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■品切れ書籍のオンデマンド印刷について2017.03.10 Friday 長期品切れ中の上記書籍がオンデマンド印刷でご購入できます。幼児教育関係の方からお問い合わせに応えて、イザラ書房が三省堂書店のオンデマンド印刷と契約しました。オンデマンド印刷とは注文を受けてから印刷してお客様のお手元に届く方法で、1冊からご注文可能です。また、10冊以上まとまりましたらイザラ書房から印刷をお願いし、送料無料及び割引購入も出来ますので、ご相談ください。 〔上記画像をクリックしてくださいますと、オンデマンド書籍購入のサイトに行きます〕
2017/03/10
■新刊『おやすみの後に -シュタイナーと出会って生まれた絵本-』2017.02.08 Wednesdayおやすみの後に -シュタイナーと出会って生まれた絵本- マルタ・シュトラハヴィッツ(著/文), ヒルデ・ランゲン(イラスト), 伊藤壽浩(翻訳) 発行:イザラ書房A5判 定価 3,500円+税ISBN 978-4-7565-0133-2 C0771 奥付の初版発行年月 2017年3月発売予定日 2017年3月15日楽天ブックス(予約受付中)アマゾン(近日発売 予約可) 紹介 人間のこころと精神は、眠っているあいだ本来の故郷である大いなる世界に生きているとルドルフ・シュタイナーは言っています。そうして天と地を結ぶ人間だけがこの地上世界を本当に素晴らしいものにすることが出来るのだとも。「ねむっているわたしは どこに いるの?」眠りの秘密、生きる力の源泉、その真実の姿を光に満ちたやさしいタッチで描き出したシュタイナー的子育てにぴったりな絵本 版元から一言 今までにない、本格的なシュタイナーの世界観が描かれた絵本です。ぜひお手に取って本物にふれてみて下さいませんか。お手元に届きましたら、ぜひカバーを取ってみて下さい。流通の為にカバーを付けましたが、カバー無しの絵本本体が私たちの希望する形です。 著者プロフィール マルタ・シュトラハヴィッツ(1865-1950)伯爵位、詩人。シュタイナーに出会い、その思想に傾倒する。ヒルデ・ランゲン(1901-1979)マルタの長女、画家。「いばら姫」など多くの絵本を手がける。伊藤壽浩(イトウ トシヒロ)建築家、NPO法人京田辺シュタイナー学校宗教専科教員 わたしたちのこどもが生まれたお祝いに、親しい友人からドイツ語の絵本をいただきました。以来、この素晴らしい絵本を自分で訳して、毎晩のように読み聴かせ、そして次に生まれたこどもにも読み聴かせたものでした。二人のこどもはいまでは成人しましたが、わたしは、これから育ってゆく多くのこどもたちにこの絵本の世界観を少しでも届けたいと願っています。今日ますます厳しさを増す世界の中で、無力感に陥ることなく未来に希望をもつことは簡単ではありません。科学技術と経済の発展は人間の可能性をかつてないほど広げてくれましたが、その一方で、人間という存在をかつてないほど矮小なものにしてしまいました。人間は本来偉大で崇高な存在です。限られた時間だけを閉ざされた世界の中だけで生きる存在ではありません。わたしたちひとりひとりが悠久の時を歩んでいるのであり、もっと大きく深遠な世界と繋がっているのです。人間のこころと精神は、眠っているあいだ本来の故郷である大いなる世界に生きているとルドルフ・シュタイナーは言っています。そうして天と地を結ぶ人間だけがこの地上世界を本当に素晴らしいものにすることが出来るのだとも。人間が持っている本来の広がりを温かく光に満ちたかたちで描いたこの絵本が、こどもたちのこころのなかに人生に対する豊かな信頼をしずかに育んでいってくれることを願ってやみません。
2017/02/09
■新サイトに新刊書籍の更新をしました。ブログの引越し先はこちらです。http://izara.jugem.jp/
2013/06/04
■新サイトの『推薦イベント・コーナー』の更新をしました。ブログの引越し先はこちらです。http://izara.jugem.jp/
2012/02/07
2月20日、神奈川県藤野町にありますシュタイナー学園を久々に訪問し、事務局のご厚意で建築工事中のオイリュトミーホールを含む新校舎を見学してまいりました。雨も上がり清々しい空気の中、木の香りをかぎ、直角ではない柱の連続にうなり、工務店の社長のしみじみとした口調に工事のみなさん、最大の努力と愛情でこの仕事にあたられていることを実感。完成予定はこの夏。父兄の方々による壁塗りの作業も終わりのころにはあるそうです。出来上がりがとても楽しみです。【オイリュトミーホール部分】 【使用木材のスライス破片】
2009/02/24
隔月で研究会が開かれている、東京ホリスティック教育研究会。白樺図書編集部も、可能な限りお邪魔しています。次回は、3月23日(月)に開催される予定です。ご関心がおありの方は、ぜひご参加くださいませ。●3月23日(月)午後6時~8時半●報告者:成田喜一郎さん(東京学芸大学教職大学院教授)●テーマ:「今、ここからホリスティック・アプローチの意味を問う:世代や境界を超えたかかわりの中で(仮)」●主なキーワード:次世代市民=子ども、ライフヒストリー、問いを愛するということ、ノットワーキングknotworkingなど●場所:青山学院大学青山キャンパス・総研ビル9階(第15会議室)成田先生のこれまでの実践・研究をベースに、学校教育における現実・実践と理論との架橋を構築するホリスティック・アプローチについてご提案くださる、とのことです。どうぞお楽しみに!
2009/02/14
このまえの土曜日、2月7日、房総ロッカーズユニオン主催の第23回目になるロックライブ「BOSO ROCK」が千葉市のライブハウスANGA(アンガ)にて開催されました。弊社役員の二人がメンバーになっているIKNOSAがなんと今回封切りのトップバッターで演奏するので、ともあれまずは応援にと、200キロほどの道行を小春日和の陽ざしの中、行楽気分でgo!でも途中考えるに~BOSOってなに? ぼそ? 暴走? あ、房総半島! ピンポ~ン!(^^)!主に千葉県在住のロッカーズたちによる、熱いライブの夕べでした。夕方6時半から始まった演奏は予定の夜10時をとっくに過ぎ、すでに私がライブハウスを後にした11時過ぎまで盛り上がり、最後は「大谷令文 x 高橋竜」のユニットにVOWWOW「人見元基」が飛び入りで加わり、圧巻の内容だったそうです。まあセミプロ&プロの方々のノリのいい楽しい演奏は置いておくとして、目を引いたのはヴォリュームある身躯を狭いステージではじけんばかりに動かし、跳び、歌うTRAVEのヴォーカル。なかなか攻撃的なダンスに、ラップ調の歌い。でも客席を回ってアンケート用紙を配る様子は柔和で低姿勢そのもの。「アンケートお願いできますか?」「OK(*^_^*)、普段何やってるの?」「職人やってます」「へえ~、どんな?」「鳶です」「おお! だからあんな狭いところでもはねられるのね~(^◇^)」「いや~、恥ずかしいっす」→このセリフは創作。でもそんな風にかわいらしい表情でした。IKNOSAはとにかく元気。元気なヴォーカルに、元気なドラムス。明るく楽しく乗りがよいジャガー&ボウイ、ドゥービィー、フィル・コリンズ等々でした。そして私がこの日最後にみることとなったThe Boso Rockersは流石にうまい!のりがいい!しゃべりもいいんだよね~。グランド・ファンク・レイルロードからの演奏は圧巻で、その前のチープトリックのヒット曲も懐かしくてハートにじんわり。なんとなくそのリズムが身体に残ってしまって嬉しくて、久々にティーンエイジャーの頃の愛読音楽雑誌、『ロッキンオン』と、日本版『RollingStone』を購入しちゃっておりました。
2009/02/09
■■■■新春 笙(しょう)についてのお話と演奏を聴く ~笙の魅力と、舞・龍笛(りゅうてき)との共演雅楽の伝統のなかで育まれてきた笙。17本の竹から紡ぎだされるハーモニーは不思議な美しさに満ちています。笙の演奏家、田島和枝さんを講師にお招きし、笙の魅力に触れ響きに包まれる二日間!「舞」、「龍笛」との共演もお楽しみください。*********************************************■日時平成21年1/31(土)、2/1(日)14:00から16:00■内容一日目 笙のお話その1 笙の演奏その1 舞との共演二日目 笙のお話その2 笙の演奏その2 龍笛との共演■講師田島和枝(笙)■共演一日目 秦 理絵(舞)二日目 酒井麻耶(龍笛)■会場一日目 クリエーションホール二日目 スタジオA■参加費1500円■申込み電話で藤野芸術の家へ 042-689-3030
2009/01/30
■■■■書店品切れ書籍(美本)6冊販売します。数に限りがあり、ショッピング・カートには載せられませんでしたので、ご希望の方はメールにてご注文下さい。■『神秘学概論』 1冊 シュタイナー/西川隆範訳Copyright 1992/四六判上製 420p/ISBN4-7565-0049-8/定価3,675円(3,500円+税)【内容】シュタイナーの代表作であり人智学および全神秘学の集大成とも言える最高傑作■カルマ論集成3『カルマの形成』 4冊 シュタイナー講演録/西川隆範訳Copyright 1994/四六判上製 288p/ISBN4-7565-0058-7/定価2,752円(2,621円+税)【内容】輪廻転生を生じさせるカルマ的諸力はどのように形成され、個人の運命はいかに■『天界からの音楽』 1冊F・へルベルト・ヒルリングハウス著/松浦賢訳Copyright 1996/四六判上製 256p/ISBN 4-7565-0071-4/定価 2,310円(2,200円 + 税)【内容】これは紛れもない本物のだと、シュタイナーが確認した霊界からの通信
2009/01/29
■■■■色の語らい・100人展2009年1月27日(火)~2月1日(日)11:00~18:00(27日は15:00~18:00/1日は11:00~17:00)大倉山記念ギャラリー 東横線大倉山駅下車徒歩7分新しい年が明るく確かなものであるよう願って、100人展を開催します。ここから光と力とさらなる勇気をいただけるものと思います。子どもも大人もさまざまな個性のきらめきと色彩のハーモニーをお楽しみください。問い合わせ〒325-0103栃木県黒磯市青木390-43 T/F:0287-62-6320 吉澤明子
2009/01/23
■■■■募集開始! 2009年度ミカエル・カレッジ受講生ミカエル・カレッジとは・・・・・ミカエル・カレッジとは、人がこの地上に生きる意味を問い、自らの使命を見出し、それをまっとうしながらいきいきと生きたいと願う者が集まって共に学ぶ場所です。それぞれのプログラムは、ルドルフ・シュタイナーの思想を学ぶことによって、世界と人間を深く洞察しゲーテによる自然観察をすることによって、世界の本質を見出し宮沢賢治の世界を旅することによって、真理に対する畏敬の念を持ち社会三層構造を実践することによって、他者と共に生きることができるようにという願いを込めて始められました。自然と芸術と人智学を学ぶプログラム(NAA) ルドルフ・シュタイナーの世界観と人間観を学ぶことによって、世界と人間の本質を認識することを目指します。その認識はわたしたちを他者と自分自身とに出会わせ、同時に自らの使命を見いだす力となるにちがいありません。北海道の大自然から、そして世界から多くを学びましょう。そして「より良く生きたい!」と願う熱い思いを持つ仲間と共に、わたしたち自身をさまざまな束縛から解き放つために、多くの芸術活動をいたしましょう。※1年間のコースですが、講座は1学期ごと、1コマから受講していいただくこ とができます。《プログラム概要》・人智学を学ぶための大人の学校です。 人智学を理解するために必要な講義、芸術活動を行います。・共同体としての生活を実践している「ひびきの村」のセクションの1つです。 主に人智学を学ぶためのプログラムですが、学ぶだけではなく学びの実践を していきます。《時間割》※予定毎週月曜日から金曜日8:15-14:00 座学2時間、農作業1時間、芸術1時間《受講費》・受講料 年間 640,000円 1学期 未定 2学期 未定 3学期 未定・入学手続料 年間 50,000円 1期間 30,000円☆1月中にお振込みまでされますと、50,000円をお引きいたします! 又、2月中にお振込みまでされますと、30,000円をお引きいたします!【 お問合せ先 】「ひびきの村」事務局〒052-0001 北海道伊達市志門気町6-13電話 : 0142-25-6735 fax : 0142-25-6715e-mail:info@hibikinomura.orgホームページ http://www.hibikinomura.org/
2009/01/23
■■■■種まきカレンダー2009年版の予約開始します。写真は阿蘇のぽっこわぱ耕文舎から届いたお野菜です。♪、。・おいしくいただきました。、。・:*:・`~♪今年も阿蘇のぽっこわぱ耕文舎にて、日本版『種まきカレンダー2009.4~2010.3』(3月下旬頒布予定)の制作が着々と進んでおります。刊行が遅れそうな場合は、例年より早めにエクセルで作成した生原稿を予約してくださった皆様にお送りさせていただく予定です。北海道、岩見沢・星耕舎BD農場の半浦氏の翻訳になります日本版『バイオダイナミック生物育成ガイド』も併せて、農作業の実践にご活用ください。ご予約お待ち申し上げております。また、北ヨーロッパの星の動きのわかる、美しい写真のヴェレダカレンダー2009年版も、僅少となりましたが在庫がまだございますので、ご希望いただけましたら幸いです。なお、お申込順に確保させていただきますが、売切れの場合は、その旨ご連絡いたしますのでご容赦ください。取り上げられた植物は以下の通りです。日本語の薬効説明書が付いております。(A4-4P) 1月レモンバーム2月セイヨウオキナグサ3月カウスリップ4月ワラビ5月バラ6月セント・ジョンズ・ワート7月ビタースウィート8月エキナセア9月セイヨウトリカブト10月ワイルドマロウ11月セイヨウオニアザミ12月スピノサスモモ:*:・`☆、。・:*:・`★ 。・:*:・`☆、。・:*:・`★『種まきカレンダー2009.4~2010.3』 税込1575円『バイオダイナミック生物育成ガイド』 税込2520円『ヴェレダカレンダー2009年版』 税込2625円**ご参考に『農業講座』ルドルフ・シュタイナー著 税込3570円:*:・`☆、。・:*:・`★ 。・:*:・`☆、。・:*:・`★■お申込方法弊社ショッピング・カート■送料および代金引換手数料送料は、商品の種類、出荷地域に関わりなく、400円が基本ですが、税込のお買い上げ総額が 6000円以上の場合は送料無料です。日本郵便の代金引換をご希望の場合は、代引手数料が加算されます。代引手数料 は、商品の種類、個数、出荷地域に関わりなく、一律 400円とさせていただきます。■お支払い方法1. 郵便振替 口座名:株式会社イザラ書房 口座番号:00100-8-1480252. 銀行振込 口座名:株式会社イザラ書房 口座番号:群馬銀行上里支店(店番号309)普通0167956 :ゆうちょ銀行(店番号019)当座0148025 3. 日本郵便の代金引換(時間指定不可)株式会社 イザラ書房-------------------------☆ 〒369-0305 埼玉県児玉郡上里町神保原 569番地 Tel. 0495-33-9216 Fax. 0495-33-9226 mail@izara.co.jp http://www.izara.co.jp☆--------------------------------------------
2009/01/13
皆さま、お元気でいらっしゃいますか。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。長らくご無沙汰してしまいまして、申し訳ありませんでした。* * *ブログを書かずにいる間も、細々と活動しておりまして、おかげさまで、昨年は、2冊の書籍を刊行することができました。まず、『闇に光を見出して』。カリフォルニア州在住の、あるご婦人により著されたこの本は、シュタイナーの学びを実生活に役立て、人生の意味を見出すまでが描かれた貴重な手記となっています。白樺図書編集部は、2004年に本書と出合い、以後より深く、スピリチュアルな世界へと導かれました。日々の出来事や人との出会い、また、生きることの本質とは何なのか、そんなことを考えるうえで、何らかのきっかけが得られる書籍ではないかと思います。そして、『シュタイナー教育』。英国で刊行されたこの本は、シュタイナー学校教員養成課程などでも、テキストとして用いられているそうです。岩手大学教育学部教授であり、シュタイナー教育への造詣も深い、遠藤孝夫先生が翻訳してくださいました。シュタイナー学校のカリキュラムはもちろん、シュタイナー学校の歴史にも言及されており、シュタイナー教育の概観に最適の入門書と言えるでしょう。* * *小さな歩みではありますが、今後も良書の刊行に努めたく思っております。引き続きご指導くださいますようお願い申し上げます。白樺図書
2009/01/12
2009年明けましておめでとうございます。今年がすべての人にとって良き年になりますこと心より祈念いたします。さて、新年早々の挨拶もそこそこに、私たちは昨年12月の請求書業務に突入、お正月の雰囲気をお伝えする気分がなんとなく拡散してしまっています。でも、まだ記憶鮮明、味覚鮮明な事柄がやまもりの年末年始のあれこれをつづってみました。*********2008年末【赤城山麓△蕎麦Road】大晦日の年越しそばにはちょっと早い、師走月27日の土曜日、赤城山麓の手打ち蕎麦屋さんへレッツゴー。数十件の蕎麦屋さんが集まっている“あかぎ風ラインそば街道”というものがこのお山にはあるのです。私たちが向かったのは馬事公苑をさらに登ったなかや桑風庵本店。途中いくつかの趣深い美味しそうな手打ち蕎麦屋さんがあちこちに点在。桑風庵はだいぶ頂上に近づいた場所にあり、ところどころ雪が残っていました。モスグリーンの暖簾をくぐって中庭に入り、さらに紫の暖簾の先に玄関が。民家を移築し、改装した店内は昔の我が家にいるような懐かしさ。そして、ここのメニューはごくごくシンプル。写真は3人前の天ぷら蕎麦。野菜天ぷらと、腰のある石臼挽きのざる蕎麦はなかなかの一品。おりしも今は新蕎麦粉の季節。最後に蕎麦湯をごくごく飲みほして、みな大満足。帰り際に稲穂を背負った可愛いお地蔵さんに気が付きました。次はどこへ行こうかと、この一帯は考えるだけでも楽しいエリアです。
2009/01/09
■越智章仁ピアノコンサート+森村大地(サックス)(NPO法人工房あかね主催 My Friend concert2008) 2008年11月7日@高崎シティーギャラリーコアホール ベーゼンドルファーのグランドピアノの響きも深々と、越智章仁さんの演奏がコアホールに響き渡る夕べ。彼の作曲になる「海のように」は比較的長いものなのですが、低く高く鍵盤楽器とは思えないような滑らかな音運びで、私たちをしみじみとした情感に誘う素晴らしいものでした。なんとこの「海のように」は10歳の時の作曲。多分最初に得た楽想を長い時間をかけて育んでいかれたのではないでしょうか?ショパンのような流麗さと、ドヴォルザークのような暖かな深みと、そして誰のものともつかないある種普遍的な悲しみとを感じてしまうような見事な大曲になっていました。さて、コンサートの口きりとなった、お母様の朗読と越智さんのピアノによる「愛のBGM」も、このご一家のいままでの心あたたまる歴史を垣間見せてくれる素敵な一品。今は亡きお父様の存在が鮮明に浮かび上がってくる不思議な作品でした。 ~今回のコンサートでは実演はありませんが、工房あかねの“リュウ2”こと「小柏龍太郎+前島芳隆」のユニットになる作品「マイフレンド」が、ステージ壁面全体に及ぶ大きさで掲げられ、見事にこのコンサートを表現していました。 ~休憩をはさんで第2部は森村大地君のちょっとピッチの速い軽快なサックス。バッハの「G線上のアリア」ビアソラ「リベルタンゴ」でしっとりと聴かせ、おなじみ「星に願いを」「My favorite things」「オー シャンゼリゼ」と続くころには、子供たちもお母さんたちもみな大喜び。お父様の森村三美さん(福祉事業所「ぶどうの木」所長)の巧みなギターとの相性もぴったりです。 その盛り上がりのまま、越智さんの第3部に続きます。そこで演奏されたものはすべて彼の作曲になるピアノ曲。ダウン症という障害のため楽譜はすべて彼の頭の中にあります。曲目は「星ふる夜に」「秋のテーマ」「陽だまり」。心にこれほど沁みこむコンサートってやはり滅多にありません。本当に貴重な、素晴らしい音楽体験でした。****************************************** わたしの通う“工房あかね”のスタッフの皆が奔走し、準備し、笑顔で迎えてくれた今回のコンサート。ちょっと遅い報告となりましたが、あの越智章仁さんの豊かな情感あふれるピアノの音は、皆さんにもうぜひ聴いていただきたく、こうして記する次第です。なお工房あかねのアトリエに集う人たちが描いた作品は11月30日に同会場で行われた「赤い羽根募金受配事業 ウエルコンサート」主催:NPO法人ミュージック・フォー・チルドレンの場においても、スライドで次々に舞台上での紹介がなされ、好評を博していました。 【アーティストプロフィール】◇越智章仁 ピアノ◇1977年、兵庫県相生市生まれ。愛知県海部郡在住。 3歳でダウン症と診断を受ける。1983年、相生市立中央小学校特殊学部に入学(2年間通学)。 9歳より母の手ほどきでピアノを始める。1987年、10歳でファーストコンサート。自作曲「海のように」を演奏。1995年、養護学校高等部を卒業。同年秋、日本青年会議所主催トイップ大賞、 厚生大臣奨励賞を受賞。2004年、第8回世界ダウン症会議(シンガポール)で演奏。2006年、第9回世界ダウン症会議(カナダ)で演奏。 活躍するダウン症者におくられる、メリットアワード賞を受賞。現在、私立作業所「ほっとハウス」に通勤しながら、全国各地で演奏活動を続ける。 ◇森村大地 サックス◇ 1988年、群馬県伊勢崎市生まれ。生後間もなく猩紅熱にかかり脳性マヒとなる。英国キャッチ療法の機能回復訓練を2歳から始め、4歳で立ち上がり、5歳で歩けるようになる。6歳、前島京氏に音感教育を受ける。10歳からピアノを石渡明子氏に師事。13歳、前澤文敬氏の勧めで呼吸器を強くするためサックスを習う。17歳ベーシストの藤原清澄氏と共演。18歳、藤原清澄トリオ、フェアリースティック、トリオサンズと共演。20歳、再び藤原清澄トリオと共演。ロスプリモスの藤井氏、堀けん氏と共演。NHK、新聞他で紹介される。現在各地でソロ活動を行う。2006年『うたえ君の心を』出版。 ◇リュウ2 (小柏龍太郎+前島芳隆)◇ ◇小柏龍太郎 1979年、群馬県高崎市生まれ。 ダウン症の障害をもって生まれる。 1歳よりアメリカのドーマン療法の訓練を4年間続ける。2000年、現代美術作家の前島芳隆氏と出会う。「龍」と「隆」で「リュウ2」という制作ユニットを結成。【おもな展覧会】2002年「エイブルアートの世界(可能性の芸術)小柏龍太郎展」妙義山麓美術館。2008年「タッチハート ふれあう展覧会」高崎市美術館。 2006年『小柏龍太郎は絵を描くことを「トバシ!」と言う』出版(あさを社)。 後援 上毛新聞社 朝日新聞前橋総局 読売新聞東京本社前橋支局 毎日新聞前橋支局
2008/12/20
■■■■バイオダイナミック宿泊研修会@代々木2008年10月20日&21日日本有機農業研究会科学部主催になるバイオダイナミック農法宿泊研修会が、かれこれもう約2か月ほど前になりますが、秋のさわやかな空気とまぶしい陽ざしのもと、代々木の国立オリンピック記念青少年センターで行われ、私もあまりに興味深いそのプログラムに魅了されおぼつかなくも参加させていただきました。講師としては、毎年の『種まきカレンダー』で皆様おなじみ゛ぽっこわぱ耕文舎”のドニー・ピリオさんと假野祥子さん。日本におけるバイオダイナミックの先駆者とうたわれている農業者&農学者といえるお二人ですが、その気さくで謙虚な人柄は、実に力強い人間形成力へとメタモルフォーゼしているように、゛フォーラムスリー”などでの農業講座の際にお会いするたび思います。さて、私が途中から飛び込んだ研修棟での20日の講義内容はやはりたいへん興味深いものでした。この日のプログラムを列記しますと下記のように。 ・・・・・・・・・・・・・・・【20日のプログラム】・講師紹介・DVD上映『バイオダイナミック農業のノウハウ』・バイオダイナミック理念と農業講座・「一つの有機体としての農場」・「BDの特性、宇宙の諸力、真のエネルギー、生きた/死んだエネルギー」・「種まきカレンダー」・DVD上映『ヒト・ウシ・地球』 (バイオダイナミック農業でインド農民を導くある老農の活動ドキュメンタリー)・・・・・・・・・・・・・・・【21日のプログラム】・09:00~12:00 農業講座・13:00~14:00 ルドルフ・シュタイナーと業績 DVD上映・14:00~17:00 農業講座・18:00~19:00 質疑応答・・・・・・・・・・・・・・・さて、参加者の方たちはみな豊かな農業経験の持ち主がほとんどのようにお見受け。かなり実践的で具体的な質問や感想が飛び交う、生き生きとした講義内容でした。日本農業の実際とともに、DVDで知ることができた海外のBD農場の模様は、ケミカルなものの導入の結果荒れ地と化したインドの大地の現状を知ることができ、さらにその荒れた土地が蘇るさまを見ることができて、たいへん興味深いものでした。