花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ

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2022.08.16
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カテゴリ: 識別について
一昨日谷津干潟でソリハシシギと出会えました。
春に比べて秋の渡りのほうが個体数が多く飛来すると言われており、
これから秋本番で出会う機会が多くなるものと思います。
夏羽、冬羽の違いについてその違いを整理してみました。
(成鳥夏羽)
一枚目の写真は、2021年8月、二枚目の写真は2013年8月にいずれも三番瀬で
観察した成鳥夏羽です。肩羽の一部が黒くて線になって見えるのが特徴です。
また、喉から下尾筒にかけて白く、胸、脇腹に褐色の斑があります。
さらに嘴基部が橙色味がかっています。
(冬羽から夏羽に換羽している個体)
三枚目の写真は、2021年4月に三番瀬で観察した個体です。
肩羽、大雨覆、中雨覆に白色の羽縁があり冬羽の特徴がわかります。
肩羽の一部が黒く線になって見えていて夏羽にかわりつつある個体と思われます。
(夏羽から冬羽に換羽中の個体)
四枚目の写真は2014年8月に三番瀬で観察した個体です。
胸に褐色の縦斑が目立ちます。肩羽の一部が黒く線になって見えますので
夏羽から冬羽に換羽中の個体だと思われます。
(世界最年長のソリハシシギ)
以前、鳥友からシギの寿命について質問をもらったことがあります。
ベラルーシ共和国トゥーラウ牧場にある鳥類観測ステーションで2016年5月13日に
標識を装着した個体が観察されました。標識から1999年6月21日に標識が装着された
個体でなんと17歳でした。しかもステーションで14歳と15歳のソリハシシギが捕獲されて
おり、シギ・チドリが安全に行き来できる生息地であることが示唆されています。













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最終更新日  2022.08.16 17:42:53
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