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ある日書きそびれて、そのまま放置状態になってしまってました。他に書いているブログをあわせて再編し、近々再開したいと思います。この楽天ブログは、知的財産に内容を絞ったものになる予定。とりあえずデザインを変更してみました。いましばらくお待ちください。
2010.06.13
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18日の続きです。人のことを知ることがとても難しいことは、恋愛を考えればよくわかります。好きで好きで、その人のことを四六時中考えているのに、その人の気持ちがわからない。珍しいことではありませんね。一緒にいる時間が長いのに、気持ちがすれ違っているなんてことは、日常茶飯事です。相手に深い関心を持っているはずの恋愛でさえ、こんなに相手のことを知ることが難しい・・・あなたはお客様に対して、恋愛の時ほどの情熱を持って接していますか?おそらく答えはノーでしょう。恋愛でさえ、相手のことがなかなかわからないのに、それほどの情熱もなく、したがって関心もそこまでないのに、お客様のことがわかっているなんていえるでしょうか?お客様に愛をもって接していますか?まずはそこからです。
2009.09.22
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上海の業者と合意 南部鉄瓶の商標問題中国に異議申し立てへ 「南部鉄器」の商標問題え~と、何だかややこしいなあ・・・南部鐵器→香港の個人が商標出願南部鉄瓶→上海大可堂茶業有限公司が商標出願南部鉄器→岩手県南部鉄器協同組合連合会が商標出願検討中ということらしい。で、南部鐵器に対しては異議申立をしようと。そして、上海大可堂茶業とは・・・一体、商標に関して誰がどういう取り決めをしたのか?記事にはこう書いてます。「達増知事は上海大可堂茶業が昨年8月に登録申請した「南部鉄瓶」の商標について、県の意向に沿って県南部鉄器協同組合連合会が登録できるように要請。張奇明(ちょうきめい)董事長(とうじちょう)は快諾したという。」これはどういう意味なんだろう?出願者を変更するという意味?それは有償?無償?快諾って「いいよ」って言っただけ?それとも県と覚書でも交わしたの?結局何も決まってないんじゃない???決まったのは、上海大可堂茶業が及源鋳造のオリジナルモデルの独占販売権を得たというだけで、そのためにわざわざ知事が立ち会ったの?なんだかとても甘い気がしますが・・・大丈夫かな?そして、香港の個人の方は?
2009.09.21
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15日の続きです。新しく対象となるお客のことを知らない。だから、まず知らねばならないのですが、人のことを知るということは、モノのことを知るよりもはるかに難しいことです。デール・カーネギーの「人を動かす」、昨日の勉強会でやった箇所の中に、なるほどなあという言葉が引かれていました。それは、「ふたりの人間がいて、いつも意見が一致するなら、そのうちのひとりはいなくてもいい人間だ」という言葉です。こと多様な考えを持つ人というものを、そのひとつのかたまり、客層として捉えていく、これが難しいことは当然のことでしょう。技術においても、特に均一とされる材料が、実際にはかなり不均一なものであり、そこに技能というものが発揮されます。この技能を修得することは、一朝一夕ではいかないのですが、この難しさと、人の難しさとを比べると、断トツに人の方が難しいといえましょう。だからこそ、自社の技術を生かして、新しい市場に対応した製品を、というのがとても難しいことになるのです。
2009.09.17
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首相が特許庁を視察 「先端技術、日本を支える」まあ、麻生さんが何をしたって、もはや誰も興味を持たないでしょうがね。ところで、「先端技術」と言った時に、イメージするものが、人によってずい分違うんじゃないでしょうか?「先端技術」と「ハイテク」とは、また違う感じもしますしね。そんな曖昧さを残したままの議論が、多いように思うんですが、いかがでしょうか。本当に日本を支えているのは何でしょうか。
2009.09.16
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10日の続きです。前回は、新製品開発において、自社の技術を使って何かを作ろうとした時に、これまでと客層の違う商品になってしまい、その客層はあなたの会社を知りませんよ!という話をしました。これは逆に見れば、あなたの会社は、その新しいお客様のことを知らない!ということを意味しています。当たり前のことのようですが、このことを正しく認識している会社は少ないですね。その対象となる客層のことを世間一般の常識やテレビ・雑誌などの加工された情報をもとに、勝手に想像して、「これこれこういう悩みがあるだろう」だとか、「こういうものがあれば便利になるだろう」だとか、勝手な結論を出して開発にとりかかってしまう。こういうものが売れるはずがありません。でも、売れると信じきって発売してしまう。そして、お客がこの商品を理解できないのが悪い、と考えてしまうんですね。時代の先を行き過ぎた!とかね。お客のことを何も知らない。ここからスタートしない限りは、この手の新製品開発が実を結ぶことはありません。
2009.09.15
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8日の続きです。半端でない技術を持った会社で、その技術そのものが売りものになっているような場合を除いて、お客様は、あなたの会社の技術を買うわけではありません。特にお客様が個人の場合、買うかどうかを判断する時に、技術は関係ないと言ってもいいでしょう。持っている技術で何か出来ないか?と考えた時、その技術を売ろうという姿勢になります。すでにお客様とずれているのです。その新たに作ったものの対象になるお客様が、これまでのお客様と大きく異なれば、お客様はあなたの会社の技術のことなど知りません。そもそもあなたの会社を知らないのですから。最初のズレが、どんどん大きくなってしまい、お客様が全然要らないというものが、出来上がってしまう。これが大方の新製品開発です。作ってしまったから、何とか売らなくてはならない。そうして、どんどん傷は深くなっていきます。だからといって、何もしないでいれば、ジリ貧になっていくのが明らかです。さて、どうしましょうか?
2009.09.10
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特許1件当たりの価値 山大が全国1位に山大は山口大学のこと。まあ、山口版の記事だからいいんでしょうが、どの山大か分かりませんよね。それはともかく、この記事の特許価値って、本当に意味ある数字なんだろうか?それに、平均値に何の意味があるんだろうか?疑問に思いません?
2009.09.09
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3日の続きです。半端じゃない技術を持っていれば、その技術自体が付加価値を持った売りものになります。そこを目指すべき会社というのがあります。しかし、同じ製造業でも、そこを目指せない場合があるでしょう。その時にどう考えるのか、これがとても難しくなってきます。革新を加えなければならないのであれば、新製品開発を考えなければなりません。作る(売る)商品を大きく変えるのか、これまでの関連商品でいくのか。売るお客様を大きく変えるのか、これまでにお客様に売っていくのか。その2つの組み合わせで4パターンになります。この時、自社の技術を生かそうとすると、これまでの関連商品で、売るお客様を変える、という組み合わせを選択しがちです。これまで下請・孫請でやっていたのを、自社の技術を生かして個人客向けの自社商品を作る、なんて場合がこれですね。とても、多いのではないでしょうか。そして、この組み合わせは、4パターンのうち、2番目に難しいのです。新製品開発が、なかなかうまくいかない理由はこれです。
2009.09.08
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金融が大学との提携加速、新技術や特許を企業に仲介金融が技術を分かるのか?ロクなことにならないような・・・もちろん、独断と偏見ですが。
2009.09.07
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電子申請システムの廃止について(産総研)全く無駄なことは、気の効いた小学生でも事前に分かりそうなもの。電子化せよ!ははあ。てな感じでやってしまったんだろうなあ。このシステムも無駄だけど、見直しに関する検討委員会っていうのも、もっと無駄な気がするけどなあ。お金かけないとやめられない体質がそもそも・・・
2009.09.04
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1日の続きです。経営がどのような要因で構成されているのか、それをきちんと把握して、知財、特許あるいは技術というものが、どう位置づけられるのかを知らなくてはならず、これを抜きにした知財論、特許論、技術論は、全く無意味です。こう書きました。その上で、強者の戦略と弱者の戦略について、正しく理解して、区別し、弱者の戦略の考え方に基づいて、知財や技術を位置づけていく。この手続を経なければ、本当の意味で知財や技術を経営に生かすことはできません。会社の規模が小さければ小さいほど、このことは重要になってきます。ところが実際は、知財や技術が会社を救うといった発想で、自社の持っているものからスタートして、経営の改善や革新を図ろうとすることが、多いですね。この発想が行き着くところは、一発逆転満塁サヨナラホームランを狙う、という考え方です。ほとんどの場合、大振りして三振、ゲームセットと相成ります。知財や技術はとても重要ですが、特効薬ではないことを認識しなくてはなりません。
2009.09.03
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東京中小企業投資育成社長・荒井寿光 遅れている技術流出防止自分のところの技術が流出しないよう、対策を取ることはとても大事なことで、異論はありませんが・・・それ以前に、他社の技術を尊重するという精神を国内の企業、特に大企業に徹底させることの方が、先だと思います。多くの日本の企業は、中国や韓国の企業の技術や知財に対する意識の少なさを云々できるレベルには全くないと断言できます。会社の体質、個々の社員の意識、特に大企業の社員の零細企業の技術への対し方で、ひどい企業があります。それを改めていかないで、自社の技術だけを守ろうとする。何をかいわんやですね。まあ、他社の技術を尊重しないような企業は、業績のほうもちょっと・・・という例が多いようですが。
2009.09.02
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27日の続きです。知財戦略・特許戦略といったもの、あるいは技術経営といったことが、クローズアップされ、流行のように言われています。これらが特に中小の製造業に重要なことは間違いありません。しかし、これらを取ってつけてきても、全く意味がないどころか、かえって業績を落とすことになりかねません。倒産の原因にもなりかねないのです。経営のやり方には2種類ある。このことを正しくおさえてないと、技術をふりかざして、やるべきでない方の経営のやり方をしてしまいかねないからです。弱者が強者の戦略を取ってしまう。これを竹田陽一先生は「狂者の戦略」といっています。技術を見て、経営を見ていないと、狂者の戦略に陥りやすいのです。そうならないためには、2つのやり方の違いについて理解しなくてはなりませんが、その前に経営がどのような要因で構成されているのか、それをきちんと把握して、知財、特許あるいは技術というものが、どう位置づけられるのかを知らなくてはなりません。これを抜きにした知財論、特許論、技術論は、全く無意味です。
2009.09.01
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「知的資産経営」の支援団体結成 神戸の行政書士ら一部を引用しておきます。------------------------------------------神戸市内で開業する五つの行政書士事務所が、中小企業の知的資産経営を支援する任意団体「会社力強化支援センター」を発足させた。9月に初のセミナーを開く。県内金融機関の店頭でのセミナー開催も働きかけていく。 知的資産は、特許権など知的財産のほか、有資格者の多さや納期の早さなど組織力も含む幅広い経営資源を指す。金融機関から融資を受ける際に重視されるが、財務諸表に表れにくいため、経済産業省が企業の報告書作成を奨励している。 さまざまな許認可書類を作成する行政書士は、資金繰りなど経営全般に関する悩みを聞く機会も多いといい、支援団体を作ることにした。------------------------------------------財務諸表に表れにくい経営資源を重視する。とても結構なことではありますが・・・会社にとって、一番の財産は何か?これをきちんと押さえておかないと、ただ融資を引き出すだけの作文になってしまいます。行政書士に分かるのでしょうか?
