映画一点豪華主義

映画一点豪華主義

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

山田太郎(ジョン・スミス)@ Re:真夜中の処刑ゲーム(Siege)……位置についてよ~い、悪夢の射殺ドミノ倒し(09/16) 日曜洋画劇場で放送してたのでは見た覚え…
シェルドン@ Re:お久しぶりです 昔のNHKの海外ドラマの質は高かったお…
たーこ@ 狼女の香り 狼女の香りのテープをお借りできませんで…
YU-TANG@ 何もかも皆懐かしい…… 英語版は今年 DVD 出ましたけど、やはり日…

Calendar

Profile

シリンゴ

シリンゴ

Archives

2024/11
2024/10
2024/09
2024/08
2024/07
2006/04/24
XML
カテゴリ: 未DVD化作品


 オープニングで大惨事を一旦みせてから、被害者のひとりひとりの日常と事故までの軌跡を描き、最後にもう一度事故のシーンを再現する、というストーリー構成。本編に2度出てくる事故のシーンは、初回はストップモーションを多様しているため“作りもの”を観ているような妙な安心感があるのですが、ラストのシーンは通常のスピードで再生されるため、本物の事故を観ていると錯覚するくらいの超ド迫力です。その凄さたるや、“やっべ、このスタントマン死んでねえ?”と思わず心配になってしまうほど。

 この作品の “一点豪華” は、2003年に映画ファンの記憶に甦った(はずの)、あまりにも生々しいクラッシュ・シーン。私もすっかり本作のことは忘れていたのですが、2003年に公開された「デッドコースター」を観た瞬間、デジャブのように甦りました。「デッド…」の冒頭のハイウェイの血みどろ惨事が、この「ハイウェイパニック」に完全にオーバーラップしました。同じ感覚に襲われた人は多かったようで、雑誌「映画秘宝」でも、「デッド…」の記事でこの「ハイウェイ…」が引き合いに出されていました。映画好きの知人や映画ライターの人たちも、「デッド…」の話題が出ると口を揃えて「ハイウェイ…」の事故シーンにいつの間にか話題が移ってしまうという珍現象がしばしばありました。30年前の作品ですが、それくらいインパクトがあったわけです。テレビで放送しなくなって久しいですが、もう一度観てみたい作品の1本です。

 ちなみに、本作のBGMはビル・コンティ。ここでも軽い音楽を披露し、ストーリーとミスマッチなところが妙な味わいを残します。


1976年度アメリカ作品/92分
監督:ジョン・リュウェリン・モクシー 
音楽:ビル・コンティ

ロバート・コンラッド(筈見純)
デヴィッド・グロー(森川公也)
ヴェラ・マイルズ(中西妙子)
バディ・イブセン(小宮和枝)
スコット・ジャコビー(荒木真一)

ビデオ・DVD ともに未発売





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006/04/24 11:00:23 PM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: