Dog photography and Essay

Dog photography and Essay

吉野家の牛丼は食べた


「介護用オムツ」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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今日の午前9時半頃、ヤマト宅急便でホープのオムツが届いた。
amazonに注文したユニチャームの犬用のオムツだ。

amazonのカスタマーレビューを読んでいるとホープとほぼ、
同じ年頃の犬の介護用オムツのようである。

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ペットショップで購入するよりも3割ほど割安で送料無料だ。
3日ほど前にペットショップで犬要介護オムツを買っていた。

ホープにピッタリで、違和感もなく、なにより足が痛くない。
ホープは高齢になり、ランクルに巻き込まれ後両足に、
大ケガを負い、治るのに1年間かかった。

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その古傷が年齢と共に後遺症として現れたのである。
初めは私のパンツを履かして、ウェストを安全ピンで止めて、

使っていたが、パンツを履かせる時に右後足を、
持ち上げると悲鳴を上げるので、介護用オムツにした。

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赤ちゃん用オムツを付ければサイズ的には問題ないと、
思っていたが、尻尾を外に出す穴がないので仕方ない。

犬用だけあって、尻尾の穴も空けてあり快適である。
カスタマーレビューの中はホープと同じような境遇の
ワンちゃんが多くいて、私も少し安心した。

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かなりの数のレビューがあったが、その中から選んでみた。

トイレの位置がわからなくなってしまったようで
その対策としておむつをいくつか試しましたが、
このシリーズが一番良いです。

うちのコは小さめの柴犬ですがサイズがぴったり、
シール部分もしっかり留まるし、おなかまわりの、
ギャザーも優しい感じでとても良いです。

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柴犬のメス16歳です。今年のお正月を過ぎた頃から、
夜鳴きが始まり、大きな声で、遠吠えのように鳴くので、
ご近所迷惑になるので、安楽死まで考えました。

ネットでこの商品の事を知り、買い早速つけてみました。
その夜から夜鳴き無しで、熟睡できました。

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柴犬17歳、白内障、耳も聞こえなく、認知症になり、
徘徊するので、オムツをつけ、布団の中に、
入れて寝てますが、安心です。

ホープの場合、目も見えるし、耳も聞こえるので、
まだまだ幸せな方なのかもとレビューを読んでいた。

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昨日から、投薬治療が始まっているが、また食べなくなった。
今日も妻の入院する病院の帰りにサーロインステーキを
買って来て、少し焼いて薬を入れたが食べない。

オムツで一安心と思ったが、今度は食べなくなった。
そうかと言っても、腹が一杯で食べないのではない。

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私の横に来て、頬っぺたを膨らませて、何か頂戴と、
吠えるが、牛肉、馬肉、羊肉、豚肉、鶏肉、ウインナー、
どれも食べようとはしない。一難去ってまた一難か~。

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「何を聞いてもワン」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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あまりホープの病状や経過をブログに綴るのは、
書く方は心苦しく、読む方は辛いとは思います。

元々、Wander Photo Life ワンダーフォトライフのブログは、
Wander(歩きまわる、ぶらつく) Photo(写真)の意味。
Lifeは生命、生涯、生活などの意味で、ここでは生活の意味。

ホープとの散歩で撮影した写真やホープとの生活を、
綴ったものですので、我慢して見て下されば幸いです。

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ホープが食事をしなくなってから丸1日が過ぎた。
それでも薬を飲まそうとしているから嫌がっている。

散歩の途中、コーギーを9歳半で亡くしたご婦人と話をした。
「ホープちゃん調子はどうですか?」って聞くので、
「薬を警戒して食事をしなくなりました」と答えておいた。

「お水は飲んでいますか?」と聞かれ、私は、
「ホープは水ばかり飲んでいますよ」と答えた。

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「水を飲んでいれば大丈夫ですよ、お腹が空けば食べます」
と、ホープの頭を撫ぜながら話してくれた。

ホープの散歩は、幾分右後足付け根の痛みが取れ出したのか
多少長い距離を歩いてくれるようになった。

夕方の散歩は1.8キロほど歩くようになったので、
足の痛みは快方へ向かっているのではと思った。

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今日は、朝の散歩の後、動物病院へホープを連れて行った。
獣医師は「ホープちゃん、どうですか?」と聞いて来る。