2009.08.31
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25日の続きです。経営戦略という語の定義や用法の混乱については、Wikipediaに珍しく(笑)的確な説明がありますので、ここに引用しておきます。----------------------------------------------------------経営戦略という用語は、「営利企業の長期的な方針」「具体的な経営目標とそれを達成するための手段」など様々な意味や使われ方を持つ、ある種のバズワードである。上で挙げたように(引用者注:business strategy, corporate strategy、management strategy)、対応する英語も複数存在する。用語が用いられる文脈や利用者の意図によって意味が異なる場合があるので、注意が必要である。(Wikipedia「経営戦略」より)----------------------------------------------------------バズワードだから意味がないとするのではなく、語源に立ち帰って正しい意味は何かをきちんと捉えることにより、議論できるようになりますし、そこから大事なことも見えてくるのです。この「経営戦略」という語は、使われだしてからそれほど日にちが経っていないのに、その定義や用法の混乱が、経営のやり方を考えるときの障害となっているのです。「戦略」という語は、他にも、「特許戦略」や「知財戦略」というように、知的財産の分野でも用いられますが、戦略ではなくて戦術の話に過ぎないことが多いので、注意が必要です。
2009.08.27
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ミツカン:「くめ納豆」の営業権と商標権取得ミツカンはもはや納豆メーカー!?強いところがなかった納豆業界に目をつけたのは、なかなかのところ。シェア16%弱から約20%に上がれば、収益性がかなり良くなっていくのでしょうね。
2009.08.26
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このところ更新が滞っていてすみません。20日の続きです。戦略とか戦術とかいう言葉、経営において当たり前のように使われています。まるで経営の用語のように扱われています。でも、戦略も戦術も軍事用語なんですね。ここを忘れるとおかしなことになります。たとえば、ある高名なコンサルタントが、「戦略」がまずあり、その下に「経営戦略」がある、というような説明をしていました。これは奇妙なことですね。軍事用語である「戦略」を経営に応用したものが「経営戦略」なんですからね。こういう勝手な用語の使い方が横行しているのが、経営の世界なので気をつけなくてはなりません。さて、もともとは軍事用語ですので、軍隊のことを考えると、より分かりやすくなります。戦争のことは、生き死にを懸けてますので、古代より深く研究されていますからね。その点、経営なんて甘いものかもしれませんね。
2009.08.25
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18日の続きです。結局、1万人に1人の少し変わった天才以外の社長は、経営戦略の実力を高めることが、差別化を図り、経営の大事なところに1位を作って、利益性の高い良い会社を作るために必要不可欠だということです。技術経営(MOT)というのも、この上にのって初めて意味を持ってきます。知財戦略、特許戦略というのも、全体の経営戦略、そして主にその中の商品戦略に則って考えられなければなりません。そして、それらを考えるのは、少なくとも従業員100人以下の会社では、すべて社長の役割となります。戦略と戦術との違いを正しく捉えていないと、これらの戦略を部下に丸投げしてしまいます。これでは小さい会社はうまくいきません。大企業のやり方を簡略化、縮小化して、小さな会社に当てはめようとすると、この辺のところを誤まってしまいますので、注意しなければなりません。
2009.08.20
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Microsoftに裁判所がWordの販売差し止め命令,XMLに関する特許侵害でたとえば上記のようなニュースが最近流されましたが、マイクロソフトもワードも多くの人に関係するもので、関心も深いのではないかと思いますが、何がどういう特許にどう侵害しているのかが、専門用語だらけで、一般の人には全く分かりません。よくかみ砕いた解説記事が必要だと思うのですが、どこからも出てはいないようです。必要ないとでもいうのでしょうか?
