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ピラセタムってどなたか詳しくご存知の方いらっしゃいませんか?記憶力を強める働きがあるといわれ、欧米では受験生が愛用していることでおなじみのスマートドラッグなのだそうです。日本国内では医師の処方箋が必要な医薬品です。抗痴呆薬として長期間使用されていましたが、ピラセタムには左右脳半球の情報の流れをスムーズにする作用があり、健常者が服用した場合記憶力や学習力がアップし、仕事や勉強でのつまらないミスが少なくなるとされているということらしいのです。本当に欧米ではポピュラーなのですか??試された方、情報をぜひ!
February 21, 2006
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DMAE、聞き慣れない名前かもしれません。あるいは、化粧品の成分としては聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。ですが、このDMAE、アメリカでは、記憶を高めるサプリメントとして知られているのです。ご紹介しますと・・・DMAEはジメチルアミノエタノールという自然界に存在する物質で、食品では主に魚に多く含まれます。必須脂肪酸であり神経伝達物質の一つで、情報を脳に記憶するために必要となるアセルチリコリンの生成を高めてくれるのです。摂ることによりアセチルコリンの生産効率が上がり、脳の働きが活発になり、記憶回路が活性化されることが実験からも立証されているということらしいです。集中力、記憶力、思考力の強化などにきくといわれているのはこういうことからなのですね。やはりお魚は優秀ということでしょうか?そうなるとやはり魚がたくさん食べたくなり、そうなるとやはり海洋汚染が気になりますね。すばらしい頭脳はきれいな環境から!
February 20, 2006
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右脳活性化学習法っていうんですか?よく聞きますよね。速読速聴・・・。気にはなりながらもなんとなく疑いの目で見てしまうのは私だけでしょうか?しかししかし!今回思い切って試してみることにしました。自分のイメージどおりの効果が得られたなら、こちらで再度お勧めしますね。速聴も気になりますが、まずは速読をやってみたいと思います。読書は好きですが、そんなにたくさん読めません。一日一冊短時間で本が読めたらどんなに幸せでしょう・・・。やるからには「これで、絶対読めるようになるんだ」と思って始めることにします。疑ってかかったら効果が得られないかもしれませんし。速読をマスターすれば頭の回転が速くなるらしいんですよね。脳細胞間の情報伝達速度を高速化することで、頭の処理速度があがり、今まで見えていなかったものが見える感じになって、事の全体を理解しやすくなるからだとか。頭の回転が速くなることで、色々なものの見え方が変化して理解力も記憶力もアップし、仕事や勉強の効率が上がってくるらしいです。頭も速く使うようにすると、脳の中ではシナプスが増え始め、情報どうしのつながりが増え始めるということですが・・・うーーーーん。賢くなるかなぁ?いくつになっても脳は鍛えられるっていうし・・・・ちょっと調べてみても、速読法にもいろいろあるんですね。ちなみに私が選んだのはフォトリーディングです。神田昌典サンに続け!(笑)がんばってみます。
February 11, 2006
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冬虫夏草とは、高度4200m以上のチベット高原だけに自生するキノコです。冬の間は昆虫の幼虫に寄生し、栄養分を吸って育ちます。夏になると棒状の芽が出て草になることからこの名がつけられたということです。厳密には、コウモリガの幼虫に寄生したものだけを冬中夏草と言う場合もあるらしいです。冬中夏草には、鎮痛作用、免疫力向上、滋養強壮、疲労回復などの効果があるとされているのです。さらに、脳への酸素供給を増やし、集中力や記憶力を向上させる効果にも期待がかかっています。抗酸化作用もあり、様々な効果があるとかなり注目されているらしいですよ。まだ、完全には解明されていないらしいのですが、ちょっとすごそうですよね。オリンピックで中国の選手が取り入れていたとか。冬虫夏草って、品質はピンキリだそうです。確かにそうかも・・・
February 9, 2006
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非必須アミノ酸の1つであるアスパラギン酸。体内の老廃物の排出を促す働きがあります。有害なアンモニアを体外に排除してくれるのです。アンモニアが循環器系に入り込むと、毒性が高くなり、高度な脳機能が妨げられてしまいます。アスパラギン酸に守ってもらいましょう。そして、グリコーゲンの原料にもなります。グリコーゲンは筋肉や肝臓に貯蔵され、筋肉のエネルギーとして使用されます。体内で炭水化物を、ブドウ糖から筋肉の主なエネルギー源であるグリコーゲンへと変える代謝に不可欠なのです。運動をされる方にもおすすめですね。また、アスパラギン酸はカリウムとマグネシウムの吸収効率を高める効果があるため、疲労回復にも役立ちます。 お疲れの方はぜひ。さらに、脳内の情報のやり取りに必要な神経伝達物質として働き、脳の活性化によいといわれているんですよ。小麦胚芽、うなぎ、大豆、マグロ、のり、そしてアスパラガスにたくさん含まれています。早く暖かくなって旬のアスパラガスがたくさん食べられると良いですね。我が家の小さな庭に植えてあるのです。余談ですが、最近は旬という言葉が死語になっていくのではないかと心配です。アスパラガスの旬が5月~7月頃だと知っている子がどのくらいいるのかなぁ??
February 1, 2006
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ビンカマイナーご存知の方もいらっしゃるかと思います。和名はヒメツルニチニチソウキョウチクトウ科の多年草です。ヨーロッパでは古くからハーブティーとして親しまれ、物忘れ、神経不安、不眠症に効果があるとされています。ビンカマイナーエキスの主要抽出物はビンカミンです。これが脳細胞の酸素とブドウ糖の消費を促し脳細胞のエネルギー転換を促進します。これにより脳細胞のはたらきが活性化されるのです。 そして脳循環代謝を向上させることで記憶力や集中力が高まることが医学的に実証されているそうです。 そういえばカルピスからビンカマイナー入り緑茶飲料が発売されましたよね…。飲み物も進化していきますね。 サプリで摂る場合には、イチョウ葉と一緒に摂るといいらしいですよ。
December 25, 2005
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ヒューパジンとは、ヒカゲノカズラ科で、セキショウシ、オオカミノアシ、ムカデカズラ、クラブモスとも呼ばれるツル性のシダ植物に含まれる成分です。脳で働く神経伝達物質、アセチルコリンの分解を妨げる作用があり、脳の組織に対して防御効果を有し、脳の機能改善に有用と考えられている成分なのです。また、ニューロンを保護し、神経細胞の樹状突起の成長を促進する作用が確認されています。記憶を強化し、学習能力や記憶力の向上、アルツハイマー病の症状改善に効果があるといわれています。ご存知でしたか?今後注目されるハーブかもしれませんね。試してみませんか?
December 23, 2005
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納豆はお好きですか?納豆といえばナットウキナーゼ。ナットウキナーゼとは納豆菌がつくる酵素です。納豆菌の増殖により、ナットウキナーゼが生成されるのです。そのまんまのネーミングですね。ナットウキナーゼが血栓を溶かすことによって、血流が良くなり、血管にかかる圧力が減ることで血圧が下がるといわれています。ちなみに血栓とは、文字通り血液の塊です。この塊が血管を塞ぐため、脳や心臓という重要器官に血が流れなくなり心筋梗塞、脳梗塞を引き起こします。また、脳の毛細血管に血栓ができて、脳細胞に十分な栄養と酸素が行き届かないことは痴呆の原因のひとつです。日本人は、この、血栓による痴呆症が多く、全体の約60%を占めるといわれているのです。今から予防しておいてください。ナットウキナーゼは天然素材由来の活性酵素として体内をさらさらにして、しかも他の酵素や栄養が体全体に行き渡るように働いてくれるのですね。血栓は就寝中に出来る場合が多いのです。納豆は朝ごはんよりも夕ご飯にどうぞ。朝から体も脳もフル活動できますよ!もちろん納豆にはレシチンもたくさんあるので記憶力もアップ!ナットウキナーゼはあのネバネバの中に含まれていますので、よくよくよぉぉく糸をひいているものをどうぞ!ナットウキナーゼは70℃以上の熱を加えると壊れてしまいますよ。苦手な方はサプリで…。
December 21, 2005
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ビール酵母ってごぞんじですか?ビールをつくるときに使う発酵菌です。微生物の一種ですね。ビール大麦の麦芽汁にビール酵母を加えて発酵させると、ビール酵母はアルコールや炭酸ガスを作るかわりに、麦汁中の麦芽糖やミネラル、アミノ酸などの栄養を自分の中に取り込んで増殖していくのです。発酵を終えた酵母は下に沈みます。ちなみに上澄み液をろ過するとビールができます。健康食品として売られているビール酵母は、下に沈んだ酵母の一部を丁寧に洗浄し、有効成分を損なわないように短時間加熱で乾燥させてできます。「栄養の宝庫」と言われているビール酵母は、タンパク質・ビタミンB群・食物繊維を豊富に含むほか、ミネラル・核酸などの有用成分を含んでいるのです。この栄養の豊富さからビール酵母が脳にいいことがお分かりいただけますよね。ビタミンB群、核酸、ミネラル…いままで脳のためにとっていただきたいとお話していたものをたくさん含んでいます。ビールよりも脳にいいですよ~粉は飲みにくいと聞いたことがあります。苦手な方は、クッキーや麺類、ピザの生地をつくるときに混ぜたりするとおいしくなるそうですよ。ハンバーグのタネにすると肉のまとまりがいいとか…。てんぷらの衣など、料理に混ぜてみるといいですね。
December 18, 2005
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「ビタミン様物質」という言葉を聞いたことがありますか?人間の体内で合成することができるので、ビタミンではないけれど、ビタミンに近い重要な役割をもっている物質のことです。では、その一種で最近注目されているビタミンPって知ってますか?ビタミンPは、ひとつの物質を指すものではありません。ヘスペリジン、ルチン、ケルセチンなどフラボノイド化合物の総称の総称です。最近ではフラボノイドとも呼ばれています。フラボノイドは、ポリフェノールと呼ばれるグループの一種です。フラボノイドもポリフェノールもワインやカカオなどに含まれている栄養素として話題になっていますよね。どちらも似たような物質です。ビタミンPの働きは、ビタミンCの吸収をよくすることです。 ですから、ビタミンCと一緒に摂ると効果的です。ビタミンCの吸収を助け、ビタミンCが酸化されるのを防いでくれますよ。