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小市民伯爵
苦し紛れに書いた「タウンページ」の読書感想文。 平和すぎる世界の地球防衛軍を描いたショート劇場。 脱力必死のシュールなお絵かきがあります
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2005.01.04
テーマ： おおきく振りかぶって！！(368)
カテゴリ： カテゴリ未分類
少子化が続くと経済が衰退し労働者が減ります。これは歴然たる事実でしょう。
しかし私はこれが悪いこととは思いません。
経済成長の讃美は、現代における最も悪しき趣味の一つ です
経済成長は資源の枯渇をはやめ、環境を破壊します。
それどころか再生可能なはずの森や魚も根こそぎにして再起不能にします。
経済成長すればするほど死期をはやめるだけなのです。
環境問題の最大の原因に 人口の爆発的増加 があります
確かに人口が増え続ければ好景気を維持できます。
しかしネズミ講がいつか破綻するように人口増加にも限界というものがあるのです。
日本中で少子化でこれ以上人口が減ったらどうするんだと言っていますが、
そもそも 日本は資源をほとんど有していないくせに、人口が多すぎる んです
面積は世界第６１位 なのに、 人口は世界第９位
国土の大半を山地で覆われているのに関わらず 人口密度は世界第４位 です。
何と 中国やインドよりも人口密度が高い のです。
明治時代には約３５００万人だった人口も今は膨れに膨れて約１億３０００万
１００年間で人口が３倍以上 にもなっているわけです。
人口の９割が百姓（漁師や農民など）だった江戸時代でさえ
３０００万人を養うので精一杯だったのに爆発的に増えすぎです。
そう、 日本人は多すぎた んです。環境を破壊した責任をとって人口を減らしましょう
と、いったものの日本は幸か不幸か平均寿命は男女共に世界一です。
このままでは老人だらけになります。
少子化にあわせ、平均寿命も短くならないとバランスが悪い です
私は ６０才以上の老人に「死ぬ自由」を与えるべき だと思っています。
東海林さだおの「明るい自殺」を読むべきです。
生まれることは自分では決められないけど、死ぬかどうかは自分で責任を持って決めたいではありませんか。
そこで世界に先駆けて 安楽死のための「自決センター」 を設置しましょう
本人が望まない延命をするよりも、終わることのない苦痛から一刻も早く
解放してあげる方が人道的ではありませんか。
実際、自殺願望がある老人はかなりいるので需要はありそうです。
しかし、日本人は「どう生きるか」よりも「どこまで生きるか」に価値を置くので
なかなか実現しそうにはありません。それによく考えてみるとこんな会話が繰り広げられそうです。
「あけましておめでとうございます。
伯爵さん、もう今年で１２０歳ですか（そろそろ行ってはどうですか、自決センター）」
「いやぁー、そうなんだよ（行くか！どこまでも生きるからな）」
「今年いっぱいよろしくお願いします」
「ストレートに言うなよ！」
みたいなことになりそうです。私の血筋はやたら長生きなので心配です。
高齢化が避けられない以上、労働人口をどこからか調達しないといけません。
実はそれは既に行われてきています。それは 女性の進出 です。
子供の数が多ければ彼女らが活躍する機会は限られてしまったかも知れませんが、
少子化のおかげで進出を容易にしたのです。しかしここには落とし穴もあります。
なんと 女性が進出すると男性が働かなくなる のです。
ＩＬＯ（国際労働機関）の調査では、1980年から1997年の間に、世界中のほとんどの地域で
女性の経済活動率は上昇しました。ところが、男性の経済活動率は、ほぼすべての地域で低下したのです。
最近働かない男性（ニートと呼ぶらしい）が増えているといいますが、つまりそういうことです。
ではどこから調達するのか、外国から難民を受け入れて…
ちょっと待った！そもそも どうして労働人口を調達する必要があるのでしょうか
全体的に縮小するだけではないでしょうか。
人口が日本の１０分の１であるスウェーデンでさえ福祉国家として成立している のです
教師、弁護士、警察官、床屋、タクシーの運転手、医者などが少子化で足りなくなるでしょうか。
足りなくなるのは単純労働者でしょうが、最近フリーターが増えているので何とかなるでしょう。
そもそも労働者が不足するのか。
日本は諸外国に比べ卸売業が多く、物価が高い原因になっています。
全体の２２．７％が卸売業ですが、インターネットの普及でこんなにもいらなくなっています。
また今まで地方の雇用を確保するために、無意味な公共事業をやることがしばしばありましたが、
そのつけが今になって回ってきています。人が多ければいいってもんでもないんですね。
どこの企業も今は人員削除が流行っています。子供が増えたって潜在的失業者が増えるだけです。
それは不景気だからだろうと思われるかも知れませんが、好景気の時のアメリカでも
人員削除が流行っておりました。これを見ると人間が世界中で余っているのがよくわかります。
携帯電話の設計に２～３年前までは３ヶ月くらいかかったのですが、
今は全部コンピュータでやるので1.3日あればできます。工場もロボット化が進みました。
他にもガソリンスタンドはセルフで入れるところが多くなりましたし、無人販売所も多くなりました。
そうです。 もはや人はいらない のです。
人が増えれば職の取り合いになり、職にあぶれた人は強盗でもしなければやっていけないようになる。
それこそ最悪のシナリオです。
そういうわけですから、今後もどんどん少子化をすすめるべきです。
「産むな、減るんだ、地に満ちるな」 これを信条にすべきです。
