都内のある壮年部は毎週の集いで、壮年部指導集『黄金柱の誉れ』(本社刊)を学ぶ。代表が心に刻んだ学会指導を通し、広布と人生の熱い思いを伝えている。
先日は、8月24日「壮年部の日」を決勝点として進む、57歳の友が発表した。彼は5年前、人生に行き詰まる。勤める会社の将来が見えず、「長いトンネルに入ったようでした」。先輩は全力で励ました。「今こそ題目だよ」。信心根本に艱難辛苦を乗り越えてきた先輩の確信が胸に響いた。
その後、会社は倒産の危機に。忍耐の日々が続いたが、彼は題目と学会活動に一段と力を注ぐ。民事再生法が適用された会社に残り、再建に尽力した。周囲は「彼は本当に前向きになった」と目を見張る。「(精神的な)基礎体力がつきました。どんな困難も真正面から受け止める、逃げない自分になった感じです」。
こうした人間革命の体験を、集いの参加者は自らの生き方に引き当てながら聞く。そして人生を見つめ直し、「自分も頑張ろう!」と新しい心で出発する。学会は“校舎なき総合大学”といわれるが、人間革命のドラマこそ最高の教材であり、最大の魅力だろう。
同じ生きるなら、青空に一直線を描く飛行機雲のような人生の軌跡を誰かの心の空に残したい。「あの人の生きたように」と。
~~~~~~~~~聖教新聞名字の言より~~~~~~~~~
【今日は何の日】
★民放テレビスタートの日( 日本) 1953年8月28日午前11時20分に、日本初の民放テレビ局・日本テレビが本放送を開始したことに由来。
★テレビCMの日( 日本) 上記の日本テレビの本放送開始の日、日本初のテレビコマーシャルメッセージも放送されたことを記念して、日本民間放送連盟が2005年に制定。 初のテレビCMは服部時計店(精工舎)のもので、「精工舎の時計が正午をお知らせします」という内容だったが、不慣れのためフィルムを裏返しに入れてしまい、音も不明瞭なものとなってしまった。
★バイオリンの日( 日本) 1880年8月28日に東京・深川の三味線職人・松永定次郎によって初の日本製ヴァイオリンが製作されたことから[1]。
★にわとりの日(毎月)
▲秀吉、大阪城築城開始。1591年完成(1583)
▲国産初のバイオリン完成(1880)
▲第1回国勢調査発表(1921)
▲アメリカ軍、日本に上陸 (1945)
▲日本テレビ、民間テレビ第一号として午前11時20分から放映開始。初のテレビCMは服部時計店(精工舎)の正午の時報(1953)
▲全米テニス選手権で、日本人初優勝(1955)
▲ボリショイバレエ団日本初公演(1957)
▲人種差別撤廃のワシントン大行進(1963)
▲平塚市の団地でピアノ騒音母子3人殺害事件(1974)
▲三越の古代ペルシア秘宝展はほとんどニセモノと判明(1982)
▲初の「気象予報士」国家試験が行われる。合格率は18%(1994)