January 23, 2009
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半年間をランニング・トレーニングと少しの卓球で過ごしたわたくしに、寒風吹きすさび猛吹雪が舞い上がる厳冬の季節がやって参りました。
毎年のことでしたが、暗い気持ちになりましたね…
寒風なんて言っておりますが、-30度を越えるような気温にもなりますので、ブリザードとでも呼んだ方がその様子を想像しやすいのではと思います。

今は体育館などの体育施設には暖房が入っておりますが、当時高校は高校だけでなく学校の体育館には暖房施設がありませんでしたので、外気温との差は“数度”という絶望的な寒さでした。
その中でわたくし達は、室内凍傷になりかけながらも健気に安っぽい学校指定ジャージで真摯に練習に取り組んでいたのです。(流石に半袖・短パン姿はおりませんよ)
そんな寒さの中ではスマッシュをするとボールが割れてしまうので、-20度以下ではスマッシュ禁止令が出されたりもしていました。

わたくしは卓球経験もありませんでしたので、先輩にもまったく期待はされておりませんでした。数です…数の内…
重要事項であるべき戦型決定に至っては、たまたま来校していたOBと先輩が慎重に30秒の協議をした結果、部内に一人もいなかった「カットマン」にでもするか?と言った簡単な理由で決定されたていました。
もちろん希望なんて聞かれはしませんでした。まぁその頃のわたくしにカットマンだとかドライブマンだとかと言われても返答のしようもありませんでしたので、その件については今持っても恨みに思ったりはしておりませんけど。

練習ではそろそろ半年も経ちましたし、雪の中をランニング出して遭難でもされたら捜索費用もかさむと思われたのか、何とか台に付かせてもらい練習をするようにはなっておりました。もちろん人数あわせの練習用といった位置づけでしたので、毎日練習者が偶数であるように祈っていたのを思い出します。
この頃のわたくしは、恥ずかしながら「カットマンのようなもの、らしきもの」というのが精一杯の実力を現す表現でした。
従いまして練習始めにわたくしとカット打ちの指名を受けた選手の顔を見ると、イオンで30円のキャンディーを万引きした犯人が予想もしなかった死刑宣告を受けた様な落胆の表情をしておりまして、その複雑な心中をいつもすまないとご察し致していたものです。

今思い出しても申し訳ない気持ちで一杯になります。素面でお会いしましたならば「足腰を鍛えるために“わざと”右に左に振り回してフットワークの練習をさせて上げたのですよ、あの練習で強くなったはずです。この幸せ者!」とお声をお掛けするつもりです。
(そんな技術あるはずないのに)

しかしお酒でも呑みながらでありましたらきっと本心が顔を出し「随分と馬鹿にしやがったな!本当はちゃんとお前達だけが上手くなり過ぎないように、いつも気を付けてミスしていたのだぞ!ザマーミロ!」と悪態を吐き散らす可能性が高いと思います。(ミスの言い訳にしては情けない言い訳ですが…)

そんなことをしている間に年が明けてしまいました。神社に向かって今年こそ1勝出来ますようにと柏手を打ったわたくしのお正月なのでした。…ランニングで初詣に行けよ!

それにしても最近は本当に暖かくなりました。昨年一度も-30度にはなりませんでした。
今年に至っては、今日も+5度とか大寒時期の今頃には経験のない暖冬となっています。おまけに大雨が降る有様です。
1月末に雨が降る…う~ん?考えられるのは、人知れず布教のために士別に移住したキューバ出身の祈祷師が、あまりの寒さに耐えきれず毎夜ブードゥーの神に温暖化を祈祷しているのかもしれませんね。

乱文にて失礼“今晩は居酒屋バスで札幌に向かう熊”





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Last updated  January 23, 2009 05:19:16 PM


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