2009.08.19
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少し間が空きましたが、6日の続きです。発明物語、新製品開発物語、プロジェクトXなど・・・結構好きな人が多いのではないでしょうか。特に製造業の社長さんをとってみると、その率は一段と高いように思います。これらの事例は、とても参考になるはずですが、実際にはどうでしょうか?事例というものはくせもので、具体的な話なのでよくわかった気になりますが、その実、話の表面をなぞっているに過ぎない場合が多いんです。そうすると、自社に応用できません。だって、条件が全く違うんですから。結局「うちには無理だ」とあきらめるか、カッコいいところだけを真似して、アイデア一発勝負で自滅するか。なぜこうなるかというと、成功した物語の根底にある要因を分析して探り当てる能力がないからです。その能力こそ、戦略実力です。戦略実力の高い社長は、異なる業種の話でも、経営の参考にすることができます。この差は大きいですね。
2009.08.18
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「野獣丼」一杯食わされた? 商標権侵害と東武百貨店などを提訴この見出し、何を言いたいのかよくわかりません(笑)ので、以下に本文を全文掲載しておきます。--------------------------------------------------------豚丼の一種を「野獣丼」の名称で商標登録した福井市の元飲食店経営の男性(44)が、無断で同じ名前の丼物を販売したのは商標権の侵害だとして、東武百貨店(東京)などに約590万円の損害賠償を求める訴えを福井地裁に起こした。 訴状によると、男性は2003年から07年10月に福井市などで飲食店を経営し、鹿児島県産豚ばら肉を使った「野獣丼」を考案。テレビなどで人気を集め06年12月、特許庁に商標登録した。 今年4~5月、東武百貨店池袋店が丼物を主題にした催しで、飲食店経営会社(東京)がくしカツなどを盛った丼を「野獣丼」と称して販売、東武はポスターで宣伝した。男性の抗議で東武側は謝罪し販売を中止したが、その後「商標権の侵害はない」と反論したため提訴した。東武は「係争中のためコメントは差し控えたい」、飲食店経営会社は「弁護士に任せているので答えられない」としている。(中日新聞 2009年8月15日 朝刊)--------------------------------------------------------東武百貨店が「商標権の侵害はない」と反論したとあります。それが提訴の直接の原因のようですが、この記事から見る限り、なぜ商標権の侵害はないといえるのか、全く理解できません。ここに出ていない問題があるのかもしれませんが、大企業の横暴としか思えませんね。これでは、中国や韓国のことをとやかく言えないでしょう。
2009.08.17
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地震で飛び起きました。いつもなら起きていた時間ですが、今日はちょっとゆっくり起きる予定でしたので。結構、強く長く揺れましたが、この程度で済んでくれれば・・・というギリギリの揺れでした。被害は花瓶1個。この程度で済んで、ほっとしています。まだまだ余震が続いてますが・・・地震と台風、まとめて来ないで欲しいものです(苦笑)
2009.08.11
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KFCカーネル氏のそっくりキャラ登場!おじさんでなくおばさん、なので商標権侵害せずの判断―上海市中国では、性別の違うキャラクターも、商標登録しておいた方がいいらしいよ(笑)
2009.08.10
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財務諸表に表れない資産の有効利用を、知財も自前主義脱皮へ至極、まっとうなコラムですが・・・結局は経営戦略がしっかりと立てられているかどうか、ことに弱者の戦略に基づいた正しい戦略になっているかが、決め手になるということです。知財はあくまでも手段ですから、何をするのかが決まっていなければ、自前のものでも、他社のものでも、有効活用できるはずがありません。
2009.08.07
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4日の日記の続きです。考え方の方向性が正しいかどうか、これが決め手になるということです。新しいことをやる場合、過去のデータの蓄積がありませんから、そのことがうまくいくかどうか、予測することはできません。やってみないと分からないのです。これはとても大事なことです。いくら市場分析をしてみても、何がうまく行くかどうかは、やってみないと分からない。だから、まずは、試しにやってみる必要があります。それも会社の命にかかわりのないない範囲で。そして、まずうまく行きません。何度か試行錯誤しているうちに、重大なヒントが舞い降りてきて、そして、成功へ導いてくれることになります。事業の成功物語をみると、かならずこういうキッカケが出てきますよね。でも、最初からあさっての方向に向かっていては、永遠にその瞬間はやってきません。エラー&エラーで会社がどんどん弱るばかりです。正しい方向で考えられるかどうか、それは戦略実力が左右します。
2009.08.06
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IPトレーディング・ジャパンが9月末廃業へ>企業の知的財産活用の支援会社であるIP トレーディング・ジャパンは8月3日、昨年9月のリーマンショック以降の売り上げ不振を理由に今年9月末をもって廃業することを同日の同社取締役会で決めた。大手電子部品会社で親会社のアルプス電気もこれを了承した。知財のことを知財からアプローチしても、なかなか商売にならないんですよね。これが。ビジネスとして成り立ちそうな錯覚に陥るのは、大企業のものの見方をしているから。そして、とくに中小企業のやり方は、大企業のやり方を縮小簡略化してもダメだということに、業界全体として気付いていませんので、必要だと感じる支援メニューが用意できていませんね。ここに、大きな知財推進施策の問題があるように思います。
2009.08.05
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30日の日記から続いています。人柄が良く、円満な人はダメなんでしょうか?そんなことは決してありません。手のうち方の原理原則を身につければよいのです。必要なのは奇抜なアイデアではありません。また、経営者自身が、その業種の専門家である必要もありません。大事なのは経営者として正しい手を打てるかどうかです。その「正しい手」が、しばしば業界の常識から外れていて、変わっているように見えるだけなんです。さて、ここで実は重要なのは、「原理原則を身につける」の「身につける」です。「頭につける」ではないことです。つまり、いちいち考えなくても行動できること。社長として、瞬時瞬時の判断が下せること。これが「身につける」ということですね。そのためには、経営の原理原則を、経営戦略の研究を深めることによって、自分のものとしなくてはなりません。逆に言えば、その段階に達しない限り、本当に会社を支えるような新製品は生まれない。こういうことです。
2009.08.04
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28日の続きです。製造業の小さな会社で、独自の製品や技術を生み出し、成功している社長さんを見ると、その多くの人が変わっています。変人というといい過ぎかもしれませんが、変わっている人です。だからこそ、本当に独創的な考えができますし、アイデアを商品化するための忍耐力もあります。忍耐というか、楽しんで没頭しているという方が正確ですが。とにかく普通ではない(笑)ただし、あまり変わりすぎててもだめで、変わりすぎている人は、世の中が理解できませんので、商売にはならないようです。街の発明家がこのタイプでしょうか。話を戻して、小さな会社が、新しくて画期的な技術、商品を生み出して、良い会社になるためには、変わった人でなければならないのでしょうか?人柄が良く、円満な人はダメなんでしょうか?
