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Dog photography and Essay
独立記念広場
「マラッカ/独立記念広場」
ポルトガルがマラッカを占領した年の、
1511年造られたサンチャゴ砦がある、
セントポール丘より降りて来た。
中国人の会社経営する社長は、
足が痛くてもう歩けないを連発。
こんな旅行に革靴を履いてくるのが、
間違いであるし、リーガルなんて、
そんなガッチリした革靴では、
誰が履いても足が痛くなると言った。
そんな時に、現地の子供が私の前を、
ひょこひょこ歩きながら通り過ぎようとしていた。
私は「ちょっと待った~!」と日本語で言ったが、
何の反応も示さないので、英語で言うと、
彼女の父親が停まってくれた。
写真を撮ってもいいか?と言うと、
あっさりと許可した。
その子供は、驚いたような表情をしながら、
私のレンズを大きな目を開いてみた。
何か起こったのかと言うような表情で、
私を凝視していた。
そして、その父親に小銭を手渡すと、
何となく微笑んだがそんな絶好の画像は無い。
そして、忘れていたその中国人の社長は、
従業員540人の電子部品を作る社長との事だったが、
私には全くそんな事は旅行には関係ないと、
厳しく言ったところ、何か言いかけて、
黙ってしまった。
何を言おうとしたかは分かった。
仕方無しに、上の画像の綺麗な花タクシーに、
お金を手渡し、バスが待つ所まで、
乗せて行って下さいと言って動き出した。
その社長婦人は、何度も振り返っては、
私に頭を下げていた。
この辺りは、独立時代の飛行機や列車が、
展示してある独立広場であった。
下のような大砲が至るところに、
設置してあったが、歴史を物語る為必要だった。
この列車は、日本がマレーシアへ進行し、
その中で鉄道文化を発展させた遺物である。
日本軍の印象は非常に良いのかなと思ったが、
人間の根底の気持ちはそう簡単に、
変わるものではないと思った。
「マレーシア国立博物館1」
マレーシアの国立博物館は、
首都クアラルンプールにある。
1963年に建てられた。
建物もマレーの伝統建築方式で、
造られている。
各民族の風俗などを展示していたが、
私の関心事は、やはり日本軍の、
残していった足跡を画像に納めた。
国立博物館の入口より、振り返り、
クアラルンプールの街を撮った。
マレーシアの旗が掲げてあった。
赤と白のラインは、イギリス国旗の、
配色に由来するしているという。
マレーシアで1200年ごろに使われていた刀
刀の柄部分に特徴がある。
ストッパーのようなものが施してある。
刀の棟の部分や鎬の部分また、
切先の部分も日本刀とは違う。
西洋から入って来たものだろうか?
日本では、平安時代初期に刀が、
必要なものになったが、大和時代の
天照皇大神も刀を腰に差していた。
銅鑼(どら)は、古代のジャワなど、
南方民族の楽器が発祥と言われている。
戦陣の際の合図に使われていた。
中国では宗教儀式に用いられた。
「マレーシア国立博物館2」
マレーシア国立博物館は、
首都クアラルンプールにある。
1963年に建設された。
マレーシアの自然や各民族の、
風俗などを展示している。
日本では南部鉄瓶が有名である。
鉄瓶で沸かしたお湯はまろやかで、
カルキの匂いも少なく呑みやすい。
上の画像は、300年ほど前の鉄瓶。
上の画像のネックレスは、
王妃が使ったものである。
下の画像は、コインをつないだもの。
息苦しさを感じて、博物館の外へ出た。
博物館の中はクーラーが入っていたし、
外は、33度の気温だったが、深呼吸した。
この次のページで更新するが、
日本軍が侵攻してきた時の、
日本軍の将校の一人の日の丸の国旗に、
日本の友人知人やそこには知事の名前が・・・。
そのようなものを、見ている内に、
息苦しく感じて外へ出た。
中国人はどうしたのかと不思議になり、
「どうしたのか?」と私に質問した。
しかし、その心の動揺を説明できなかった。
また、彼らに説明する気持ちもなかった。
画像は、王が被っていたターバン式王冠。
宝石を縫い付けてあったが、本物か偽物かは?
分からなかった。
マレーシアの国旗である。
赤に白のラインや左側のブルーの地は、
イギリスの国旗から来ている。
最終植民地にしていたのはイギリスだった。
「マレーシア国立博物館完」
マレーシア国立博物館は、
首都クアラルンプールにある。
1963年に建設された。
マレーシアの自然や各民族の、
風俗などを展示している。
皇帝が座った椅子である。
しかし、公務の時に、
いつもこの狭い椅子に座っていたのか?
と、思うと自由が効かないのも辛い。
一瞬、オードリーヘップバーンの、
ローマの休日を思い浮かべた。
もう相当古い映画なので、
若い人には分からないかも知れない。
マレーシアとイギリスは元より、
広東省などとの交易に、
このような帆船が活躍した。
既に、香港はこの頃(第二次大戦)
イギリスの領土になっていた。
1897年7月に条約が交わされていた。
この時には、アメリカやフランスも、
挙って、侵攻し上海でも疎開地が出来た。
この時には南京大虐殺など足元に、
及ばないほどの虐殺・暴行が行われた。
中国人は太平洋戦争の事ばかりで、
反日デモを繰り返すのは何故・・・?
今は、マレーシアでした。ゴメンナサイ!
