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たまにクルーズ船にいる元同僚たちから、「今度の休暇でロンドンにも寄るから会おうよ!」とメールが来る。もちろん大歓迎だけど、6ヶ月間フルで船にいた彼らはいわゆる「出稼ぎ帰り」で超豪華なバケーションを過ごす。ロンドンで細々と生活を営む私とニモは到底ついてはいけない。そういえば私達もイタリアで2週間過ごし、半年間貯めたの給料を派手に使いまくったことがある。船に乗っていれば食事・住居・生活費は一切かからない。でもその代償として週末もプライベートも無い。私達は約2年間頑張って船を降りたけど、中には何十年間も乗り続けるクルーもいる。ごくたまに船の生活が恋しくなる時がある。今働いている会社は、社員同士が朝すれ違っても、お互いのことを知らなければ挨拶も無し。クルーズ船ではどこの誰でもどんなポジションでも、すれ違うときは必ず挨拶をする。ちょっとしたことだけど、とても大切なこと。
2006年05月02日
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一昨日は1日休みを取って、NI(National Insurance)番号をもらいに行った。先月分のお給料(初給料)をもらった時に、税金が給料の40%も引かれていたからびっくり。40%も引くなんて、超高給取りなわけでもあるまいし(怒)で、ニモの友達によると、どうやら原因はNI番号を取っていないためとか。。。?果たしてそれが本当かどうかはわからないけど、次の給料もまたそんなに引かれたらたまったものではないからインターネットで予約を取ると、自宅から一番近いオフィスへ行けとのことで、電車で4駅目にあるオフィスで午前11時の予約を取った。「必ず時間に遅れないこと!遅れたら面接はできません。」と言ってきた割には15分も待たされた。おまけに申し込み用紙は今時手書き。とりあえず申請を終えて、4~6週間後にはカードが送られてくるとのこと。そして昨日今月分の給料明細が届いた。ドキドキしながら見ると税金は半分の20%。NI番号説は本当だったのか?でもまだ手続き中だけどなあ。。。。
2006年04月27日
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そろそろサボりっぱなしの日記を更新しないとっていつも思っていたけれど、いつも至って平和な毎日のせいで何を書けばよいのかわからない。そういえば昔近所の英会話教室へ通っていた時、まず聞かれたのが「What's new」。毎日単調な生活を送っていたので、そう毎週ニュースがあるわけがない。「Nothing」なんて言うと怒られるので、家族や友達のことが話のネタになる。1年前から母は新しい英会話教室に通い始めている。母と一緒に習っているクラスメイト達に会った時に、あえて自己紹介せずとも皆私のことをかなり詳しく知っていたのは、母が私のことを「What's new ネタ」にしていたからでしょうね。
2006年04月20日
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ある日ニモに突然「で、日本にいつ移住する?」と聞かれた。ニモはどうしても日本に行きたいらしい。幼い頃フランスの片田舎で地球の反対側にある日本に憧れて、「いつか必ず行くんだ」と心に決めたらしい。まるで私が幼い頃ヨーロッパに憧れた様に。ロンドンは好きだけど、実は私も日本へ帰りたい。特に夏は都会よりも田舎で過ごしたい。でも果たしてニモは日本で仕事を見つけることができるだろうか?手っ取り早いのが語学教師。でもいくら英語をネイティブ並に話すとはいえネイティブではない。フランス語の教師になるにはマスターの学位が必要で、ニモはそれが無い。「バーテンダーとかは?」なんて言っているけど、自分の夫がバーテンダーってのはあまり嬉しくないし、生活が逆になってしまう。せめて日本語が話せれば何とかなるのだろうか。。。?
2006年04月07日
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ロンドンにはワーキングホリデービザで来英している人達をよく見かける。私の短期契約で働いている同僚達も皆ワーホリ。私がカナダへワーホリで行ったときは、働くよりもむしろ遊ぶほうが忙しくて、仕事といっても日本食レストランで週約3日、1日4時間程度。それに比べてロンドンにいる人達はフルタイムでよく働くと思う。物価の違いもあるのかな?でも抱えている悩みは一緒。昨夜地下鉄で二人の女の子が、「もうすぐワーホリビザも切れちゃうね。これからどうしよう。日本で働くにしても何をやろうかな。それとも学生ビザで戻ってこようかな。」と話しているのを耳にした。私も友人達もワーホリビザが切れるとき同じことを考えた。日本で再就職もいいけれど、英語力も中途半端。特にやりたい仕事も無いし。で、結局学生ビザに切り替えて、旅行業の専門学校へ入学、そして今に至るというわけだけど、まあ選択は正しかったかな。(と思うしかない)
2006年04月04日
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マーケット巡りは楽しい。昨日の日曜日に行ったマーケットは、地下鉄Liverpool St.駅から徒歩5分のところにあるマーケット。名前は分からないけど結構にぎわっていた。私はセコンドハンドの服、特に靴なんかは苦手だけれど、このマーケットはどちらかといえば自作の服や小物を新品で売っているお店が多い。日本人が出展しているお店もある。結構趣味の良いお店が多くて、気に入った服を見つけても問題はサイズ。小柄な日本人サイズはやっぱり少ない。でもたまにサイズが小さい為に売れ残っていたりもする幸運な場合もある。結局その日は冬物のコートを35ポンド、巻きスカートを30ポンドで購入。あとニモのためにフランス産のチーズ「Comte」も。来週もマーケットに行きたいな。
2006年03月20日
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今週末はニモが出勤のなので一人ぼっち。。。。なんて実は色々と一人でやりたいことがあるから、結構楽しみにしていたりして。週末、特に天気が良い日に朝遅くまで寝ていたり、だらだらと過ごすのはあまり好きではない。外出もお昼前にしたい。ニモは全くその逆で、それに付き合っていると結局一日何もせずに終わってしまうことが多い。今週末はまず行ってみたいキッチン用品のお店が二つ。あと洋服も買いに行きたいな。食料品以外の買い物も一人で行くほうが好き。もし誰かと一緒としたら、母や姉、女友達だと楽しい。ロンドンに来てお茶を飲んだり買い物へ行ったりする女友達がまだいないけど、やっぱり欲しいなぁ。。。
2006年03月17日
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一体いつやってくるのでしょう。。。今朝も寒くて霰まで降っていた。もう3月の半ばなのに、未だに分厚いコートに手袋とマフラー。そして空はどんよりと薄暗い。それでもお店のショーウィンドウには春物のひらひらとした服ばかり飾ってある。そうゆうのを見ると何となく気分もうきうきとしてくる。でもその服を着られる時期ってどの位なんだろう?
2006年03月16日
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以前に雅姫さんの本を読んで以来、ロンドンのHolland Parkにある「サマリル&ビショップ」というお店へ行って、キッチン用品やインテリアを揃えたいとずっと思っていた。行くとすぐに欲しくなるから、とりあえずアパートを見つけてからにしようと思ってずっと我慢していたけど、今回めでたく新居が決まったから早速週末にでも行ってこようかな。雨が降らないといいけど。。。
2006年03月08日
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最近密かにマイブームになっているのが、「ミニチュア着物」を作ること。数週間前に手芸店にキットを見つけて作って以来既に5枚も作ってしまった。最初は不慣れなので安いレーヨンのちりめんで、その後少し腕があがり、裏表全て正絹で作るようになった。やっぱりレーヨンと正絹ではなんというか「格」が違う。糸一本にしても艶がある。作っているのは実際の着物の約7分の1のサイズ。ほんの少しだけ略式だけどほぼ本式に近い作り方なので、衣桁にかけて写真を撮ってみると本物の打掛にも見える。正絹着物のはぎれは、インターネットで京都のお店から10センチ単位で購入可能。世の中便利になったな~もっと沢山作って、ロンドンにお店でも出そうかな!?
2006年02月08日
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一年ほど前に私と同じように船で働いている日本人パーサーの女性と偶然知り合いになった。彼女と実際に会ったのはお互いの船がバハマに偶然寄港していた時で、ほんの数分話をしただけ。その後は定期的にメールで連絡を取り合っている。彼女は船で3契約(約1年半)終了後、船で知り合った彼と彼の祖国のポーランドに移住した。移住と言ってもビザは約半年間のみで、その後はどうするのかはまだ考えていないらしい。もちろん彼と一緒にポーランドに住みたいけど、とにかくポーランド語が話せないと、そこで仕事を見つけるなんてまず無理とのこと。だからこの先そこで暮すには、学校へ行って語学を勉強するか、結婚してしまうこと。でもどの位学校で勉強すれば仕事ができる位の語学レベルになれるのか。それはもちろん本人次第だろうけど、最低でも1年以上はかかるでしょう。次に結婚。まあこれが一番手っ取り早いけど、今日明日に出来るものでもない。私とニモは一応イギリスに住むのでまだいいとはいえ、もし申請中のビザがおりずに、そしてフランスに住むことにでもなったら彼女と同じ立場になる。彼女がこの先どうするのかわからないけど、頑張ってほしい。