2009.07.30
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ゆるキャラで有名な「ひこにゃん」に類似した「ひこねのよいにゃんこ」が出回っているという。よくあるニセモノ騒動かと思ったら、「ひこねのよいにゃんこ」は、「ひこにゃん」の原作者の創作だという。この原作者と彦根市は、キャラクター使用を巡ってもめていました。著作権は市に帰属することになってましたが、原作者の応募した図柄以外のものが出回り、著作者人格権の侵害として市を訴えたものです。そして、調停で解決したはずですが、どうもどのニュースを見ても、調停の内容がはっきりしません。いろいろ探したところ、このニュースが一番正確そうに書いています。ひこにゃん円満解決う~ん、曖昧さを残していますね。これだけを見ると・・・「絵本づくりなどの創作活動」というのが、調停文書でどう表現されているのかによりますが、これだけ見ると、キャラクター商品のデザインを妨げるものではなさそう。だけど、それに基づいてデザインの私用許諾に基づく商品化をした場合、彦根市の持つ著作権とのかかわりはどうなるのか。この著作権について、調停でどう扱われたか分かりませんが、著作権を侵害している可能性がありそうですね。それと、「ひこねのよいにゃんこ」の名称、絵本ではいいのでしょうが、キャラクター商品となった場合に、商標権の侵害や不正競争行為になる可能性がありそうです。それにしても、この原作者も市も、もうちょっと仲良くやれないものですかね・・・
2009.07.29
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23日の続きです。何で1位になるのか、ゴールつまり目標を定めることが重要。で、製造業の場合は、商品で1位になることが特に大事になります。ところが、小規模な製造業、いわゆる町工場は、ある特定企業の下請として創業したところが多いですね。ですから、発注者から求められる部品を製造していればよかったので、自ら製品を開発した経験がありません。また、このような場合、お客様はほぼ1社だけだったりします。多い場合でも数社程度でしょう。そのお客様が売れなくなれば、発注量は当然減りますから、売上に直撃を受け、会社の存亡にもかかわります。慌てて自社製品の開発をやろうにも、その経験がありませんから、どうしてもアイデアだけで開発を進めることになりやすいのです。自社内だけで考えますから、本当に売れるものが生み出されることはありません。また、アイデアを安直に製品化したものは、簡単にマネをされてしまいます。やはり、小さな会社が新製品を開発し、独自の製品を売っていくのは難しいのでしょうか?
2009.07.28
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通称「新漢検」改め「漢熟検」 使用見直しを決定無事、平和裡に解決したようです。まあ、そもそももっと配慮した通称に最初からすべきなんですがねぇ・・・知財に対する世間の認知レベルが、まだまだ低いってことですね。ところで「漢塾検」って、なんか果物みたいな響ですね・・・
2009.07.27
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今日は特定のニュースの話ではありません。知的財産関連のニュースは、今日様々に流されています。特許を巡る紛争のニュースであったり、知財推進のための施策のニュースであったり、海賊版や商標登録に関する中国の話だったり、いろいろな情報が流されています。しかし、中小企業に役立つ情報はほとんどない。害になる情報はありますけれど・・・(苦笑)しかし、わが国の圧倒的多数は中小企業。個人企業まで入れると、従業員100人以下の企業が98%を占めています。10人以下に絞っても80%。実際に周りを見回しても、数名でやっている工場がとても多いですね。ここにわが国の産業施策の大きな欠陥があります。大企業のやり方を簡略化・縮小化してもダメですからね!
