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2024.01.11
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鳥友から冬鳥の代表、コハクチョウとオオハクチョウの越冬生態について質問をもらいました。文献には、つぎのように報告があります。
渡辺(2010)は、コハクチョウと分布や食性と採食行動、越冬生態などについて知見などを整理し報告しています。その中で、イメージとしては同じような越冬生態と思われているコハクチョウとオオハクチョウについての違いをつぎのように、報告しています。
「多くの越冬地でのコハクチョウは、夜間は池沼や河川などの内水面にねぐらをとり、朝、ねぐらから飛び立って、稲刈り後の水田に降り立つ。昼の間は水田で過ごし、夕方、ねぐらである内水面に帰還して夜を過ごす。(中略)
関東地方などコハクチョウがあまり見られない地域のバードウォッチャーは、オオハクチョウと同じように昼の間も水面にいたり、あるいは給餌に依存していたりすると思っている人が多いようだ。夜,池沼で就塒し,昼は稲刈り後の水田で餌をとるというと、バードウォッチャーから人気があるマガンとよく似ている」
菅生沼では、日中でも水面にコハクチョウの姿がありますが、かつては夕方近く群れで帰還する姿が目撃されましたが観光客が餌を与える影響もあり日中も沼に留まるように変化しています。
(引用)
渡辺朝一.2010.オオハクチョウと異なる越冬生態.Bird Research News Vol.7 No.3.p4-5.
(写真)









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最終更新日  2024.01.11 14:06:21
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