そして多国籍企業による種子販売の寡占と、ターミネーター技術、トレーター技術といった遺伝子組換えされた種子による弊害は、さまざまな局面で凄まじい悪影響を人々の暮らしにおよぼしていることを再発見。興味深くも密度の濃い講座を、いったん夕方のお食事タイムで中断し、皆と食堂で歓談。共同学舎の方たちともいろいろお話。夜は、またかなり突っ込んだ話題に。いくつか下記に列記してみましたが、バイオダイナミックの理論と実践の差を調和させてゆく鍵は、穏やかな心で焦らないことのようにわたしは感じました。☆★☆・成長の遅い人参と早いジャガイモでは個性が違う。またトマトは終わりがない。 だから、 【満月から新月へ移行する時期は水の影響が強い】 満月の力が土に残っているので成長は早いが、病気が出やすい。>>人参向き。 【新月から満月へ移行する時期】 成長はゆっくり。病気は少ない。>>ジャガイモ向き。・トマトの種を作りたい場合>>わざわざ「実の日」にする。 同様にさやいんげんは>>「花の日」 インゲン豆の場合は>>「実の日」・一般的に0°は種まきにはよくない。180°はよい影響が多い。 たとえば本日10月20日は地球を中心にしてみると、月はふたご座、 木星はいて座にあるので180°の関係となる。 72°は植物への影響はなし。人間はぼーっとして事故が起きやすい。・人間が星座や惑星を通って霊界と地球の間で受肉と離肉を繰り返すように、 それぞれの惑星がそれぞれの植物に影響を与えている。・しかし、バイオダイナミックカレンダーはマニュアルではないので、 そのとおりにやれば全部OKというわけではない。 あくまで目安として使ってほしいと講師のお二人。 またカレンダーで塗りつぶしてある真っ黒の日は農作業を休みなさい ということではない。他の作業、をやればよい日であって、 「実の日」に追肥とかして折り合いをつけることもいいのでは。・『種まきカレンダー』に記載されていることよりも何より大事なのは現場。 農業者が自分の農場の堆肥や環境をわかっていなければ、 カレンダーがあっても無駄といえる。・ブナやモミといったドングリの種を植える際、当事者の研修生二人が 喧嘩していると芽が出ない確率がなんと80%にも及んだ! 農業者の気持ちは、作物に出ます!!☆★☆質疑応答の時間がたつにつれ、お話は地球の輪廻転生や、多国籍企業による種子の独占、地球温暖化にポールシフト等々、さまざまに。 講師のドニー・ピリオさんドニー・ピリオさんと假野祥子さんの講師お二人はこう最後に締めくくりました。「さまざまな自然災害は地球にすんでいる人の意志が大きく関与していると思われます。ただ、それらを含め地球にとって危機的な惑星の位相も、すべて人間が成長するためのもの。人類の年齢はいま20歳くらい。これから責任を持って地球に働きかけるようにやっとなったくらいではないでしょうか?」心の静けさと平安。師走の忙しく慌ただしい最中でも、この心の状態をキープして作物の声や自分の身体の声を聞いてゆきたいものですね。このような日本有機農業研究会科学部主催になるバイオダイナミック農法宿泊研修会が、継続的に行われることはとても大切だと感じた一日でした。 世話人で会の理事の山田勝巳氏*なお研修会のテキストは『農業講座』イザラ書房 『種まきカレンダー』ぽっこわぱ耕文舎 でした。
2008/12/17
■■■■2008/12/14 「千年の水紋」を観て12月14日アドベント3週目の日曜日。3本目のロウソクに火が灯される寒い冬日。私が通っている工房あかねという知的障害者のためのNPOが群馬県高崎市を拠点として活動しているのですが、ここの代表の小柏桂子さんとそのダウン症の息子さん(画家)の洗礼式がこの日正午、アトリエのある聖公会のSt.オーガスティン教会で執り行われ、私も参列。その後、あわただしく湘南新宿ライン臨時便で新宿へ、そして舞台会場の新高円寺へと。前回の「常世の水」、今回の「千年の水紋」の舞台会場となる新高円寺の堀の内能舞台は、劇場としてではなく、あくまで能役者のための練習の場。しかし、戸板に描かれた老松の緑は青々しく、通常の観劇用の能舞台と比べてまったく遜色はありません。椅子ではなくお座布団に座って茶菓をいただきながら観ることができるので、(これは普段はない特別サービス)寛げて親しみやすい雰囲気。さて上記のような次第で、今回の第1部の演目には間に合わず、2部の途中から観る事に。案内の方に静かに通された座敷席から見たのは、歌人の北久保まりこさんが、「禍蛇」の象徴である赤いヴェールを舞人の秦理絵さんに被せるところ。前回9月27日の「常世の水」ではヴォイスヒーラーの渡辺満喜子さんがその役を。************************「禍蛇」というのは、岡野玲子&夢枕獏著『陰陽師』の登場人物、白比丘尼の章に出てくるのですが、彼女は秦道満の分身ともいえる不思議な女性。永遠の生命を持つが故に、30年に一度その身に積った滓=禍蛇を、安倍晴明のような特別な人物による特別な処置でお祓いしないと、その禍いが自身に及び、死ぬことができないので鬼と化してしまう、なかなかたいへんな業(十字架ともいえるもの)を持っているのですね。たしか手塚治虫も『火の鳥』の中でこの白比丘尼を描いています。それは自分のもとを訪れるものを拒むことなく癒し、惜しみなく自らを与える、聖化された女性性の象徴でもあります。このテーマが生まれる前後にオイリュトミストの秦理絵さんが訪れた地は、京都上賀茂神社、下鴨神社、貴船神社。そして伊勢。さらにこの夏の聖マリアカテドラルでの荘厳ミサ、ルルドの泉の無原罪の御宿りへの祈り。それら全てへの祈りと、みずから彼の地に出向くことによって地上にその足跡を描き、“へんばい”によって繋がれた、宇宙神霊と交信する地球からのオイリュトミー。それは地球に立つ、“不思議のメダイ”に刻まれた聖なる女性のイメージに連なります。どこまでこの荘厳さ、その拡がりが及んでいくのか、計り知れないテーマを持った舞台といえるのではないでしょうか。(「泉」:若狭から奈良・東大寺にのびる水脈と、地球の傷と癒しの泉水、マリアの聖性はこの「常世の水」の根幹テーマなのですが、たいへん複雑な正倉院御物文様のように浮かび沈み絡まっているので、次の機会にお知らせできれば幸いです。)************************新しき神楽としてのオイリュトミー舞台「常世の水」。そしてそのヴァリエーションである今回の「千年の水紋」演目は下記の通り。進化する神楽=オイリュトミーです。~シュタイナー学園や大学で多忙な業務をこなす中、日々インスピレーション、インテュイションを受け続け、それをオイリュトミーを通し舞台の形にしようと努力しつづける秦理絵さんに感動です。また今回楽人としては初参加のパーカッショニスト永田砂知子さんの波紋音と、笙と正倉院復元楽器・“う”の田島和枝さんお二人の奏でる、精妙でリズミカルな音色はぴったりと舞に寄り添い、素晴らしい音空間で舞台と観客を包んでくださいました。田島和枝さんを伶楽舎&ブライアン・イーノとの『陰陽師』CDで知り、永田砂知子さんの経歴には吉沢元治、デレク・ベイリーのお名前が!(~永田さん12月22日には新宿ピットインでのライブがあるとのことです。)☆ ★ ☆ う~ん、それにしても脈々と命の水を流し続ける河川の女神・弁財天女プリサラスヴァティーの加護の気配を私独りで再確認。また、彼女ならではの独特の世界を感じさせてくれる現代歌人、北久保まりこさんの朗読は必聴だったのですが、間に合わなかったので角川書店から出ている和英対応の歌集『Cicada Forest(蝉の森)』を購入。そこには不思議な詩空間がありました。 舞人・秦理絵著『無数の銀河』こちら、新しい銀河が無窮の深宇宙で生まれてくるようなイメージが広がる素晴らしい歌集です。編集を受け持たせていただきました。どうぞ皆様のお手許に置いてじっくりと味わわれますように! 【千年の水紋】プログラム 2008年12月14日(日曜日)濤々会 堀の内能舞台第一部 響きあう短歌・舞・笙・波紋音の世界 1. メッセージ 2. 希望の光 3. 水迷宮第二部 それぞれが織りなす「常世の水」 1. 白椿 2. 禍蛇 3. 泉 若返(おち)の水朗 読:北久保まりこ 舞 :秦理絵 笙演奏:田島和枝 波紋音演奏:永田砂知子
2008/12/16
●『東北からの思考』(新泉社)ジュンク堂書店 池袋本店がOPENした時分は、小社イザラ書房も本郷から南池袋に移転して間もないころで、JUNKUトークセッションが行われる4階のカフェにはときどきお茶を飲みに行っていた懐かしい場所。トークセッションはいつもなんとなく気にはなっていたのだけれど、実は今回が初めての参加。仕事がら必要になってというより、最近の個人的な関心のありかが、このブログの新泉社 のトーク記事を見て、一致しているかな…? と私のアンテナにひっかかったので、『東北からの思考』の著者お二人(編集者&舞踏家)のトークイベントに参加してみました。スタートは夕方7時なのだけれど、会場の喫茶室は6時半からOPENなので、ちょっと近くのキンカ堂で買い物後、早めに受付を済ませ、7月の流対協の「トーハン懇親会」以来のお目もじとなる営業の山田さんとしばし歓談。はじめはまばらなお客様もだんだんと増え、NR出版会 ・事務局の天摩さんも加わって約30人ほどに。参加者は30代~60代くらいの幅広い年齢層。1時間強、著者である講師二人(入澤美時、森繁哉各氏)の話があり、そのあとは参加者とのQ&Aとなるんですが、1時間の講演は内容に比して非常に短い感じ。それでも、印象に残った言葉を列記してみると、ホログラフのように浮かびあがってくるものがあります。・(都市の?)人々がもつ予定調和的な農村への想念と【農村のいま】の差異・【祝祭】とはイベントではない・集落における【人の気配】、【目に見えないつながり】、人と人との【関係のリズム】、 そして恐るべき速度で進行するそのようなものへの破壊・【寄り合いも祭りも】できなくなりつつある【限界集落】への凶暴な変化の波・農耕儀礼としての【芸能】という観念から、【個の芸能】としての農耕の所作という観点・農村の疲弊、商店街の衰退、まちおこし等々への(即効性のある?)処方箋はない。 しかし……。・土地のダンスここで私が思い浮かべるのは、芸能と観光と伝統がうまく調和していたようにみえた1990年ごろまでのバリ島のウブドゥと、ソ連崩壊1年前に見たギリシアの島の生活やトルコ小アジア地方の田舎町。そしてパリでもロンドンでも東京でもソウルでも、若者のファッションと音楽志向はほとんど同期していたなあという実感です。そして身近では全国でも名高い群馬・前橋市のシャッター商店街、隣町の銀座通りのゴーストタウン化。ともあれ、まちおこしは義務感では成立しがたいもの。イベントをやって人を集めるという発想も表層的なものが多いような……。「東北から考える」トークイベント。それを受けて私は「北埼玉から【芸能】を考える」日々が始まります。いずれ本にまとまればいいのですが、小社のテーマ、シュタイナーアントロポゾフィーの世界から友人たちの【新しき神楽】の試みが始められつつあるので。初参加の今回、内的インスピレーションがピシピシ飛び交うトークイベントでした。山田さん安喜さん、お世話様!澁澤@イザラ書房 ●出版流通対策協議会(流対協)のブログの中の▼出版者のつぶやきコーナー より転載
2008/12/12
■■■■ジュンク堂書店@高崎コミック館 ── その210月18日、高崎駅前のファッションビル「ビブレ」7階にオープンしたCOMICS JUNKUDO高崎店 。ジュンク堂書店のこのフロアに以前どんな店舗が入っていたのか、変遷が激しくてすでに思い出せなくなっている(天華堂ニチイ店)。このビルの名前も以前は「サティ」、その前は「ニチイ」。資本は同じイオンGのはずだけれど。ともあれ、群馬県高崎にあって東京都渋谷にもあるのが、タワーレコード、HMV、ヤマダ電機にビックカメラ。さらに高崎にあって池袋にもあるのがジュンク堂書店 となったわけで、イオンモール(未来屋書店 )やウニクス(アカデミー高崎店 )ともども、高崎はいまなかなか興味深い。というのは本に携わる職業上の興味に加えて、市内のアトリエに私は週2回ほど絵を描きに通っているのだけれど、ここに集う人たちの遊び場や共通の話題の場所が上記の店舗だったり、渋谷や吉祥寺のライブハウスだったり銀座のギャラリーだったりするわけで、良く聞かないと都内と群馬県が入れ替わってしまうのです。さて、高崎コミック館(←言いやすいので。表記的にはCOMICS JUNKUDO)に漫画大好きの私はいそいそと。ジュンク堂は7Fフロアーの約半分ほどの占有面積。かなり広い。まだ奥のほうは棚が空いていて、これから荷を待っているのかな?といった具合。ただ、ほとんどのCOMICSは、BLを除きだいたい中身がわかっていて、あまり私には目新しくない。なのでレジカウンターのところでコンピュータ検索で探すことに。ところが検索をかけるとフロアのどこの棚かまでわかるのだけど、実際に行ってみると該当する本がない!「どういうことなんでしょう?」と初々しい書店員さんにQ。それを受けて一生懸命探してくれるのだが、やはりないものはない。彼女と二人して途方に暮れているところに、すかさず「May I help you? 」という意の日本語で男性の店員さんがにっこり。いっしょに今度はてきぱきと探してくれたのだが、結論はジュンク堂池袋本店からの取り寄せとなることが判明。10日から2週間ほど。U~NN、短時間の熟考の末、いまこの時のリトリート帰りの気分で読みたかったので注文はしないことに。その後いろいろ聞いてみたところ、高崎の品揃えは、まだあまりマニアっぽくはしない方針とのこと。でも、いまはまだ漫然とした感をうける棚も、多分コミックに詳しいエキスパートの店員さんが他店舗から来られてさらに調整するのかもしれないから、もう少し間をおいて来てみよおっと、と思う。ただし仕事がら、いつもご注文をいただいている書店様。いずれ何かの話題にもできるであろうし、10冊には満たないけれど、四捨五入すると近い冊数をお小遣いで購入しました。レシートと一緒に、茶と緑のジュンク堂風呂敷を開店サービスで頂いて、友川かずき風に言うと複雑に嬉しい……気分。澁澤@イザラ書房 ●出版流通対策協議会(流対協)のブログの中の▼出版者のつぶやきコーナー より転載