私は「薬を色々と工夫して飲ませるのですが飲みません」
「どこのワンちゃんも薬を飲ませるのに苦労していますね」

私が「上手な薬の飲ませ方がないものでしょうか?」と尋ねると、
医師はピルガンを出して来て、これで口を開けて奥まで、
入れる事が出来るのですが、ホープちゃんは難しいかも」と。

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私が口を開け、奥の方へ入れるのですが吐き出しますと、
話すと、舌で上手く外へ送り出すのですねと苦笑い。

院長は3日前エコーを撮りましたので、あまり変わらないとは、
思いますが、折角だからもう一度撮ってみましょうと、

「お父さん、ホープちゃんの前足抱えていて下さい」と言い、
再度エコー写真を見せて、変わらないですねと診察を終えた。

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動物病院の待ち時間を利用して近くのドラッグストアーで、
赤ちゃんの離乳食と犬の離乳食を3500円分買って来た。

動物病院の会計は、体重を計っただけのような感じだった。
しかし、会計は2,860円とエコーのお金だろうと思った。

帰宅してより離乳食を食べさせたが、鼻を近づけただけで、
全く食べないので、温めてみたが匂いがきついのか食べない。

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猫の柔らかゼリー仕立てのマグロとタイのとマグロだけの
物をそれぞれ4つずつ買って来たが、全く食べない。

カロリーメイトも買いに行ったがゼリーはリンゴ味しかなく、
買って来てホープに食べさせるが、食べようとはしない。

野菜類も生でだめで、煮てもダメ、豆類やイモ類もダメ。
犬用チーズや犬用のレバーも買って来たがダメである。

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だが、今もホープは腹が空いたとタイプする横で、
ワン!ワン!と吠えている。一体何が食べたいのか?

何度聞いても、ワン!だけでは意味不明である。
このままホープは何を出しても食べないつもりなのか。

ホープの手術をしても、手術しなくても後悔するよと、
コメントにあったが、この事なのかと、抗うつ剤を飲んだ。

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「吉野家牛丼」

「ワンダーフォトライフ」では、
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ちょうど一年前のFacebookの日記より

長女から昨夜22時45分lineへ
「父さん、Facebookへ書いてないけど大丈夫かな?
疲れ出たかな?」と連絡があった。

椅子に座ったまま眠ってしまっていたので、
そのlineに気付き、「疲れただけで大丈夫!」とlineした。

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仏壇横に安置してある母の遺骨に手を合わせてから、
睡眠誘導剤を飲み床に就いた。

6月7日母の通夜、6月8日葬儀。
母の直系である私たち3人の兄弟の家族と、
母の兄弟の家族の家族葬で行った。

自治会には母が逝去した日の内に知らせ、
全戸へ訃報知らせを配布して頂いた。

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母の氏名、逝去の日時、享年、式場名、喪主名の他に、
故人の意志により家族葬で行いますと書いた。

更に、弔問、ご香典はご辞退させて頂きます。などの
内容で自治会会員宅へ全戸配布して頂いた。

だが、これが賛否両論で自治会会長と、
組長とで揉めたようである。

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問題点は、家族葬でありながら、何故知らせるのか?が、
組長の意見であり、それに対して、会長の意見は、

ここの自治会に40年以上入って活動していた人なので、
知らせるのが人としての道だと話し合ったようである。

引っ越して来られて3年の組長が致し方なく、組から
香典をルールに則り、喪主である母の実子である
私の弟の喪主へ、自治会と組から香典を頂いた。

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家族葬なので、母の直系の家族のみの参加であるが、
母は7人兄弟の長女であり、その下は83歳、80歳などと
高齢で、参列していても疲労の度が読み取れた。

また私が21年前に他界した父の連れ子であり、
母の兄弟は皆、喪主が誰になるのかが、
気になっていたようで、母の実子である弟が、
喪主と定め大きな揉め事は起こらなかった。

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葬儀担当から「葬儀特に通夜には揉め事が必ず、
起こりますから、極力避けるようにして下さい」と、
注意されていたが、やはり揉め事はあった。

母の最期の時で、皆の心の中ではその想いが、
炸裂したに違いないと思った。

逆に、良き人生勉強をさせて頂いたと、
感謝するべきなのだろう。

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1年前の今日は帰りが遅くなり、食事の用意をしていたが、
滅多に吠える事のないホープが待ち切れず吠え出した。

とりあえず、冷蔵庫を開けると、大分前に入れた鶏肉の
から揚げがラップとビニール袋に包まれてあったので、
取り出しレンジに掛け、先に私が毒味した。

問題ないので小さく切り、ドッグフードと混ぜると、
腹が空いていたのかドッグフードまで全部食べてくれた。
これがちょうど1年前の日記の内容であった。

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ホープは水だけで、相変わらず出した物を食べてくれない。

今朝は今まで買って来た食材で、ごった煮雑煮をした。
見た目はあまり良くないが、味はまぁまぁだった。

圧力鍋一杯になったが、離乳食は3袋封を切ったものの、
全く口をつけないので、9袋全部捨ててしまった。

カロリーメイトやチーズ類は私が食べる事にした。
雑煮の中には、サーロインステーキを小さく切ったものから
豚バラ肉、馬肉、鶏肉などと共に野菜も入れ煮た。

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これで朝食を済ませた。豪華な食事だったがホープは食べない。
大部分が残り、夜と明日の分もあると思いタッパに入れた。

妻の療養する病院へ行く途中に、ダメ元だと思い吉野家の
ドライブスルーに車を停めた。

店員が顔を出すので「並2つ」と言い、760円払った。
ものの3分ほどで2つの牛丼が出て来た。

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ホープと近くの公園のベンチに腰掛け、牛丼を食べた。
ホープに蓋をひっくり返して、箸で摘まんで置いた。

はじめは牛丼を匂っていた。要らないように顔を背けた。
私が箸でホープの口先に持っていくと仕方なく食べた。

すると目の色が変わったように牛丼を見つめている。
蓋の上に、牛丼を置くと直ぐに食べた。

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玉ねぎだけ除けて、牛丼のみ蓋に置いて行った。
1つの牛丼が、見る間に無くなってしまった。

2つ目の牛丼の蓋を開け、私も一口食べてみた。
懐かしい味である。脂身がなく良い味がしていた。

2つ目の牛丼の肉のみホープがほとんど食べてしまった。
今まで味付けなしで出していたので食べなかったのかも。

この牛丼も飽きるのでは思ったが、牛丼の作り方を、
クックパッドで検索してみようと思っている所である。

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「大盛1つ」

「ワンダーフォトライフ」では、
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木材に漆を塗り2つに折れる屏風のような形の、
衣桁(イコウ)と呼ぶ着物を掛ける物が家に沢山ある。

非常に邪魔になるので、市ゴミ処理センターへ、
持って行く為、玄関横の部屋まで出しておいた。

車に載せようとしたが、トラックならまだしも乗用車では、
上手く載らないので、衣桁(イコウ)を取り壊した。

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ネットで調べてみると高い物は1つあたり2万円以上する。
7本あったが、私には必要ないものである。

その他、籐の衝立や籐の椅子なども壊して積み込み、
ホープとゴミ処理センターへ行く予定で用意した。

散歩はホープの足の調子が良いのか1.2キロは歩いた。
以前の0.4キロから比べたならば、大きな進歩だった。

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朝の散歩が終わり帰宅して暫くすると雨音が聞こえて来た。
外を見ると、土砂降りの雨になっていた。

ホープに食事をと牛肉のスライスを醤油に本だしを入れ、
軽く煮ていると廊下を歩いて来る足音が聞こえて来た。

IHヒーターの方をクンクン嗅いでいた。
ホープの陶器の器に入れてよりフーフーと冷ました。

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私が鍋に残っている牛肉の味見をしてみると、
吉野家の牛丼の味とは、微妙に違っていた。

ホープに「ほらっ!薬は入っていないよ~」と促すが、
器に鼻を近付けてより私の顔をジッと見ている。

私がホープの器から牛肉を箸で摘まんで「美味しいよ」と、
食べてみせるが、食べようとはしなかった。

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昨夜のように味が濃いのかと思い、水を足しレンジで、
60秒ほど調理し、水を捨ててホープに出した。

ホープは2・3歩前に進んで来るが、やはり食べない。
私はタメ息をつき、「吉野家に行こうか?」と言う。

ゴミと化した籐の椅子などを車に載せ、ホープのオムツを、
取り替えてより、抱えて助手席に乗せた。

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まず、吉野家のドライブスルーから「大盛1つ」と520円を、
出し3分ほどでビニール袋に入れられ大盛を手渡された。

吉野家の駐車場内の追突事故でパトカーが停まり、
警官が事故処理をしており、その横で食べる勇気はなく、
30m離れたジャズダンス練習場の駐車場へ停めた。

ホープに、牛丼の蓋に箸で摘まんで具を置いて行った。
玉ねぎだけ選んで私が食べたが、置くと同時に無くなった。

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大盛の牛丼の具は、直ぐに無くなり、私はご飯のみ食べ、
ホープの目を見ると「ワン!ワン!」と吠えている。

この「ワン!」が何を意味しているのか分かった。
そして、ドライブスルーで「並1つ」と380円出した。

近くで事故処理をしている警察官は私をジロリと見る。
店員も今、大盛を持って行ったばかりで、並1つと言う
アクセントが疑問文のように語尾が上がっていた。

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やはり、初めから並2つと言うべきだったと後悔した。
同じ駐車場に停め、ホープに牛丼の具を食べさせた。

ホープの食べる速さは尋常ではない感じがした。
毎回760円の食事では1日2食にしても、月4万5千円だ。

毎日牛丼ばかりでは、栄養が偏ってしまうなど思いながら、
スーパーに着いた。麺つゆと焼肉のたれを買う為だった。

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店員に吉野家の牛丼の素が無いか聞いてみた。
冷凍の牛丼はありますが牛丼のつゆは無いと言われた。

とりあえず、麺つゆと焼肉のたれのみ購入したのち、
ゴミ処理センターへ籐のゴミを捨てに行った。

今夜の食事は食べてくれるのか心配しながら記事を、
書いているものの、投薬を止めた今目途は立っていない。

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「テスト」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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ホープの夕飯は、牛肉スライスと焼肉のたれで、
小さな鍋に水を足して煮てみた。

焼肉のたれの良い匂いが漂う。
ホープもやって来て食器に移されるのを待っている。

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出来あがった焼肉のたれで煮た牛肉を箸でつまみ、
少しだけ食べてみると、バーベキューの味がした。

これならホープは食べてくれるだろうと胸を張り、
口を丸くして息を吹きかけ冷ました。

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「はい!ホープ美味しいぞ~」と言って前に置く。
しかし、臭っただけで食べようとはしない。

私は、まだ肉が冷めていないのだろうと思った。
だが、一向に食べようとはせずに私の顔を見ている。

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ホープのその目は、怒っているようにも見えたが、
実際は、これではないと言っていると感じた。

私は、吉野家に行って牛丼を買って来ようと思い、
ホープを抱えて、車まで行き助手席に乗せた。

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夜の街並みを車で走行するのは、いつも夜中である。
私がホープを置いて、温泉に入りに行く時である。

午後7時前の町並みは電気が煌々と点いて奇麗である。
ドライブスルーで「並2つ」と店員に言い760円を出した。

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夜の店員は午前の店員と違っていて、内心ホッとした。
夜のネオンを見ながら、ホープに牛肉を食べさせた。

2つの牛丼が、見る間に無くなって気持ち良い程である。
その時、家に持ち帰って食べるべきではと思った。

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ホープは、投薬されていると言う不安があるのではと、
思ったが、私の味付けの悪さを薬のせいにしていた。

明日は、買って来て、家に持ち帰り、ホープの器に入れ、
食べるか食べないか、テストをしてみようと思った。

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「玉ねぎの甘味分」

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午前中はホープの散歩をした後、吉野家のドライブスルーへ。
「牛皿特盛1つ、いくら?」「580円です」と並2つより安い。

牛丼並2つで760円だったのが、皿にすると、
並2つの量で、180円安くなっている。

玉ねぎは、相変わらず入っている。
私は、その玉ねぎを箸で摘まみながら食べていた。

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コメントには、玉ねぎのエキスだけで死んでしまうと、
有ったが本当なのだろうかと思いながら食べた。

犬には悪く、人は問題ないのだろうか?
同じ動物同士であるので、やはり人間にも良くないのでは?

