いろを的陶器とちょっと気功な話

いろを的陶器とちょっと気功な話

2007.10.12
XML
31.jpg

 大抵の人の中に、複数の「意識?」を感じます。

 「多重人格」という言葉も聞きますが、それとは異なるかもしれませんが、多くの人は、複数の「意識?」を同時に出していつも葛藤しながら生きているように感じます。ただ、その複数の「意識?」が、外から入ってきた直接の「他意識」と感じられる訳でもないんです。

 確かに、外からの「想い」に影響は受けている様なのですが・・・自分の存在(プライド)を守るための「矛盾」とでも言いますか・・・。また、その時々に複数の意識を「無意識」に遣い分けて、すぐに答えを出しながら生きている人もいる様です。裏表の無さから一見1つの意識のように見えますが、場合によって自然に別人格的な移行を感じられる人がいます。

 「天真爛漫」・「純粋」とか「無邪気」と表現すればよいでしょうか?この人の周りにはいつも人が集まっています。正直で裏表の無さに、また良い意味での「鈍感」を感じられ、そこに安心を求める少し悪い意味での「敏感」な(ズルい)人も多い様ですね。そしてまたこの人達からは「自分がよく解らない」という発言を耳にします。

 また、この感覚の人は、自分に正直で、合理的な考え・正論により、他人に「逃げ道」を残しておいてくれなかったりします。そんなところに付き合い辛さを感じたりする事もありますね。そして、「嫉妬」を受けやすいと思われる気質なのに、それに「鈍感」だったり、そうかと思えば、一転して、驚くほど他人の「想い」に同調したりするんです。

 マジックのスプーン曲げを見て、子供達が本当にスプーンを曲げてしまう例もあるようですし、受け手次第で、本来そう言った「想い」の選択がなされ、影響されない事もあるようです。 ズルい人にこそ「気遣い」の素質を感じていますし、どちらも大切な気質であると感じます。そして、全ての人の根底に「無邪気」を感じられます。

 「欲求」(本能)に正直であると「嫉妬」等の外からの攻撃の対象になり易いように感じます。その攻撃に対して自己防衛のためにも「理性」が存在するように感じます。いわば、この「理性」も「本能」に対しての1つの「別人格」(他意識)的なモノのように感じます。

 また「無意識」は、「理屈」(理性)という欲求に制限を伴うモノを取り除き、通常よりも大きな力を出したり、他人や自分から「責任」を外し、自・他のプライドを保ちながら抑えている「ワガママ」を通す名分を築いてくれる大切な役割を感じています。ここにも「本能」(欲求)が創り出した1つの「別人格」(他意識)的なモノを感じています。 (07.7.24著)

・・・・・・・・・・

 「ミッシング・ツインズ」(・・・だったかな?今ひとつ記憶があやふやですが)って知っています?

 母親のお腹にある時は、検査により確かに双子であったにも関らず、いざ生まれて来てみると二人目の痕跡も無く(吸収されるように)一人であった・・・確かこんな実例だったと記憶しています。1例や2例のことではないようですね。なにか多重人格の根拠的な解釈も当時あったように記憶しています。個人的には多重人格の実体化が双子のようにも感じますがね。

 また、双子も不思議なようですね。生まれて直ぐに別々に生活をおくると、多くの似通った事象が顕れるようなことも聞きますね。また、右利き・左利きなど、癖などが対象で顕れたり、お互いがそれぞれを無意識に意識して(変ですか?)、特に一緒に暮らしていると個性を創り始めるようですね。ある意味生まれ育った環境の大切さを感じますね。

 「一緒に暮らしていると」・・・そういえば確かに私の中にも、違ったことを考えて私の判断を鈍らせる何人かの同居人が居るようです。またTVに嫌いな芸能人が両親との感動話をしていて、気持では「偽善なくせに!」とか思っているのに顔は微笑んでいましてね・・・一人で見ていたので愛想笑いもいらないはずなのに・・・やっぱり誰か居る。(笑)(08.8.11著)

・・・・・・・・・・

 いろを博士は少女に催眠術をかけました。

 向こうから走ってくる赤い車はあなたのペットの犬ですよ。

 少女はその車に向かって走り出し、轢かれてしまいました。

 博士は苦しみながら息絶える少女を看取りました。

 ところが少女の意識ではペットの犬と幸せに過ごす人生が続いています。

 催眠術をきっかけに二人の意識が分かれて進み始めてしまったとさ。

 この物語はフィクションで・・・死んだらどうなってしまうんですかね?

 先日韓国で脳死判定された人が数年経ってから意識を戻したようですが、その人も含め臨死体験をした人が、よく意識だけあってその間の出来事を客観的に眺めているような発言を聞きますね。また三途の川や花畑を見たとかいいますが、結果的に皆戻って来た人達の言葉ですし、全て医学的定義による死であり、それが本当の死後の世界を経験してきた事になるの?

 死んだ後は科学等においても常識とされている「無」になることを強く望んでいますが、物質(科学)的世界観に偏って感じようとしてもいまひとつ「無」になるという感覚がピンとこないといいますか・・・「無の空間」があったとして・・・「空間」が存在する時点で「無」が成り立つのか・・・成り立たなければどうやって科学で「無」を証明できるのか・・・

 「死」をきっかけに、人それぞれどんな存在に変化するかは解りませんが、強い「想い」の元に様々な未来が永遠に続く方がまだしっくりくるような・・・多くの人は前世の記憶を持ち合わせていないと感じますが、逆に生まれてからの記憶でさえどれほど持ち合わせていますかね・・・ただ催眠術などによって見た記憶が本当の過去の記憶であるのか・・・

 時に人は自分にも嘘を付くと感じますし、「輪廻転生」とか「自分のやりたい人生を選んで生まれてくる(修業)」とかいう世界観にも強く違和感や矛盾もあり、これもまたピンと来ないですし・・・偉そうな世界観への嫌悪かも知れませんがね。

 前記した物語の場合、AさんにはAさんの私がいて、BさんにはBさんの私がいて・・・私と関る人数だけ私がいる・・・あくまでも自分が主役で、自分以外は全て虚像って事にもなりますかね?個々が見る(感じる)世界は全て自分で創りだしていているとすると、他の意識(想い)との関り(存在)すら偽りに・・・皆さんはホントに存在しているのですか?(笑)

 死をきっかけにして関りを切った・・・結局「無」でも「無限」でもややこしくなりそうで す。どんな世界観であれ、世界観を構築した時点で全て矛盾を生み、ピンと来なくなってしまいますかね?強く信頼(想い)を置く世界観に移行する?死ねば解りますかね?でも「無」だったら解りませんよね?生きているからこそ考える事にも意味があるって事ですかね。(笑)

 私も出来れば死にたくないですが、「この世に未練があるから」という訳でもないんですよね。個人的には自分のこれまでの人生に特になにも感じませんし、例えば他人の羨むような人生を送れる来世があったとしても、私のようにそれを羨むような存在のいる今の様な世界ではそれも・・・単に死ぬ時に伴うと思われる「痛み・苦しみ」に対する恐怖からですかね。

 新たに人生が始まってしまうかも知れないことに、より強い恐怖がありますかね。ホント私はネガティブで・・・。

 TVで「リストカット」は生きる為の行為と専門家がいっていました。その真偽はともかく、今の私は特に興味を持てるモノが無く、時にネガティブに世の中を深く生きているような満足的感覚も得られたりしますので、少なくとも私にとってはネガティブな世界観の構築が生きる為の行為にもなっているようです。「無」を強く想えば叶うかな?(笑)(09.12.22著)

・・・・・・・・・・

 「あの占い師は深層心理を当てるのよ!」

 「当てられた」と自覚がある「心理」と言うことになりますかね?そうなるとちょっと私には違和感がありますかね。個人的には多くのヒトは、わざわざ「深層」に自覚のあるモノは置かないと感じていますのでね。そこに置くのは時に体裁も悪かったりする「したい・欲しい」等の広い意味で「気持ちよい」(満足)を求める単純な欲求であるように感じていますのでね。

 その欲求を果たすために割と体裁の良い材料を寄せ集めて、無意識に見つかりやすいように割と浅いところに隠して置くモノが「当てられた」と自覚がある「心理」のように感じますね。ヒトは欲求を満たすためには、時に自分にも嘘をつくと感じますかね。前に使った「無意識」と呼ばれるモノなどが、「深層心理」と呼ばれるモノの一つだったりするように感じますかね。

 むしろ言われた時にピンとこなかったり、腹が立ってしまった事の方が深層を突いてきた言葉であることが多いように感じますかね。「無意識」(自覚が無い)にする事で体裁を整えたり、時には嫌なことを避けるなど、広い意味での自己防衛などにもなっているように感じますかね。このような複数の人格(無意識も含め)形成的な能力をヒトには感じますかね。(11.8.13著)



姉妹日記 「意識-1」 「意識-2」  / 「索引1」 「索引2」 「索引3」





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.04.21 16:03:12
[気功 スピリチュアルかな?] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Favorite Blog

誰もが読める新聞記… 60ヒロさん

家族が増えました。 松茸の浅井商店三代目さん

「あんのこと」を観て ゴムニュオグマさん

ようつべ 具なしチャーハンさん
健康は大丈夫ですか? ponti21さん

Archives

2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: