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2021.07.27
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昨日、大磯町照ヶ崎海岸でアオバトとの出会いを楽しみました。
復習で過去の撮影画像を整理してみました。
(雌雄の比較)
一枚目は成鳥雄で小雨覆・中雨覆は赤紫色、下腹は白く初列風切と次列風切、
外側尾羽は黒いのでわかります。これに対して二枚目は雌で成鳥全身が黄緑で
ひと目見て識別することができます。写真1)2)
(翼に注目)
三枚目と四枚目は翼を広げた光景です。表から見た場合と裏から見た場合です。
若鳥では雨覆に二本の白帯があります。写真3)4)
(喉から胸にかけて赤くなつている個体)
五枚目は2018年7月に観察したもので右端の個体の喉周辺が赤くなっています。
六枚目は同じ年に観察したもので喉から下が子供がグレープジュースをのぼしたような感じになっていました。
七枚目は2017年7月に撮影した個体で喉より少し下方の部分が赤くなっています。
八枚目は2019年8月に撮影した画像で七枚目とほぼ同様です。
写真5)6)7)8)
(嘴の先端が紫色)
嘴の先端が紫色になっていました。
写真9)
(市街地で見かけた個体)
松戸市八柱霊園で観察した個体です。写真10)
(喉の周辺が赤くになっている個体の考察)
亭主の蔵書を見ていたら、BINOS(2017)にアオバトの喉の周辺が赤くなって
いる点についての調査報告が掲載されていました。
それによると、果汁が赤い色の果実が食べられている時期、および幼鳥が巣立つ
時期とに関連が認められたと記されています。
具体的にはアオバト幼鳥の巣立ち~自立するまで(親鳥が果実を吐き戻して幼鳥に
与える際に潰れた果実の赤い果汁が親鳥の口からこぼれ落ち喉や胸に赤い果汁が
付着したと考えるのが妥当と結んでいます。
私が過去撮影した個体で喉周辺の色のつきかたがいろいろなのは、こんなことによる
のだと改めて学びました。
(写真:撮影地のコメントがないのはすべて照ヶ崎)
1)2018年7月3日撮影
2)2019年8月3日撮影
3)、4)2019年8月3日撮影
5)、6)2018年7月3日撮影
7)2017年7月22日撮影
8)2019年8月3日撮影
9)2018年7月3日撮影
10)2016年10月23日撮影
(引用文献)
BINOS.2017喉周辺が赤くなっているアオバトの飛来について.

























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最終更新日  2021.07.27 20:21:31
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