ビタミンPが不足すると、歯ぐきから血が出やすくなったり、青アザができやすくなったりします。さらに、この季節に注目してほしい点は、不足すると風邪もひきやすく、疲れやすくなったりするという点です。体調を崩しやすく、無理をしがちなこの時期にぜひ摂ってほしい栄養素です。ビタミンPが豊富な食品は、みかん、レモン、オレンジ、グレープフルーツなどのかんきつ類、あんず、さくらんぼ、そば、唐辛子などです。ビタミンPは、ビタミンCとともに作用するので、かんきつ類など果物でヘスペリジンをとるのが理想的ですね。(CもPも両方摂れますから)ヘスペリジンはミカン由来のポリフェノールのことです。ヘスペリジンは、袋に実の50倍、筋に実の300倍含まれているので、皮や筋もぜひ食べてくださいね。そばのルチンは、水溶性のためにゆで汁に大量に溶け出します。そば湯も飲んでください。
December 15, 2005
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昨日のきんかんのおやつはお試しいただけましたか?今日は柑橘類にたくさん含まれるクエン酸についてお話したいと思います。クエン酸は有機酸の一種で、レモンや梅干しなどのすっぱさ成分として知られています。食酢の主成分は酢酸ですが、柑橘類の酸味はクエン酸です。酢酸は体内でクエン酸に変わるので、体内での活性は酢酸もクエン酸も大差ありません。そして、このすっぱさが脳にいいのです。私達が「すっぱい」と感じるときに活性酢酸パワーというのが働きます。これが脳の代謝や脳循環をよくし、学習能力や記憶力をアップさせてくれるのです。さらに、クエン酸にはキレート作用というのがあります。キレートとは、ギリシャ語でカニのはさみのことです。鉄分、カルシウム、亜鉛など、摂取しても吸収率の高くないミネラルを、クエン酸がカニのはさみのように挟み込み、吸収率を大幅にアップしてくれます。ぜひ一緒に採ってください。また、イギリスのクレブス博士が発見した クエン酸サイクル という働きも注目されています。人間の体にはクエン酸などを中心とする物質代謝の機能があり、たんぱく質・炭水化物・脂質を燃やしてカロリーにします。これがクエン酸サイクルです。クエン酸が働き、サイクルが活発なほど脂肪や乳酸が分解され、エネルギーに変換されるのです。頭を使ったり、運動をすると体内のエネルギーが消費されて乳酸が残ってしまいます。体内に乳酸が増えると、脳を刺激し精神の安定がくずれて、怒りっぽくイライラしてくるのです。ですから、クエン酸に乳酸をきちんと分解してもらう必要がありますね。乳酸は疲れの原因にもなる物質です。お疲れの方はこたつでみかんでも召し上がってみませんか?さらに、乳酸が増えると体液は酸性に傾きます。 健康な方はアルカリ性体質です。いくらいろいろな栄養素をとりいれても、体が健康ではないと意味はありませんよね。ですから、クエン酸は健康の土台となる栄養素だといえます。体調を壊してから、薬、というのではなく、健康な体を作ってください。特に受験生は体調管理が大切ですよ。
December 14, 2005
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発芽玄米が健康にいいと評判ですね。発芽玄米には白米のの約10倍、玄米の約3倍のギャバが含まれています。ギャバって何なのでしょう?ギャバとはガンマアミノ酪酸(Gamma-Amino Butyric Acid)の頭文字を取った略語で、アミノ酸の一種です。ギャバは、脳の血流を改善して酸素の供給量を増やすので、脳細胞が老廃物を排出して、栄養を摂取するのを助けます。脳内の働きを活発にするのですね。人間の体には、興奮性の神経と抑制性の神経があります。そして、興奮性の神経が優位に働くと、体が興奮して落ち着かなくなったり、集中できなかったりするのです。ギャバは、脳内で抑制性の神経伝達物質としてはたらく成分です。集中できないときや、落ち着かないとき、イライラしているときなど、ちょっとギャバ不足を疑ってみてください。ギャバは睡眠中、特に深い眠りに入っているときに生成されるため、睡眠不足がギャバ不足にもつながるといわれています。今までは食べ物によってギャバを摂取しても、脳内へ到達することはないと言われていました。でも、ギャバの研究が進み、最近になって食べ物で摂ったギャバでも脳には届くことが明らかになったそうです。睡眠不足の方もそうでない方も、ぜひ食事で摂ってみてください。玄米が苦手な方はこちら…。
December 11, 2005
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アセチルL-カルニチンって聞いたことありますか?アセチルL-カルニチンは、アミノ酸の一種であるL-カルニチンの酢酸エステルです。食品としてL-カルニチンを摂ると、体内で酵素の働きによりアセチル化反応がおこり、必要量のアセチルL-カルニチンが作られるのです。(アセチルL-カルニチンは食品として認可されていませんが、認可されているL-カルニチンを摂取すると必要な量だけ体内でアセチルL-カルニチンに変わります。)アセチルL-カルニチンは、血液脳関門を通過して、中枢神経系に広く行き渡ります。脳内伝達物質のアセチルコリン分泌を活発にする働きがあるのです。アセチルL-カルニチンは脳に多く含まれていて、脳のアセチルL-カルニチンが不足すると、脳の細胞は壊れやすくなってしまいます。L-カルニチンは20代をピークに徐々に減少していくそうです。脳がお疲れの方は試してみてはいかがでしょう?
