c - Rakuten Inc
100万ポイント山分け!1日5回検索で1ポイントもらえる
>>
人気記事ランキング
ブログを作成
楽天市場
695682
ホーム
|
日記
|
プロフィール
【フォローする】
【ログイン】
意識・からの解放
―「意識」からの解放の旅路(交わり)――
at 2003 06/21
『――そこに、憎しみがあり、絶望や死への願望があるかぎり、その背後には、愛や生命への希望があるはずだ――』ブルーノ・ベッテルハイム
人間は生まれてきてすぐに、かすかながらもまわりにある自分とは「違うもの」を認識しはじめます。
それらのものとの関わりのなかから自分の存在を確認し、さらに他人との交わりのなかで自我を育てます。
これはどんな子たちにも共通にみられる成長の過程なのですが、このことがアタシたちが生きていくなかで、大切な役割をはたしていることは忘れがちであります。
「交わる」――のことばからは社交上手とか引っ込み思案という区別しか思い浮かべませんよね?
しかし、子たちの発達のあり方で、アタシたちは交わるというごく当たり前のことが生命の存続そのものにも関わる大きな問題だと気づくはずです・・・・・。
情緒障害児と呼ばれる社会にうまく適応できない子たちや交じわることを拒絶した自閉症と呼ばれる子たちまで「段階」としての「問題」をもつ子たち(アタシたち)がいます。
自閉症の研究で著名なブルーノ・ベッテルハイムは、情緒に障害をもつ子たちと一緒に過ごした体験から、「――一人二人の自閉症児と生活を共にし、彼らの要求どおりに環境を作り上げて、そのために私自身が逆に孤立してしまって人格の破壊に陥った――」と、紹介しています(『自閉症・うつろな砦』ブルーノ・ベッテルハイム/みすず書房)。
他との交わりの否定、価値観をもって成長することの否定、ひいては生きることの否定。
つまり彼らにとって正確な意味での過去も未来も存在しえないのです。
この書に登場する子たちは「世の中の怒り」を一身に背負ったような役割で、まるで宇宙のすべての―怒り―と同化したような印象を受けました。
多くの子たちは同じように変化を疎い、同じような情緒問題をもっているように思えますが、
同時にこのような「イメージ」のテーマまで類似しているように思えてならないのです。
おそらく、このイメージの背後には保護者の問題、心理学で問うところの―母親との一体感―へのとらわれ、または「憧れ」があるのだと思います。
ベッテルハイムが指摘する『――問題をもつ子たちが折りにふれて示すことのある怒りや憎しみ――』の背後に、フロイトの言うところのアンビィバレンス、愛と餓えや、愛と憎しみ、またはエロスとタナトゥスなどの両価的なものを感じとることができます。
『――そこに、憎しみがあり、絶望や死への願望があるかぎり、その背後には、愛や生命への希望があるはずだ――』と、述べています。
子たちの宇宙的な怒りの「彼方」(アタシはあえて背後とは言い切れないのですが・・)には人一倍強い愛ややさしさがあるのかもしれません・・・・・。
ユングにも登場いただきましょう。
『―――アーキタイパル・イメージ(「元型心象」と呼ばれています)が人間の成長と深く関わりがあり、しかもその集合的な性格によって、交わりの原点を構成している――』というところに注目したいですね。
イメージは、生命と深い関係をもち、人間の情動を呼び覚まして、心理的影響を与えるものと考えられますが、人はまた、それらのイメージを通して、無意識に共感をもち、心理的交流をするものということです。
「無意識」の領域の研究はフロイト、ユングまたそれらにつづく人々によって、まだ始められたばかりのようです。
アタシたち人間の交わりの神秘が解明されるには、この無意識を学ぶことも大きな意味をもつと思えます。
アタシ(たち)の解放―――
あらたに無意識という鍵が芽ばえました――。
―自らを「癒す」、
自らが「解放」されるということ―
at 2003 06/23
―それは唐突にはじまる―
―そして不意に涙は溢れ出して止まらない―
―しかし涙のワケはともかく、感動は感動として、―
―自己に鋭利に切り込んでいかなくてはならないものがある・・―
―不意を突かれて、溢れた涙が止まらない―
その原因はテレビコマーシャルです。
ここ数年めったに腰を据えてテレビ番組を観なくなったアタシですが、夜遅くとある事務所にいて、台風情報を観ようと仕事の相棒がつけたテレビを眺めておりました。
この涙の原因たるテレビコマーシャルなのですが、「たったひとつのたからもの」と題してこんな風にはじまります――――。
―――有名な曲「言葉にできない」が唐突に流れはじめて、小さな男の子を中心とした家族写真がスライド形式に切り替わるのです。
もともと涙腺の弱いアタシは意味もなくしょっちゅう(いえ、意味づけなどは後でできるのなのですが・・・)涙を流す体質なのですが、他人に悟られまいとする涙とは無縁の涙でした。
気づかれても別にかまわないぐらい大量に溢れてきたのですから・・・・・・。
しかも、同じくテレビをなんとなく眺めていた彼すらも涙を隠しきれなかったようです(笑。
後で知ったのですが、このCMはナレーションなどは一切なく、最後に提供している会社のテロップが流れます。
そのコマーシャルは、どうやらある生命保険会社の企業広告のようでした。
観たことありますか?
