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2022.09.27
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カテゴリ: 識別について
今日、柏の葉公園にでかけた際、バーベキュー場隣接のボート池でマガモのエクリプス似の
個体を観察しました。
黄色の嘴でマガモと違って嘴爪の黒さはなく、背の上部と肩羽は赤褐色でマガモの灰白色と
違っていました。また、マガモの中央尾羽の外側に巻羽となっている点もありませんでした。
マガモを原種とした家禽アオクビアヒル、アイガモのハイブリッドの可能性が考えられました。
マガモはなぜ交雑しやすいかを拙宅の亭主に話しをしたら、マガモとカルガモのDNAはまったく
同じだよ。種が分化して時間が経っていないか、交雑して遺伝子が溶けてしまったと研究者の
西浦功さんが報告している由。
(参考文献)
バードリサーチニュース概要版2014年10月号. 日本産鳥類のDNAバーコーディング.
この内容の中に、日本列島内の種間・種内の遺伝的差異と構造と題する報告があり、
種間変異が1%以下の種として、マガモとカルガモは両種の遺伝的差異は0%、
アカコッコとアカハラは0.15%,カッコウとツツドリは,0.3%の違いしかなかったと記されています。
つまり、マガモとカルガモの遺伝子レベルでは同一種と言えるということです。
ただし、種の分類にする際の総合的知見による判断で別種とされているとのことです。
(写真)
一枚目:2022年9月27日撮影のハイブリッドのカモ
二枚目:2022年1月松戸市で観察したマガモの雄











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最終更新日  2022.09.27 18:21:08
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