2009.07.24
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21日の続きです。正しいルートを見つけることが、社長にとっての重要な仕事だと書きました。そのルートを考えるためには、ひとつには、現在地点が、正しく把握されていることが必要です。山などで遭難する場合、現在地点を誤認していたり、分からなくなって、結局迷ってしまうケースが多いようです。経営でも同じことが言えます。もう1つ必要なのは、ゴールがどこなのか的確に決めるということです。ゴールが分からないで、あるいはゴールがなくて走り続けることは、とても辛いことで力が出ません。やがて疲れきってしまいます。ゴールがはっきりしていても、それが無謀な場所にあれば、やはりたどり着くことはできませんね。現在地がはっきりしていて、ゴールが適切に設定されていて、かつ、そこまでのルートが適切に選定されている。この3拍子が揃っていれば、あとは力強く前へ進むだけですね。この状況を作り出すのが、社長の最も重要な仕事なのです。そして、このゴールは「何かの1位」でした。逆に、現在地点が分からず、ゴール地点がどこかも分からないで、なおかつ地図も持っていない。この3つの条件が揃えば、どんな人でも間違いなく迷子になります。これを「迷子の3原則」といいますが、3つ揃ってしまっている会社が、中小企業には、意外なほど多いのも事実です。
2009.07.23
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谷川俊太郎さんら19人、塾向け出版社提訴へ読売のこの記事が、一番良く分かります。というか、他社の記事じゃ何こことやら・・・すぐ消えてしまうと思いますので、一応、全文引用しておきます。---------------------------------------------詩人の谷川俊太郎さんや劇作家の別役実さんら19人が、「作品を無断で教材に使用され、著作権を侵害された」として、教材出版社「学書」(名古屋市北区)を相手取り、教材の出版差し止めと約4200万円の損害賠償を求める訴訟を21日にも東京地裁に起こすことがわかった。 学書は全国の小中学生学習塾向けに教材を製作、販売している。 提訴するのはほかに、俳人の金子兜太(とうた)さん、劇作家の平田オリザさん、寺山修司さんの遺族などで、全員が著作権管理団体「日本ビジュアル著作権協会」(東京都新宿区)の会員。 訴えによると、学書は、116種類の中学生用の国語教材に、19人の作家らの24作品を許可を得ず使い、販売した。作品の一部を削ったり、表現を変えたりしたとして、著作者としての人格権も侵害された、とも主張している。学書は、販売先の学習塾名で教材を製作しており、作家らは「(学書が)著作権を侵害したか外部に分かりにくい仕組みになっている」として、提訴対象以外にも、作品が無断使用された教材は多数に及ぶとしている。 訴えを起こす、絵本作家で俳優の米倉斉加年さん(75)は、「お金の問題ではなく、塾という教育の場で著作権が軽んじられていることがけしからん」と話している。 学書は「日本ビジュアル著作権協会に対し、別の出版社に申請を代行してもらい、使用の許諾を得たと考えている。申請漏れがあるなら、手続きを取る用意はある」としている。(2009年7月20日03時05分 読売新聞)---------------------------------------------不思議に思うのは、訴える前にこの出版社とやり取りをしていないんだろうか?ということ。多分、この出版社がとった手続きって、全然使用実態に見合ったものでないだろうけど、なんで、直接その点を詰められないんだろうか?著作者は警察じゃないんだから・・・
2009.07.22
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16日の続きです。人は自分中心に都合よく考えるものです。自分のことは棚に上げて考えます。だから、根拠のない自信というか、希望的観測というか、単なる希望で動いてしまいます。頑張れば、何とかなるだろう。頑張らないとどうにもならないのは正しいですが、頑張ればどうにかなるという訳ではありません。逆は真ならずです。マラソンで、スタート地点から、本来のコースと違う方向へスタートしてしまったらどうでしょうか。頑張れば頑張るほど、ゴールから遠ざかってしまいます。たまにまぐれで近道を選択することもあるかもしれませんが、それは偶然にしか過ぎず、ほとんどは、どんどんゴールから遠ざかります。実際のマラソンではコースが誰の目にもはっきりしていますから、このようなことは滅多に起こりませんが、経営においては、それぞれの会社によって、取るべきコースは違いますし、それは目に見えないので、正しいコースを選択することの方が難しいのです。コースを見つけること自体が、社長の大きな仕事の1つなんです。なのにそのことに根拠を持たずに、何となく決めてしまう社長が多すぎます。だから、7~8割の会社が赤字なのです。
2009.07.21
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「となりのトトロ」 姿消した芝生すぐに消滅すると思いますので、記事の全文を掲載しておきます。------------------------------------------------------大阪湾に浮かぶ人工島、舞洲(大阪市此花区)にある展望台の芝生で、市が無断で人気アニメ映画「となりのトトロ」のキャラクターが浮かび上がる形に刈り込んでいたところ、外部から「著作権法上の問題がある」と指摘され、一転して取りやめていたことが18日、分かった。市は「集客効果を狙ったが、著作権者の承諾が必要とは気付かず不用意だった」としている。 市によると、この芝生は此花区北港緑地の舞洲スポーツアイランド内にある展望広場「新夕陽ケ丘」にある。管理する市港湾局の職員が平成12年ごろから、家族連れに喜んでもらおうと、約10メートル四方サイズのトトロの“絵”を整備する芝生アートを開始。年に数回刈り込み、形を整えていた。 ところが昨年夏、市の不正などを告発する公益通報制度を利用して、著作権法上の問題を指摘する通報が寄せられ、市が対応を検討。これまで著作権者のスタジオジブリ(東京)に連絡しておらず、「著作権利用料を支払ってまで続ける理由がない」として中止を決め、刈り込み作業をせずに自然消滅させた。 著作権法では、映像や文章、デザインなどの著作物の複製は、私的使用目的以外は著作権者の承諾を得る必要がある。著作権に詳しい放送大学ICT活用・遠隔教育センターの尾崎史郎教授は「芝生を使って表現したものでも事前承諾を求めるのが本来の姿」と指摘する。この件について、スタジオジブリ広報部は「ノーコメント」としている。(産経ニュース2009.7.18 15:02)------------------------------------------------------この記事から思ったことが2つ。ひとつは自治体などの役所の知財権に関する感覚が相変わらず鈍いなあということ。全ての規制に対して身内に甘い体質が、知財権に対しても現れているといえるでしょう。もうひとつは、指摘を受けた後、大阪市はスタジオジブリなどの著作権者に対して、きちんと謝罪と交渉をしたのかということ。お金を払ってまでというけれども、無料であるいはそれに近い格安の金額で許諾を受けるべく交渉をしたのかということ。おそらく何もしていないのでしょう。せいぜい非公式に打診した程度で、それならやめようかということになったかと・・・勝手な推測ですので分かりませんが。知財権という無形のものにお金を払うことに対して、拒絶反応に近い反応をするのも役所ですね。知財権という権利をなぜ設けているのか、それぞれの法律の第1条をしっかり勉強してもらいたいものです。
2009.07.20
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騒動逆手「阿久根の顔」に!? 「ブログ市長」で特産PR 市民有志が商標登録例のブログ市長こと竹原阿久根市長をマスコミが取り上げるのに便乗しようという、たくましい魂胆ですなぁ。「ブログ市長おススメ!」を商標登録したとのこと。地元で効果があるかは微妙でしょうが、市長がブログでガンガン取り上げれば、ネットで売れるかも?
