先日の座談会でのこと。友好を広げた女子部員。家族旅行に行った婦人部員――皆が夏の思い出をにぎやかに語った。
印象に残ったのが、ウオーキングを始めたという壮年部員。「仕事が忙しいので休日は休むことを第一に考えていましたが、思い切って運動したら驚くほど爽快になりました。おすすめです」と日焼けした笑顔で。
人はストレスがかかると、それを避けようとしたり、静かに休もうと思ったりしがち。だが、そうした対処は効果的でないと精神科医の福間詳氏は指摘する。行動を控えて外からの刺激を遮断すると、“楽しい刺激”も入らなくなり、結果として“嫌なこと”が心の中に充満してしまう。
氏は、嫌なことを避けるのではなく、「楽しいこと、幸せを感じることに意識を向けること」が大切と強調する。例えば自然の中を歩いたり、好きな小説を読んだり、誰かと会話したり。新たな刺激によって不快な感情が“分断”され、ストレスが軽減されるという(「潮」10月号)。
“忙しいから何もできない”ではなく“忙しいからこそ何かを始めよう”と考えたい。かねてやりたかったこと、新しいことに挑めば、心は伸びやかになる。ましてそれが自他共の幸福を目指す広布の挑戦であるなら、生命の喜びは計り知れない。
~~~~~~~~~聖教新聞名字の言より~~~~~~~~~
【今日は何の日】
★クラシック音楽の日( 日本) 「ク(9)ラシ(4)ック」の語呂合わせ。より多くの人にクラシック音楽に親しんでもらおうと、日本音楽マネージャー協会が1990年に制定。
★くしの日( 日本) 「く(9)し(4)」の語呂合わせ。美容関係者が櫛を大切に扱い、美容に対する人々の認識を高めてもらおうと、美容週間実行委員会が1978年に制定。あわせて、この日を中心とする9月1日から9月7日までの1週間を「美容週間」としている。
▲伊能忠敬、「大日本沿海地図」を完成(1821)
▲ロンドンで世界最初のボーイスカウト(1909)
▲上野動物園で空襲に備え動物を薬殺(1943)
▲サンフランシスコ講和会議開催(1951)
▲トンボーユニオンズのスタルヒン投手、300勝(1955)
▲シュバイツァー、没(1965)
▲関西国際空港開港。第1便は午前6時1分に到着したグアムからの日本航空メモリアル臨時便(1994)
▲武豊選手、フランスで日本人初のGIレース制覇(1994)