私が、中国駐在時代、酒のつまみにと毎日玉ねぎを、
細く切り、水にさらしたあと鰹節と醤油で食べていた。

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勿論、私には時間が無いので、中国の女性に頼んでいた。
テーブルの上には料理の横に玉ねぎが置かれていた。

2ヶ月ほど続けただろうか、皮膚の柔らかい部分に、
ブツブツとアレルギー症状が出て病院へ行った。

病院では、日本語など通じないので中国語で話す。
玉ねぎを2ヶ月間食べ続けた事によるアレルギーと診断。

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ペニシリンの入っていない飲み薬を処方して頂き、
玉ねぎは一切食べなかったら2週間ほどで治った。

今でも、玉ねぎは生では食べてはいなく必ず火を通す。
カレーライスにも玉ねぎ2個ほど入れるが問題ない。

犬の血液成分が人間の血液構成と違うようであり、
それにより貧血症状が犬には起こるようである。

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迷信なのかどうかは分からないが、冷蔵庫の前に貼ってある
犬が食べてはいけない物のリストのトップに玉ねぎがある。

まずは家に持ち帰っても食べたので、今度は私の作った
牛丼を、吉野家近くに持って行き食べるかどうか。

テストをしてみようと思っているが、食べない時は逆に、
私の味付けが悪いと言う事になり、それはそれで、
逆に、ショックを受けるのではないだろうかと心配する。

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家で作る場合は、玉ねぎは入れないで作るので、
その甘味分が、感じられないかも知れないと思うのだが?

妻の寝間着を届けに妻の療養する病院へ行って来た。
いつものように「変わりありませんか?」と挨拶する。

看護師から「変わりありますよ」と言われるので驚いた表情を
見せると、「違います、部屋が変わったのですよ」と言う。

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201号室から203号室へ変わり行ってみると86歳平均の中に
65歳になった妻がいたが、中には瀬戸の花嫁を歌っている。

妻に3分の1でも良いから、そのパワーを分けてほしいと思った。
ナースセンターの前から遠ざかった部屋だった。

今日は病院からの帰宅が遅れてしまったので途中で吉野家の
ドライブスルーに入り、特盛1つを頼んでホープと食べて来た。

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「交互に置いても」

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衰弱がひどく体重も8.1キロまで落ちてしまったが、
今では、8.6キロまで体重が戻ったようで安心した。

ホープは散歩だけは欠かさず行っている。
右後脚内側付け根が痛くて、足を引きづりながらも、
散歩だけは、どうしても連れて行くように催促された。

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右後脚内側付け根は今でも痛がっているが、
何とか1.2kmは歩くようになった。

だが、相変わらず食事にだけは苦労している。
午前中も牛肉スライスを麺つゆと砂糖で煮た。

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家のホープの器に入れても食べてはくれない。
仕方なく、再度ホープに目薬で目を拭いて車に乗せた。

私が作った牛丼の具らしき食べ物を持って、
車を走らせ、わざわざ吉野家のドライブスルーを、
通り抜けて、吉野家の駐車場に車を停めた。

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吉野家の器は昨日のうちに潰してゴミにしていた。
持って来たのは、いつものホープの器ではない。

陶器の器を袋から出し、タッパに入れた牛丼の具を、
器に入れてより、ホープを吉野家奥の公園のベンチへ、
乗せ、器をホープの口元へ持っていく。

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家での具を見る様子とは違うが、私の作った具と、
直ぐに見破られて、顔を背けられてしまった。

割り箸で牛肉をつまみ「はい!どうぞ」と言うものの、
食べてくれないどころか顔を背けたままだ。

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「どうして食べてくれないの?」って聞いても知らない顔。
それどころか「ワン!ワン!」と吠えだす始末である。

吉野家は公園のベンチから見えるところにあるが、
駐車場の車まで戻り、ホープを乗せ、本通りへ出た。

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再度、吉野家のドライブスルーへ行き「並1つ」と言い、
380円を出して注文したが、今日は男性の店員だった。

もう一度、吉野家の駐車場へ停め公園のベンチへ行った。
吉野家の牛丼の具と私が作って持って来た具を、
吉野家の牛丼の蓋に1切れずつ置いて行った。

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交互に置く場所を変えたが、ホープは吉野家の牛丼だけ、
器用に食べて私の作った牛丼の具らしきものは食べない。

ホープと目が合うが、じぃ~っと見られて、吉野家のを、
置くと直ぐに食べてしまうので、何が違うのか食べてみた。

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吉野家の牛丼の具と私の作った具と味を食べ比べた。
私の作った具は味が薄く、甘味も少ない。

だが、吉野家の具は、味が濃いと言うよりコクがあり
玉ねぎの味がしみ込んでいる感じがしていた。

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牛肉も柔らかく食べ易く、私のは牛肉が分厚かった。
ホープには、この違いが直ぐに分かるようだった。

私が分かるほどだから、人間の何百倍の嗅覚を持つ
犬にとっては、簡単に見分けがつき食べなかった。

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明日は、スーパーで売っている牛丼の具を買って、
試してみようと考えているが、すき家の牛丼の具である。

吉野家の牛丼の具と見分けがついたらアウトである。
ホープに、かなり神経を使っているが痩せないでいる。

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「顎のラインが痩せ細った」

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夕飯も玉ねぎを煮てより牛肉を入れ麺つゆで仕上げた。
ホープの器に入れたが「またこれか~」って言う顔で見る。

吉野家の牛丼の具のようには食べ方が早くはない。
味わうというのではなく、嫌々食べているようにみえる。

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3分の1ほど残し、水を飲みにトイレの方へ歩いて行く。
トイレだけは、毎朝きれいに掃除しているので問題ない。

疲れたのか書斎のデスクトップPCでタイプする私の横で
いびきを掻いて爆睡しているから安心したのかも。

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昨夜amazonから注文していた3種類の黒酢が届いた。
3本共6倍濃縮タイプで1000ml入っている。

6倍に薄めると6000mlになり1升瓶で3本と600ml。
結構な量だが、これで969円と割安で買えた。

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4本セットで購入すれば1本当たり100円安くなるものの
3種類買うと12本になり、保管場所にも困ってしまう。

送料が無料なので、1種類1本購入で飲み終わるのに、
1本で20日で、3種類3本で2か月掛かる計算になる。

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黒酢ざくろミックス、黒酢ぶどう&ベリーミックス、黒酢
ブルーベリーミックスの3種類であるが効能を調べた。

ざくろは腹部の脂肪が付きにくく、腎臓病の予防が出来、
ビタミンCやカリウムが、むくみの解消の作用をするとの事。

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ぶどうベリーは、アントシアニン効果で眼精疲労を改善とあり、
動脈硬化予防と血圧をコントロールし、高血圧を抑えるとある。

内臓脂肪の蓄積を抑え、メタボの予防効果や抗酸化作用から
血糖値の上昇を抑制し、糖尿病の予防効果もある。

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紫外線から肌を守り美肌効果や疲労の蓄積を抑えるようだ。
アレルギー症状を抑えるヒスタミンを減少させる効果もある。

ブルーベリーには、 有害な過酸化脂質を抑え老化を遅らせ
天然の酸化防止物質には、寿命を伸ばし、病気の進行を、
遅らせる有益な物質が含まれていると説明がある。

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ブルーベリーのビタミンAとベータカロチンは、白内障や肺癌、
老化を遅らせ、若返りの効能もあるとされるが効果のほどは
毎日続けて飲まなければ分らない。

玉ねぎを犬に食べさせれば中毒死するというデマを流した
ドッグフード業者の思惑とあまり変わらないのではと思う。

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私が1度に5リットル作るコーヒーやウーロン茶、青汁、抹茶、
どくだみ茶などに砂糖を入れ、作ったUSM茶に黒酢を入れる。

1000mlを6倍の6000mlにした黒酢を500mlペットボトルに、
80mlほど入れるだけであるので75本分できる計算になる。

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3種類なので、75本分×3=225本分 1日4本2リットルを、
飲むとするならば、56日ほどで3本を飲み終わる事になる。

ホープは、起き上がって背伸びをした後廊下を歩いて行った。
体重は戻りつつあるが、ホープの顎のラインが痩せ細った。

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「ネバネバの乳液」

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今朝散歩に行く時点で下水道の工事が始まっていた。
アスファルトを掘って土管を埋め1日8mしか進めない。

月曜日から金曜日までの5日間作業で、雨の日は、
工事が出来ないと、まさに水商売である。

毎日、8mずつ着実に掘り進んで行かなくてはならない。
2日間休んだからと言って、翌日3日間の24mは掘れない。

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やはり8mしか出来ないので、2日間の遅れを取り戻すには、
大変な労力が必要となり、無理をすれば事故につながる。

私とホープは、すでに顔馴染みとなった作業員の人達に、
挨拶をしながら、空いたスペースを通り散歩に出た。

私を見上げるホープの表情は、老けこんだという感じだ。
投薬治療により、考え付く食べ物に薬を入れ込んだ。

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そのことで、ホープはまた薬が入っていると警戒をし出した。
一時は、丸二日の間、全く食事には口を付けず水だけだった。

やっと食べたかと思っても、吐き出してしまうという事が続き、
9.2キロあった体重が、8.1キロまで痩せてしまった。

これであっては、子宮摘出手術を奨励している獣医師の
術中に落ちてしまうと、私は焦っていた。

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ホープも、そんな私の焦りを容易に肌で感じていたに違いない。
私はストレスが溜まる一方になり、途方に暮れていた。

そのホープと私を救ってくれたのが、吉野家の牛丼の具である。
途方に暮れて、ホープと妻の病院へ向かう途中に入った。

それは、吉野家のドライブスルーで頼んだ牛丼だった。
ホープに食べさせるとパクパクという表現がピッタリなほどだった。

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そのお蔭なのかとは思うが、8.1キロの体重が8.6キロまで戻った。
心なしか、おむつの中の出血の量も少なくなったように感じる。

もしかして玉ねぎのエキスが子宮の病気に良い影響したのかと
錯覚を覚えるほどであるから、人の思いとは複雑である。

今日も吉野家のドライブスルーで牛丼を頼み受け取った。
昨日、私の作った牛丼の具は、嫌々食べ、残していた。

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今日の吉野家の牛丼の具は、箸で摘まんで器に置く前に、
口でくわえて食べてしまい、それは最後まで続いた。

気持ち良いほどにホープは完食してしまい、げっぷまで出す。
帰宅してより、玄関先の玉砂利の間から生えた草が目に付いた。

名前はコニシキソウといい、100本ほどしゃがんで抜き取った。
この草は地を這うように生えて、千切れるとネバネバの乳液を出す。

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指に付着すると、親指と人差し指が乳液の成分でひっつく感じだ。
最近の草引きは、散歩に出かける前と帰宅した時の朝夕4回。

そして、妻の病院や買い物に行く前などの僅か5分足らずの
時間に80本から100本を数えながら草を抜いている。

草引きに時間を掛ければ済む事かも知れないが、切りがない。
毎日少しずつ引いていたのでは、引いた後から草が生えてくる。

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ホープとの散歩中で見る農家の人達も草には悩まされている。
納屋からトラクターを出してきて畑を耕すのも億劫になると、
話してくれ、奥さんも腰が痛くて草引きも出来ないと話す。

3反の畑があっても年老いた私達では税金を払うのが大変。
売ると言っても売れないし、野菜を作っても赤字になるだけ。

あの世までは持って行けないし、途方に暮れる日々だよと、
話してくれるが、私は満足に答える事が出来なかった。

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