December 9, 2005
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コリンの相棒イノシトールをご存知ですか。 イノシトールは、ビタミンとして正式に認められてはいませんが、ビタミンに近い働きをしていて、ビタミンB群の仲間です。神経の細胞膜に多く含まれていて、神経の細胞膜をつくるリン脂質を構成する大切な成分です。脳細胞に栄養を与え、神経を正常化するために必要なのです。脳の栄養足りてますか?気分を作用するセロトニンもイノシトールがないと十分に回らないため、不足するとウツっぽくなってしまいますよ。なんとなく元気がでない方は、イノシトール不足かもしれません。また、イノシトールはコリンと結合してレシチンをつくります。ビタミンEの効果を最大にするには、コリンとイノシトールを十分に摂るとよいといわれています。ビタミンB群とも一緒に働きます。イノシトールを摂ることで他の栄養もさらに元気に働いてくれるのです。食品では、グレープフルーツ、レーズン、ピーナッツ、小麦胚芽、レバー、キャベツ、ビール酵母などに含まれています。カフェインはイノシトールを多く消費するので、コーヒーを多く飲む人は、イノシトールを意識して摂ってみてください。
December 8, 2005
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今回は食事で摂るのがむずかしい、イチョウ葉についてお話してみたいと思います。イチョウ葉は頭の働きを快適にする効果を持っているといわれている葉っぱです。たかが葉っぱとあなどってはいけません。なんと、イチョウ葉に関する研究は1950年代から行われています。400を超える研究論文が発表され、信頼できる臨床実験は50以上行われているのです。ヨーロッパ諸国では医薬品として認可されています。そんなイチョウ葉エキスの主成分は、フラボノイドとギンコライドです。 イチョウ葉エキスのフラボノイドは30種類以上もあり、強い抗酸化力で毛細血管を保護・強化してくれます。ギンコライドはイチョウ葉だけに含まれる物質で、血液の流れを良くし、血栓を出来にくくする働きがあります。これら2つの成分の相乗効果で、血行がよくなり、脳の隅々まで酸素と栄養素が十分に供給され、記憶力や集中力を高めてくれるのです。さらに脳の血行をよくすることで精神安定効果もあるといわれています。脳へ供給される血液量は全身の血流の約8分の1にもなるといわれています。脳の血管に十分な酸素や栄養が得られないと脳の働きが衰えてくるのです。脳にしっかりと血液を送りこんであげましょう。一日の摂取量の目安は120~240mgです。2,3回にわけて食後に摂取するのがいいそうです。イチョウ葉にはギンコール酸というアレルギー物質が含まれているそうです。ギンコール酸を除去してあるか、5ppm未満の商品を選んぶようにするとよいですよ。ハーブティーでは、ギンコール酸の除去が難しいらしいのでサプリメントでとるほうがいいかもしれません。イチョウ葉の有効成分は、季節や収穫地や樹齢などで大きく異なります。ですので、品質管理のしっかりしている信頼できるメーカーのものを選ぶようにして下さいね。
December 7, 2005
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アスタキサンチンをご存知ですか?藻、サケ、エビ、イクラなどに多く含まれている天然の赤い色素のことです。アスタキサンチンはカロチノイドの一種です。ちなみに、カロチノイドにはベータカロチン、アルファカロチン、リコピンなどの「カロチン類」とアスタキサンチン、ツナキサンチン、ゼアキサンチン、ルテイン、カンタキサンチンなどの「キサントフィル類」があります。それはともかく、アスタキサンチンはすごいのです。まず、カロチノイドの中でも非常に強い抗酸化力を持つ物質なのです。自然界最強です。抗酸化力はビタミンEの約500~1000倍、ベータカロチンの100倍です!脂肪に溶ける性質を持つので、細胞の中に入り込んで活性酸素を消去して血液をさらさらにしてくれます。さらにすごいことには、血液の脳のへの入り口である血液脳関門を通過することができる数少ない物質なのです。そのため脳や目で発生する活性酸素を直接除去します。同じ抗酸化物質でも、ベータカロチン、リコピン、ビタミンEなどは血液脳関門を通過できません。アスタキサンチンを摂ると、脳の老化をものすごいパワーで防いでくれます。不眠、目の疲れにもいいですよ。1日の推奨量は1~4mgといわれています。
December 6, 2005
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こちら山口県は今日初雪が舞いました。急に寒くなりましたね。温かいお飲み物で温まりませんか?などはどうですか?私は今日コレ↓を買いました。先日もココアを紹介しましたが、ココアやチョコレートにはテオブロミンがたくさん含まれています。テオブロミンとは、カカオ豆独特のほろにがい香り成分です。テオブロミンは血管を拡張させるので、血流が良くなります。(寝る前に飲むとお肌にいいらしいですよ)さらに、テオブロミンは大脳皮質を刺激し、脳内物質のセロトニンに働きかけるため、集中力、記憶力、思考力を高めるといわれています。もちろんやる気も引き出してくれます。集中力に関しまして補足させていただくと、物事に集中しているとき、人の脳にはアルファ波という脳波が出現するのは有名ですよね。これを測定して実験したところ、ココアの香りをかいだ後には、集中度の高い行為をしているときとほぼ同じ状態のアルファ波が確認されたそうです。 また、食欲を抑えたり、自律神経を調節してリラックスさせる効果もあるといわれています。咳がひどいときにもいいらしいですよ。あの香りには色々な効力が宿っているのですね。カフェインに似た性質を持っていますが、カフェインと比べると興奮作用がずっと緩やかです。ちなみにココアはカルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラル類を豊富に含むバランス栄養食品なのです。カルシウムとマグネシウムのバランスもいいんですよ。食物繊維もどっさり。溶かして飲むので、丸ごと摂取できるのがいいですね。今年の冬は、ココアにはまってみませんか?
December 5, 2005
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「脳の栄養素」と呼ばれているホスファチジルセリンをご存知ですか?脳の神経細胞に多く含まれるリン脂質です。もうちょっと詳しく説明しますと、アミノ酸の一種であるセリンとリン酸、グリセロール、脂肪酸が結合した物質のことです。ホスファチジルセリンは、神経細胞の接合部分であるシナプスを伸ばしやすくして情報の伝達をスムーズにし、ネットワークを活発化させます。その結果脳内ホルモンが増加するのです。他にも、神経細胞への栄養素の取り込みや老廃物の排出などに関与し、神経細胞が正常に働くための重要な働きをします。その結果、神経細胞の新陳代謝が活発になり、活力のある神経細胞になるのです。さらに、老化による記憶力や集中力、判断力などの低下を抑え、修復する効果があるともいわれています。ホスファチジルセリンというのは長いので、サプリなどでは「PS」という名前で販売されていたりもします。サプリは、かつては牛の脳から作られていたそうです。近年では大豆レシチンを原料に作られています。一定量(けっこう多め)を一定期間(最低でも1,2ヶ月)続けないと効果は現れないらしいので、サプリを飲まれる方は、規定量を守って、しばらく続けてみてください。すでにDHAを摂られている方は一緒に摂ると効果的だそうです。勉強の合い間にどうぞ☆
December 4, 2005
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最近核酸ってよく聞きますよね?核酸は、細胞の中心(核)にある物質が酸性であることから核酸と呼ばれています。核酸には、遺伝子DNA(デオキシリボ核酸)と RNA(リボ核酸)の二種類があります。遺伝子DNAにはその人の生命活動に関わる全ての遺伝子暗号が書き込まれています。RNAはその情報に基づいてアミノ酸からタンパク質を合成します。そして、セットになって細胞分裂、つまり新陳代謝を担っています。核酸は、脳のように活発に活動している器官には欠かせないのです。なぜなら、脳細胞の働きを活性にする働きを持っているからです。脳細胞は他の細胞と違って、細胞分裂はしません。ですからDNAを必要としないわけですが、その代わりにRNAが細胞の活性を高めているのです。脳内のRNAが不足すると記憶が正常に働かないことはすでに確認されているらしいですよ。白子、いわし、たこ、いか、ナッツ類、かぶ、アスパラガス、大豆類が核酸をたくさん含むか、核酸の生産の時に必要なビタミンやミネラルをバランス良く含んでいるといわれています。ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE等と一緒に摂取すれば、さらに効果的だそうです。
December 3, 2005
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タウリン入りの栄養ドリンクなどをよく目にしますよね。タウリンはアミノ酸誘導体の一種です。成分の中に硫黄を有する含硫アミノ酸とよばれるものだそうです。タウリンは脳や神経の発達に大きな影響をもっていて、特に視覚や視神経の発達に重要な役割を果たしています。脳の神経にはタウリンが多量に含まれ、神経伝達物質の働きを調節しているといわれています。タウリンが不足すると神経細胞の情報伝達がうまくいかず、イライラしたり集中力が低下したりするのです。タウリンは体内の必要なところでのみ働き、不要なところでは何の働きもしないのです。無駄がないですね~。体内で生合成されるため、必須アミノ酸とはされませんが、合成される量はわずかですので、食事で補ってくださいね。1日の目安量は定められていませんが、目標摂取量は1000mgともいわれています。さざえ、とこぶし、帆立貝、あさり、たこ、ずわいがに、やりいか、まぐろ(血合い)、たい、さば(血合い)などの食品にに含まれています。インスタント食品やファーストフード、肉中心の食生活の方は、特に不足しがちな栄養素なので、意識して摂ってみてください。摂りすぎても尿として排出されてしまうので、特に心配はないそうです。疲れたときや熱がでたとき、やけどを負ったときなどには、尿となって体外に排出されやすいので、多めに摂ってくださいね。 愛情一本中に一日の目標摂取量がはいっています☆そして…猫ちゃんにとってもタウリンの摂取は必須です。肝臓で生成できるタウリンの量は限られているうえ、胆汁酸分泌によりタウリンを多くを失いますのでタウリン入りのフードをぜひ。
December 2, 2005
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ビタミンEは活性酸素を取り除いてくれる大切なビタミンです。脳には脂質が多く含まれていて活性酸素による破壊を受けやすいので、特に注意が必要なのです。ビタミンEは血行を促進して、学習能力、記憶力を高めます。脳の血行促進から、認知症にも効果があるともいわれています。でも、認知症を発症して脳の組織が壊れてしまってからでは、ビタミンEによる修復は不可能だという意見もあります。どちらにしろ、きちんとビタミンEをとっておくことにこしたことはありません。ビタミンEは脂溶性なので油に溶ける性質があります。植物性油やナッツ類、種子、小麦胚芽、アボガドなどに多く含まれています。マグロやシシャモ、ウナギなんかもいいですよ。ビタミンCと併用すると抗酸化作用がより高まるといわれています。ビタミンB2、βカロチンなどと一緒に摂ると効果的とも。でも、鉄分と一緒に摂るとビタミンEのはたらきが弱まるらしいです。注意してください。 成人男性だと9mg、成人女性だと、8mgが目安です。摂りすぎによる害は今までないといわれていましたが、ビタミンEをサプリなどで大量に摂取すると、かえって健康によくないかもしれないという発表もあったそうです。必要以上にとる必要はないでしょう。サプリメントでビタミンEを摂るときは、食後がよいらしいですよ。
December 1, 2005
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脳の老化対策、してますか?脳細胞の老化は、活性酸素によって脳細胞が死んでいくことで起こります。 活性酸素による脳細胞の死滅を強く抑えるのが、アンセリンとカルノシン。アンセリンとカルノシンはジペプチドの名前です。ジペプチドとはアミノ酸が2個くっついたもので、そのまま脳に入ることができ、脳細胞の破壊から脳を守ってくれます。特にカルノシンは白内障の予防改善に、アンセリンは脳の活性化に有効だといわれています。また、水素イオンは脳内に貯まると神経伝達がスムーズに流れるのを妨害し、集中力や判断力に衰えを生じさせるといわれています。 カルノシンは水素イオンを除去するため、頭の回転を良くする働きがあるそうです。アンセリンはまぐろやかつおに多く含まれます。親鳥胸肉(皮付き) には両方がたくさん含まれています。水に溶けやすい成分なので鳥のスープにして食べるのがいいですね。
November 30, 2005
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「亜鉛」あまり、脳や健康にいいというイメージはないかもしれません。でも、本当はとっても大切なミネラルなのです。十代の子どもに亜鉛を飲ませたら、注意力、記憶力など子どもの頭の働きがアップすることがアメリカの農務省の農業研究所のジェームズ・ペンランド博士によって報告されています。実は、記憶をつかさどる役割を果たしている脳の海馬という部分に亜鉛は多く含まれているのです。そのため、亜鉛が不足すると記憶力が衰えてしまいます。また、亜鉛不足が続くとイライラしたり精神的に落ち込みやすくなったりしてしまいます。よく、イライラの原因にカルシウム不足があげられますがカルシウムを体内の必要なところに運ぶ、カルシウム結合たんぱく質合成に必要な亜鉛も十分に摂取しておく必要があります。さらに、味覚を正常に保つ働きもあります。おいしい食生活のためにもぜひ。亜鉛は体外に排出されやすいといわれています。クエン酸、ビタミンCと一緒に摂れば、彼らが亜鉛を吸収しやすい形に変えてくれますよ。食品では、肉、レバー、卵、かぼちゃの種、マスタード、牡蠣、ホタテなどに含まれています。牡蠣のおいしい季節ですね。レモンをかけてどうぞ。推奨量は18歳以上の男性は9mg、女性は7mg、上限は30mgです。ちなみに、栄養機能食品の1日の摂取目安量は上限15mg、下限3mgとされています。亜鉛を摂り過ぎると貧血が起きたり、免疫力やコレステロール値の低下などの害が起こることがあります。一度に大量摂取すると、急性中毒を起こします。量は守ってくださいね。
November 29, 2005
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何度か言葉は出してきたトリプトファン を今回は少し丁寧にお話しようかと思います。トリプトファンは神経伝達物質であるセロトニンの材料となる必須アミノ酸です。ビタミンB6、ナイアシン、マグネシウムと協力して、セロトニンを作り出すのです。そのため、これらと一緒に摂ると効果的です。セロトニンには、鎮痛、催眠、精神安定などの作用があります。なので、トリプトファンはアメリカでは天然の睡眠薬としても人気があるようです。精神的に安定していないと何事もはかどりませんよね。チロシンのときにお話したかと思いますが、ドーパーミンやノルアドレナリンをつくる際にも、トリプトファンはチロシンといっしょになってはたらきます。トリプトファンが血液から脳内に入るためには、ブドウ糖を必要とします。血液中にブドウ糖が少ないと、他のアミノ酸が先に脳内に入るので、トリプトファンは脳内に入ることができません。でも、ブドウ糖がたくさんあると、他のアミノ酸は筋肉に入るので、トリプトファンが優先的に脳内に入ることができるのです。やはりブドウ糖は脳には大切ですね。トリプトファンは牛乳から発見され、他にチーズや卵黄、落花生、きな粉、バナナなどに含まれます。摂りすぎが長い間続くと、肝臓障害を起こすおそれがあるといわれています。注意してください。
November 28, 2005
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以前、カルシウムのお話をしたとき、マグネシウムと一緒に摂るといいと書いたのを覚えていらっしゃいますか?今回はそのマグネシウムについてお話したいと思います。マグネシウムは神経伝達物質アセチルコリンの生産を助けてくれます。刺激に対する神経の興奮を抑える作用があるのです。ですから不足するとイライラしたり、集中力が低下してしまいます。それだけではありません。カルシウムとのバランスが崩れて血管に負担が掛かってしまい、偏頭痛を起こしてしまうのです。ちなみにストレスからも偏頭痛は起こりやすいのです。ストレスも多く、集中力も必要な受験生にはぜひ摂ってほしいのです。(もちろんそれ以外の方にも)マグネシウム、摂っていますか?マグネシウムもカルシウム同様、不足しやすいといわれています。でも、カルシウムほど意識されていないのではないでしょうか。マグネシウムとカルシウムの理想的な摂取バランスは、1対2から1対3だといわれています。カルシウムを摂りすぎると、マグネシウムが体外に排出されて、摂取バランスがますます悪くなります。バランスよく摂ってみてください。食品ではナッツ類・海藻・魚・豆・野菜などに多く含まれています。これにはマグネシウムだけでなく、カルシウムもありますよ。 ↓↓↓
November 27, 2005
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今日も一日お疲れ様です。まだお勉強中ですか?一息つきませんか?アレルギーのない方はそば茶なんてどうでしょう?そばにはお米や小麦粉の約2倍のビタミンB群や、ナイアシンが含まれています。また、そば粉の成分にはポリフェノールと同じ働きをするルチンという物質が含まれています。ルチンは別名ビタミンP。毛細血管をじょうぶにして、弾力性を高め透過性を保つ役割があります。脳内の血流をよくするんですね。それが、脳の記憶細胞に有効なのがわかってきました。脳の細胞物質が死んでしまうのを防ぐため、記憶細胞の保護・活性化に有効なのです。休憩中も脳力アップをはかりましょう。ルチンは単独よりもビタミンCと一緒に取ると効果がさらに期待できるそうです。韃靼そばにはふつうのおそばの約100倍のルチンが含まれているといわれています。飲んでみませんか?
November 26, 2005
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カルシウムと聞くと、「骨を丈夫にする」といったイメージがあるかと思います。でも、それだけではないのです。カルシウムは脳や神経からの命令を伝えるのにとても重要な役割を果たしてくれます。カルシウムの摂り方が足りないと、骨からカルシウムを取り出すだけではなく、脳細胞の中へカルシウムを押し込みます。カルシウムが脳細胞の中で増えてしまうと、細胞の外と中のカルシウムの大きな濃度差がなくなり、命令を伝えることが出来なくなります。さらにカルシウムが細胞の中で増えると脳細胞は死んでしまいます。カルシウムの摂取が足りないと、骨だけでなく、脳もダメージを受けてしまうのですね。カルシウムを充分にとって、脳細胞の中のカルシウムがふえないようにすることが、脳の働きを維持するための方法です。マグネシウムはカルシウムの働きを調節するので、精神を安定させるためには、マグネシウムが不可欠なのだそうです。また、カルシウムを効率よく吸収するためには、ビタミンDが有効です。逆に肉類などのタンパク質やナトリウムの過剰摂取はカルシウムの排泄量をふやします。インスタント食品に多く含まれる、リンという成分もカルシウムの吸収を妨げてしまいます。カルシウムを多く含む食品には、牛乳・乳製品・小魚・干しエビ・海藻類・ゴマ・切り干し大根などがあります。牛乳よりも小魚で摂ることをおすすめします。日本人の約6割がカルシウム不足といわれているので、意識して摂ってください。
November 25, 2005
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神経伝達物質のひとつとして昨日お話した、アセチルコリンがありますよね。他にもアドレナリン、ドパーミンなどがありますが、今日はその中でも、脳を活性化させ、ドーパミンに変身してくれるチロシンさんにスポットをあててみることにしました。でも、その前にドパーミンの役割についてお話させてください。ドーパミンは物事への関心や自主的に物事を始めることに関係し、気分高揚、やる気や元気を引き出すのに役立つといわれています。さらにドーパミンは興奮系の神経伝達物質であるノルアドレナリン、アドレナリンへと変換されます。ノルアドレナリンは記憶力や学習能力向上に役立つといわれています。やる気も出て、そのやる気に答えてくれる脳力もアップするというわけです。チロシンさんはアミノ酸ファミリーの一員です。ビタミンB6やアミノ酸のオルニチン、アルギニン、トリプトファン、グルタミン、グリシンと一緒に摂取するとより効果的です。ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシンといっしょに摂ると効果が上がるともいわれています。ブドウ糖と一緒に摂取するとより効果的に脳に働くともいわれていますよ。でも、吸収されるとき他のアミノ酸であるロイシンやバリンと競合すると…負けてしまうのです。ですので、ロイシンやバリンとは一緒に摂ってもあまり意味がありません。BCAAはバリン・ロイシン・イソロイシンの3種の総称です。スポーツをされる方にはおなじみですね。先日読んだ本にたけのこの水煮の白い粉はアミノ酸でその98%はチロシンだと書いてありました。あの白いところは取り除かないほうがいいんですね。今年の春はたけのこでスタートダッシュだ!!(気が早すぎです)でも、肉類にロイシンやバリンが含まれているので、たけのこご飯(鶏肉なし)がお勧めメニューとしてのっていたのです。いままで当たり前に鶏肉入りたけのこご飯を食べてたんですけどね。やる気を出すなら肉抜きで!それ以外では、乳製品、バナナ、アーモンド、大豆、アボカド、かぼちゃの種、ごまなどにたくさん含まれています。サプリメントで摂るなら、就寝前などに摂るのがいいかもしれません。摂りすぎには注意してください。
November 24, 2005
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アリシン聞いたことがありますか?にんにくやねぎのあのにおいの成分です。アリシンの薬効の中でいちばん早く発見されたのは、殺菌・抗菌作用だといわれています。この季節、風邪やインフルエンザの予防に一役かってくれます。それだけではありません。アリシンは他の成分と結びつくと、より優れた効果をもたらしてくれます。代表的なものがビタミンB1です。ビタミンB1は、単独で一度に多く摂取しても、大部分が吸収されずに体外へ排出されてしまいます。でも、アリシンとビタミンB1が結びつくことで、「アリチアミン」というビタミンに変化し、長時間体内に蓄えることが可能になります。さらに、ビタミンB1の吸収効果が5倍にもアップし、腸内細菌によって破壊されることもなくなるのです。ビタミンB1の効果をアップさせて、脳にもしっかりがんばってもらいましょう。お休み日の前にはレバニラも、にんにくもよいけれど・・・次の日が気になる方にはにんにくがお好きな方も、食べ過ぎると貧血になったり、胃が荒れたりするのでご注意ください。
November 23, 2005
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有名なお話ですが、記憶力を強化したい!!と思うなら「コリン」でしょう。わたくしこどもLOVE(新人)も学生時代、資格試験を受けるころにサプリメントで摂っていました。昨日まとめまでしておいて、今更なのですが、コリンもビタミンB群の仲間です。コリンは、記憶と学習にかかわる神経伝達物質のアセルチルコリンの材料です。脳内でコリンとアセチルCoA(活性酢酸)が反応するとアセチルコリンが作られます。 アセチルコリンはコリンの摂取量が多くなると神経伝達が盛んになり、記憶力が高まっていくようになるといわれています。コリンを多く含む食品としては、卵黄、心臓、レバー、小麦(又は米)胚芽、大豆、緑色葉野菜などがあります。ぜひ摂っていただきたいので、注意点をいくつか申し上げます。 ・ビタミンB群と一緒に摂ってください。 ・ビタミンB12と一緒に摂ると、効果がアップするといわれています。 ・同じビタミンB群のひとつである、イノシトールとのバランスを考えることも大切です。 ・コリンを単独で摂りすぎるとビタミンB3の不足を招いてしまうこともあるそうです。コリンはアミノ酸から作られているので、タンパク質の摂取が少ないと不足することもあります。大豆食品だと、コリンとタンパク質の両方が摂れますね。大豆はイノシトールとのバランスを考えてもお勧めです。また、卵黄のコリンは、大豆の3倍近くも含まれている上、食品の中でも最も脳内に吸収されやすいといわれています。たまごはビタミンB12も豊富ですから、アレルギーのない方にはいいと思います。納豆に卵黄をかけて食べるといいかもしれませんね。(納豆がダメな方もいらっしゃると思いますが・・・)一定量以上摂取しないと効果がないという意見もあります。1日300mgを目標に(上限は3500mg!)サプリメントで採る方は、食事と一緒にどうぞ。
November 22, 2005
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ビタミンB5は別名パントテン酸。糖と脂肪のエネルギー転換に必要です。ホルモンの生成の他、脳内伝達物質の生成を助けることで、「抗ストレスビタミン」と呼ばれています。風邪や感染症、極度の疲労、低血圧、低血糖、不眠にもよく効きます。水溶性ビタミンなので貯めておくことができませんが、パントテン酸の「パントテン」とは「どこでもある」という意味であり、その名の通り様々な天然食物に含まれています。腸内の大腸菌も自身で合成しています。ですから、バランスの取れた食事をしている限り不足することはありません。ただ、熱に破壊されやすいというデータがあります。調理の過程で減るので気をつけてください。カフェインやアルコールなどにも影響を受けやすいので注意が必要です。眠気覚ましにコーヒーというのは、子どもにはよくないです。ホットレモンなんてどうでしょう。風邪のシーズンですね。受験生は特に体調管理が大切です。体調管理やストレスに打ち勝つ精神力、おろそかにしないように、しっかり摂ってください。「バランスのとれた食事」に自信のない方はこちら。1日の所要量は大人男性5mg、大人女性5mg、幼児1.8~3mg、小学生3~4mg、中高生4~5mgです。水溶性なので摂りすぎの心配はご無用です。豆類、牛肉、レパー、海水魚、鶏肉、チーズ、卵、シリアル、アボカド、カリフラワー、グリーンピー、ナッツ類、ジャガイモ等にたくさん含まれていますので、たっぷりどうぞ。
November 20, 2005
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