The Sky

The Sky

2005/04/13
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 昨年、何とか劇場で見たかったのだが、やっとこの日が来た!
四半世紀前、我々の前に現れた”完全生物”エイリアンと、あのタ
ーミネーター・シャワルツネッガーと激闘を演じたプレテダーが、
遂に雌雄を決するのだ!
 人間界で云えば、近々ミルコvsヒョードルの頂上決戦が行われる、
PRIDE以上のマッチメイクである。
 正直、映画の筋よりも、その勝敗が気になっていたのは事実だ。
 (まさか、痛み分けや、TKOなんてのはないよな~)

 オリジナルシリーズからのゲストもあり、予想以上のちゃんとした
ストーリーが展開していく。映画館で観ても後悔はなかっただろう。

 そもそも、この両異星生命体に、何の接点があったのかが、大方
の気になるところであろうが、何とも強引な、それでいて何故か
納得してしまう理屈で説明されている。

 居酒屋でわけのわからんオッサンの屁理屈に何となく納得させら
れてしまうようなカンジだ。おそらく、企画段階でスタッフも、酒か
他の物質で飛んでいたんだと思う。

 まあ、問題は、バトルの結果なのであまり深く追求しないでひた
すら楽しむ。

 それにしても、オリジナル当時は生まれていない長女(6年生)
以下子供たちに、この背景を説明するのは困難だ。

 「なんで闘ってるんですか?」
 「・・・・オファーがあったからだろ」とお茶を濁す。

 迷宮の通路がゴリゴリ閉まる雰囲気は、インディージョーンズ風
で、エイリアン得意のネバネバした体液と、酸により、いろんなもの
を溶かしてしまうシーン、プレテダーの遮蔽装置とファンのツボを突
く演出が続く。

 プレテダーの手裏剣であっさり頭部を真っ二つにされるエイリアン
に驚き、「お~っ」と目を見張ってしまった。
 プレテダーって、こんなに強かったのか~!ということは、シュワ
知事は、エイリアンとやっても、もしかしたら、勝ってたのかも。

 それにしても・・・最後は”槍”かよ・・・・。
これなら、前田利家かなんかでも、倒せたんじゃね~の。なんて
いいながらも、エンディングには大満足。

 そっか~そういうことだったのか!
 オリジナルシリーズとの時間の環が、見事につながったのだ!

 ジェイソン対何某とか、古くは、フランケンシュタイン対ドラキュラ
など、この手のキワモノ対決は、今後も続くのだろうが、やるなら
たとえ世界中の失笑を買っても、この作品のように真面目にやっ
てもらいたいものである。





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Last updated  2005/04/17 01:40:53 PM
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aki@ Re:ブラス万年筆 F字 / トラベラーズカンパニー(03/12) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
kirk1701 @ Re[1]:パイロット万年筆 カスタム72 HM(01/23) akiさん、返信遅くなり申し訳ありません。…
aki@ Re:パイロット万年筆 カスタム72 HM(01/23) この様な書込大変失礼致します。日本も当…

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