2008/12/09
■■■■教文館エインカレムにて11月下旬の月曜日、浜松町でのブランドバーゲン行きはやめにして、世田谷上野毛の礼拝堂で出版業界とプライベートな平和のお祈りを聖母子にささげた後、上野毛自然公園でひとやすみ。冬間近の季節なのにまだ、この日の日中は汗ばむほどの暖かさ。仕事の話をいくつか携帯で済ませ、都内に事務所を持たない身なので、銀座教文館 のエインカレム のカフェで先方と待ち合わせすることに。上野毛は渋谷や蒲田から東急線を乗り継いでいかねばならなかった場所なので、北関東に住んでいる身としては遠いイメージだったのだけれど、中目黒経由で銀座に出るには結構近い。30分ほど? そして上野にも日比谷線で一本、帰社にもとても便利だということが判明。ひさびさの銀座。歌舞伎座や新橋演舞場に最近はとんと御無沙汰してるけど、いまどんな演目なのかしらとぼんやり思いながら昔の勘で出口をあたろうとしたところ、いきなり目の前にアルマーニのブティックが。あれ? ここ地下なのに……、それに中央通りでもないし……?駅構内の地下入口に立って店内をぼんやり見ていたら、にっこり笑顔がチャーミングな男性の店員さんに招きいれられそうになったので、お店のエレベーターで地上に出ようかしらとしばし迷ったが店舗脇の階段を使うことに。地上で確認できたのは、どどーんとアルマーニしているピカピカのARMANI GINZA TOWERと、小路をはさんで晴海通りに面したDiorの瀟洒なビル。こんなの以前はなかったけど、何があったのかしら……、近藤書店さん?青山表参道の外国ブランドビルラッシュにも驚いたけど、銀座も徐々に様変わり? 入りづらいよね、デパートと違ってこういうビルって。ハリーウィンストンにも好奇心だけはあるけれど、消費者としては入れないな~、とてもじゃないけど。でも銀座はやはり楽しい。小さな魅力的な店舗がたくさんあって眺めていて飽きないし、4丁目角のドトールコーヒーも銀座っぽくコーディネートされている。すでに街はさまざまなクリスマスツリーで飾られ、年末に向けてのお祭り気分が漂ってきている。山野楽器店入口に掲げられたエンヤの新アルバム『ウインター・レイン』のポスターをちらっと見て、教文館へ。教文館の4階にある「エインカレム」のカフェで打ち合わせを和やかに済ませ、来月洗礼を受ける年長の友人へのプレゼントをいくつか仕入れる。アヴェ・マリアと讃美歌のCD、聖母子カードいろいろ。有名な讃美歌入りのエンヤの新しいCDはここにはないので、山野で買おうかな、タワーレコードが近くにあったらポイントがたまるんだけど等々、書店より変遷が激しかったと思われる音楽店舗地図はすでに、私の頭から消えてしまっている。2階の書籍売り場で、ドストエフスキーの新訳版『悪霊』を欲しいのですと、レジの店員さんにQ。本棚から探し出してきてくれたのだが、それは光文社の新訳版にはあらず。もう一人の文学に詳しそうな店員が、「亀山先生、いま『罪と罰』にかかっているので、それが刊行されるのが来年の3月ごろとかいう話です。そのあと『悪霊』でしょうかね……。翻訳されると思いますけどね、たぶん」と、教えてくれる。なかなか楽しい店員さん2人との三者談話のひととき。ネットで注文して宅配便で届けられる書籍は便利だけど、散歩したりお茶したりの延長にある趣味とプレゼント用の書籍購入は、人間臭いのがいいな。澁澤@イザラ書房 ●出版流通対策協議会(流対協)のブログの中の▼出版者のつぶやきコーナー より転載
2008/12/05
■■■■ジュンク堂書店@高崎コミック館 ── その110月下旬、カトリック桐生修道院でのリトリートの帰り、JR高崎駅西口でバスを待ちながら、全国の書店に詳しい友人と北関東書店情報談義を延々1時間ほど、携帯で。私の最近の読書傾向は非常にシンプルで、宗教書と少女漫画中心のコミックスがもっぱら。必要と思われる宗教関係の書物は、ほっておいてもあちこちのキリスト教会や禅宗真言宗の友人知人が贈ってくださるので、プライベートな勉強には事足りているのだけれど、漫画はたまに都内に出た折にジュンク堂書店@池袋本店でまとめ買いが多いです。同一作品なのにさまざまなヴァージョンが出ているので、目で見て確認しないとだぶってしまうのですね。青池保子『エロイカより愛を込めて』なんて、秋田書店から少なくとも3ヴァージョンは出ている上、東西冷戦時代から現在まで数十年、延々描き進められているシリーズなので私のストックの34巻は優に超え、もう40巻近くまで出ているはず。 アマゾンでこの春に十数冊『エロイカ~』をまとめ買いをしたのだけれど、内容が確認できないうえ、秋田書店の編集方針が行き当たりばったりなのか、章立てが微妙にずれ込んでいて結局最後まで読んでみて、ほとんどだぶっていたことに気づきました。こういうのがあるとマンガを読むわくわく感がちょっと減退。以来アマゾンでコミックは購入していないのです。だから最近は、わたくし的にはとても勇気がいる行為なのだけれど、コミックにかけられているビニールを書店員さんにお願いして取り去ってもらうようにしているのです。これは10数巻以上の長大な漫画本には不可欠なお願い。でもごめんなさい、紀伊國屋書店けやきウォーク@前橋店さま、あれは8冊ほどだったでしょうか、ビニールを取り去ってもらった結果、すべて読了していたことがわかって結局何も購入できずに終わってしまったのは……。なにか買おうと努力はしたのだけれど、他のコミック作家で欲しいものはすでに購入済みのものばかり。幼少時から貸本屋がよいを続けていた身には、読まないもの&読みたくないものを義理で買うことはできない体質にどうやらなってしまっているのです。まあでも、そのような轍を踏んで社会学習したのち、たまたま店頭で見つけた『荒川アンダー・ザ・ブリッジ』は、なんとなく気になって、でも全く読んだことのない作品だったので1巻と6巻だけビニールをはがしてもらって購入して成功でした。何が成功かというと、納得してお金を払って自分の蔵書になったという満足感があるので、安心して作品を楽しめるのですね。安価な買い物なので、だぶって買っても経済的なダメージは少ないのだけれど、その場合ていねいに読もうとする気分が損傷を受けるんです。高崎駅構内にある、くまざわ書店@コミック館で『荒川~』は購入。この作者の中村光は、現代を生きる仏陀とキリストの仲良しコンビ『聖(セイント)☆おにいさん』の作者でした。これ割と好き♪なかなか「ジュンク堂書店@高崎コミック館」の展開になりませんが、これはまたそのうち「その2」としてお伝えできたら幸いです。澁澤@イザラ書房弊社の加入している出版流通対策協議会(流対協)のブログの中の▼出版者のつぶやきコーナー より転載
2008/12/04
■■■■2009年版カレンダー入荷しました。数に限りがありますので、お早めにお求め下さい。シュタイナー学園カレンダー[ご購入]定価2,000円(1,905円+税)【内容】藤野・シュタイナー学園で学ぶ子ども達の水彩画が素晴らしい季節感を与えてくれます ヴェレダ・カレンダー[ご購入]スイス製/ミヒャエル・ロイエンベルガー 文/定価2,625円(2,500円+税)【内容】1月~12月までのエッセンスコメント付
2008/12/01
「千年の水紋~常世の水 白比丘尼抄の新しいヴァリエーション」夢枕漠原作 岡野玲子『陰陽師 白比丘尼』 (白泉社)より~短歌・舞・笙による共鳴のパフォーマンス~ 現代の歌と古の伝説の舞・楽の音が出会う時 2008年12月14日(日)15:30~16:30(開場15:00) 濤々会 堀の内能舞台 2,500円(茶菓子付)【常世の水:白比丘尼抄について】 むかし、永遠の若さを与えられてしまった一人の若い女がありました。世のものが過ぎ去っていっても、女一人は変わることのないままです。一人の身に余るいのちを抱えて女は生き続けました。人と生きものの、切ない願いを容れるうつわとなって、何百年も世を渡りました。やがて老いることない若さは、深い深い白い悲しみとなって、女の中に積もっていきました。解き放たれる時を、与えつくすことをひたすらに望みながら…。****今回の「千年の水紋」は、前作「常世の水 白比丘尼抄」で実験的に行いました声・舞・笙の3者によるコラボレーションを少し変化させ、現代歌人の北久保まりこ氏による短歌朗読を新たに試みます。 ●短歌朗読~北久保まりこ http://tanka.kitakubo.com 舞(オイリュトミー)~秦理絵 笙~田島和枝/伶楽舎所属 http://tajimakazue.jp●申込 お問い合わせ:秦 hata0103@ab.auone-net.jp :北久保 tanka@kitakubo.com fax.0422-46-5261 ●会場 〒166-0013 杉並区堀の内3-33-12 濤々会 堀の内能舞台 東京メトロ丸の内線「新高円寺」/当日お問い合わせ先090-9245-6860
2008/11/20
ギリシア的神殿舞踏としてのオイリュトミーが、日本の新しき神楽となって地水火風空の生命を得て拡がってゆくことの喜びは、身体中総毛立つほどの高揚と興奮を覚えるものでした。たしか2000年にビクターからリリースされた伶楽舎とブライアン・イーノによる二枚組みCD『陰陽師』。そのなかで笙を奏されていた伶楽舎の田島和枝さんの、霊妙なる雅楽の音にぴったりとマッチした新しきオイリュトミー。まだ20世紀からのわずかな歴史しかもたないにも関わらず、能舞台にこれほどぴったりはまる動きの芸術は、秦理絵さんという開かれた感性をもつオイリュトミストの個性によるものだけなのでしょうか?いいえ、違うと思います。まったく新しいことが八百万の神々と遥か彼方からの宇宙精神の見守る中、杉並の能舞台で起きているのです。少なくともわたしは、下記の舞台を全て観てそう直感いたしました。なにより印象深かったのは2008年9月27日の「常世の水 白比丘尼抄」(夢枕漠原作 岡野玲子『陰陽師 白比丘尼』(白泉社)より)の舞台がはねた後、駆けつけてくださった漫画家の岡野玲子さんと秦理絵さんがひしと感動を分けあっている姿でした。そして素晴らしい田島さんの笙、やわらかな渡邉さんのヒーリング・ヴォイスでした。この流れは画期的。見逃せませんよ、皆さん。日本の神様に限らず、どれほどの目にはさやかに見えない存在たちがこの神楽ニューウェイブに期待されていることでしょうか‥‥想像するにあまりあります。 カタリナnote 左から岡野玲子、秦理絵、田島和枝各氏「常世の水 白比丘尼抄」に行くまでの、 秦理絵氏のオイリュトミー舞台プロセス☆☆☆☆☆☆☆「アマテラス」2007年9月9日&10日@三鷹日本神話に秘められた天地創造、国生み、天の岩戸の秘儀を、さまざまなダンスとオイリュトミーにより表現。秦理絵氏はオイリュトミーによるアマテラスを客演。イヤハエ、ヤハエ、 弥栄という調子のよい掛け声が心地よく耳に響きました。 「火の風の夢」2007年11月10日&11日@三鷹 ~新しき神楽の誕生を願って~ 秦氏がオイリュトミーを始めてから25年の節目の歳にスタートすることとなった新しき神楽としてのオイリュトミー。彼女の作になる宇宙的な短歌が舞台に玲瓏と響き渡り、声による祓い清めが行われた結果、そこは天空の精神界を映し出す場と変わっておりました。 最後の演目「こきりこ」は、懐かしく楽しさ満杯という意味において必見。この舞台においてすでにアマテラスの霊性、聖マリアの霊性の香りを感じることができ、静かな興奮を感じたのは私だけではなかったはずと思われますが、いかがでしょうか。舞台背景は天井から大判の白い和紙が下ろされ、大きな繭に包まれたような柔らかな雰囲気が心地よく、いつもの倍以上?の7~80名ほどの観客が押し合いへしあいしても、和やかな雰囲気となっておりました。 ●プログラム~星の舞・ひふみの祝詞・地水火風空の動き・昔話『若返りの水』・こきりこ円舞●オイリュトミー~秦理絵、高久真弓・ダンス~かさはらマミ、伊藤虹、片岡通人●古代土笛&聲&篠笛~宇々地、多麻美・太鼓~松岡忍・波紋音~斉藤鉄平 「原始の生命(いのち)」2008年6月21日@カフェ・TOUMAI、高尾 ~夏至の日の夜…古代の響きが蘇り 天と地の舞い人は、原始の生命と共振する。~ダンサー二人、楽人二人のシンプルなパフォーマンス。神殿舞踏としてのオイリュトミーは、その舞台をカフェの青々とした芝生の上に。2500年ほど前のアクロポリスの丘と高尾の夏至の夜が混じりあったような、夢見の野外空間インプロビゼーション。大野一雄門下の伊藤虹氏の地をくねるダンスと、恒星天に上昇し神的空間を創出しようとする秦氏のオイリュトミーの掛け合いは妙味あふれ、最後はよぼよぼの翁媼となった二人の動きが観客を巻き込んで大爆笑の渦に。 ●オイリュトミー~秦理絵、ダンス~伊藤虹●古代土笛&聲&太鼓&波紋音~宇々地、多麻美
2008/11/20
「常世の水 白比丘尼抄」 夢枕漠原作 岡野玲子『陰陽師 白比丘尼』 (白泉社)より2008年9月27日@涛々会・堀の内能舞台 ~声・舞・笙による共鳴のパフォーマンス~ “いずみの入り口は大地に開いた傷。 傷を受けたものがいずみになる”人の心がまだ真の愛への途上にあるためでしょう、私たちは愛することに傷つきます。他者をふかく、ひろく受容するほど、心の負う痛みも大きいのです。もしかしたら、命をはぐくむ地球の「女性的なるもの」も深く痛んでいるのではないでしょうか?でも人から傷つけられながらも、大地から湧く泉は私たちを癒し続けます。若さの泉を一身に湛える白比丘尼の哀しみとつながり、痛みを喜びに変える蘇りの水を、私たちの中から世界に向かって湧き出させたいと思います。(秦 理絵)●プログラム~白椿・禍蛇・泉~若返(おち)の水●声~渡邊満喜子 舞(オイリュトミー)~秦理絵 笙~田島和枝:伶楽舎
2008/11/20
・・・野のご馳走帖原画展&未だ見ぬ友へ展・・・言葉の海の中で出会った、本の中の未だ見ぬ友人たち。そのイメージを銅版画に描きとどめました。ぜひ、ご覧くださいませ。お待ちしております。<花房葉子>日時:11月8日(土)~11月24日(祝) 10:00~18:00会場:こども富貴堂ギャラリーキッズ 北海道旭川市買物公園電話:0166-25-3169
2008/11/04
パステル画、水彩画、羊毛作品の展示。カレンダー、はがき、書籍、クリスマスカード、手染めの織物などの販売。*****パステル画の体験コーナー*****会期中どなたでも体験できます。材料費込み 500円*******************************会場:自由学園「明日館」1925会議室 電話 03-3971-7535 JR池袋駅メロトポリタン口より徒歩5分問い合わせ:アトリエ ルピナス電話/Fax 048-979-0316mailURL
2008/11/04
■『みどりのダンス』 カラーストーリーえほんシリーズ2 -〔ご注文をどうぞ〕≪発売開始≫ダニエル・モロー 絵・文/鈴木一博 訳青い林檎社編/Copyright 2008/A5判 24p/ISBN978-4-7565-0112-7定価1,575円(1,500円+税)【内容】シュタイナー教育者からの贈り物。「みつろうクレヨン」の絵本。ほら、見えないかたちが見えてくる!色彩画家ダニエル・モローが3つの色からつむぎ出す世界。【著者紹介・絵文】ダニエル・モロー Daniel Moreau1948年フランス生まれ。色彩画家。ゲーテ研究者。仏独の農場で働いた後、アートセラピストとして活動。ハンディキャップのある子供のための治療教育の体験も積む。その後、アーチストとして色と形の研究のかたわら、世界各地で講座と展覧会を開催。ヴァルドルフ学校の美術講師も勤める。現在、日本在住。全国でワークショップを開催中。【訳者紹介】鈴木一博1951年茨城県生まれ。言語造形家。早稲田大学と大学院において、政治経済学と独文学を学ぶ。その後、精神科学自由大学・ゲーテアヌム附属・言語造形と演劇芸術のためのルドルフ・シュタイナー学校(スイス/ドルナッハ)に学ぶ。現在、全国で言語造形の公演・講習と翻訳の活動を行う。NPO法人日本アントロポゾフィー協会理事長。〔イザラ書房HOME TOPへ〕
2008/10/14
■『シュタイナー教育』-〔ご注文をどうぞ〕≪発売開始≫クリストファー・クラウダー・マーティン・ローソン 著遠藤孝夫 訳Copyright 2008/A5判 180p/ISBN 978-4-7565-0111-0/定価1,890円(1,800円+税)【内容】幼稚園から12年生まで、シュタイナー教育の全体像を論じた比類なき必読書。学年別カリキュラムや、その実践と理論を詳述。教育本来のあり方を示し、教育への社会的要請に問題を提起する、シュタイナー教育の総合的入門書。【目次】1.はじめに 2.学校祭にて 祝賀と再創造 3.子どもの発達 何のための教育か 子どもの時期の重要性 世界の中で生きる意味を見つけること 悪と向き合い、善を見い出す 発達段階に応じた教育方法 長い子ども時代 自己決定? 個性という要因4.幼児期の教育 遊びは子どもの真剣な仕事 失われた幼児期の再発見 幼稚園の一日の様子 手先の器用さと考える力5.児童期の中心 キーランの場合 ニーナの場合 6.上級学年 新たな誕生 理想 思考と感情 実践の中で 第9学年 第10学年 第11学年と第12学年7.環境教育 子ども時代のエコロジー 全体から部分へ 幼い子ども 自然学習 人間と動物 植物学 実際的な仕事 鉱物の世界 上級学年(第9~12学年)8.教えることは学ぶこと 父母と教師の協力 子どもに奉仕する学習共同体 教員会議 価値の探求 内面的な活動の効果9.学校の起源と将来の展望 学校の起源 人生のための教育 安定のための教育か、変化のための教育か? 教育:新たな挑戦10.新たな教育的挑戦―有能さへの教育 倫理的個人主義に向けた教育 仕事の新たな世界 人生を生きる力 子ども時代のために条件を変える11.原注12.学びを深めたい方へ:シュタイナーの著書13.シュタイナー以外の著者による文献14.世界各地のシュタイナー学校に関する情報15.索引【著者紹介】クリストファー・クラウダー(Christopher Clouder)マーティン・ローソン(Martyn Rawson)1英国内および、オランダ、ドイツなどのシュタイナー学校での教員経験をもとに、シュタイナー学校の教員養成とシュタイナー教育の普及のために国際的に活動するほか、シュタイナー教育に関する著作を多数発表している。【訳者紹介】遠藤孝夫(エンドウタカオ)岩手大学教育学部教授。教育学、ドイツ教育史専攻。弘前大学教育学部教授・教員養成学研究開発センター長を経て現職。著書に『管理から自律へ―戦後ドイツの学校改革』(勁草書房)、『近代ドイツ公教育体制の再編過程』(創文社)、編著書に『教員養成学の誕生―弘前大学教育学部の挑戦』(東信堂)などがある。 〔イザラ書房HOME TOPへ〕
2008/09/19
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「ひびきの村」出逢いの会 in 東京・秋 & 「ひびきの村・友の会」最初の集い/東京支部 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「ひびきの村」では、生きることの意味と自らの使命を真摯に考える人たちがわたしはだれ?なんのために生まれたの?わたしはどこから来て、これからどこへ行くの?わたしのそばにいる人はだれ?という人生の謎を解き、より意味のある人生をおくりたい、自分の使命を果たしたい、確信を持って生きてゆきたいと願い、シュタイナー教育で知られている オーストリア生まれの思想家、ルドルフ・シュタイナーの人間観と世界観を共に学んでいます。そして卒業後はシュタイナー幼稚園、シュタイナー小中高校の教師になる人、治癒教育者となる人、また音楽、絵画療法士、オイリュトミストを目指す人、バイオダイナミック農業を実践する人等など、それぞれの道を目指して、次のステップに踏み出しています。 ミカエル・カレッジは、人生のある時期を・・生きることの意味と自らの使命を知るために費やしたい・・と考えていらっしゃる方のために用意された場所です。「出逢いの会」にぜひ、お出かけください。あなたが探し求めている答えのヒントに「出逢う」ことができるかもしれません。少なくとも、心から答えを求めている人と、「出逢う」ことはできるにちがいありません。皆さまにお目にかかれることを心より楽しみにしております。※同時に、発足したばかりの「ひびきの村・友の会」の集まりを開催します! 友の会の会員以外の方もご参加いただけます。日時/2008年10月5日(日) 10:00-12:00 出逢いの会 13:30-15:30 友の会の集い場所/株式会社 ほんの木 東京都千代田区神田錦町3-21 三錦ビル 1Fフリースペース参加費/出逢いの会 1,000円 友の会の集い 1,000円 ※友の会会員の方は、どちらも無料になります。申込み方法/ひびきの村事務局宛に、電話・FAX・Eメールのいずれかでご連絡ください。その際、住所・氏名・電話番号・メールアドレスをお伝えください。(可能な範囲内で結構です)※定員30名(定員になり次第お申し込みを終了いたします。ご了承下さい)【お問合せ先】「ひびきの村」事務局〒052-0001北海道伊達市志門気町6-13 電話:0142-25-6735 fax:0142-25-6715e-mail:info@hibikinomura.orgホームページ:http://www.hibikinomura.org/
2008/09/19
■■■■福田直樹氏と川手鷹彦氏による真の藝術鑑賞と研究「藝術の真髄―ゲーテ・バッハ・ベートーヴェン・・・を心ゆくまで堪能する―」「藝術三昧とはこのことか!」 日常のしがらみを一切忘れ、藝術に浸りきり、ただただ優れた藝術にまるごと身を任せ、楽しんでください。 韻律・子母音の響き・メタファー・象徴・思想等々言葉のあらゆる可能性を追求した大巨人ゲーテと、研ぎ澄まされた言語感覚と深い宗教的メッセージを持ちながら、それ故にこそ時代に反発し苦悩したクリスティアン・モルゲンシュテルンを取り上げます。そして三日目からはいよいよピアノとチェンバロ演奏に聴き耽る毎日が始まります。藝術文化論も展開しますが、何よりも音楽の中にたゆたう時を創造しましょう。ロココ藝術の艶やかさ華やかさ細やかさ、宇宙の秩序を具現するバッハの神秘、大自然と人生の歓びを歌うモーツァルト、音楽の美しさの極みに迫るショパン、苦しみこそが最も尊い藝術衝動であることを証したベートーヴェン、そしてシューマンの紡ぎ出す音と情景の世界を、心身のすべてをひらいて吸収してください。場所:北海道「ひびきの村」日時:2008年9月22日(月)~10月2日(木) 8:30~16:00詳しくは下記「ひびきの村」ホームページをご覧ください。─────────────────────── 人智学共同体 「 ひびきの村 」 Tel: 0142-25-6735 Fax: 0142-25-6715 Mail: info@hibikinomura.org URL : http://www.hibikinomura.org
2008/09/10
■■■■ダニエル・モロー作品展東京都小金井市前原町3-35-18梶尾眼科3FSunday Gallery にて9月の毎日曜日開催これから刊行予定の「みどりのダンス」カラーストーリー絵本-2の原画の展示もあります。
2008/09/10