3週間に1回ぐらいのオンエアで、提供番組なども不定期だそうです。
写真は文章では紹介しがたいのですが、その写真にあわせたテロップの―泣かせる―コピーをいくつか紹介しましょう。
―生まれた季節の~と、夫の好きな~をあわせて~~と名づけました―
―生後1ケ月、ダウン症と判明。合併症が原因で余命一年と告げられる―
〔 略 〕
―一日一日、いっしょにいられることが幸せ―
―みんなとがんばったね―
―自分の時間をしっかり生きる―
―~~と過ごした6年間の日々。たくさんのことを知りました―
―ありがとう―
最後の―ありがとう―の写真、お父さんが息子を強く抱きしめている写真で終わります。
アタシ(たち)の涙の要因はそれぞれ違うことと思います。しかし、ここではとくに究明しないでおきたいと思います。
少なくとも、「くやしい」や「かわいそう」の感情に属するものでないことは、はっきりしておきます。
このCMを観た数日前、偶然なのか前回の手帳で紹介させていただいた友人からの手紙がきっかけをつくってくださったこともあり、このCMの背景などを調べる機会がありました。
事実のみを端的にお伝えしておきます。
「~~君は6歳で、合併症のため死亡」
「このCMのきっかけは、以前たまたま同保険会社の写真コンテストに母が応募した」
「母は応募した~~君の写真に一切文言などは付け加えなかった」
「写真は入選し、また同社の社内CMに採用され、最も反響があった」
「保険会社はあらたに企業CMを作製するのにCM製作会社に依頼し、~~君たち家族の「事実」をはじめて知る」
このめったに流れない、しかも不意をうつこのCMは巷でちょっとした論争を呼んでいるようです。
アタシも誌面やIT上で知りました。
そしてこの論争の論旨の主な点だけを要約してお伝えしておきます。
① 障害児で、しかも亡くなってかわいそう
② 自分が、家族が幸せなことに感謝した
③ 障害児を育てるのはきれいごとじゃない
④ でも、それを乗り越えるから美しい
⑤ 命と、生きること、を感じた。また感じて欲しい
⑥ 人の死を、企業広告に利用するとは何事か
これまでのおおざっぱな紹介で、CMを観ていないみなさんもどう感じられますか?
もしかしたら、①、②の感情に属する方が圧倒的に多いのではないでしょうか?
アタシは、⑤以外の採択は誤った「心根」だと思います。
③の当事者が、あるいは当時者の立場にたつ姿勢ならともかく、傍観者としての発言なら無責任であります。そして心情の国民性がよく現れている④の、心情のみでとどまる世界をアタシは心地よくありません。
この④に批判的なアタシの情動は、また別の機会に、しっかりと究明していくつもりです。
以下はごく個人的なことなのですが、アタシは流した涙の数は数として、感動は感動として
ダウン症状のことをあらためて学ぶ、きっかけとなりました。
それは時を同じくして、先ほども触れさせていただいた友人が伝えてくれたこと、そしてわが町で交流のある作業所のみんなのこと(=注:11月14日付けのささやか幸せ帳『コウノトリの町でフクロウに出遭う』参照=)に思いを馳せたりしながら、あらためて学ぶきっかけを与えてくれたのです。
今、あらためて昨年の11月の手帳を読み返してみてください。
アタシは最後のほうで、こう結んでいます―。
『ところで・・・・・・。
どんなモノサシで人を見てますか?
どんな曇ったメガネで人を見てますか?
哀れむ、憐れみ、優しい手をさしのべる、思いやり、????
それら、すべて【差別の源泉】ですよ・・。』
【ささやか幸せ帳―11月14日付けより】
涙の数だけ、まだまだとりとめもなく書けそうなのですが、最後にある事実にいきあたりまして、このことを伝えて今回の手帳を閉じたいと思います――――。
ある事実を知り、そのCMの生命保険会社へ書面で、自分の思いとともに、ある質問をしたためて送り、返答を待っているところです。
アタシの質問のおおまかな論旨はこうです――。
『――何故、ダウン症状の子たちは、生命保険に加入できないのでしょうか?――』
ジャンル別一覧
出産・子育て
ファッション
美容・コスメ
健康・ダイエット
生活・インテリア
料理・食べ物
ドリンク・お酒
ペット
趣味・ゲーム
映画・TV
音楽
読書・コミック
旅行・海外情報
園芸
スポーツ
アウトドア・釣り
車・バイク
パソコン・家電
そのほか
すべてのジャンル
人気のクチコミテーマ
温泉旅館
群馬県3泊4日子連れ紅葉と温泉旅行 3…
(2024-11-27 22:56:10)
国内旅行について
道南の旅49・おんじき庭本-最後ま…
(2024-11-28 07:00:10)
ヨーロッパ旅行
ポルトガル ポルト観光 総集編
(2024-11-26 11:13:00)
© Rakuten Group, Inc.
共有
Facebook
Twitter
Google +
LinkedIn
Email
Create
a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧
|
PC版を閲覧
人気ブログランキングへ
無料自動相互リンク
にほんブログ村 女磨き
LOHAS風なアイテム・グッズ
みんなが注目のトレンド情報とは・・・?
So-netトレンドブログ
Livedoor Blog a
Livedoor Blog b
Livedoor Blog c
JUGEMブログ
Excitブログ
Seesaaブログ
Seesaaブログ
Googleブログ
なにこれオシャレ?トレンドアイテム情報
みんなの通販市場
無料のオファーでコツコツ稼ぐ方法
無料オファーのアフィリエイトで稼げるASP
評判のトレンドアイテム情報
Hsc
人気ブログランキングへ
その他
Share by: