☆ そして脳外科へ 2 ☆
さて、造影剤を使ってのたくさんの MRI
画像ができあがり、 Dr.M の診察室に呼ばれた。
画像をさしながら Dr.M
「 ここに できもの
があるので、これを取ってしまわないと・・」
私は意味がわからず
「 とるって?」
Dr.M 「 手術ですよ 」
( 外科医が取ると言ったら、手術にきまってるでしょ! 本当に笑える )
「 じゃ取ってください、お願いします。」
私は、反射的に答えてしまった。
どういう手術なのか、どいう できもの
なのか、も聞かず。
その頃は、毎日が忙しく、
必要なことはさっさと済ませてやっていかないと何も進まない、
よけいな事を考えてる暇なんかない。
病気のことは私が考えてもどうせわからない。
医学の勉強なんてした事がないのだから、その道の事はその道のプロにお任せするしかない。
と思ったわけで。
どうせ聞いてもわからないのだから、Drに病気の説明も求めず、
家族に相談のことなんかも、まったく頭にうかんでもこなかった。
そして、さっさと一人で入院の予約もしてきたのであった。
盲腸の摘出手術くらいに
考えていた。
1週間も入院したら元通りに仕事できるのだろう・・・・
「 手術の予定はいつがいいですか?」
と、 Dr.M
「 いつでもいいです、忙しくても、時間はつくりますから 」
と、私
超生意気な、いやぁ~なヤツ 私