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2022.10.28
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冬、小鳥たちが復数の種類で行動をともにし実のなる木にやってきて
一緒に飛び立つ姿を見かけることがあります。
これからの季節、身近な環境で混群の規模、構成している種類がどうなっているかを
観察するのも観察の醍醐味です。
(混群とは)
混群の定義については、石塚(2016)に「違う種で構成される群れのことで、
2種3羽以上、互いに25m以内、最短5分維持され同じ方向に30m以上移動する」
と説明されています。
(混群の構成)
和田(2017)は、混群には複数種が混じっているが、そこには役割分担があると指摘し、
混群の中核をなし他種を引き付ける中核種、中核種についていく随伴種が存在し、
多くの場合はエナガが中核種で、エナガが不在の場合はヒガラなどが中核種となる。
そこに随伴種として他のカラ類、キツツキ類が交じることを述べています。
なお、なぜ、追従するのかについては、日野(2012)が北海道石狩町での調査した
結果から餌の探索者と略奪者の関係であると考えられたと報告しています。
(引用)
日野輝明.2012.バードリサーチニュース.2012年10月号.p4-5.
石塚 徹.2016.見る聞くわかる野鳥界識別編.p35.信濃毎日新聞社.
和田 岳.2017.身近な鳥からの鳥類学.(35)カラ類の混群に交じる鳥.













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最終更新日  2022.10.28 14:34:21
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