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Pecky みどり

Pecky みどり

2007.03.18
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カテゴリ: 日和雑記
 帰宅したら姪が私の部屋の前でベソベソ泣いていた。話を聞くと、漫画を読んでいて宿題をし忘れていて怒られたらしい。(そりゃ、怒られるわ)
「将来はみどりちゃんのようになる」のが夢だという困った姪は、最近になって読書に目覚めたらしく本を読んでいて夜に寝なくて困るそうです。小学生のうちは、ちゃんと睡眠とった方がいいよぉ……。どうせ、大人になったら眠たくても眠れない事もあるんだから。
「いいこと無いよ。結婚していないから、何かと寂しいし」(ウソです)
「でも、今日だってお友達と遊びに行ったんでしょ? 寂しくないでしょ?」
「……仕事だって大変なんだよ。毎日夜中に帰ってくるんだよ」
「いいなぁ、夜まで起きていられて」
「……出張だってあるしさ。朝早いのって辛いんだよ」
「でも、飛行機にも乗れるし、いいなぁ」
「……代わってあげたいよ」

 そう、飛行機に乗って出張に行ってしまうようなエリートビジネスマンと誤解しているらしいのです。そんな良いものじゃないっての。
 ドラマに出てくるエリート。管理職ってだけで夢を見すぎです。あのねぇ、管理職じゃなくて正確には中間管理職だから。権力ないんだから。でも、そんなことは彼女には解りません。

「とりあえず、宿題やって寝ないと駄目でしょ。明日は学校なんだから」
「はやく、学校を卒業したいなぁ」
 いつの時代も子供の考えることなんて一緒ですね。

 さて、彼女の宿題は漢字ドリルです。宿題を見てあげながらふと思い出しました。
 わらべ歌の、かごめかごめ です。(漢字ドリルの中に「鶴と亀」が出てきたからだ)
《かごめかごめ かごのなかのとりは いついつでやる よあけのばんに つるとかめがすべった うしろのしょうめんだぁれ?》

 この歌の意味を、こうだと思っていました。

 カモメ(かごめの聞き間違い)は遠くまで飛べる海鳥で、ある国の悪い王が、自国の圧政を周囲の国に知らせたくないために、カモメを籠の中に閉じ込めてしまった。(籠の中の鳥)

 カモメは外に出ていきたいと思っている。そして、悪い王様の反対勢力たちは、カモメにこの圧政を他国に知らせて欲しいと思っている。(いついつでやる)

 この国では夜でも、他国では夜明けだ。この国では辛い思いをしていても、国を出れば幸せになれる。(夜明けの晩に)

 鶴と亀の反対勢力の重臣は、ある日転んだふりをして、籠を倒してしまった。カモメは逃げた。(つるとかめはすべった)

 鶴と亀は待っている。他国から使いの者が着くのは先か、それとも悪い王が鶴と亀のしたことに気付いて殺しに来るのが先か。
 そして、扉を誰かが叩いた。こわごわと鶴と亀は振り返る。後ろの正面にいるのは、自分たちを助けに来たものか? それとも殺しに来たものか?(後ろの正面誰?)
 さぁ、だぁれ?

 子供って、妙なことを考えるものですよね。そんな話を書いていた小学校四年生の時の日記ノートがあります。
 バカだなぁ、私……。





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Last updated  2007.03.18 20:27:19
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