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kojiyuko
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2020.05.20
カテゴリ： 好みの歌
古関裕而 昭和日本の歌〜長崎の鐘〜[CD] / オムニバス
♪ 汽車の窓から ハンケチ振れば牧場(まきば)の乙女が 花束なげる・・・ ♪
この曲は、1952年（昭和27年）に発表された日本の歌謡曲で、丘灯至夫作詞・古関裕而作曲でした。
古関裕而は、今放映されているＮＨＫの朝ドラ「エール」のモデルになった人で、軍歌、歌謡曲、中央大学応援歌「あゝ中央の若き日に」、早稲田大学第一応援歌「紺碧の空」、慶應義塾大学応援歌「我ぞ覇者」、東京農業大学応援歌「カレッジソング」、名城大学応援歌「真澄の空に」、三重県立四日市高等学校応援歌「希望の門」、 全国高等学校野球選手権大会の大会歌「栄冠は君に輝く」、阪神タイガースの球団歌「大阪（阪神）タイガースの歌（六甲おろし）」、読売ジャイアンツの球団歌「巨人軍の歌（闘魂こめて）」、中日ドラゴンズの初代球団歌「ドラゴンズの歌（青雲たかく）」、東京五輪の「オリンピック・マーチ」、NHKスポーツ中継テーマ「スポーツショー行進曲」など、実に数多くの応援歌、行進曲の作曲を手がけ、和製スーザと呼ばれました。
古関が作曲した曲は5千曲に及ぶという。また、作曲の作業には楽器を一切使わずに頭の中だけで行った （！！） といわれています。（Wikipedia 古関裕而 より）
最近では、古関裕而さんの人気曲を集めたアルバム 「あなたが選んだ古関メロディーベスト30」 が、４月29日に発売されましたが、これは古関さんの出身地、福島県の福島民報がファン投票を呼び掛けて約1万7000通が寄せられ、その中の30曲が選出されＣＤ化されました。
ちなみにその投票でのランキングは下記の通りです。
1位：「高原列車は行く」、2位「栄冠は君に輝く」、3位「長崎の鐘」、４位「オリンピック・マーチ」、５位「紺碧の空」、６位「六甲おろし」、７位「イヨマンテの夜」、８位「モスラの歌」、９位「君の名は」、１０位「とんがり帽子」
発売元の日本コロムビアのスタッフも驚いたのが、17位にランクインした「わらじ音頭」だそうです。この曲は1970年に福島市で始まった「福島わらじまつり」のために作曲された作品で、舟木一夫、加賀城みゆきが歌った限定盤で全国発売はされなかったのですが、ご当地では今でも歌われており、CD化されるのは今回が初めてだそうです。
『高原列車は行く』の歌詞のモデルとなった沼尻鉄道は、丘が福島県で幼少期に慣れ親しんだ鉄道で、沼尻鉱山で採れる硫黄鉱石の輸送のために敷設された鉱山鉄道（軌道）。福島県猪苗代町の川桁駅から沼尻駅まで11駅を結ぶ15.6 kmの短い鉄道路線で、あくまでも硫黄を運ぶ貨物輸送がメインであり、一般のお客さんを乗せる旅客輸送はあまり力が入っていなかったようです。
残念ながら、1968年（昭和43年）に沼尻鉱山は閉山となり、同年に運営会社が破産、その翌年に沼尻鉄道は正式に廃止されたそうです。
もし鉄道の痕跡が残っているようであれば、一度訪ねてみたいですね （＾Ｏ＾）/
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