こけだまのつぶやき　がんになって今思うこと

婦人科の診察（水）

連れていってもらうことになりました。

点滴を終え、いつ呼ばれてもＯＫの体制で待っていたんですが…。
ちっとも呼ばれない(>_<)

お昼近くになってようやくお呼びがかかりました。
まだ、歩いて外来に行くのは無理そうなので
車椅子で看護師さんに連れて行ってもらい中待ちで待つことしばし…。

師匠の声が診察室から聞こえてきます。
患者さんの声も…。
「ギャハハ！」
患者さん大爆笑してますが…？ここでは珍しくないです(笑)

車椅子のまま師匠の前に行くと、
師匠がまじまじと私の顔を覗き込んで言いました。

「すっかり病人の顔になっちゃったな。。。」

はぁ…。

「この前（最初の診察の時）はケロッとした顔してたのに。
貧血の値見てこっちがびっくりした。」

だって、頭がぼぅ～っとするんだもん。

「それは貧血だからさ～。
腫瘍じゃなくて良かったじゃないの？」

うん。

師匠とＡ先生の間でも連絡が行ったり来たりしているようなので
私の病態についてはわかっていてくれています。

「とにかく、今回のことはひとえに、早く病院にこなかったから。
もっと早い段階で病院に来なきゃいけなかったの。
そうすれば憩室炎で済んだんだよ。」

だってぇ…。

「何か症状があったんじゃないの？
よくよく考えてみればお腹が痛かったとか。。。。」

うーん。どのくらい痛くなる？

「そんなの人によって痛みの感じ方は違うんだからわかんないよ。」

だってぇ…。
いつもちょっとずつ痛いんだし…特別なこととかなかったような。

「とにかく、これからは食べるもの気を付けて。」

内科の先生は食べるもので予防なんかできないって言ってたよ。

そりゃＡ先生はああいう性格ではっきりしてるからそう言うかも知れないけど。
専門的にはそうかもしれないけど、気を付けた方が言いとボクは思うよ。」

そんなもんかな。

「婦人科の方は、これまでと同じように経過観察でいくからね。
化学療法するかどうかはギリギリのところだけど
今やっても身体がダメになるだけで効果ない。」

へぇ。。。（マーカー上がったせいかな）
あ、せんせ、ＭＲＩ撮るって言ってなかった？

「そんなもん貧血が治ってからいいの！
内科の方が良くなったらおいで。」

へい。

主治医が師匠になってから、いつも経過観察なので、
病人らしいところを見せることはなかったのですが（それも変な話だ）
思いがけず弱ったところを見られてしまって
あ、師匠ってお医者さんだったわ、
と再認識しました。
私の知らないところであれやこれやと心配してくれていました。

診察を終えて病棟にい帰るともうお昼ごはんが来ていました。

やれやれ。

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