを
世間一般の常識や
テレビ・雑誌などの加工された情報をもとに、
勝手に想像して、
「これこれこういう悩みがあるだろう」だとか、
「こういうものがあれば便利になるだろう」だとか、
勝手な結論を出して開発にとりかかってしまう。

こういうものが売れるはずがありません。
でも、売れると信じきって発売してしまう。
そして、お客がこの商品を理解できないのが悪い、
と考えてしまうんですね。
時代の先を行き過ぎた!とかね。

お客のことを何も知らない。
ここからスタートしない限りは、
この手の新製品開発が実を結ぶことはありません。





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Last updated  2009.09.15 10:16:24
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