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2022.12.03
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昨日、手賀沼沿岸でミヤマガラスの群れを観察しました。
2010年以降、秋から冬の間、沿岸の我孫子市側、柏市側の水田地帯で
採餌している姿を観察しています。
塒をどこにとっているかは確認できていませんが、市街地と隣接しているエリアで
群れが行動していますので市街地をねぐらとしている可能性もあります。
過去、市街地を塒とするミヤマガラス、ハシボソガラス、コクマルガラスが愛媛県で
観察されその行動に関して報告がありますので、紹介します。
山本・小川・丹下・秋山(2005)は、2001年から2002年にかけての冬期に
松山市市街地でアーケード上の電線に密集し眠っていたのを観察したことを報告しています。
当初は300羽程度だったものが1000羽弱まで増加し、糞害が深刻となったため商店街関係者による追い出しが行われたことが紹介されています。
市街地で夜を過ごしたミヤマガラスは夜が明けるまで電線に滞在した後,郊外へ向かって
飛び去り、ねぐらから10km離れた伊予郡松前町や伊予市郊外の水田地帯へ移動していたと
述べています。ねぐらの下に落とされた糞にはモミ殻が多く含まれ、日中は水田地帯で採餌していることが判明したと記しています。
手賀沼沿岸でもミヤマガラスが同様にねぐらとしている可能性もあります。
このため、動向を注視しています。
(引用)
山本貴仁・小川次郎・丹下一彦・秋山 勉.2005.ミヤマガラスの都市型ねぐら.
Strix Vol. 23, p149-152.日本野鳥の会.
(写真)2015年11月、2018年11月流山市で撮影のもの3枚、
2016年1月手賀沼沿岸で撮影のもの2枚
(コメント)ミヤマガラスは頭頂部は平らで、ハシボソガラスの平たくない頭頂部と違いがあります。
また、ハシボソガラスは嘴が太く先端に丸みがあります。さらに、ミヤマガラスは鳴く前に尾羽を















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最終更新日  2022.12.03 17:20:48
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