昨年の新語・流行語大賞「神ってる」に続き、近頃は「神対応」という言葉もよく聞かれる。
無愛想で素っ気ない態度を取るのが「塩対応」。一方、機転を利かせた当意即妙な対応を「神対応」と言うらしい。最近も、飛行機の出発が遅れて乗客がいらだつ中、乗り合わせた歌手が自らの曲を歌い、場の雰囲気を和ませたことが、「神対応」と報じられていた。
ある婦人がベビーカーを押し、子ども2人を連れ、電車を乗り継いで本部幹部会の中継行事に参加した。会館に着くと、創価班からすがすがしいあいさつが。両手のふさがった婦人を支えつつ、ベビーカーを安全な所へそっと寄せる牙城会。その隣で、腰を曲げるのが大変そうな高齢者に靴を取って手渡す白蓮グループ。「こまやかな気配りに触れ、疲れて憂うつだった気持ちが吹き飛びました」と婦人が語っていた。
戸田先生は「反応が早ければ、気持ちいいではないか」「一流は、皆、迅速だ。一流は、賢い人生観を持っている」と。この言葉を紹介し、池田先生は語った。「打てば響くような迅速な反応――これが勝利の要諦である」。
奇をてらった、特別なことは必要ない。“何か一つでも、自分にできることを”と行動する瞬間から、胸に染み入るような心の交流が生まれる。
~~~~~~~~~聖教新聞名字の言より~~~~~~~~~
【今日は何の日】
★宝くじの日( 日本) 「く(9)じ(2)」の語呂合せ。引き換え忘れ防止のPRの一環として第一勧業銀行(現みずほ銀行)が1967年に制定。
★くつの日( 日本) 「く(9)つ(2)」の語呂合せ。銀座の婦人靴専門店「ダイアナ」が1992年に制定。
▲オランダに、下田・箱館を開港(1854)
▲日本初の、鳥類保護制度(1890)
▲岡倉天心、没(1913)
▲東京専門学校が早稲田大学と改称(1902)
▲米艦ミズーリ号上で日本が降伏文書に調印(1945)
▲リニアカー、世界初の有人走行(1982)