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2023.02.04
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2月に入ってはじめて松戸市の21世紀の森と広場に出かけました。
出会えずにいたルリビタキ、ようやく出会えました。雄成鳥と雌と思われる個体が
林縁を移動していました。このほか、千駄堀池でカワセミ、林縁でシロハラ、ウグイス、ミソサザイらしき個体を見かけました。
千駄堀池では、コガモで次列風切が緑色の個体と藍色の個体を発見しました。
コガモのこの部分について、横から見た場合は緑色、斜めから見ると青色(藍色)に見えると解説している方もいらっしゃいますが、真横から見た場合にも色が違って見えます。したがって、後述するような波長の光を強める仕組みや偏光の関係が関与しているのではと思います。
(ルリビタキの構造色について)
森本(2018)は、構造色による青色発光している種類としてルリビタキ、イソヒヨドリをあげ、電子顕微鏡を使って羽毛の断面を観察した結果などについて報告しています。それによると、羽毛内部にスポンジ層があり特定の波長の光を強める仕組みがあると述べています。
(カワセミの構造色について)
これまでは、レイリー散乱と呼ばれる光散乱現象であるとされ、文献などでも
光散乱が青さを生み出していると記されてきました。
しかし、吉岡(2007)が指摘しているように、光の干渉が関係していることが
研究者により明らかにされ、反射光がもつ偏光の性質など未解決な発色の仕組みを解明する研究が続けられています。
(コガモの次列風切の構造色について)
微細な構造による干渉などで現れるのではないかと思われますが、
まだコガモの構造色についての仕組みを報告している文献は見かけません。
(引用文献)
吉岡伸也.2007.鳥の羽根の構造色とその分類.
Bird Research News Vol.4 No.2.p2-3.
森本 元.2018.構造色由来の色彩個体差の発生機構.
科学研究費助成事業研究成果報告書.
(写真)2023年2月4日撮影





















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最終更新日  2023.02.04 16:26:38
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