【特性、特徴など】
・塩基性有機色素
・金属光沢のある青緑色
・水によく溶けるので、唾液や汗で溶けて口や皮膚から人体に吸収される
・着色力が強い
・強い塩基で防カビ剤の役割も果たす
・光により分解する
・日光やアルカリに弱い
・生体内で酵素により還元され、ロイコマラカイトグリーンになる
【主な用途】
・繊維の染色
・紙製品の染色
・鑑賞魚の白点病や水カビ病などの治療
【毒性・症状など】
・発がん性が指摘される
※但し、日本においても、又、FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)に
おいても毒性評価がなされておらず、国際基準も設定されていない
【その他】
・食品衛生法により食品中からマラカイトグリーン及び主な代謝物のロイコマラカイト
グリーンが検出されたものは流通、販売等禁止されている
・アメリカでは1981年、EU加盟国では2002年に食品関連への使用が禁止
・中国では、2002年に食用動物への使用が禁止
・薬事法に基づき、2005年8月養殖水産動物への使用は禁止されている
・2008年7月、中国産ウナギ蒲焼きから検出
【関連サイト】
・ マラカイトグリーンについて(平成22年8月17日) (内閣府食品安全委員会)
・ 中国産養殖鰻のマラカイトグリーン検出について (厚生労働省)
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