2009.07.17
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14日の続きです。構造的に儲かる会社になるためには、お客様作りに直接関係する要因で1位になることを目指さなくてはならない。では、何で1位になることを目指すのか?その目標が正しく設定できなければ、これまた、うまくいきません。極端なことを言えば、今から自動車生産に進出して、乗用車で国内1位を目指したとしても、決してうまくいかないことは明らかです。今のはとても極端な例ですから、誰の目で見ても結論ははっきりしていますが、もっと微妙な例ではどうでしょう。目標設定がそれでいいのか、よくないのか、自身を持って判断がつくでしょうか。経験と勘だけでは、自信が持てないでしょう。それは、なぜ今から乗用車で国内1位を目指すことが、無謀なことなのか、その根拠がなく言っているからです。だから、応用が利きません。正しく何で1位を目指すべきか、きちんとした根拠に基づいて判断し、決定できること。これが社長に求められる最も大事な能力です。そして、これこそが最も重要な知的財産といえるでしょう。
2009.07.16
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映画原作の芥川賞作家を提訴=シナリオ出版求め脚本家-東京地裁「一般的な社会慣行に反する拒否はしない」などという、曖昧な契約を交わすから、揉めるんですね。本来、揉めた時に威力を発揮するのが契約なのに・・・脚本家の世界の一般的な社会慣行と、作家の世界の一般的な社会慣行とは、違うでしょうに・・・裁判所がどう判断しますかねぇ。
2009.07.15
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9日の続きです。目先の売上を追いかけても、利益は多くならないどころか、逆に減ってしまうことにもなりかねません。頑張っているのに儲からないとすれば、この状態に陥っている可能性があります。実は構造的に儲かる会社になるには、お客様作りに直接関係する商品(サービス)、営業地域、客層のいずれかに、1位を持っていなくてはなりません。ごく小さな分野でいいですので、1位を持つことが利益性を良くする条件なのです。そして、何かで1位になることは、それを目指さなくては実現しません。目先の売上を追いかけることと、1位を目指すこととは、ときに相反することにもなりますので、目先の売上を追いかけることだけをしていては、いつまでたっても利益性は良くならないのです。このことがきちんと理解できているかどうかで、1位を目指す決断ができるかどうかが決まります。目前の売上を捨てなくてはならないこともありますので、この決断を下すための根拠を社長が自分自身できちんと持てるかどうか、これが会社の運命を左右するのです。
2009.07.14
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漢検協会:「新漢検」通称に待った 「混同の恐れ」>機構は同30日付の文書で「新」の文字をつけ、通称に「0からスタートの」と添えて差別化を図っており、混同の恐れはないと反論。「不正競争に当たらず、通称は変更しない」と回答した。漢検協会の状況が状況だけに、「0からのスタートの」とか、「新」とかつけると、かえって混同するんじゃ・・・新しい丸ビルと新丸ビルとの混同もあったことですし・・・ちょっと違うか?
2009.07.13
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ホンダ、中国の二輪車商標取り消しで勝訴 「発音が酷似」中国人は、この能力や労力をもっとほかに向ければ、きっとすごくなるんだろうけど、それをしないから助かってる部分ってありますね。しかし、有名企業は大変ですねぇ。
2009.07.10
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7日の続きです。売上を追求すると利益が減ってしまう。これは価格追求型の場合だけではありません。営業マンが回って販売するスタイルの業種の場合、売上のノルマを課していることが多いでしょう。これがそもそもの間違いだということに、気付いている社長はごくわずかです。売上のノルマを課せられた営業マンは、どういう行動を取るか考えてみればいいのです。ノルマを達成することが目標となりますから、売れそうなお客の情報があれば、どこへでも出かけていきます。たとえ多少遠くとも出向いていくでしょう。その結果、何が起こるでしょうか。そう、営業マンの移動時間がどんどん多くなります。移動時間はコストがかかるだけ。経費を垂れ流ししているようなものですね。その時間が多くなる結果として、実際にお客様に会う時間が少なくなってしまう。この両者は背反しますからね。さらに会社から遠いところに販売すれば、業種にもよりますが、配送やアフターサービスでも移動時間が多くなり、ますますコストがかかってしまいます。建設業などだと、そこへ行かないと仕事になりませんから、本当に小規模な会社だと、社長以下、現場との往復に時間が取られ、営業しているヒマがない!などということにもなりかねません。営業できない→目先の物件に飛びつく→営業できない・・・という悪循環です。目先の売上にこだわる経営をすると、コストのかかる体質になって、結局利益は減ってしまい、いつまでたっても苦しい状況から抜け出せません。でも、目の前に売上がころがっていれば・・・そう、そこから抜け出さないとならないのです。
2009.07.09