2006年01月25日
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カナダにいる親友から電話があった。彼女とはバンクーバーでの語学学校時代からの友達。一緒に家を借りて住んでもいた。私が帰国した後も彼女はずっと残って大学院も卒業し、今年の5月にカナダ人の彼と結婚するらしい。そして結婚式に私も招待してくれたのだ。その彼女が熱中しているのが日本の武道。大学にある剣道のサークルに所属し、その時に同じように剣道が大好きな今の彼と知り合ったらしい。最近私も何か日本の伝統文化ができたらな、と思い始めていた。でもさすがに剣道はちょっと厳しいし、日本舞踊は「お衣装代」などに結構お金がかかる。それを彼女に話すと、ロンドンに有名な先生の居る「居合い」の教室があると教えてくれた。居合いなら型だけで戦ったりしないし、袴なんかも履いてかっこいい。でも道場の先輩達はイギリス人か移民の外国人だけでしょう。日本人が日本の伝統文化を海外で始めるのはちょっとどうかな。しかも超初心者として。まあしょうがない。
2006年01月24日
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今住んでいる両親の実家は、都内への通勤圏ではあっても田舎は田舎。お洒落なレストランが突然オープンしたりすると、皆こぞって訪れる。今晩は母と二人であるイタリアンレストランへ行ってみた。お店の名前は何となくフランス風。でも料理はイタリアンらしいし、一応イタリアの国旗も飾ってある。お店に一歩入ると、まず聞こえてくるのはアコーディオンの音楽。「この音楽って俗に言うパリ・ミュゼット。。。?」なんて疑問を感じながらも、とりあえずお任せのディナーコースを注文した。まず前菜が野菜やチーズの入ったバルサミコソース和え。何となく不思議な野菜だな~っと思ってよく見ると、わかめや湯葉やごぼうが入っている。ここら辺の地元の名産物が海苔やワカメだから、「地元の素材を生かした料理」なのでしょう。だからといって美味しいかどうかはまた別問題だけど。次は手作りパスタのミートソース風。これはまあ無難かな。メインは白身魚をほうれん草で蒸して、トマトソースの上にのせたもの。これもまあいいでしょう。デザートは結構良かった。でもイタリアンならチーズをもっと出して欲しかったな。食事が終わってお会計の時、シェフが厨房から挨拶に出てきた。そのシェフはなんとベレー帽を小粋にかぶっているじゃないですか!う~んもしかして本当はフレンチレストランにしたかったのでは?
2006年01月18日
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今日は前から行きたかった「漢方薬」のお店を近所に発見!母と早速カウンセリングの予約を取って行ってみた。まずは自分で何の効果がある薬が欲しいかを説明。私は肌荒れと胃腸の働きを正常にしたいと伝えた。その後いろいろと質問をされながら、体の「気」でも見ているのか、ワイヤーとか絆創膏みたいなものを貼り付けた四角い金属を私の手首にのせて、片方の手でそれを触って、もう片方の手をひらひらさせたり指を伸ばしたりしながらメモを取っていた。(かなり異様ではあった)その後私にあった漢方をとりあえず15日分調合してもらった。本当なら3ヶ月くらい飲み続けて欲しいけど、「外国へ行くのなら」と即効性のある煎じ薬にしてくれた。病院・医者嫌いの私だけど、自分用に調合してもらった漢方薬ってのはとても嬉しい。でも薬のにおいを嗅いでみてびっくり。強烈~明日の朝から早速始めようっと。
2006年01月05日
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新年早々なんですが、最近家で密かにブームになっているのが、「炭」を使った生活用品。最初は母が旅行中で見つけた「炭シャンプー」だった。炭入りなのでもちろんどす黒くて最初は「うわ~」と思ったけど、地肌をすっきりと落としてくれる。しかもコンディショナーを使わなくても髪はつるつるのさらさら。ドライヤーでブローの後、痛みがちだった私の髪の毛に天使の輪を通り越して、まるで「後光」のように艶がよみがえり、おもわず「おおっ」と叫んでしまった。これをきっかけに、「炭石鹸」「炭洗顔」そして極めつけが「炭歯磨き」。これはさすがに最初は抵抗があったけど、歯はつやつやになる。冷蔵庫の中には「炭の消臭剤」そして靴の中にも「炭のインソール」(しかも備長炭)など炭尽くし。炭の他にも米ぬかも好き。
2006年01月02日
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買い物ついでにふらりと本屋へ立ち寄った。その時に雅姫さんの「やさしい生活 やさしい時間」という本が目に留まった。 中身は私が理想としている生活雑貨などが満載。ニモとの新居のお手本とすることにしよう。なんとなくほっと癒される一冊