■『キリストの理解』~ヘブライ語聖書から読み解く-〔ご注文をどうぞ〕山口勇人著Copyright 2008/四六判上製 192p/ISBN978-4-7565-0110-3/定価2,520円(2,400円+税)【帯】ユダヤ人イエスの言葉を、ヘブライ語から読み解く~福岡のシュタイナー教育の場ラウムでの、講座「キリストの理解」からヘブライ語聖書を使って、キリストの理解のよすがとします。この本を読まれる方ひとりひとりの霊性に、新しい理解が与えられると幸いです。【内容】福岡のシュタイナー教育を学ぶ場ラウムから発信された講座およびコラム。宗教は嫌い、でもシュタイナーやスピリチュアルなことには興味がある。そんな私たち日本人を理解するための鍵がここにあります。【目次】はじめに、ヘブライ語でキリストを理解するということ 〔コラム ユダヤ人とは誰か〕1、インマヌエル、新しい契約の成就 〔コラム ヘブライ語聖書と旧約聖書の違い〕2、終末、メシアからキリストへ 〔コラム 西暦で世界を測る〕3、産むこと、私の生命 〔コラム 講座での語りから、 「悪魔っているんでしょうか」〕4、病気なおし、神に立ち返るということ 〔コラム イトオテルミーと伊藤金逸:きんいつ:博士〕5、祈りのことば、隠れたところにいる神 〔コラム 予言と預言の違い〕6、ヘブライ語、自分の名前7、如来としてのキリスト、時間の発見 〔コラム 私の坐禅体験〕8、般若心経と法隆寺の再発見9、日本語の「もの語り」追補、「悔い改め」はどこから来たのか著者あとがき、山口勇人ラウムについて、豊田康子【著者紹介】山口勇人(やまぐち はやと)1966年東京生まれ。3児の父。東京ミニライト(株)を経営。温熱刺激療法イトオテルミー療術師。東京大学卒、専攻は宗教学。米国、アンドーヴァー・ニュートン神学校修了。イスラエル政府奨学生、ヘブライ大学。九州大学人間環境学府博士後期単位取得退学。『キリストの理解』に寄せて山口勇人氏のキリストに関する認識は、キリストに関する様々な二次的文献や書物を通してキリストを理解していくのではなく、直接キリストが生きた国で生活し、キリストが話した言葉でもう一度原点に返って理解しようとすることで培われています。しかも、それを学問としてだけではなく、ほかに職業を持ちながら、子供を育てながら、自分自身の生きることを通して、理解しようと試みられています。山口氏のキリストの理解と同じようなスタンスを、ルドルフ・シュタイナーが自分の思想のベースとした〈ゲーテ的認識論〉に感じます。〈ゲーテ的認識論〉とは、私たちの身の周りの世界をより良く知ることで、自分の内面を認識していくことだと私は理解しています。そのためには、思い込みを取り去り、研ぎ澄まされた目を持って、より正確に周りの世界を認識していくこと、たくさんのことを直接目の前の世界から感じ取っていくことだと思っています。そして、何らかの芸術的な表現行為を通してさらに深められていきます。そのことは、ラウムという表現の場を得て『キリストの理解』という一つの形になりました。シュタイナーの思想を何らかの形にすることでより理解が深まっていく、という考えのもとにペロルおよびラウムが生まれました。その場からこのような本が誕生する運びになったことは大変うれしいことです。この本を通して、少しでも多くの方が、自分の生き方に光を見出されますように。2008年5月吉日井手芳弘(シュタイナー教育実践家)〔イザラ書房HOME TOPへ〕
2008/07/10
ゲーテアヌム舞台グループオイリュトミスト神秘劇新演出の総芸術監督 ■ジョイア・ファルク初来日「講座・講演」のお知らせ****************************************1 音楽オイリュトミー集中講座 (一般対象) ピアノ:篠原桃子テーマ:腕は魂の翼となり、体は動きを通して歌いだす。 様々な音楽でオイリュトミーを体験し、心と共に身体で歌う事を試みてみましょう。 日 時 : 10月4日(土)10時-16時40分(昼休み12時15分-13時半)場所 : 三鷹市芸術文化センター 第一音楽室 〒181-0012 東京都三鷹市上連雀6-12-14 T/0422-47-5122 JR三鷹駅南口4,5番バス乗り場から「八幡前芸術文化センター」 下車すぐ、または6,7番乗り場から「八幡前」下車1分。または 徒歩約15分。 参加費 : 8000円 (午前4000円 午後5000円) できるだけ続けてご参加ください定員 : 25名 問合せ : T/F 03-3752-4788 (河野)主催 : ルドルフ・シュタイナー芸術アカデミー2 神秘劇とオイリュトミー (対象:オイリュトミストまたはオイリュトミーの長い経験をお持ちの方)テーマ : ルドルフ・シュタイナーによる神秘劇の中には 感覚的な目には見えない存在がたくさん登場します。 これらが私たちにとってどのような存在であり、 ドラマの中でいかに表現されるのでしょうか。 ファルク女史が現在一番情熱を持って進めている 神秘劇新演出のお話も伺いつつ、ドラマの中の オイリュトミーについて体験できる良い機会になればと思っています。日時: 10月11・12日(土・日) 10時-16時40分(昼休み12時15分-13時半)場所 : (一日目)三鷹市芸術文化センター 第一音楽室 (二日目) 国分寺駅近くの施設 (参加者に地図をお送りいたします)参加費 : 全日参加 12000円 一日のみ 7000円 (午前4000円 午後5000円)主催 : メルクリアーデ3 定礎の言葉 (対象:オイリュトミスト) ファルク女史はゲーテアヌム舞台グループの中でしばしばこの作品を上演し、また伝統的な教えを受け継いでいる一人です。オイリュトミストのさらなる研修のために良き機会になればと願っています。 (藤井)日時 : 10月13日(月・体育の日)10時-16時40分場所 : 国分寺駅近くの施設(参加者に地図をお送り致します)参加費 : 前日からの参加者6000円 13日のみ参加者7000円 部分参加半日のみ4000円主催 : ルドルフ・シュタイナー芸術アカデミー ≪全講座とも 通訳:香川裕子 (予定)≫【講座お申し込み方法】 郵便振替口座の用紙に、参加御希望講座の番号(1.2.3)と参加日を明記の上、お名前・連絡先(住所電話/Fax番号など)をご記入ください。10/12.13の講座に申し込まれた方には、Fax,または郵送にて地図をお送り致します。当日振替領収書を受付にお持ちください。講座費の払い戻しは基本的に致しません。ゆうちょ銀行振替口座:00100-2-762735 (口座名称)ルドルフ・シュタイナー芸術アカデミー問合せ: ルドルフ・シュタイナー芸術アカデミー内 アウラ メールアドレス:glyzinie@mbn.nifty.com****************************************≪ ミヒャエル祭特別企画 ≫第一部 講演とオイリュトミー実演 (ジョイア・ファルク)テーマ : 未来が我々の時代に光を投げかける ミヒャエルの時代にどのような衝動を持つべきか? ~~R、シュタイナー神秘劇との関連において~~第二部 オイリュトミー小公演(神秘劇より)と交流会出 演 : ジョイア・ファルク、ヨハネス・ファルク、長尾有里、藤井馨子、森ひろ美 朗 誦 : 根岸初子 交流会 ゲスト : ダニエル・モロー日 時 :10月5日(日) 10時-16時 (昼休み12時-13時半)場 所 :成美教育文化会館 3F音楽室1 203-0014 東久留米市東本町8-14 TEL 0424-71-6600 FAX 0424-73-4590 西武池袋線 東久留米駅北口より徒歩4分参加費 : 全日6000円 (半日3500円)問合せ・申込み : NPO法人日本アントロポゾフィー協会事務局 T/F 03-3205-9645 共 催 : NPO法人日本アントロポゾフィー協会、ルドルフ・シュタイナー芸術アカデミー
2008/07/04
■■■■アンドリュー・ウォルパート氏による カルマ論講座 その2 通訳:柳沢玲一郎 私たちとアントロポゾフィー(人智学)との関係はどこからやってくるのでしょうか1924年7月18,19,20日にシュタイナーが行った重要なカルマ論の講演からテーマを取り、今日的な私たちの問題として語ってくださいます。◇日時:2008年7月19日(土)午後3時~5時◇場所:ルドルフ・シュタイナー芸術アカデミー内 オイリュトミーザール・アウラ (JR国分寺駅より徒歩8分ー参加希望者には地図をお送り致します。)◇参加費:3000円(要予約 定員30名)◇申し込み・問い合わせ先:Faxまたはメールにて氏名・電話/Fax番号をお送りください。 場所の地図をお送り致します。◇Faxでの問い合わせ:Tel/Fax 042-536-9700(脇元) ◇メールでの問い合わせ:glyzinie@mbn.nifty.com (藤井)◇主催:ルドルフ・シュタイナー芸術アカデミー
2008/06/09
■■■■読者からのお便り■『色彩のファンタジー』 ~シュタイナーの芸術論に基づく絵画の実践と作画法~書籍のお問い合わせに添えてメッセージをいただきました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イザラ書房さんの本、むずかしいーと思ったり、楽しくわくわくしながらだったりしながら読んでいます。これからも素晴らしい本を楽しみにしています。最近は、「色彩のファンタジー」を見ながら娘をお絵かきをするのがとても楽しい時間です。小さい子がいると、なかなか講習会にも出掛けられないので、こういう本は本当に嬉しいです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・先のブログでも書きましたが、なかなか嬉しいものです。
2008/06/01
■■■■『種まきカレンダー』の周辺で・・・イザラ書房のスタッフになって3年。年間の大きな仕事の中に『種まきカレンダー』の発送があります。通常は弊社倉庫から取次ぎ経由で書店へと運ばれる書籍ですが、『種まきカレンダー』は違います。書店流通に乗っていないので、こちらで予約を募り、自分たちでひとつひとつ発送します。大概予定より遅れての発行になるので、実際に農作業や、ガーデニングをしておられる方々の事を思うと、事前にデータをお届けしたくて一昨年から刊行前のデータ送付を行ってきました。いつも、間に合うか間に合うか気をもみながら、やっぱり間に合わないと感じたところでのデータ作成でしたが、来年は、もっと早くにその作業に取り掛かろうと思いました。というのは、事前準備が必要ということを読者から伺ったからです。直発送は、少々トラブルも発生しますが、お相手の顔が垣間見える楽しみもあります。そのように、読者の方から頂いたメールを、ここに紹介させて下さい。*********************************こんにちは。はやくも、『種まきカレンダー』が届くのが待ち遠しい時期となりました。昨年は例年に増して天候異変に影響を受け、作柄はあまり芳しくありませんでした。春先より容赦なく背中に照りつける陽射しに、年々増していく太陽のエネルギーを感じました。特に今の時期は、外気温はマイナスでも痛いくらいにまぶしい太陽の光に、「光」と「熱」はべつのものだとはっきりと感じとることができます。昨夏は、当地では経験のない湿気のある真夏日が続き、高温によるトマトの落花(高温で花粉がでず不稔となる)、強い日差しによる日焼け果(熟す前に日焼けして表皮が硬くなる)の被害がでました。道内では他に、南瓜や玉ねぎの日焼け果の被害もあったようです。沖縄でマンゴー栽培をしている方からも、高温で糖度がでず苦労したと聞きました。ご存知のとおり米も、今まで品質が低かった北海道米が一等米となり、高温障害による不作だった内地では、より耐暑性のある品種への変更にせまられているとか。トマトでは、作付前の500番は散布しましたが、501番については、高温障害の助長を恐れて散布できませんでした。今までより多くの日照を確保する為に「小葉づくり」気味に管理し、着果した玉によく日が当たるように手入れをしてきましたが、この調子でいくと、今年からは管理作業の見直しにせまられそうです。この「温暖化」には、人為によるもの以外に、銀河系全体の温度が上昇するサイクルに入っている影響もあるという話も聞きました。いずれにしても、人類を含め今現在生きている地球上の生き物が、この事態に遺伝子レベルで対応していくには、あまりにも「変化」のスピードがはやすぎる。明朝の最低気温予報はマイナス20度。この冬こちらは、最高気温が平年より高気味、最低気温が平年より低気味ですすんでいます。例年すすむ気温差の拡大に、植物はどう順応していくのか、農業者はどう対応していけばいいのか。地球をとりまくなにかとてつもなく大きな流れの中で、途方にくれることたびたびです。『種まきカレンダー』スタッフの方々に、どうぞよろしくお伝えください。今年が実り多い年でありますように!追記:ご存知のとおり、北海道では、「北海道バイオダイナミック協会」も設立され、”点”で存在していた農業者が、ようやく”線”で結ばれはじめた、という感じです。遠く離れてそれぞれの場所で光をともそうと奮闘している者にとっては、「つながる」ということがなんと大きな「ささえ」となることか!実感しています。 日本列島の北から南まで、そしてこの惑星の全体に、大地を癒す光の網目が、隙間なくとおることを願って、コツコツと耕すことを続けます。 <読者からのメールを許可を得て掲載>
2008/05/25
■■■■発売開始長期間品切れだった「カルマ論集成」の1と2が新装版の合本になりました。「編集者補足説明」と「訳者あとがき」を新たに加え、内容も読者にわかりやすいように若干修正が加えられております。●旧書籍2冊分より20%ほど廉価です。■『いかにして前世を認識するか』新装版「カルマ論集成」1+2-〔ご注文をどうぞ〕シュタイナー著/西川隆範訳Copyright 2008/四六判上製 480p/ISBN978-4-7565-0109-7/定価4,410円(4,200円+税)【内容】人間の運命を決定する不可思議なカルマの法則とはなにか。その秘密に満ちたシュタイナー独特の転生輪廻思想をわかりやすく開示。シュタイナー人智学の根幹をなす、輪廻転生とカルマの法則の諸展開がこの書籍にあります。シュタイナー教育や実践の場では、その難解さ故にあまり公にされなかった長大なカルマ論の精髄を、程良く納めた大変貴重な一冊です。 【目次】第一部 カルマ論集成1 「いかにして前世を認識するか」 第1章 いかにして輪廻転生する人間存在の核を 観照するか 第2章 輪廻転生を理解するために必要な 感情記憶能力の形成 第3章 輪廻転生とカルマについての経験を形成 するための思考の訓練 第4章 前世と現世・現世と来世における カルマの作用 第5章 輪廻転生とカルマは人智学的世界観の 基本理念である 〔編集者補足説明〕第二部 カルマ論集成2 「カルマの開示」 第1章 個人のカルマ・人類のカルマ ・地球のカルマ・宇宙のカルマ 第2章 カルマと動物 第3章 病気とカルマ 第4章 治る病気と治らない病気 第5章 自然な病気と偶然の病気 第6章 事故とカルマ 第7章 天災とカルマ 第8章 高次の構成要素とカルマ 第9章 男と女・誕生と死 第10章 カルマと自由意志 第11章 個人のカルマ・共同体のカルマ ・人類のカルマ・霊的存在のカルマ 〔訳者あとがき〕・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・●輪廻 Reinkarnation (reincarnation)原則として二一六〇年間に二度、男女交互に生まれる。同じ性に生まれるのは最大七回まで。輪廻はレムリア時代に始まりポスト・アトランティス時代の終わりまで続く。その後人間は高次の段階に至り、輪廻の必要がなくなる。インド文化期(紀元前七二二七~五〇六七)やそれに続くペルシア文化期(~紀元前二九〇七)まではだれもが前世を振り返ることができた。(*『ベーシック・シュタイナー』イザラ書房刊 参照)キリストが地上に現れたころが、輪廻思想がもっとも理解されない時だった。キリスト教の修行の特徴は、輪廻とカルマの認識にいたらないことである。精神界が人間に隠されていたカリ・ユガと呼ばれる暗黒時代(紀元前三一〇一~)は、一八九九年に終わり、これからの人間の課題は輪廻の知識を再び得ることとされる。●カルマ Karma (karman)業。自分に原因のある作用の結果は、自分に帰ってくるという法則。出来事を一連の現象の始まリと見なすことにより、慰めの源泉となる。また人間が動物に生まれることはないとシュタイナーは見ている。【カルマ論集成2についての編集者補足説明から】 〔イザラ書房HOME TOPへ〕
2008/05/15
■「ひびきの村」サマープログラム2008「ひびきの村」は、ルドルフ・シュタイナーの思想を学び、日々それを実践することを目指し創設されました。シュタイナーの思想や教育を学ぶ講座、シュタイナー学校、保育園、農場、クラフト店、などがあります。毎年、好評をいただいているサマープログラムですが、今年もプログラムが決定し、申込みを開始いたしましたのでお知らせいたします。今年度も多くの外国人講師などを招いて充実のプログラムが出来上がりましたのでぜひ多くの方々と共に、より良い実りある夏を過ごせたら考えております。サマープログラム専用ページ http://summer05.exblog.jp/「ひびきの村」事務局〒052-0001 北海道伊達市志門気町6-13Tel/0142-25-6735 Fax/0142-25-6715e-mail:info@hibikinomura.orgURL:http://www.hibikinomura.org/
2008/05/15
■■■■『朝日新聞』ブック・ランキング1位渋谷・ちえの木の実書店のブック・ランキングが本日『朝日新聞』夕刊に掲載され、『毎日の大切なこと』が1位になりました。(^^)v 「毎日の大切なこと」は、子どもと過ごす日々に心がけたいことを読みやすく綴ったもの。プレゼント用にも人気です。子どもにかかわるすべての人に読んでもらいたい普遍的なテーマの本です。(『朝日新聞』2008年5月12日夕刊から)■『毎日の大切なこと』-〔ご注文をどうぞ〕~日々の暮らしが子供を育む~岩崎一女(イワサキ カズミ)著Copyright 2005/46判上製/ISBN-4-7565-0098-6/定価1,470円(1,400円+税)あなたを親として選んで、子どもは天の国からやってきました。心に残る子ども時代、忘れかけていた温もりの記憶、思い出してみませんか・・・。シュタイナー浦和保育園長でもある著者が、日々の気づきを黒板絵や思い出にのこる写真とともに綴った心に染みるエッセイ集。【目次】1.毎日の暮らしが子どもの心・体・脳を育てる 朝ごはん 昨夜は早く寝ましたか 健康に良い食事 子どもと話すとき 静かな環境が子どもの能力を伸ばす 生まれたての赤ちゃん お日さまあったかいな 家族の暮らしが子どもを豊かに育てる 自然素材で育てる 大人の行い 乳幼児は人間の暮らしの中で育てられ、育つこと 2歳の○○君 異年齢のかかわり 2.ことばの中に精神が宿る 感謝のことば 祈り 朝の祈り 挨拶 小さな森の昼下がり ことばの教育 3.母と子 母乳 たたみの暮らし 歌のある暮らし お散歩 4.人間の神秘 5.岩崎一女園長の風格 6.あとがき 【著者紹介】岡山県生まれ。岡山学院大学岡山女子短期大学卒業。西宮市職員をへて3人の子どもの子育てに専念する。1982年 厚生労働省許可有限会社日本ベビーシッターを設立。1996年 厚生労働省駅型保育モデル事業のシュタイナー浦和保育園を開園。埼玉県家庭教育振興協議会事務局長。保育士。幼稚園教諭。埼玉県子育てアドバイザー。2005年厚生労働大臣表彰。【編集者からのコメント】すっと読めて、いつも手元において開きたくなる素敵な本です。子どもたちに限らず思春期からのすべての若い女性に毎日なんとなく読んでもらいたい本です。〔イザラ書房HOME TOPへ〕
2008/05/12
■■■■品切・お宝・本が出てきました。自社倉庫の棚卸作業で、品切としておりました書籍が数点出てまいりました。カバーに少々汚れのあるものや、箱ナシのものもございますが、カートに載せるほどの数はございませんので、よろしかったらメールでご注文下さい。引き続き品薄書籍発見情報は掲載していくつもりですので、よろしくお願いいたします。■『日本の「シュタイナー」その現場から』■『社会の未来』■『現代と未来を生きるのに必要な社会問題の核心』
2008/04/20
■■■■種まきカレンダー2008年版 発送お待たせしましたぁ!!!種まきカレンダー2008年版が先ほどイザラに到着しました。今、スタッフ総出で発送準備に取り掛かっています。明日の朝には発送できますので楽しみに待っていてくださいね♪♪あぁ・・・今年も首が伸びちゃいました(笑)。
2008/04/03
■■■■『種まきカレンダー2008』4月分データ送付大変お待たせしております。『種まきカレンダー2008年版』の刊行ですが、発行元の“ぽっこわぱ耕文舎”のほうでも急ピッチで作業が進んでいるとのことです。ですが、バイオダイナミック農作業の合間をぬっての編集作業の為、どうしても遅れがちになってしまいます。申し訳ございませんが、もう少々お待ちくださいませ。***********************************本日、ご予約いただきましたお客様あてにイザラ書房編集室がExcelで作成したデータをメールで送付致しました。FAX希望のお客様には明日送付予定です。もし、お手元に届かなかった場合は、メールか、あるいはFAX(0495-33-9226)でご連絡いただけますでしょうか。***********************************なお、電話注文下さった佐藤重信様の住所が不明になっております。ご覧になっておりましたら、お手数ですがご連絡頂けますでしょうか。どうぞ宜しくお願い致します。
2008/03/27
■『闇に光を見出して』~わが子の自殺と癒しのプロセス~-〔ご注文をどうぞ〕≪発売開始≫ドレ・デヴェレル著/渡田景子訳Copyright 2008/四六判 200pISBN978-4-7565-0108-0定価1,680円(1,600円+税)【内容】最愛の息子の自死をきっかけに、60歳でシュタイナー思想と出会った著者が、絶望の果てから見出した光とは。別れの悲哀を癒すために何ができるのか?家族の不和、ガン、離婚。すべては自身の成長に必要だった。苦難の人生を選んで生まれた理由、そして生の意味を探り当てるまでの実話。荒涼とした人生の後、人智学と出会い、息子の魂を「光」へ導いた著者が、シュタイナーの言葉から実践した「死者へ語る」具体的な方法を付録掲載。カルマの学びの書としても最適です。【目次】1.謝 辞 この本に寄せて はじめに2.リチャードの生涯と死 はじまり――一九四六年 学校時代 高校時代 大学時代 断絶 リチャードを手放し、ガンを克服する リチャードとの連絡が途絶えて リチャードの死 一つの探求が終わり、新たな探求が始まる3.癒 し 門出 リチャードへの読書 リチャードの反応 リチャードとの長い対話 リチャードの痛み 痛みとカルマについての考察 安らぎを見つけたリチャード4.予期せぬ展開 この本の着想 信じられない出来事 リチャードからマリアへ ああ、苦難よ。汝の心の痛みは何処に5.【付録1】亡くなった人に本を読む方法の一つ【付録2】死者とコミュニケーションを取る際の提案【付録3】カルマの関係を学ぶためのエクササイズ6.解 説【著者紹介】ドレ・デヴェレル Dore´ Deverell11923 年、米国オクラホマ州出身。カリフォルニア州ロサンゼルス市にてカウンセリングなどに従事するかたわら、健康に関する記事や書籍を執筆。同州フェアオークス市の、 ルドルフ・シュタイナー・カレッジで人智学を学ぶ。二男一女の母であり、三人の孫がいる。【訳者紹介】渡田景子 ワタシダケイコ京都府出身。米国カリフォルニア州在住。同州にて、シュタイナー保育園『宝の園ほいくえん』主宰。各地でワークショップなどを開催している。著書に、『表札のない家』など。 〔イザラ書房HOME TOPへ〕
2008/03/16
■■■■「ひびきの村」 ミカエル・カレッジ シュタイナー治癒教育者養成講座 第2期・第2回 シュタイナー治癒教育は、「教育のすべてが治癒、治療である」と考えた ルドルフ・シュタイナーの洞察によって生まれました。長年にわたって世界の多くの場所で実践され、治癒、治療を必要とする子どもたちの成長と発達を助けてきました。本講座ではその基礎と実践を学びます。困難を抱える子どものご両親、ご家族、先生方、また治癒、治療教育に関心をお持ちのすべての方に受けていただくことができます。日時:2008年 3月26日(水)~30日(日) 場所:ひびきの村 講師:*バーバラ・ボールドウィン 大村 祐子 / 中村 豊信 *《 バーバラ・ボールドウィン 》 … スコットランドに生まれる。 ドイツにて治療教育、スピーチセラピー、音楽療法を学ぶ。 特別な手助けを必要とする人々と共にキャンプヒル(治療・治癒教育のための人智学共同体ネットワーク)で育つ。1981年に結婚しオーストラリアに移る。以来、困難を持つ子どもを抱えている家族や学校の教師たちと連携しながら治療教育と治癒教育の仕事を続ける。現在、言語療法士として個人的な指導と、又 幼稚園、学校のカウンセラーとして働いている。同時に、治療教育士や音楽療法士の育成にも力を入れている。お問合せ&お申込:info@michaelcollege.org ホームページ :http://www.hibikinomura.org/
2008/03/12
