9月24日に実施される「教学部初級試験・青年部教学試験3級」まで1カ月。この試験範囲に含まれる「法華経」には「不軽菩薩」が登場する。
「二十四文字の法華経」を説き、自身を迫害する人々を含め、万人を礼拝し続けた不軽菩薩。これは釈尊が過去世に修行していた時の姿であり、仏の滅後の悪世に正法を弘通する実践の在り方を示す。その姿はまた、私たち学会員の日々の活動や生き方にも通じる。
富山の男子部員は、28歳で入会。希望通りの就職を勝ち取ったが、上司から執拗ないじめを受け、身も心もぼろぼろに。次第に学会活動からも足が遠のいていった。そんな時、毎日のように彼の自宅を訪ねてくる男子部の部長がいた。
何度追い返しても、罵声を浴びせても、部長はやって来た。そして満面の笑みで励ます。ついに彼は「この人には勝てない」と根負けし、活動を再開。信心根本に仕事や生活の悩みを解決した。「部長の姿から相手を信じ抜くという仏法者の根本姿勢を学びました」と語る彼もまた本年、12年越しの対話の末、父親を入会に導いた。
悩んでいる人、苦しんでいる人は必ず近くにいる。そうした一人一人の尊厳性を信じ、励ましに徹する。それが不軽菩薩の振る舞いであり、行学二道の実践である。(参考:信>行>学が常識である。道理を学び、その通り実行して、同じ結果が出れば、信じるだけである。 仏法者=科学者でもある。)
~~~~~~~~~聖教新聞名字の言より~~~~~~~~~
【今日は何の日】
★吉田の火祭( 日本 山梨県富士吉田市、 - 27日) 日本三奇祭のひとつ。26日の「鎮火祭」と翌27日の「すすき祭り」で構成。富士山の夏山シーズンの終わりを告げる。
★ふろの日(毎月)
▲シーザー、イギリス上陸(BC55)
▲日本初の地図製作(738)
▲江戸幕府、貿易船に朱印状を与える(1604)
▲日本初の海洋気象台、神戸に開設。現在は函館・長崎・舞鶴を加え、全国4か所に(1920)
▲米国・リンドバーグ夫妻、北太平洋横断、根室経由で霞ヶ浦に飛来(1931)
▲国産機(三菱製作「日本号」)による初の世界一周飛行(1939)
▲バイニング夫人、今上天皇の家庭教師に (1946)
▲百円紙幣廃止、すべて硬貨に(1966)
▲ミュンヘンオリンピック開催(1972)
▲東京女子医大、日本初のCT開始(1975)
▲テレビで初の24時間チャリティー番組放送(1978)
▲地ビール容認へ(1993)