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2011年07月17日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
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3ヶ月以内投資判断 「やや買い」
買いのタイミング  現在(ただし1400円を割り込むならトレンドは売り転換)
3ヶ月以内株価予想 1400円~1800円

要点

・第三四半期実績は進捗率が低く、通期見通しの達成度合いは低い。ただ翌期以降も引き続き高成長が続く期待が持てる。
・有利子負債が大きめ。今は財務レバレッジを効かせる形で成長性に繋げているから回っているものの、成長が止まると過大な負債負担の懸念も。
・株価は高値圏で包み陽線を示現。1600円を超えて来ると好需給も背景に一段高の可能性も。
・利益率の高いリフォーム事業も引き続き受注獲得を目指すべき。


【企業概要】
戸建て住宅販売から住宅リフォーム、更に太陽光パネル販売へと次々軸足を移し、今や売上の8割を太陽光発電のグリーンエネルギー事業が占める。同分野でヤマダ電機(9831)やスーパーツール(5990)、海外でも韓国、中国などのメーカーと提携に積極的。優先株を買い入れ消却し、経営の機動性を確保。


【業績】
前期は太陽光パネル販売に大きく業態を転換したことが奏功し、大幅な増収増益を達成。無事黒字転換を果たした。

今期も増収増益継続を見込む。事業環境は極めて良好であり、クリーンエネルギーには国策の追い風が吹いている。ただ売上面では第三四半期までの時点で前年同期比若干減収。利益率の高い断熱材などを用いたエコリフォーム事業の割合は縮小している。

主力のグリーンエネルギー事業は売上の伸びこそ顕著であるが、同事業の中間期段階の営業利益率は7.8%だったのに、先日発表された第三四半期では6.3%に減少。会社側の説明では補助金応募の遅延によるものということで、前期も同じような理由から第三四半期の7.0%→通期9.4%まで回復できた。今期も何とか最終的には8.5%程度にまでは回復できるか。その他の事業も利益率は少しずつ改善している印象。


11年8月期予想(KA.Blog)単位:百万円
売上   25000
営業利益 1600
経常利益 1500
当期純益 1150


グリーンエネルギー事業は商品供給力が解消することで売上200億円規模を予想。ただしその他の事業はエコリフォーム49億円、その他1億円と考えて総売上は計250億円辺りで決着が付くのではないか。震災の影響をモロに受けた第三四半期は厳しい中でも健闘できたので、前期比増収の確保は見込めるものの、会社計画の未達は致し方なしと思われる。

有利子負債は88.7億円と前期より34.7億円増加。そのうちの半分は優先株の取得に充てられた。有利子負債比率(有利子負債÷自己資本)も優先株の買い入れによって自己資本部分が薄くなったことから、数字上は361.3%と悪化。

現預金59.2億円。流動比率(流動資産÷流動負債 ×100)は134%と財務状況はやや悪いというところ。フリーキャッシュフローは14.2億円の赤字。この赤字分を借入でまかなった形。

ファイナンスの可能性はそれなりにあるが、足下で優先株を買い入れたばかりであるため、しばらくは行われないと見るのが普通だろう。あったとしても仕入れの拡大や設備投資などの前向きなものであれば、事業拡大を期待して株価的にはポジティブに反応する可能性も高い。


【株価推移】
06年に持株会社化した後は世界的な景況感の悪化もあって株価は右肩下がり。08年には一時68円まで落ち込んだ。

ただ09年に入ると疑義注記が解消したところから株価の上昇が始まる。LED照明事業の参入、ヤマダ電機との提携と次々に好材料を出すと、株価はグングン上昇し1年間上がり続け、約20倍の水準に大化けした。

その後昨年は一転調整の年となったが、今年は震災をきっかけにクリーンエネルギーに一段の注目が集まり、株価は再度上昇トレンドに。再度上場来高値更新を狙う動き。6月以降は先んじて上昇していた分停滞感が強く出て横ばいの流れとなっている。


【テクニカル】
14日に第三四半期決算の発表。進捗率の悪い内容に支持線である25日線を割り込んで株価下落のきっかけになったかに見えた。しかし15日は寄り付きこそ売られたものの、すかさず買いが入ると前日の下落分を帳消しにする強い陽線を示現。わずかに前日高値に1円だけ届かなかったものの、実質的には包み陽線となった。

MACDは下落が続いているが、シグナル線との乖離は小さく反転へのハードルは低い。ストキャスは好転を見せ、一目均衡表は三役好転の状況が保たれている。ボリンジャーバンドは-2σから+2σまで一気に推移する形となり、株価の大きな変化点となったことは間違いない。