■■■■2008年 『シュタイナー色彩論』セミナー(後編)☆このセミナーは、1921年5月6日~8日ゲーテアヌムで画家達のために行なわれた3つの色彩講義(「色彩の本質」と、1914年~1923年に様々な形で行なわれた9つの色彩講義(「色彩の秘密」)を含め、全12のシュタイナーによる色彩講義を、下記の日本語訳本の章にしたがって進めています。【参考図書:『色彩の本質』高橋巌訳/『色彩の本質◎色彩の秘密』西川隆範訳/イザラ書房】***************************************~2008年度(後編)~ *日程は変更する場合がありますのでご了承下さい。◇2008年1月20日(日)【「色彩の秘密」から《色彩と健康》第7回:「私達の外観に関わる色彩の影響」1923年2月21日の講義録より血と神経。人間の(意識の)発達と関連する新しい色相環◇2008年2月17日(日)【「色彩の秘密」から《空間遠近法から色彩遠近法へ》】第8回:「色彩の遠近と空間の遠近」1923年6月2日の講義録より絵画やその他の芸術に関わる色彩の霊的性質について。◇2008年3月16日(日)【色彩の秘密」から《絵画における精神的なものと精神的でないもの》】第9回:「芸術存在」1923年6月9日の講義録より芸術において考慮されるべき事柄。デッサン(素描)の克服とは何を意味するのか?作品を展示するということについて。◇2008年4月20日(日)【「色彩の秘密」から《重さのない色彩》】第10回:「霊的な観点から眺めるとき、ルネッサンスにおいて何が起きたのか?」1923年7月29日の講義録より人間の文化の理想。芸術は美と関わるものなのか?◇2008年5月18日(日)【「色彩の秘密」から《色彩の創造的世界》】第11回:「色彩世界における動きと遠近」1914年7月26日の講義録より赤と青の間の色彩遠近。形態の<誕生>。今日の芸術が抱える課題。◇2008年6月15日(日)【「色彩の秘密」から《霊的存在と虹》】第12回「宇宙の進化の虹」1924年1月4日の講義録よりゲーテ的な色彩の理解。虹にはどんな存在が生きているのか?美の使命。*************************************** 講師 ダニエル・モロー 【英語通訳つき】<色彩>に精通することは、人間の魂と自然界に、架け橋をわたすようなものです。繰り返しシュタイナーが、講義の中で構築しようと試みたのも、この架け橋でした。本セミナーは、モロー氏の 注釈と芸術実習を助けにシュタイナーの精神科学に入っていきます。参加者は色彩を思考のなかで体験し、また絵をつくり上げる過程で体験することになります。2008年の後編6回のセミナーでは、異なる諸々の観点から、色彩領域に取り組みます。各回がそれぞれに完結し、参加者に独自の光と満足を提示することになるでしょう。●場 所 : 楠の木学園(JR横浜線小机駅より徒歩3分)横浜市港北区小机町2482-1 〔行き方〕:駅改札口を出たら右に曲がって階段を降り、駅前ロータリーを右の方へ進んでください。地区センターの向かい左手に、学園の看板が見えてきます。なお小机駅には快速は止まりません。●日 程 : 2008年1月~2008年6月 (原則として第3日曜日を予定)全6回10:00~17:00*講座は午後4時に一旦終了し、その後は自由参加による質疑応答。●参加費 : 各10,000円早期一括割引*6回50,000円 *お振込みいただいた受講費は、返却できませんのでご了承下さい。 ●講師紹介:ダニエル・モロー(Daniel Moreau) 1948年パリ生まれ。画家、ゲーテ科学研究者、教育者。ドイツに移住後、アートセラピー、ヴァルドルフ学校の美術講師、大人のための絵画教育を通じてアントロポゾフィーを探究。多くの国々で独自のワークショップを開催する。2005年より日本に移住し、創作と教育、各種ワークショップを開催。著書:「光が形態を創造する」「カラーストーリーえほん?ひかりの木」(青い林檎社+イザラ書房)●申し込み/問合せ先宮川 順子 mi-ya@xb4.so-net.ne.jpはじかの ひろみ roadhaus@pd6.so-net.ne.jp
2008/02/15
「大村祐子をかこむ 小さな集まり」 環境も、暮らしも、仕事も、人間関係も・・・わたしたちを取り巻く状況は日に日に劣化するばかりです。この先日本は、世界は、そして地球はどうなるのかと苦悩しているのはあなたばかりではありません。そんなわたしたちを励まし、慰め、力づけてくれるのは無邪気なこどものしぐさ、こどものことば、こどもの笑顔、こどもの笑い声です。この先も、こどもがこども時代を、こどもらしく過ごせるよう、そしてすこやかに成長することができるために、わたしたちに何ができるのかご一緒に考えませんか。経験を分かち合い、知恵を出し合い、希望を持ってともに生きてゆきたいと願っています。どうぞ、どなたもお出かけください。「ひびきの村・出逢いの会」「ひびきの村」には・・人よりたくさんのものを持つことや人を支配する力を持つこと、人に称えられる地位につくことを幸せと考えている人はいません。そう陽の光と熱をとうとび、雨に感謝し、風を喜び、土をいつくしみながら自然の中で生き、自然の力によって生かされることを幸せと考える人々が集まっています。そして、共に学び、共に働いています。受講生、ビジター、ボランティアなど、どんなかたちでも、いつでも、どなたでもお出でいただけます。関心をお持ちの方はどうぞ、お集まりください。内容 大村祐子、元受講生の話/「ひびきの村」DVD上映/座談会●埼玉 2月16日(土) 10:00~12:00 「小さな集まり」 13:30~15:30 「出逢いの会」会場/伊勢原公民館(音楽室) 川越市伊勢原町5-1-1 最寄駅:JR川越線 的場駅から730m東武東上線鶴ヶ島駅から1890m(バス利用)当日連絡先:090-6998-6332 大村次郎●東京 2月17日(日) 10:00~12:00 「小さな集まり」13:30~15:30 「出逢いの会」会場/ほんの木 1階 フリースペース 千代田区神田錦町3-21 三錦ビル 最寄駅:東京メトロ東西線 竹橋駅から370m当日連絡先:090-6998-6332 大村次郎●神奈川 2月18日(月) 13:30~15:30 「小さな集まり」会場/なりわい交流館 (2階) 小田原市本町3-6-23 最寄駅:小田原駅 から1100m18:30~20:30 「出逢いの会」会場/生涯学習センターけやき 本館第4会議室 小田原市荻窪300 最寄駅:小田原駅から950m当日連絡先:090-6998-6332 大村次郎●お問合せ・お申込はこちら●「ひびきの村」ミカエルカレッジ事務局〒052-0001 北海道伊達市志門気町6-13電話0142-25-6735 FAX0142-25-6715e-mail:info@michaelcollege.org参加を希望される方は詳細を事務局へお問合せ・お申し込みください(当日参加も大歓迎です)。お知り合い、ご友人など関心をお持ちの方をお誘いの上、どうぞご参加ください。*会場への直接の問い合わせはご遠慮ください。*会場への地図が必要な方は下記事務局へお問い合わせください。*大人の会ですので、申し訳ございませんが、お子さまはご遠慮ください。
2008/02/14
■■■■『企業オイリュトミー研修体験』シュタイナー学園は、点数評価やテストのない独自なカリキュラムに基づく「芸術としての教育」を通して、知性・感情・意志の調和した、真に自由な人間を育てることをめざしている学校です。なかでも特徴的な科目である「オイリュトミー」は、全学年(1年~12年一貫教育)を通じて必須科目となっており、年代に応じた精神的な人間成長の基礎を作るものとなっています。「オイリュトミー」は身体運動芸術を意味しますが、欧米では、単に子どもたちの教育のためだけではなく、心身の治療のための芸術療法として広く採用されております。企業関係でいいますと、働く人たちの心身のバランスを保ち、モチベーションを高めるために非常に有効な手段として、多くの企業で研修プログラムの一環として取り入れられています。この度、この『企業オイリュトミー研修体験』を一般の方にも広く体験していただきたいということで、下記の要領で募集がなされます。どうぞ、ふるって参加してみてください。・・・・・・・・記・・・・・・・・日時: 平成20年2月12日(火)14:00~16:00 (13:30~ 受付開始)場所: 癒しと創造のスペース「沙羅舎」(下記の地図をご参照ください) 〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-1-24 電話・FAX 0422-41-8617三鷹駅南口より徒歩7分内 容: 『企業オイリュトミー研修体験』 14:00~14:30 オイリュトミーの効果についての説明 人の動きを言葉と音楽に調和させるオイリュトミー、 その教育的・治療的効果を説明します。 14:30~16:00 オイリュトミー体験 心身の健康を維持し、豊かな感性を育み、創造力を養い、 コミュニケーション能力を高めるものとして、 すでに欧米では企業研修として取り入れられている オイリュトミーを実際に体験していただきます。講 師: 学校法人シュタイナー学園校長 日本大学芸術学部非常勤講師 秦 理絵子 参加費: 無料備 考: 持ち物等は必要ありません。動きやすい服装がよろしいかと思います。定 員: 30名(定員に達し次第締め切らせていただきます)お申し込み方法:住所、氏名、電話番号を記入の上お申込ください。 FAX;042-686-6030 メール;jmk@steiner.ed.jp
2008/02/07
■■■■フィオーレ・オイリュトミーアンサンブル公演■「バラの花とバイオリンひき」 ~スペインの調べ=~2008年4月29日(火・祝)開演17:00 開場16:30墨田区曳舟文化センターホール(小学生以上入場可)おとな 当日3000円 前売り2500円小学生 1500円オイリュトミー/内村繁子、上條壽子、神山祥子、工藤茂樹、 小城恵美子、関根チエコ、吉越明美、米永千穂ピアノ/篠原桃子朗唱/鈴木一博◇ファリャ 「4つのスペイン小品」◇グラナドス 「スペイン舞曲」より 「ゴイェスカス」より◇アルベニス 「スペイン組曲」より 「イベリア」より◇ジプシーの昔話「バラの花とバイオリンひき」◇ロルカの詩(朗唱)主催/フィオーレ・オイリュトミーアンサンブル後援/NPO法人スペイン文化交流センター サラマンカ NPO法人あしたの国まちづくりの会 NPO法人日本アントロポゾフィー協会《前売りチケットのお申し込み》2008年4月18日(金)までに、「おとな・小学生」の人数をご明記の上、郵便振替にて入場料をお振り込みください。追って、チケットをお送りいたします。なお、電話による前売りの予約受付はございませんので、必ず郵便振替でお申し込みください。また、2007年12月31日(月)までにお振り込みの方は、「おとな早割り料金」にてお求めいただけます。どうぞご利用ください。口座番号 00110-0-280152口座名称 フィオーレ・オイリュトミーアンサンブル《会場》曳舟文化センター東京都墨田区京島一丁目38番11号・ 駐車場のご利用はできません。・ 撮影・録音等はご遠慮ください。・ プログラム等変更の場合があります。《交通機関》京成押上線京成曳舟駅より徒歩2分東武伊勢崎線・東京メトロ半蔵門線曳舟駅より徒歩5分《お問い合わせ》NPO法人日本アントロポゾフィー協会事務局 TEL / FAX 03-3205-9645 携帯 090-2226-2208(佐藤)※電話でのお問い合わせは平日10:00~17:00にお願いいたします。***************************************************■ギターとお話による“スペインの調べ”◇ギター/永島志基永年スペインで研鑽を積まれたギタリストの永島志基さんにスペインの歴史や文化、風土についてお話をうかがいながら、スペイン音楽の魅力を紹介していただきます。日 時:2008年3月20日(木・祝)14:00~16:00会 場:NPO法人日本アントロポゾフィー協会 ルドルフ・シュタイナーハウス 東京都新宿区大久保3-9-5-117参加費:2000円定 員:40名申込み:TEL / FAX 03-3205-9645 携帯 090-2226-2208(佐藤)主 催:フィオーレ・オイリュトミーアンサンブル□永島志基プロフィール 1987年スペイン・マドリッド王立音楽院主席卒業。ターレガ国際コンクール4位受賞。ラミレス国際コンクールA.セゴビア賞受賞。日本ギター合奏連盟常任理事。東京在住。***************************************************
2008/02/07
今日2月6日は灰の水曜日。アッシュウエンズデイ。ウエンズデイアッシュ。春の復活祭に向けて静かに心身を慎み、整える時だ。 昨日Amazonでは手に入らなかったララージ(Laraaji)のアルバムが入手できた。約28年前のBrian EnoのAMBIENTシリーズの3枚目で、[Day of Radiance ]のThe Dance #2が私は好きなのだ。それはまさしく陶酔そのもの。また、今の私と同じ年で亡くなった大好きな寺山修司のCD2枚組も高崎タワーレコードで入手できた。秦理絵子さん著の『無数の銀河』は愛してやまない寺山の短歌をわが身に詠みこみながら作らせていただきました。 月曜日から金曜・昼までの孤独で静謐な仕事の時間。週末は詩とダンス、アトリエでの他愛無いおしゃべりの中、形と色の実験三昧と、音響効果抜群のクラシックな礼拝堂での音楽三昧。復活祭を迎えるころには、今年の禅三昧が始まる。庭の水仙が香り高く、天の星は煌めき、ウインクされてるようでなんだかドキドキしてしまう。 みなさま、厳冬の深夜いかがお過ごしですか?いま『グレゴリアンNo.6』の「マーシーストリート(P・ガブリエル)」を聴きながら書いています・・・
2008/02/06
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