2005年12月15日
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私は滅多に写真を撮らない。誰もがカメラを持っているので焼き増ししてもらえば良いし、同じ様な写真を何枚も持っている必要もないし。でも最近のデジカメはすごいことに気付いたのと、以前同僚達に「日本人なのにカメラ(デジカメ)持ってないの?」なんて言われた。やっぱり外国人からみた日本人のイメージは常にカメラを持っていることらしい。3,4年前にカメラをかったことは買ったけれど、エジプトの砂漠でらくだに乗っている時に落っことしてバッテリーの蓋を無くしてしまい、使い物にならない。(←本当の話だけど誰も信じてくれない)暇な時にWebsiteでデジカメを調べてみると、ものすごい種類があるのでわけがわからなくなってしまった。現在パリに住んでいるメカオタクの義兄にお勧めのブランドや基本情報を聞いて、大体買いたい機種が決まった。うちの船の船員の殆どが口を揃えて「電化製品はSt.Martenがいいよ」と言うので昨日早速調べに行った。確かに安くて種類もなかなか豊富。。。。が、よーく見ると日本製のカメラだけれど、機種自体とブランド名が取り違っている。輸出用に名前を変えているのではなく、カメラAに付くはずの名前がカメラBに付いているのだ。「ははーんこれはよく出来たニセモノだね」なんて騙されなかった自分が少し誇らしくてにやにやしていた。やっぱり日本製の物は日本で買うべきね。
2005年10月29日
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ビザを取るのはいつだって面倒。それに何も悪いことをしているわけではないのに、結果を待つ間はいつも不安。今持っている船員ビザC1/Dもビザの中では比較的簡単に取れるはずなのに、これが結構大騒ぎだった。元はと言えば私が大使館のHPをちゃんと調べなかったために、手書きの書類を提出してそれが戻ってきてしまった。今はPCでタイプ記入してそれをPDFファイルにダウンロードして打ち出しするなんて面倒な作業が必要になったらしい。慌てて自分と両親のPCで試してみたけれど、PDFファイルにダウンロードができない。で、近所の「漫画喫茶」のPCを借りて何とか書類が出来上がり郵送した。後で項目一つに記入漏れがあったことに気が付いた。アメリカ領事館へ電話をかけるのもこれがまた面倒。誰かと直接話すには予約が必要だし、しかも料金まで取られる。でもさすがに有料だけあって、電話に出たお姉さんはものすごく親切で、なんと記入漏れの場所に手書きで修正まで入れてくれた。おかげさまで無事にビザは予定通り届いた。今度申請するイギリスのパートナービザもかなり厄介な感じがする。Websiteで経験者の話を読んでみると、大使館へ直接質問してみてもはっきりとした答えは返ってこなかったらしい。取得者の殆どがだめもとで申請してみたら、無事に発券されたらしい。私の場合もしだめだったら。。。。結婚か。
2005年10月27日
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やっぱり何処へ行っても日本人旅行客の評判は良い。なぜなら「文句を言ってこない」からだそうだ。船内のゲストリレーションに勤務し、毎日外国人の質問や苦情を聞かされている私からみると、日本人は文句を言わないのではなくて、「常識を常識的に受け入れているから」である。とにかく誰かの責任にしたり、怒鳴り散らさないと気がすまない外国人客の中で、そういった日本人客達の評判が良いのは当たり前。そんな日本人の気質やマナーの良さ、そういった日本の教育や伝統をとても誇りに思う今日この頃。
2005年09月24日
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昨夜電話でニモと電話で私が「今日は何をして過ごすの?」って聞いたら、「今日は友達の○○と昼間はカヤックに行く予定。そして夜はたぶん○×の家でいつもの仲間とたむろっているかもね。」なるほどね。「で、そっちは?友達とどこかへ行くの?」って聞かれて答えに困った。そりゃ私にも友達はいるけど、皆ふらっと遊びにいけるような近所に住んでいるわけではない。もうかれこれ10年間も外国と日本を行き来しているので、日本での学生時代の友達とは音信普通になってしまっているし、彼女達はもう2児、3児の母親。以前その彼女達を家に招待したら、うちがまるで幼稚園状態になってしまい、それ以来連絡が途絶えてしまった。彼女達は大好きだけど、会話がどうしても「子育て」になってしまうので、私にはよくわからない。海外での留学・就職中に出会った日本人の友達とは、価値観が同じなので話も弾むし、お互いに励ましあっているけど、地元で会ったわけではないので「ちょっとお茶でも」なんて気軽に会えない。月に一度会えるかどうかが限度。その時たまに昔、「留学を決めた時に別れた元彼と結婚していたらどうなっていただろう」とふと思うことがある。その元彼とよりを戻したいとかではなくて、あの時が私の人生の大きな岐路であったから、もし結婚していたら今はたぶん2児の母くらいにはなっているでしょう。あまりイメージ湧かないけど。でもこうゆう女性も多いのでは。。。?
2005年08月21日
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