かばじんサロン KABAJIN Salon

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2007年9月のコラムより



「”まねっこ”で子供は大きくなっていく」

オーラ ソイ るみちゃん

今月のレターを担当します粟井と申します。一歳の娘(今月で一歳になりました)と、五歳の娘と主人の4人家族です。今回は娘たちの環境と友達作りについて書いてみたいと思います。

子供は一番身近な人のマネをしながら大きくなるんだなぁと感心しています。第一子は親が一番身近なので、大きくなればなるほどつくづく私に似てきたなって感じることが多くなってきました。子供の前では見せてない仕草まで似ているから、お腹の中から見てたのか~い!って感じです。
第二子は姉が一番身近なので、やっぱりお姉ちゃんのマネですね。
真似っこマイブームは、水筒を首からぶら下げたり、カバンを片手に持ちながら歩いたり、お風呂上がりに大の字になって寝そべったりと第一子がやらなかったことをどんどんやっていきます。また下の子を見ていると、上の子の時の忘れかけていた心をリアルに思い出させてくれるありがたい存在です。

親のマネをしていた上の子は幼稚園に行き世間を見るようになると、自分より上のお姉ちゃん達の真似っこがマイブームになってきました。出かける時には必ずカバンを持ち、メモ帳や鉛筆、お茶を持って出かけます。いつも遊んでくれるお姉ちゃん達に近づこうと子供ながらに必死なんですね。メモ帳も成長と共に、真っ白なノートから塗り絵になったり、『あいうえお』や数字の練習長になっていくところが面白い。

ヒッポの環境のなかでは、年齢関係なく輪を作り、新しい方が入る度に大人も子供も体全体で受け入れて自然に輪の中に入れるようにしています。それを見ているためか、上の子は友達作りがすごく上手で、どこに行っても「お友達になったのー」と自然に友達を作ってくる。そのコツは?と尋ねると「何才?」と聞いて「名前は?」と聞いて「一緒にあそぼ♪」って言ったら友達になれるんだって。時々そのシチュエーションがあるのではなく、常に繰り返しそのシチュエーションがあるからお箸を持つように自然にできるのですね。「ママがいい、ママがいい」と離れなかった娘がこんな風になるなんて…これからの成長がもっともっと楽しみです。

下の子は9ヶ月にして第一歩を踏み出し(早すぎるぅ)歩く、歩く。今は歩けるようになったことがとても嬉しそうです。立つ練習の時には尻餅をついても起きあがることを繰り返し、だんだん尻餅がスローにかわり、太ももに力を入れながら踏ん張ってお尻をつくようになった時には感動しました。

子どもたちは目に見えない努力を積み重ねて成長するんですね。

コラム担当:粟井ルミ


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