金曜は最後の持ち上げ方にやや強引さが残り、純粋な買い転換とは断定できないが、出来高を伴っているために株主の入れ替えは相当程度達成されたと見たい。1600円を超えたところでは新ステージ入りとなり、一段高が期待できよう。

一方でもし金曜安値を割り込んで1400円を割り込むならば上値のしこりが相当重く売り転換と判断すべきである。


【需給】
震災後の出来高は上場以来最高の水準で盛り上がっており、需給面はすこぶる良好と言える。週間ベースでは過去最高となった4月第4週の株価水準を6月以降上回ってきており、好回転が続いている。

大証金では貸株が金曜の時点で6月以降最高水準となって売り長の状態に。信用倍率も1倍台前半まで改善していることが想定され、6月以降の1400円~1600円のボックス圏推移で溜まったしこりは、1600円を突破すると強力な下値支持線として機能してくるものと思われる。


【同業他社比較】
同社の予想PERは11.6倍、PBRは5.3倍。予想ROEは15.9%、予想営業利益率は6.4%となっている。同業他社はどういう状況だろうか。


サニックス(4651)
白アリ駆除を主軸として、家屋の耐震補強などを手がける。前期から太陽光発電機器の販売も開始、売上ベースでは白アリ駆除に次ぐ規模に。
予想PERは22.5倍、PBRは2.6倍。今期予想営業利益率は3.4%、予想ROEは11.7%。有利子負債比率は106.1%。
同社に比べて株式的な価値を比べると割安にはなっているが、成長性などを加味すると妥当な水準とも言える。


フリージア・マクロス(6343)
母体は押出機製造ながらも、株主のフリージアハウスや傘下のピコイなどの住宅関連事業が7割を占める。そこで太陽光発電の売上を計上している。
今期会社予想が出ていないため四季報予想で計算したところの予想PERは170.0倍、PBRは1.8倍。今期予想営業利益率は5.5%、予想ROEは1.2%。有利子負債比率は101.5%。
株価が超低位のため、1円の変動幅でPERなどの株価指標は大きくブレてくるため、あくまで参考程度に止めたい。


NITTOH(1738)
白アリ駆除、建築請負が主力。ソーラー事業部で太陽光システムを受託
予想PERは5.2倍、PBRは0.4倍。今期予想営業利益率は4.2%、予想ROEは7.6%。有利子負債比率は12.3%。
他社と比較して有利子負債は少なく堅実な経営。ただ株式的には名証2部ということもあって流動性が小さく、どうしても割安に放置されてしまう。


同業他社と比較すると概ね妥当な評価。業界全体として有利子負債は大きめながらも、同社の有利子負債はやはり中でも大きめな部類。成長性の大きさでどこまでカバーできるかというところ。


【課題】
太陽光へのシフトは時流に乗っていると言えるが、競合他社の台頭や利益率の面から考えると、それだけに注力するのは将来的なリスクとして跳ね返ってきそう。確かにエコリフォーム事業は伸びしろが小さいが利益率も高いので、この辺りの需要をくみ取る形で事業のバランスを取る方が良いように思える。太陽光パネル設置においてシェアを確保できた後には、原点回帰の姿勢を示すことも必要では。

同時に家庭用蓄電池などにも手を広げていることから、目立たないLED照明事業と組み合わせて総合的なエコ電力を提案するビジネスモデルを確立していく方向に伸ばしていくことも、新しいタイプの住宅提案に繋がって面白い。少なくとも投資家に対する訴求力は一層高まりそうだ。

電力の全量買い取り制度が国会で審議入りしているが、これが無事に通ればまた一連の銘柄の買い材料として意識されそうだ。この辺りは日本の電力不足による産業空洞化が懸念される中で、通過は想定範囲内。逆に万一政局を巡るゴタゴタなどで先送りなどになった場合は、一転売り材料に変わってくる可能性も考慮に入れておく必要がある。

有利子負債の大きさは、足下成長性の大きさで隠れている。しかしその成長が止まってしまうと、今度は有利子負債の大きさが同社の圧迫要因となる。将来的なリスクとして、その存在については常に留意しておきたい。

提携戦略は引き続き積極的に推し進めていきたい。特にパネルメーカーは海外の方が進展し、また円高も調達面では追い風のため、海外メーカーとの提携を一段と密にしていくことで事業の拡大が図れそうだ。一方で、全世界的に太陽光パネルの需要が増してきて、需給が逼迫するような事態になった場合、調達コストが高くなるリスクも抑えておきたい。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。





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Last updated  2011年07月17日 18時27分34秒
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