最後に少子化は日本だけではないということを示して終わろうと思います。
出生率の低い国はいずれも人口密度が高い。
韓国は世界二位の人口密度。シンガポールは９割が高層の集合住宅に住む。少子化は必然か？
しかし私はこれが悪いこととは思いません。
経済成長の讃美は、現代における最も悪しき趣味の一つ です
経済成長は資源の枯渇をはやめ、環境を破壊します。
それどころか再生可能なはずの森や魚も根こそぎにして再起不能にします。
経済成長すればするほど死期をはやめるだけなのです。
環境問題の最大の原因に 人口の爆発的増加 があります
確かに人口が増え続ければ好景気を維持できます。
しかしネズミ講がいつか破綻するように人口増加にも限界というものがあるのです。
日本中で少子化でこれ以上人口が減ったらどうするんだと言っていますが、
そもそも 日本は資源をほとんど有していないくせに、人口が多すぎる んです
面積は世界第６１位 なのに、 人口は世界第９位
国土の大半を山地で覆われているのに関わらず 人口密度は世界第４位 です。
何と 中国やインドよりも人口密度が高い のです。
明治時代には約３５００万人だった人口も今は膨れに膨れて約１億３０００万
１００年間で人口が３倍以上 にもなっているわけです。
人口の９割が百姓（漁師や農民など）だった江戸時代でさえ
３０００万人を養うので精一杯だったのに爆発的に増えすぎです。
そう、 日本人は多すぎた んです。環境を破壊した責任をとって人口を減らしましょう
と、いったものの日本は幸か不幸か平均寿命は男女共に世界一です。
このままでは老人だらけになります。
少子化にあわせ、平均寿命も短くならないとバランスが悪い です
私は ６０才以上の老人に「死ぬ自由」を与えるべき だと思っています。
東海林さだおの「明るい自殺」を読むべきです。
生まれることは自分では決められないけど、死ぬかどうかは自分で責任を持って決めたいではありませんか。
そこで世界に先駆けて 安楽死のための「自決センター」 を設置しましょう
本人が望まない延命をするよりも、終わることのない苦痛から一刻も早く
解放してあげる方が人道的ではありませんか。
実際、自殺願望がある老人はかなりいるので需要はありそうです。
しかし、日本人は「どう生きるか」よりも「どこまで生きるか」に価値を置くので
なかなか実現しそうにはありません。それによく考えてみるとこんな会話が繰り広げられそうです。
「あけましておめでとうございます。
伯爵さん、もう今年で１２０歳ですか（そろそろ行ってはどうですか、自決センター）」
「いやぁー、そうなんだよ（行くか！どこまでも生きるからな）」
「今年いっぱいよろしくお願いします」
「ストレートに言うなよ！」
みたいなことになりそうです。私の血筋はやたら長生きなので心配です。
高齢化が避けられない以上、労働人口をどこからか調達しないといけません。
実はそれは既に行われてきています。それは 女性の進出 です。
子供の数が多ければ彼女らが活躍する機会は限られてしまったかも知れませんが、
少子化のおかげで進出を容易にしたのです。しかしここには落とし穴もあります。
なんと 女性が進出すると男性が働かなくなる のです。
ＩＬＯ（国際労働機関）の調査では、1980年から1997年の間に、世界中のほとんどの地域で
女性の経済活動率は上昇しました。ところが、男性の経済活動率は、ほぼすべての地域で低下したのです。
最近働かない男性（ニートと呼ぶらしい）が増えているといいますが、つまりそういうことです。
ではどこから調達するのか、外国から難民を受け入れて…
ちょっと待った！そもそも どうして労働人口を調達する必要があるのでしょうか
全体的に縮小するだけではないでしょうか。
人口が日本の１０分の１であるスウェーデンでさえ福祉国家として成立している のです
教師、弁護士、警察官、床屋、タクシーの運転手、医者などが少子化で足りなくなるでしょうか。
足りなくなるのは単純労働者でしょうが、最近フリーターが増えているので何とかなるでしょう。
そもそも労働者が不足するのか。
日本は諸外国に比べ卸売業が多く、物価が高い原因になっています。
全体の２２．７％が卸売業ですが、インターネットの普及でこんなにもいらなくなっています。
また今まで地方の雇用を確保するために、無意味な公共事業をやることがしばしばありましたが、
そのつけが今になって回ってきています。人が多ければいいってもんでもないんですね。
どこの企業も今は人員削除が流行っています。子供が増えたって潜在的失業者が増えるだけです。
それは不景気だからだろうと思われるかも知れませんが、好景気の時のアメリカでも
人員削除が流行っておりました。これを見ると人間が世界中で余っているのがよくわかります。
携帯電話の設計に２～３年前までは３ヶ月くらいかかったのですが、
今は全部コンピュータでやるので1.3日あればできます。工場もロボット化が進みました。
他にもガソリンスタンドはセルフで入れるところが多くなりましたし、無人販売所も多くなりました。
そうです。 もはや人はいらない のです。
人が増えれば職の取り合いになり、職にあぶれた人は強盗でもしなければやっていけないようになる。
それこそ最悪のシナリオです。
そういうわけですから、今後もどんどん少子化をすすめるべきです。
「産むな、減るんだ、地に満ちるな」 これを信条にすべきです。
最後に少子化は日本だけではないということを示して終わろうと思います。
出生率の低い国はいずれも人口密度が高い。
韓国は世界二位の人口密度。シンガポールは９割が高層の集合住宅に住む。少子化は必然か？
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