ぎってぃ家の日常 =せかんど-=

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結婚式 夜の部

夕方の部はホテルでのパーティーです。トップランドホテルにておこなわれました★



仮眠もそこそこに夕方6時半からのパーティーのため、午後3時に起きてまたも美容院に。このとき、用意していたわたしのクツが裾の長いドレスに対して低すぎるということで、急遽レンタル。レンタル料90Bでした。安い。さらにレースの手袋もここで購入しました。ぜーんぶレンタルだったんで、この手袋が唯一の記念品になりました。5時半過ぎ頃着付けも終了し、ジョブのお兄さんに迎えにきてもらい、そのまま式場入り。

受付写真

会場では、身内が受付をしてくれています。ハート型をした赤いボックスにご祝儀を入れてもらい、ゲストブックにメッセージを記入してもらいます。白い服の女性が渡しているのは引き出物です。タイの引き出物は、キーホルダーやキャンドル、縁起のいい小物のミニチュアといった小さいくて簡単なものが一般的です。また、受付には事前に撮った2人のアルバムとポートレートが飾られます。これは日本にはない習慣ですね。私たちは9月の結婚式のために6月に撮影会を行いました。

会場


会場入口の花のデコレーション前で、私たちはお客様とひたすら記念撮影。開始時間6時半を過ぎてもお客様が続く限りエンドレス…。実際、タイでは招待状を出しても厳密な出席の確認はしません。1枚の招待状で何人でも参加できるため、何人の出席があるのかは始まってみないとわからないんです。なので、会場がほぼ埋まってくると、新郎新婦の入場を待たずにお料理がサーブされます。タイの結婚式は『だらだら始まってだらだら終わる』という話を聞いたことがありましたが、こういうことなのかと納得できました。結局、記念撮影は1時間半以上に及び、ようやく入場したのは7時半頃のことでした。
カメラマン写真撮影


入場すると、高砂ではなく、ステージ正面上座にすわります。タイでは両親も一緒に上座に座るんですね。わたしの母は日本人チームと一緒に会場中ほどのテーブルについてもらいました。本人の希望と言葉も分からないタイ人に囲まれるより、気を使わなくていいでしょうという配慮からです。その後、会場を暗くしてスライドの上映。私のものはタイに来てからの写真、ジョブのは赤ちゃんのときからのもの。さらに午前中の式のときのビデオも少しながされました。

食事を取る時間は全くなく、次はステージ上に上ります。まず、午前中と同じようにマラーイを首にかけてもらいます。そのあと、来賓の祝辞、ジョブのお父さんのご挨拶。うちの母のご挨拶となります。うちの母、実は現役バスガイド。マイクをもったら声がコロっと変わり、「みなさまー」とか言っていました。つわものです。
マラーイ2インタビュー


次は私たちへのインタビュー。お互いの第一印象や、将来の夢をきかれました。私たちが始めてあったのは2年前の12月。知り合ってから2年もたたないし、付き合ってから1年半、しかも1ヶ月半の遠距離を含むスピード結婚だったのですが、サバをよんでお付き合いは2年とご報告。

ちょっと席で飲み物を飲んでから、また各テーブルをまわって記念撮影。タイ人は本当に写真好きな人たちなんだと実感…。

次は壇上のキャンドルに2人で火を灯し、ケーキカット。カットしたケーキは親や特にお世話になった方に配って歩きます。式の間中歩き回って、かなりフラフラ。

キャンドル歩きづらいー


気が付くとお客様が帰り始めています。あーダラダラ帰るのねー(笑)と思っていると、ゲートに立ってお見送りするように言われました。

お見送り

来たときと全く同じアングルなのに、なぜ?と思いながら顔は笑顔。おそらくこれも1時間以上かかったと思いますが、時間の感覚は既にマヒ。
あ~ん

やっと全てが終わったのは午後10時。会場のエアコンを切られたので、これはよく覚えてます。受付脇のテーブルに男性人が料理の残りを肴に一杯始めてました。ジョブに座って一緒に食べようといわれましたが、実はこのとき極度の睡眠不足と空腹で、フラフラ状態。
気付いたら午前3時から口にしたのは、ほんの2,3口の食事と水分のみで、何時間も強いライトを受けて立ちっぱなし。ドレスも相当重かった。なので、パーティーの濃い味付けの料理なんてとても食べたれない状態だったのでした。それでも、そんな状態を知らないジョブは、「何にも食べてないでしょ?食べたほうがいいよ」と気遣いで「あ~ん」。
しかし、その直後、私はついに限界に達し、「気持ち悪い…」とジョブにもたれかかってしまいました。
「花嫁がペンロムだ!(意識が朦朧としている状態のこと)」とメンソールの嗅ぎ薬を嗅がされ、風を送ってもらって落ち着いたところを抱えられるように帰ったのでした。
車が来る間、花嫁衣裳のままロビーで待ってたときはけっこう恥ずかしかった。途中、コンビニでミロを買ってもらって飲んだらちょっと回復。家に着くと、重いドレスを脱ぎ捨て洗顔もそこそこ、倒れるように眠りについたのでした…。


午前の部2
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