日々のあぶく?

日々のあぶく?

January 8, 2007
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本編感想は→ コチラ

つれづれメモ

オーソリティはダストから最初に生まれ、(その後の天使も同様なのだが)自分を神だと話し、権力の座についた。
要塞、クラウデッド・マウンテンに住む。
真実に気付いた天使は追放されたり、対立勢力を指示するように。
4千年前から摂政に選ばれたメタトロンが今は実権を握り、人間に干渉し、世界中に常設審査機関を設けようと企む。
メタトロンはかつてのエノク(情欲に溺れた人間)。アダムの6代あと、ヤレドの息子、マハラレルの息子。
反旗を翻した天使、バルクは人間の時の兄弟だった。

オーソリティの教権機関~規律監督法院、聖霊の業協会
コールター夫人の属する献身評議会は規律監督法院にとってかわり、聖教会の最強機関になることを望んでいた。
(コールター夫人はライラへの愛に目覚め、彼女を、ひいては世界を守るため、メタトロンを消滅させようとアスリエル卿と力をあわせ、メタトロン共々奈落に落ちる)

エレイン・パリー:ウィルの母

解放された死者、リーとジョン・パリ―はスペクターと戦い、ウィルとライラを助け、自然に帰る

キルジャバ:見えるようになったウィルのダイモン。ネコの姿をとる。

イヴの堕落(と原罪)とは魂の解放だったと解釈し、教会が押し付けてきた神による抑圧の終わり、思想の自由の始まりを意味している。
→地上に楽園を築こう

(物語が伝えんとしているのは)悪いのは神や宗教ではなく、その狂信性が時にもたらす独裁主義、偏見、抑圧、差別、テロ行為などの諸悪を問題とし、人間の尊厳を擁護しているという解説は納得。

作者・プルマンは自分で選べるならば自分のダイモンはワタリガラス(北米インディアンの神話でストーリーテラーなどを意味する)が良いといったとか。
その人の本質を表すダイモン、その姿が見えたらいいような、本質が剥き出しになってしまうのが怖いような…





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Last updated  January 8, 2007 05:29:08 PM


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