花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ

花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ

PR

プロフィール

kachoiroiro-rakuten

kachoiroiro-rakuten

カレンダー

コメント新着

kachoiroiro-rakuten @ Re[1]:コサギの飾り羽について(04/10) 通りすがりのものですさんへ ご指摘をい…
通りすがりのものです@ Re:コサギの飾り羽について(04/10) 1枚目はコサギじゃないです。コサギの首…
ka_0916@ Re[2]:柏の葉キャンパス駅近郊の探鳥記(07/13) kachoiroiro-rakutenさんへ ありがとうご…
kachoiroiro-rakuten @ Re[1]:柏の葉キャンパス駅近郊の探鳥記(07/13) ka_0916さんへ ご覧いただき、ありがとう…
ka_0916@ Re:柏の葉キャンパス駅近郊の探鳥記(07/13) 「カイツブリ」は大体どこにいますか?

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2023.03.04
XML
昨日、千葉市内でケヤキの木についていたヤドリギの実を食べていたヒレンジャク、キレンジャクを観察しました。帰宅後、ヤドリギについて復習。
山崎(2015)は、ヤドリギについての知見を整理し報告しています。
(1)ヤドリギの色の秘密
光合成により栄養をつくっているので緑色をしており、果実は直径5mm ほどの球形で、中に透明のネバネバした液につつまれた種子が入っている。ヤドリギの種子は鳥のお腹の中でも粘液に包まれたままで、鳥のフンといっしょに出てきます。鳥が木にとまっているときにフンをすれば、粘液が長く糸を引いてたれさがります。
また、果実の黄色または赤色は、人と同じように色を見分けられる鳥から発見されやすいと述べています。
(2)ヤドリギのつく木の種類
2012年冬に札幌市内のヤドリギの調査をした結果、ヤドリギがつく木の種類は、
着生が多い順(割合)に並べると、A:公園や森に植えられた木ではシラカンバ・ハルニレ・ナナカマド、B:自然に生えてきた森の木ではドロノキの割合が50%にたっし、次いでオオバボダイジュとハルニレとの結果と報告しています。
さらに、文献に収録されている長野県松本市を中心とした地区の調査結果を紹介し落葉広葉樹20種でヤドリギが確認され、たくさんついていたのはケヤキ・シラカンバ・コナラ・クリだったと記しています。
(引用)
山崎真実.2015.北海道の自然.北海道自然保護協会会誌.第53巻.p102-106
(写真)











お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023.03.04 15:49:07
コメント(0) | コメントを書く
[Bird's Cafe(鳥の話題のいろいろ)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: