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2008.08.16

+++ｋｏｎａのｈａｎｄｍａｄｅナチュラルライフ *三重初心者マークのｋｏｎａ走る★日永のなが餅+++

(6)

カテゴリ：ビバ三重　from ２００８

ｋｏｎａです

いた時に、倉庫のようなお店にものすごい轟音が鳴り響いて、
「何？」と外を見ると雨で外が見えない・・３０度の角度で
思いっきり地面をたたきつけていました。お店のおじさんも
「久しぶりやなぁ～。これでずいぶん涼しくなるわぁ」
と暢気に空を見上げていましたが・・・その後また西日の照付け
で蒸し暑い！雨が降った後の咽るようなあのにおいは嫌い・・・
涼しくなるのは当分先のような気がしますわぁ～おじさん（笑）！
ＮＥＷＳでも天変地異のような雨は取り上げられていました。
雨上がりの高く天にのぼるようなあの入道雲は正直怖い

それでは気を取り直して・・またまた地元の食べ物情報を
キャッチ＆リリースします

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うちの近所に四日市名物と言われる”なが餅”の店があります。
国道１号線沿いにデ～ンと重厚な店構え！以前リラン兄さんに

「ｋｏｎａさん、なが餅も食べてね～」

といわれていたことを思い出して、買出しに行った帰り道に立ち
寄ってみました。店構えが店内に入ることをためらわせる（爆笑）

sasaiya

ここで買える長くつぶれた大福系菓子が”なが餅”です。

nagamochi

四日市にて４５０年以上もの歴史を数える銘菓らしい。
創業天文拾九年・・・西暦に直すと１５５０年！

わかりやすくするために年号をさかのぼると、、、
平成、昭和、大正、明治、慶応、元治、文久、
万延、安政、嘉永、弘化、天保、文政、文化、
享和、寛政、天明、安永、明和、宝暦、寛延、
延享、寛保、元文、享保、正徳、宝永、元禄、
貞享、天和、延宝、寛文、万治、明暦、承応、
慶安、正保、寛永、元和、慶長、文禄、天正、
元亀、永禄、弘治・・で、その次に天文です。

フランシスコ・ザビエルが日本に到着した翌年です。
気が遠くなるとかいうレベルではなく遥か昔です。

nagamochi2

その天文１９年に勢州日永の地に因んで名づけられた
餅菓子です。軽く炙られた柔らかなお餅の中に粒餡
を入れ、長く伸ばしたお餅。実際食べてみると・・・
実はあまり特徴がないんですね～。おもちは柔らかい
し、餡も甘さ控えめ。「コレは・・」と思えるような
特徴はないけれど、何とも素朴な味わいで美味しいです。
私、餡子は粒餡派！それも粗潰し派！笹井屋の粒餡は
丁寧なお仕事なので、滑らかな粒餡でした。ペロリ

京都の生八橋のニッキが入っていないような食感に
キンツバの焼きの香ばしさを加えたような薄い皮は
色々なおいしいお菓子の足し算系（？）のような・・

原材料は、もち米・小豆・砂糖・酵素のみと添加物を
使っていないので「消費期限」は３日間と短いですが
（お店の人もソコを強調していました）新鮮さを意識
して食べられるのはうれしい限りです。飾り箱や木箱
にはいった”お遣い菓子”もありますが、自宅用には
竹皮模様の江戸時代のおにぎり包みを思い起こさせる
包装紙に包まれたものもあり、我が家はそれをＧＥＴ。

「なが餅」の美味しい食べ方として、から揚げや衣を
付けて天婦羅などに加工すると一味違った味が楽しめる、
とのご紹介がされていました。いわゆる揚げ饅頭ですね。
ひと手間かけるよりはそのまま食べたほうがよい気が・・
記念品、お祝などには紅白永餅や黄白永餅もあるようです。

【店舗情報】
なが餅笹井屋　三ツ谷店
住所：四日市市三ツ谷町12-26　
TEL ：（0593)32-3318
営業時間：9：00～19：00 （年末年始のみ休業）

ＰＳ：本日残ったなが餅を食べようとしたら、すでに硬く
なっておりました。トースターで温めて頂くことにします。
　　　　　　　　　　　　　　（８／１７　１１：２２ａｍ）

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それでは皆様、よい日を！