Do it!

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マカオ編




まあともかくマカオまで一時間。ずっと寝てた記憶があります。フェリー内じゃ特にすることもなかったですから。しかしマカオと香港は同じ中国のくせにいちいち訪問するたびに出国審査と入国審査みたいなものがあります。これは非常に面倒だった!時間はかかるわ書類に記入しなきゃならないわで。ぼくは一日で最高9回イミグレーションを通ったことがありますがあの面倒くささは半端じゃない。一回ならまだしも何回もやるんじゃ疲れます。疲れましたが何とかマカオに入境。雰囲気は香港とだいぶ違いましたね。マカオのほうがあまり近代化してないというか。でもポルトガル語の表記がたくさんあったのはやっぱり新鮮でした。

マカオの主な観光地は数が少ないのでちょっと時間かければ回れるのですがバスをいちいち待つのも面倒だったのでタクシーを利用することに。ちなみに日本、海外通じて個人でタクシーに乗るのは初めてです。

タクシーの運転手に行き先告げると無言で了解。しかしあっさりと中心地に到達してしまったため歩けたかな?と後悔。しかもタクシーのメーターがどんどん上がっていく!最初は10パタカ(パタカはマカオの貨幣で香港ドルとほぼ等価値)なのですが途中から200mごとに1パタカずつ上がっていくらしい。ケチな自分は早く到着しろよ!と内心焦ったのですがこの運ちゃんは遠回りしているらしい。それでいて降ろされた場所は別の観光スポットだった!まあそこも行きたかった場所だから問題はないけど行き先間違えてるじゃん!しかも支払いのため停車している間もなぜかメーターが動いてました。結局22パタカも払いました。よくよく考えると日本円では約286円なので全然安いですがあの運転手には騙された気分。

それで着いたのがマカオの有名な場所、セナド広場。町の中心部にありヨーロッパ的な広場です。

セナド広場

そこそこ行きたい場所だったのでまあ満足。結構きれいでしたし。
そしてもう一つの目的地、聖ポール天主堂跡に行くことに。しかしガイドブックに乗ってるマカオの地図が適当で場所が分からない。入り組んだ場所にあるのでうろうろ探しているうちに迷いました。まあすぐに見つかったんですがさすがに道に迷うとテンション下がりますね。迷ったおかげでマカオの庶民的な家とか見られたっていうのもありますけど。

マカオの町並み

そこの聖ポール天主堂跡にもたくさん観光客が居ました。どんな建物かは写真を見れば一目で分かるでしょう!

聖ポール天主堂聖ポール天主堂2

まあこういう非常に美しい建築物です。昔のヨーロッパって感じがしました。記念写真スポットだし個人的にもオススメです。すぐ近くには丘があり大砲とかもあったのでこちらも見学。大砲は別に面白くなかったけど、そこからはマカオ市内が一望できました。

大鵬砦からの町並み

なんかこう見ると香港とは全然違う町だなと実感しました。中国の田舎っぽさと欧風っぽさが合わさってる感じでした。しかしギャンブルを除けば香港のように繁栄することはできないだろうなって気もしました。
夜までこのあたりをブラブラした後、セナド広場に戻ることに。夜のライトアップされた広場はさらに美しかった!

夜のセナド広場夜のセナド広場3

これには大満足。本当に美しいのでこちらもオススメです。そしてマカオといったら東洋最大のカジノでしょう。ということで柄にも合わずカジノに向うことに。歩いてすぐのところにマカオ最大のカジノ、というかもう観光スポットの一つでもあるホテル・リスボアへ。とにかくネオンがすごくド派手!ラスベガスを意識しているのでしょうか?しかしマカオのカジノは庶民でも入れるということで皆フォーマルでない格好で入っていってました。

ホテルリスボア

まあ香港に早く帰って夜市見たい&お金を無駄にしたくないってのがあったのでちょっと見物するだけにしようと思いました。しかし入り口でトラブルが。

金属探知機みたいのがあり荷物を持って入ろうとすると警備員に止められ荷物はあっちで預けてこいみたいに言われ、わけもわからずそっちで行くと荷物預け場みたいなカウンターが。しかし受付の若い女が広東語でいろいろと話しかけてくるのです。広東語は全く理解不能!こちらもダメダメの英語で話すも全く会話にならず受付の若い女は最初は苦笑いしてたのが大声でけらけら笑い出した。しかも仲間に「ちょっと面白いのよ~」と言ってるみたいだった。

それを見てこっちは怒り心頭。カジノのシステムも分からず言葉も分からず来ているのにその態度は何だ!少しも助けようとせず笑いものにするだけか!お前もこっちの身にもなってみろ!

もうブチキレました。

日本語で「うるせえよ、コラ!」と思わず言ってしまいました。怒りの感情は言葉抜きにしても伝わるもんだと思ってましたがやっぱり通じたみたいです。向こうも逆ギレ。ぶつぶつ言ってきましたがもう完全無視。渡された引換証をひったくるようにして受け取りそいつらと別れました。あー腹立ったけどすっきりした。

さてカジノですがこれが本場のカジノかーって感じですごく新鮮でした。それでいてみんな普段着で入りやすいのもいいですね。自分的には沢木耕太郎の『深夜特急』に出ていた「大小」が実際にあったのには感動。いろいろなゲームをのぞきましたが負けた人はものすごく悔しがったりしていてとても面白い。自分もやりたくなりましたが金と時間がないので断念。でもとても面白かったのでギャンブル好きには超オススメ。無言で荷物を取りに行きカジノから出てフェリーターミナルに向うことに。面倒だったのでまたタクシー使いましたが今度はちゃんと行ってくれました。

香港へ帰るフェリーマカオ大橋

左:香港へ帰る桟橋
右:フェリーから見えた大きな橋。きれいでした。


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