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特許審査迅速化 不況が“追い風”えっ、そうなの?と思って見たけれど、本当にそうかどうかはわからないという記事。そもそも平成13年9月までは、出願から7年以内に審査請求すればよかったのが、それ以降は3年以内に制度が変わり、旧制度でゆっくり審査請求するのと、新制度で急いで審査請求するのとが入り乱れ、審査待ちが多くなっていたという事情がありました。旧制度による審査請求は、去年の9月末で終わっていますので、新規の審査請求件数は減っていて当然で、審査渋滞が徐々に解消に向かっているはずです。だから、不況のせいかどうかわかりませんね。何でも不況の影響にしたがるのもどうかと。もちろん少しは影響があるでしょうが。
2009.07.08
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2日の続きになります。価格競争に陥って、作っても、売っても、利益がほとんど出ない。こういう嘆きを小会社の社長さんからはよく聞きます。そうなんだよなぁ~・・・と愚痴をいいあって終わり、ということが多くありませんか?でも、それは自らそういう状況に追い込んでいるに過ぎません。自分の会社がお客様に何をしてあげられるのか、それを具体的に明確にしていないから、たくさんある中の1つとなり、価格だけで判断されてしまうのです。スーパーへ行き、とにかく安いのを買ってこようと思ったら、とにかく値段だけを見てカゴに入れますよね。どのメーカーのものかなど気にしません。最後までメーカー名を見ないことの方が多いでしょう。そういうことです。でも、その安い商品よりも、はるかに高い商品だって、量は少ないけど売れていますよね。スーパーにはないけれども、時々「えっ!何その値段!!」というような、すごく高い物だって買う人がいるわけです。でも、売れる数はぐんと少ないですよ。売上を考えると、たとえ安売りされても、安いものの方がはるかに多くなります。しかし、大事なのは売上よりも利益です。売上を追求するあまりに利益が減ってしまう。こういうことが、あちこちで起きているわけです。
2009.07.07
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「漢検CBT」受検申込受付一時休止のお知らせ特許も関連会社に取らせてたんですね。協会にロイヤルティを支払わせてたんですかね。
2009.07.06
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ポルノ映画と同名…レンタルお姉さん配給差し止め仮処分申請ひきこもりの社会復帰を支援しているNPO法人「ニュースタート事務局」が、「20-30代が中心のお姉さんたちが手紙や電話、家庭訪問を通じて子供たちの心を開き、社会復帰を目指す」活動、『レンタルお姉さん』の名称をポルノ映画のタイトルに使われたとして、配給差止の仮処分申請を行なったとのこと。『レンタルお姉さん』は商標登録もされているようですが、今回の仮処分申請は不正競争防止法によるもののようです。相手の表示が映画のタイトルであって、その映画の中で指し示している「レンタルお姉さん」は、確かに混同を惹起するものと思いますが、「映画」とお姉さんの「派遣」とは、直接混同するものではないので、こういう場合は、周知表示混同惹起行為となるのかどうか?この辺は専門でないのでよく分からないところですが、どなたかご教示いただけるとありがたいです。まあ、でも思うのです。「レンタルお姉さん」という名称、ポルノや風俗関係でいかにも使われそうな名前だと思います。そういう名前をつけてしまったという、ネーミングのミスがあるように感じるのですが・・・真面目な人たちにそういう感覚はなかったのかな?
2009.07.03
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30日の続きです。少し話を戻しましょう。売るためには自社が何屋なのかという定義が、はっきり的確に定まっていないとならない、という話でした。この定義は、単に八百屋だとか、プレス屋だとか、そのような大きな括りではダメだということ。そして、「ベーカリーショップ専門の税理士」というように、独創的であり、かつお客様の視点から、一体何をしてくれるのかが明確である定義が必要だ、ということです。お客様が関心を持っているのは、その会社や店の商品やサービスによって、どういう効用がもたらされるのか?ということです。ですから、それに明確に答えるような定義がなされていれば、ピンポイントでその効用を求めるお客様に響くのです。街を行けば、税理士事務所がたくさん目に付く。でも、それだけで選べというのが無理です。街を行けば、エステサロンがたくさん目に付く。でも、それだけで選べというのが無理です。工場の多い地区にいくと金属加工の町工場がたくさん目に付く。でも、それだけで選べというのが無理です。・・・それだけで選ぶとすると、安いところを選ぶしかありません。そう、ここが問題なんです。
2009.07.02
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昨日の静岡新聞の記事で、最近問題になっていた中国での府県名の商標出願について、静岡、京都、鹿児島などの8府県の登録が、認められないこととなったという記事。さすがに中国もまともになってきたわい。という記事なんですが、この見出しは一体!「静岡」の無断使用不可あの~・・・そうじゃなくて・・・有力地方紙がこの程度では、中国のことあれこれ言えませんねぇ。一応書いておきますと、商標登録ができないことになったというだけで、「静岡」を勝手に使ってはいかんということではありません。静岡の県産物を輸出した時に、「静岡」の商標が使えないという事態は防ぐことができたんですね。勝手に「静岡」を語る向こうの業者がいたとして、それは紛らわしいので使うなという話は、全く別の話になるわけです。明らかにこの見出しは間違いですね。
2009.07.01
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