これ、かの有名な「オプチマス8R」の見事なコピー製品なんです。初期のマナスル160は「ホープ社」のブランドで売られていましたが、ホープ社は1980年に解散、その後、吉川製作所で製造しスター商事が販売という形をとりましたが、現在では製造中止されたようです。僕のマナスル160は、25年ほど前に、横浜の西口に有った「チョゴリザ」で購入したものです。芦澤一洋さんの本に出てくるオプティマス8Rに憧れながらも、値段に負けて購入したものです。年代からして吉川製作所製のものでしょう。
真ちゅう製のタンクの容量は小さいものの、コーヒーを沸かす位なら、これだけで足ります。蓋を閉じるとこの通り四角い金属の箱になります。大きさはタバコの箱6個分くらいでしょうか。難点はプレヒートといって、バーナーヘッド部を加熱してからでないと、生ガソリンが噴出し、えらいことになることです。そのためにバーナーヘッド部にプレヒート用の燃料の受け皿が着いています。ここにガソリンを溜めて点火する・・・というのが正式な使い方なのですが、それをやるとヘッド部が煤で真っ黒になってしまうので、僕はペースト状の点火剤を使っています。それと、五徳が小さいので大きな鍋類は使えません。まぁ、このバーナーで1リッターの鍋を使う人も居ないでしょうが・・・。一時期、このバーナーと、当時持っていたEPIのバックパッカー・ストーブとを使い分けていました。
僕が、二つ目に買ったコンパクト・ガソリンバーナーです。(正確には2バーナーも買っていたので三つ目になりますが・・)確かアメリカのLLビーンから通販で買ったものです。当時は、まだ日本では発売されていなかったと思います。ピークワン・アペックス(450-700)です。燃料ボトルが大小使い分けれるのがミソです。コールマンには「ポンピング」という儀式をしないと点火できません。それと、多少ジェネレーターをプレヒートしてあげたほうが火力が早く安定します。
このアペックスも、買ってから20年、かなり酷使しました。おかげで、バーナー下のアルミの受け皿は熱で変形し、赤い矢印のカラーも重量物のおかげで曲がってしまいました。受け皿は新品部品と交換し、カラーは厚いアルミチューブをカットして自作し交換しました。長野で10日間のキャンプの中盤でジェネレーターが壊れ、か弱い火力で使ったこともありましたっけ。(サブにキャンピングガスのバーナーを持って行ってたので助かりましたが)
大人数分のコーヒーパーコレーターを使う時は、このアペックスの出番です。コーヒーだけでなく、まともに料理する時もこちらのほうがいいですね。特に長期のキャンプの場合、ガスカートリッジだと入手を考えてしまうけど、ガソリンは何処でも売っていますから。ちなみにこのモデル、ホワイトガソリン仕様ですが、このところレギュラーガソリンしか使っていません。特に問題は起きませんけど、長期キャンプの場合は、換えのジェネレーターを持っていくようにしました。
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