「ピューターギャラリー1」
現代アート美術館のような、
新しく建築された巨大な、
ピューターギャラリーでは、
「遺産ゾーン」「体験ゾーン」
「現代ゾーン」とピューターの、
世界をさまざまな形で紹介していた。
ピューターとは、錫(スズ)を、
主体とする合金の物質名の事。
繊細な極みの職人技を近くで、
見学することができた。
錫で造ったワニの彫像を画像に、
収めたがタイのワニ園を思い出す。
無錫の錫(しゃく)の意味は分からないが、
錫杖(しゃくじょう)杖の頭部が錫制。
錫(すず)とタイプしたら漢字が出た。
錫(しゃく)でも出てくる。
思わず「無錫旅情」の歌が浮かんだ。
「無錫旅情」って歌、知ってます?
しかし、無錫の「無」は無いの無い。
♪君の知らない 異国の街で
君を想えば 泣けてくる
俺など忘れて 幸せつかめと
チャイナの旅路を 行く俺さ
上海蘇州と 汽車に乗り
太湖のほとり 無錫の街へ
船にゆられて 運河を行けば
ばかな別れが くやしいよ
あんなに愛して あんなに燃えてた
命をかけたら できたのに
涙の横顔 ちらついて
歴史の街も ぼやけて見える♪
無錫への旅行は1年半前に行った。
今日はもうダメ・・・。
600mlの紹興酒を2本空けちゃった。
今の更新はマレーシアですよね・・?
おやすみなさいって書いても明日の午後5時頃の
更新ですかね・・・・。ゴメン!もう限界!
今日というか?いや、昨日?日本より悲報が入った。
私より若い女性が、2人他界した。
二人とも2ヶ月前にメールなり電話で、
交流した人だった。
以前の商社に勤めていた女性だった。
私もこの世を去っていく覚悟は、
出来ているが、本当に悲報だった。
私より先にどうして逝ってしまったのか?
何か今読むと文章かなりセンチメンタルですね。
「ピューターギャラリー2」
現代アート美術館のような、
新しく建築された巨大な、
ピューターギャラリーでは、
「遺産ゾーン」「体験ゾーン」
「現代ゾーン」とピューターの、
世界をさまざまな形で紹介している。
錫で作った小物が展示されていた。
上の階の踊り場から撮影した。
画像に写っているものが小さい。
お椀とか置物のみやげ物である。
小物は机の片隅にでも置いておくと、
思い出につながる。
前のページで、色んな人の手形が、
錫の板で作られているのを更新したが、
そのアップ画像である。
この錫工場の建設に携わった人の、
手の形を取って作ったという。
私と同じような手の形をした人もいて、
中国人も自分の手を、その形に宛がい、
この人の手は小さいとか?この人指が、
結構長いよなどと言ってはしゃいでました
次に、タンスの引き出しの取っ手作りの、
デモンストレーションをしていた。
何となく、サンドイッチを焼く鉄板を、
イメージしておかしかった。
中国人のツアーのメンバーにその事を話すと、
実演している人が中国語を分かっているようで、
大きな声で笑ってくれました。
そして、あんたどっから来たのって聞くので、
上海からと言うと、寒い所から来たんだねと、
言っていた。
それもそのはずで、
こちらは年中33度位である。
しかし、上海を飛び立つときは、マイナス2度。
その差が激しすぎる。
画像は、金型に錫を流し込んで、
中のものを取り出そうとしていた。
そして、中の取っ手を取り出して見せてくれた。
こんな取ってもあったなと思いながら見た。
錫がピカピカに光っていた。
きっと高級家具に取り付けるのだろう?と、
思いながらその姿を画像に収めた。
「ピューターギャラリー3」
現代アート美術館のような、
新しく建築された巨大な、
ピューターギャラリーでは、
「遺産ゾーン」「体験ゾーン」
「現代ゾーン」とピューターの、
世界をさまざまな形で紹介している。
画像は、錫でお椀を作る作業です。
やはり手馴れた人がされてるので、
手早く正確で的を得たロスのない、
手さばきに目を見張った。
単調な作業だった。
芸術とは描いたイメージが発揮される。
しかし、画家とかと違って、
このような作業は、点の集まりなのだ。
単調な作業の中に、耐える事が要求される。
今度はコースターを作っていた。
勿論、コースターとして使っている人も、
居るかもしれないが、飾り物にする人が、
殆んどであろう?
手にとってみると結構ずしんと来る。
このようなコースターの上に、
酒を置いて、上から覗いたら、
メルヘンな世界が広がるだろうな~?
これは、保温ポットの外側である。
何をしているかと言うと、
すべすべした表面を、小さなハンマーで、
叩いて、凹みをつけている。
これも単調な作業であるが、
忍耐が必要である。いい加減には叩けない。
結構、狙いを澄まして叩いている。
私が、やってみたいとお願いしたが、
商品だからそれは規則で出来ないと言われた。
私のお袋の兄は、大工で釘打ちが上手い。
それとこれとは、力の入れ具合が違うと、
思いながら、必死に叩いている所を写した。
そして、出来上がったものを、
写真を撮って良いと、許可をもらった。
芸術品である。
少しでも気を抜けば、とんでもない所に、
凹みが出来、それで商品価値が下がる。
そして、その職人の掌を見せてもらった。
硬い厚いタコが出来ていた。
そこで、問題です。
この変な形をしたものは何でしょうか?
物を入れるものです。
もう分かった方がいらっしゃるかな・・・?
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