促進剤、開始!


文字にするとよくわかりますね。
弱い陣痛の人は、促進剤。陣痛がない人は、誘発剤を使うそうです。


6/17午後1時半。
陣痛誘発剤を点滴・・・と思ったら、点滴の針が上手に入らず。
1回目左手。点滴のが血管を突き抜けたとか。看護(助産)師さんが何回も謝罪をしてくれ「上手な人、連れてくる」と言ってナースステーションへ戻る。
上手な人、登場!「う~ん」と、場所を吟味する。右手・左手・・・。
1回目に失敗した看護(助産)師さんが「一番、いい場所をだめにしちゃった。」と言っていた。
なるほど。点滴する場所・血管にも、いい場所があるのか。

私は余裕で、看護師さんに「手首や手の甲は痛いからいや~~」とわがままを言う。
上手な看護師さんは、3分くらい「う~ん」と探している。
私は申し訳なくなり「手の甲でもいいよ?」と伝えるけれど

2回目左手。「多分、大丈夫!」と場所を決め、肘の内側の辺に針を刺す。
が、やっぱり失敗・・・(笑)。看護師さん2人して「ごめんね。ごめんね」と
何度も謝ってくれる。
私は「いつものことだから、気にしないで~。注射は怖いけれど、嫌いじゃないから。」と伝えるけれど
2人とも「ごめんね。」と何度も謝ってくれる。優しい看護師さん達だ。

3回目。1回目を失敗した看護(助産)師さんが右手に挑戦。「右手なら血管が太いし」とか言ってました。
ですが、やっぱり失敗・・・。看護師さん、半泣き状態。
私は笑ってしまいました。看護(助産)師さん、ナースステーションにまた走る。

4回目。なんと総婦長さんがやってまいりました。
さすが総婦長さん、血管を吟味し、スムーズに1発で入れちゃいましたよ。
すごいね~。と看護(助産)師さんと感心してしまいました(笑)。

で、夫は何をしていたかと言うと、LDR室のソファーで寝てました(笑)

陣痛促進剤、点滴を始めたのは2時。
しばらく夫と雑談や、うとうとしたりしていると、陣痛がやってきました。
でもまぁ、我慢が出来る程度なのであまり気にしない。

3時半くらいになると、結構痛い。
腰が痛い。こりゃ、腰が悪い人は辛いだろうな~と思う。
ヘルニアとかある人は、早めにある程度治しておいた方がいいかも。
腰にホッカイロを当てる。夫が腰をさすってくれるけれど、その揺れが嫌なので断る。

3時、痛み強くなってくる。夫が私の手を握ってくれる。けれど、触られるのが嫌。
夫に「ごめんね。ありがたいんだけど、触られるのが嫌なの。ありがとね。」と夫をなるべく傷つけないように断る。
そういや、母が入院していた時、母は私に同じような事を言っていたなぁと思い出しながら、痛みに耐える。

陣痛は3分間隔くらいになる。
頭をかきむしる。髪の毛を引っ張る。
「ちっきしょー!」「いってーなぁ!」「くそー!」などと汚い言葉を吐く。
でも、痛みが治まると、ウトウト寝てしまう私。
看護(助産)師さんに「今日、浣腸してないよ?ウンチ漏れたらどうするの?」と聞くと
「みんな漏れるし、昨日浣腸したから大丈夫だよ。」とのこと。怪しい・・・。

この頃になると、内診がかなり痛い。
陣痛が来ている時と、引いている時、両方するんだけれど
陣痛が来ている時に内診をされると「いっいっい・た・い!!!怒!」となってしまう。
看護(助産)師さんに「死にそうなんだけど!(怒)」と伝えると
「これくらいじゃ死なないよ。」などと冷静に返される・・・。
いや「頑張ってね。」とか「かわいそうね」とか、そういう言葉を期待していたんだけど・・・?(笑)

4時半頃。かなり痛む。多分、1~2分間隔になっていたんだと思う。
ウンチが出たくなる。ナースコールをして看護(助産)師さんに
「ウンチ、ウンチ出る!漏れちゃうかも。」と訴える。
「赤ちゃんが下がってくると、そういう感覚になるんだよ。」と言われ、スルー。

その後、すぐまたナースコール。「おしっこ!おしっこ出ちゃう!」
で、カテーテルを入れて、導尿(だっけ?)をしてもらう。
「結構、たまってるね~。」と看護(助産)師さん。だから「おしっこ!」っていったんじゃん!(笑)

看護(助産)師さんがいなくなると、また悪たれをつく。
「いたいーーーー!」「しぬーーーー!」と大騒ぎ。
自分の中で、騒がなきゃソン!って思ってた。
だって、静かに我慢してたら、夫にだって看護師さんにだって痛みが理解してもらえないもん。
それに、大人になってこんな大騒ぎを出来る事は、絶対に無いから。
騒がなきゃ、損!損!

5時くらいなのかな?
何かが、どちゃーと出ちゃった感覚。どうやらウンチっぽい。
慌ててナースコールして、大声で「でたー。ウンチでたーーーーーーーーー!」と。
看護(助産)師さんが来て「出た。出た。ウンチ、ウンチ出た。出ちゃったよ」と伝えると
「ウンチじゃないよ。大丈夫。そろそろ産もうか。」と・・・。
私は「?????」
看護(助産)師さんは、パタパタと準備を始めている。
つーか、先生は?先生は?先生がいなくていいの?と、看護(助産)師さんに心で問いかける(笑)



© Rakuten Group, Inc.

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: